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[[特殊技能]]の一つで、「'''技能所持者がいるマスの地形効果を2倍に出来る'''」という効果を持つ。技能レベルは存在しない。初出は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』。
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'''地形利用'''は、[[特殊技能]]のひとつ。
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== 概要 ==
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「技能所持者がいるマスの地形効果を2倍にする」という効果を持つ。技能レベルは存在しない。初出は『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』。
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防御力や回避率だけでなくレイラインなどの回復効果も2倍となる。状況は限られるが地形適応等に左右されず常時効果を得られる。
  
防御力や回避率だけでなくレイラインなどの回復効果も2倍に出来る。状況は限られるが地形適応等に左右されず常時効果を得られる。
 
 
== 採用作品 ==
 
== 採用作品 ==
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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=== [[Zシリーズ]] ===
:初登場作品。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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:初登場にして現時点での唯一の養成可能作品。敵の攻撃力と命中率が全体的に高水準なため、意外と馬鹿に出来ない効果を発揮する。敵パイロットの所持者は機体自体の耐久力に加えて[[底力]]も持っていれば相乗効果で見た目以上に固く、避けるようになるため厄介。
:初登場作品。敵の攻撃力と命中率が全体的に高水準なため、意外と馬鹿に出来ない効果を発揮する。敵パイロットの所持者は機体自体の耐久力と底力の相乗効果で見た目以上に固く、避けるようになるため厄介。
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=== VXT三部作 ===
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;[[スーパーロボット大戦V]]
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:養成不可の先天技能となった。
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;[[スーパーロボット大戦X]]
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:敵専用の技能となった。
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;[[スーパーロボット大戦T]]
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:養成不可である点は『V』以降と同様だが、自軍パイロットの所持者が再び登場している。
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=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:2019年10月のイベント『生死を定める者たち』で[[ランスロット]]が所持している[[アビリティ]]。難易度が高くなるほど増加量が高くなり、最大4倍になる(ゲーム内表記は300%増加)。ただしマイナス効果も増幅してしまう為、ランスロットを海に落とすと猛烈に弱体化する。
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:2020年5月のイベント『畏怖を払いて悪夢を断つ』では[[グロースター]](コーネリア機)が所持。今回は海が無いので弱体化はできず、効果の高い基地施設からグロースターを動かすことが重要になる。
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:わかりやすいようにする為か、このアビリティを持ったユニットが有利な地形にいるとマスが緑色に不利な地形では赤色に光り、地形効果が可視化されている。のちに[[指揮官|周囲の味方ユニットを強化する]](自身を含む)アビリティにも同様の可視化がされる。特に2021年6月のイベント『神魔の裁断』では[[地獄王ゴードン]]が両方のアビリティ([[指揮系統中枢]])を所持していたので、海に落とすと緑と赤で交互に光る。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:今作でも養成不可だが、自軍パイロットの所持者あり。
  
 
== 主なパイロット ==
 
== 主なパイロット ==
;[[赤木駿介]]
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=== ガンダムシリーズ ===
:原作で周囲の状況を利用して機転を利かせる戦い方をしていたからか所持。
 
 
;[[カツ・コバヤシ]]
 
;[[カツ・コバヤシ]]
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。TV版第15話「カツの出撃」において、無断で搭乗した[[ガンダムMk-II]]を 敵の攻撃で海に墜落したフライングアーマーの上に乗りながら、岩陰に隠れていた[[ギャプラン]]の右脚を破壊したからか所持。
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
 
;[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]
:搭乗機が過酷な環境下での使用を考慮に入れて調整されている。
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。[[ガンダムサンドロックカスタム|搭乗機]]が過酷な環境下での使用を考慮に入れて調整されているためか。
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;[[オットー・ミタス]]
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:『[[V]]』にて所持。戦艦の艦長であるため生かせるのは宇宙マップ限定になる。
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;[[デザート・ロンメル]]
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:『V』にて所持。砂漠の特性を生かしたゲリラ戦法を得意とするためだろうか。
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;[[サイ・サイシー]]、[[東方不敗マスター・アジア]]
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:共に『[[T]]』にて所持。東方不敗は原作において地形を利用して罠を張り、ドモンを追い詰めている。
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;[[オリファー・イノエ]]
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:『[[30]]』にて所持。自軍で唯一の所持者。
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;[[アルベオ・ピピニーデン]]、[[ドゥカー・イク]]、[[レンダ・デ・パロマ]]
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:共に『30』にて所持。[[アドラステア]]にも乗るピピニーデンやドゥカーはともかく、レンダが持つのはドゥカーの部下だからだろうか。
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;[[ハシュマル]]
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:『30』にて所持。DLC限定。地形を最大限利用して人類に牙をむく。
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=== リアル系 ===
 
