ロム・ストール

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ロム・ストール(Rom Stol)

マシンロボ クロノスの大逆襲』の主人公。通称「ロム兄さん」。
クロノス星に生きるクロノス族の戦士で、天空宙心拳伝承者。「人、それを○○と言う!」「貴様らに名乗る名前はない!!」等の数々の名言を持ち、愛機ケンリュウ及びバイカンフーは圧倒的な強さを誇る。

父であり師でもあるキライより受け継いだ剣「剣狼」に導かれ、ジェット、ドリルそして妹のレイナたちと共に旅を続け、クロノス星に眠るハイリビードを狙うギャンドラーと戦いを繰り広げる。ギャンドラー撃破後は、闇に支配された宇宙を救うために次元を超えて旅立つ(転生する)ことになる。

続編OVA『レイナ剣狼伝説』では3巻にてレイナに後を託し、落命。

※1クロノス族の男性も人間の10倍の重さに換算する。ゲーム上の数値は誤植である。

登場作品と役柄

『マシンロボ』という作品の参戦回数自体が少ない為、登場回数も決して多いとは言えないが、その格好良さからプレイヤーからの人気が高い。スパロボ史上屈指のヒーロー的存在として認知されている。原作ではそうでも無かったりするが。

基本的に参入は中盤以降。IMPACTでは仲間になると「自軍の救援に駆けつける→口上」のコンボが出来なくなり、がっかりする事もあった。だがMXでは、味方になってからも何度か増援に現れて口上を叫んでいる。

スパロボでは口上時に毎回腕を組んで高所から現れるが、これは原作最終話を再現したもの。原作では、口上を言う時に腕を組んでいたのは最終話を含めて僅か2回しかない(ちなみに、原作でも高い所から口上を言う事は多いが、そうでない回も存在する)。が、逆にスパロボで毎回この演出で現れる事が彼のキャラクター性を強調しており、多くのファンを獲得する要因に繋がったと言える。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
初参戦作品。携帯機なので声は無いものの、口上時のデモシーンでは専用BGMが流れ(ちなみにCOMPACT2内では、1つの版権作品にBGMを2曲割り振られているのは飛影とマシンロボのみである)、宇宙空間でラー・カイラムのブリッジ上に仁王立ちして口上を述べるというあまりにも衝撃的すぎるデビューを果たした(ちなみに変形はしないもののクロノス族もマシンロボなので空気の問題は無い)。声優ネタとして、ジョウ・マヤと間違えられる場面がある。自軍屈指の実力者だが、スポット参戦が多く本格参戦は終盤なのが欠点。必修精神コマンド気合集中。タイプBのみ攻撃力アップの精神コマンドを覚えず、二軍行きになってしまう。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
本作でも自軍最高の格闘値を誇る。しかし、第2部ではリアル系パイロット以上に高かった命中・回避が下げられてしまいケンリュウの回避力が落ちている。精神コマンドの傾向は第2部と同様だが、魂を覚えるパターンが第2部より減った。スーパー寄りになったと言える。
スーパーロボット大戦IMPACT
C2より出番が増えて第1部でも顔見せする。今回も能力値は上々で格闘は東方不敗と互角。声が付いてさらにカッコよさがアップした。その演出に衝撃を受けたプレイヤーも多いと思われる。なお、一部の敵パイロットは「何者だ貴様」と声付きで返事してくれる。また『機動戦艦ナデシコ』とのコラボでディストーションフィールドの上に立つという離れ業を披露しており、ミスマル・ユリカをして「冗談でしょう!?」とツッコミを入れさせ、それを受けたルリは「冗談ならもっと面白い事を言います」とまで言っている。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
原作終了後の設定。前半は珍しくジェット達と別行動。正式に仲間になってからも絶体絶命の危機となると口上を引っさげて増援に来てくれるようになった。ドモンと仲が良い。
「待ていっ!」以降の台詞が敵味方共に全てフルボイス化され、より熱くなった。原作の敵は勿論、他作品の敵まで例外なくDVEが発生する徹底ぶりで、スパロボのクロスオーバーを心ゆくまで体感できる。
EVA弐号機EVA零号機改が束になっても倒せなかったゼルエルに対しても口上を言いつつ登場。「攻撃は効かなくても、時間は稼ぐことは出来ます」と言い、シンジの心を動かした。尤も、イベントで攻撃が効かないので本当に時間稼ぎにしかならない。そしてゼルエルも装甲の改造次第でゴッドハンドファイナルを貫けないので完全に泥仕合と化してしまう。またEVA劇場版シナリオでも、彼がボソンジャンプを使える本隊の到着よりも前に口上を言って、その後本隊到着、シンジ登場となっている為、彼が主人公のような感じになり、本来主人公のシンジのお株を完全に奪ってしまっている。
状況的に知っているのがおかしい事を知っていたりする(スポット参戦中にケーン達にドラグナーカスタムの位置を伝えたり、面識のないマサトを助けに来たり)が、寺田プロデューサーによると剣狼の導きらしい。

パイロットステータスの傾向

能力値

天空宙心拳の使い手のため、格闘に関しては自軍最高峰。技量、回避もかなり高い。その回避力を生かして、ケンリュウ時はリアル系のような運用になる。バイカンフー時は重い一撃を武器にボスキラーへとシフトする。全体的に能力が高かった為か、MXでは命中が並みスーパー系レベルに落とされ、防御はリアル系並みに低く設定され下方修正が入った。

精神コマンド

C2ではタイプBのみ「ダメージアップ系を習得しない」という致命的な弱点があった。集中気合(MXでは気迫)、熱血などを習得する傾向がある。ケンリュウ時は集中で回避力の底上げができる。IMPACTでは主役キャラだが、珍しく鼓舞を習得した。

IMPACT
鼓舞気合集中熱血見切り
MX
集中鉄壁直撃熱血気迫ひらめき

特殊技能(特殊スキル)

切り払いシールド防御先手必勝統率カウンター援護
C2では主役キャラだが、援護がLv2まで上昇した。IMPACT以降では援護能力は無くなり、統率によって攻撃の軸となるスキルを習得。また、先手必勝カウンターといった反撃時のスキルも習得する。

パイロットBGM

「マシンロボ・炎」
COMPACT2、IMPACTで採用。
「勝利のマシンロボ」
MXで採用。
「天空よりの使者」
口上時に毎回流れるBGM。

人間関係

レイナ・ストール
妹。極度のブラコンで、ゲストヒロインがロムと親しくなるとヤキモチを焼く。
『レイナ剣狼伝説』(未参戦)において血が繋がっていない事が判明する。
ガルディ・ストール
長兄。洗脳され、ギャンドラーの幹部に。
キライ・ストール
父親。クロノス族の族長で、ロム、ジェット、ドリルの師でもある。スパロボ未登場。
ブルー・ジェット
天空心剣の使い手で、ジェット族最速の男。ロムとは息の合った連携を見せ『重ね鎌鼬』を使う。
ロッド・ドリル
天空宙心拳の使い手で、ジェット同様、ロムと息の合った連携を見せ『稲妻サイクロン岩盤割り」を使う。
トリプル・ジム
仲間。レイナのお守り役。
ヴェルト・ザルク
『レイナ剣狼伝説』に登場する、ギャンドラーを世に送り出した暗黒世界からの刺客。「宇宙の棺」と呼ばれ、今までロム達に倒された者たちの怨念を力にしている強敵。スパロボ未登場。

他作品との人間関係

スーパー系

破嵐万丈
IMPACTではビューティを人質にとられても尚、コロスへの凄まじい闘志を燃やす彼の殺気が本物である事に、ただ1人気付いた。
ミア・アリス
COMPACT2IMPACTでは彼女に聞かれて初めて名前を名乗った。
出雲銀河草薙北斗
MXでは「電子の聖獣に選ばれし子ら」である彼らの窮地を幾度も救い、戦士としての成長を見守っていた。
アルテア
MXでは洗脳時のライバル関係で、彼の洗脳が解けた後もお互いを認め合う関係である。
デューク・フリード
MXではEDで共にフリード星へと旅立ち、復興を手伝う事に。
神隼人
MXに於ける百鬼帝国との最終決戦では、先んじて科学要塞島内部に侵入していた彼と合流し、ドモンを交えた3人で中枢部の破壊活動を行う。
秋津マサト氷室美久
MXでは鉄甲龍との決着を着けて満身創痍になった状態でギャンドラーに包囲されて大ピンチになった彼らを颯爽と救出した。
碇シンジ
MXではロムの活躍が彼の再起を促す事に。後に彼の成長を認め、ドモンと共に彼を後押しした。
惣流・アスカ・ラングレー
MXではEVA量産機の猛攻にさらされる彼女を颯爽と救出する。この時のロムに思わず反応してしまう量産機は必見。
ベガ大王ガリモス大船長
COMPACT2IMPACTにおいてロムがギャンドラーの他に天誅を下すべき者達。
バーストフラッシュ
IMPACTではかつての仲間だったロールを裏切り宇宙海賊バンカーに寝返った彼らに激怒した。
EVA量産機
上記の通り、彼の登場に反応を見せる。