;[[クルツ・ウェーバー]]
 
;[[クルツ・ウェーバー]]
:地形を利用して標的に的確な狙撃を行う彼の実力の再現。
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:『第3次Z天獄篇』『V』にて所持。地形を利用して標的に的確な狙撃を行う彼の実力の再現。
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;[[ラケージ]]
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。「海の女帝」の二つ名に相応しいスキル。
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;[[タスク]]
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:『V』にて所持。無人島で隠遁生活をしていたのと、忍術を戦闘スキルとして習得しているからか所持。上述の影の軍団と似たような理由で忍者を再現しているとも考えうる。
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;[[マルガレタ・オキーフ]]
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:『X』にて所持。潜水艦から航空艦へと分離できる母艦トライデントの指揮を執っていたからだろうか?なお、[[ヴァリアンサー]]は航空系の機体なので、事実上の死にスキルである。ポンコツで名高い彼女らしいと言えばらしいか。
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;[[ブラド]]
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:『DD』にて所持。2020年6月のイベント『エキセントリック・タクティクス』で持つ。乗機の[[アルギュレ]]ごと海に落とされて爆散したことの再現と思われる。
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;[[ベルク・バトゥム・ビトゥル]]
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:『30』にて所持。ジルクスタンの砂漠で乗機を運用するためか。
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=== スーパー系 ===
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;[[赤木駿介]]
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。原作で周囲の状況を利用して機転を利かせる戦い方をしていたからか所持。
 
;[[ニコラス・バセロン]]
 
;[[ニコラス・バセロン]]
:
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。[[トップレス]]の中で唯一所持。
;[[ラケージ]]
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;[[カトリーヌ・ビトン]]、[[キャットガールズ]]
:「海の女帝」の二つ名に相応しいスキル。
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:『V』『X』『T』にて所持。[[ピンク・キャット]]は配下に至るまでもれなく所持([[オードリー]]はビトンの機体に同乗するためパイロットデータはなし)。地形を利用して敵の目をかいくぐる、と解釈すれば怪盗らしいと言えるか。
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;[[影の軍団 (一般兵)|影の軍団]]
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:『V』『X』にて所持。こちらは[[ショーグン・ミフネ|主]]は侍なので配下のみ。[[忍者]]スキルはないが、これのおかげで忍者らしくなっているだろうか。
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;[[カロッサ]]
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:『T』『30』にて所持。野生生活を送っていた点が反映されたのかもしれない。
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;[[ヴァルドル]]
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:『30』にて所持。DLC限定。他のダメージ削減効果のあるスキルとの相乗効果でラスボスもかくやの堅さを誇る。
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=== バンプレストオリジナル ===
 
;[[サルディアス・アクス]]
 
;[[サルディアス・アクス]]
:見切り、ガード、高Lvの底力を併せ持つため、相乗効果で非常にしぶとくなる。
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。[[見切り]]、[[ガード]]、高Lvの底力を併せ持つため、相乗効果で非常にしぶとくなる。
 
;[[ギルター・ベローネ]]
 
;[[ギルター・ベローネ]]
:人格・能力・スキル構成全てがサルディアスの下位互換といったところ。故にそれなりに堅い。
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:『第3次Z天獄篇』にて所持。人格・能力・スキル構成全てがサルディアスの下位互換といったところ。故にそれなりに堅い。
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;[[ワシールモン・ラズエルソン]]
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:『T』にて所持。搭乗機は3Lサイズの戦艦だが、空中に浮いているため役立っていない。
  
 
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[[Category:特殊技能]]
 
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2024年3月14日 (木) 14:14時点における最新版

地形利用は、特殊技能のひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

「技能所持者がいるマスの地形効果を2倍にする」という効果を持つ。技能レベルは存在しない。初出は『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』。

防御力や回避率だけでなくレイラインなどの回復効果も2倍となる。状況は限られるが地形適応等に左右されず常時効果を得られる。

採用作品[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇/天獄篇
初登場にして現時点での唯一の養成可能作品。敵の攻撃力と命中率が全体的に高水準なため、意外と馬鹿に出来ない効果を発揮する。敵パイロットの所持者は機体自体の耐久力に加えて底力も持っていれば相乗効果で見た目以上に固く、避けるようになるため厄介。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
養成不可の先天技能となった。
スーパーロボット大戦X
敵専用の技能となった。
スーパーロボット大戦T
養成不可である点は『V』以降と同様だが、自軍パイロットの所持者が再び登場している。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
2019年10月のイベント『生死を定める者たち』でランスロットが所持しているアビリティ。難易度が高くなるほど増加量が高くなり、最大4倍になる(ゲーム内表記は300%増加)。ただしマイナス効果も増幅してしまう為、ランスロットを海に落とすと猛烈に弱体化する。
2020年5月のイベント『畏怖を払いて悪夢を断つ』ではグロースター(コーネリア機)が所持。今回は海が無いので弱体化はできず、効果の高い基地施設からグロースターを動かすことが重要になる。
わかりやすいようにする為か、このアビリティを持ったユニットが有利な地形にいるとマスが緑色に不利な地形では赤色に光り、地形効果が可視化されている。のちに周囲の味方ユニットを強化する(自身を含む)アビリティにも同様の可視化がされる。特に2021年6月のイベント『神魔の裁断』では地獄王ゴードンが両方のアビリティ(指揮系統中枢)を所持していたので、海に落とすと緑と赤で交互に光る。
スーパーロボット大戦30
今作でも養成不可だが、自軍パイロットの所持者あり。

主なパイロット[編集 | ソースを編集]

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

カツ・コバヤシ
『第3次Z天獄篇』にて所持。TV版第15話「カツの出撃」において、無断で搭乗したガンダムMk-IIを 敵の攻撃で海に墜落したフライングアーマーの上に乗りながら、岩陰に隠れていたギャプランの右脚を破壊したからか所持。
カトル・ラバーバ・ウィナー
『第3次Z天獄篇』にて所持。搭乗機が過酷な環境下での使用を考慮に入れて調整されているためか。
オットー・ミタス
V』にて所持。戦艦の艦長であるため生かせるのは宇宙マップ限定になる。
デザート・ロンメル
『V』にて所持。砂漠の特性を生かしたゲリラ戦法を得意とするためだろうか。
サイ・サイシー東方不敗マスター・アジア
共に『T』にて所持。東方不敗は原作において地形を利用して罠を張り、ドモンを追い詰めている。
オリファー・イノエ
30』にて所持。自軍で唯一の所持者。
アルベオ・ピピニーデンドゥカー・イクレンダ・デ・パロマ
共に『30』にて所持。アドラステアにも乗るピピニーデンやドゥカーはともかく、レンダが持つのはドゥカーの部下だからだろうか。
ハシュマル
『30』にて所持。DLC限定。地形を最大限利用して人類に牙をむく。

リアル系[編集 | ソースを編集]

クルツ・ウェーバー
『第3次Z天獄篇』『V』にて所持。地形を利用して標的に的確な狙撃を行う彼の実力の再現。
ラケージ
『第3次Z天獄篇』にて所持。「海の女帝」の二つ名に相応しいスキル。
タスク
『V』にて所持。無人島で隠遁生活をしていたのと、忍術を戦闘スキルとして習得しているからか所持。上述の影の軍団と似たような理由で忍者を再現しているとも考えうる。
マルガレタ・オキーフ
『X』にて所持。潜水艦から航空艦へと分離できる母艦トライデントの指揮を執っていたからだろうか?なお、ヴァリアンサーは航空系の機体なので、事実上の死にスキルである。ポンコツで名高い彼女らしいと言えばらしいか。
ブラド
『DD』にて所持。2020年6月のイベント『エキセントリック・タクティクス』で持つ。乗機のアルギュレごと海に落とされて爆散したことの再現と思われる。
ベルク・バトゥム・ビトゥル
『30』にて所持。ジルクスタンの砂漠で乗機を運用するためか。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

赤木駿介
『第3次Z天獄篇』にて所持。原作で周囲の状況を利用して機転を利かせる戦い方をしていたからか所持。
ニコラス・バセロン
『第3次Z天獄篇』にて所持。トップレスの中で唯一所持。
カトリーヌ・ビトンキャットガールズ
『V』『X』『T』にて所持。ピンク・キャットは配下に至るまでもれなく所持(オードリーはビトンの機体に同乗するためパイロットデータはなし)。地形を利用して敵の目をかいくぐる、と解釈すれば怪盗らしいと言えるか。
影の軍団
『V』『X』にて所持。こちらはは侍なので配下のみ。忍者スキルはないが、これのおかげで忍者らしくなっているだろうか。
カロッサ
『T』『30』にて所持。野生生活を送っていた点が反映されたのかもしれない。
ヴァルドル
『30』にて所持。DLC限定。他のダメージ削減効果のあるスキルとの相乗効果でラスボスもかくやの堅さを誇る。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

サルディアス・アクス
『第3次Z天獄篇』にて所持。見切りガード、高Lvの底力を併せ持つため、相乗効果で非常にしぶとくなる。
ギルター・ベローネ
『第3次Z天獄篇』にて所持。人格・能力・スキル構成全てがサルディアスの下位互換といったところ。故にそれなりに堅い。
ワシールモン・ラズエルソン
『T』にて所持。搭乗機は3Lサイズの戦艦だが、空中に浮いているため役立っていない。