ガンダムシリーズ

シーブック・アノー
IMPACTではF91バイオ・コンピュータを用いてアインスト空間からの脱出ポイントを探す彼に、更なる力添えとして剣狼を貸し与える。
ニナ・パープルトン
IMPACTで彼女と対面した際、何気に実験素材として狙われるも周囲からのフォローで事無きを得る。
ドモン・カッシュ
MXで意気投合し、百鬼帝国との最終決戦では隼人を交えた3人で暴れまわった。

リアル系

アマノ・ヒカル
MXでは初対面の彼女にいきなり漫画のモデルを頼まれる事に。基本的に完璧超人扱いであるスパロボのロムも、これには辟易したようである。
グン・ジェム
MXでは彼に「カブキ野郎」と称され、警戒される。彼の搭乗機・ゲイザムの頭の上で口上を行うという荒業もやってのけた。

名台詞

「待てい!」
「弱肉強食の獣達でも、殺すことを楽しみはしない。悪の道に堕ちたものだけがそれをするのだ。しかし、貴様らの邪悪な心を天は許しはせん!大いなる天の怒り…」
「人、それを『雷』と言う…!」
口上を乗せると全て名台詞になるが、例として。ちなみに、ジムも一度だけ口上を言った事があり、内容は大切なものを守るために体を張る「男」。MXではロムもその口上を使った。
「貴様らに名乗る名前はない!」
「何者だ!?」と問われて。明らかに正体を知っている相手でもこのセリフを言う。事実、原作・スパロボ共に「一応聞いておいてやろう、誰だ!?」と言われた事がある。スパロボでは必ず口上の最後で言っているが、原作第一話のようにこの台詞の後に口上を言うパターンもある。ロムはこの台詞に拘りがあるらしく、一度ドリルがこの台詞を遮って名乗った時はジェットと共に激怒し、ドリルをボコボコにした。…ちなみによりにもよってその時の口上が心の豊かさを謳った「豊穣」だった。
余談だが、COMPACT2及びIMPACTでの口上で終始使用していた「お前達に名乗る名前はない!」は実は原作では一度も言っていない、スパロボオリジナルの台詞である。
「闇あるところ光あり、悪あるところ正義あり…」
「天空よりの使者、ケンリュウ参上!」
ケンリュウ合身時の決め台詞。あくまでも「ケンリュウ」と名乗っただけであり、ロム自身の名前では無いので問題無い。
「闇を操り、心をむしばむ者達を俺は許さん!」
次回予告によく使われていた決め台詞。
「バグ…それは違う。正義は俺たちに…かけがえのないものをくれるんだ!」
第10話でバグを倒した後の台詞。「正義は何もくれない」と言い遺して敗北した彼を上の台詞で断じた。
「親の仇を討とうと旅をしている俺が、逆に仇だと言われて狙われるなんて…考えてもみなかったのさ」
第14話で自身を狙うキナを見逃した事で周囲から批難を浴びるも、上述の台詞で己が心情を語り彼女の復讐心に一定の理解を示す。
「俺達を誘き出さなければ、キナが裏切り者で罰せられるんだろう?」
「俺もあんたの親父さんを殺した…お互い様さ」
キナの仕掛けた罠に、彼女の心情を汲んで敢えて掛かった事を告げる。ロムの言葉にキナの復讐心は揺らぎ始めるが、この遣り取りを傍から眺めていたジェット達にはイチャついているようにしか見えなかった模様。
「平気で人を殺せる程、地獄を見ていない!」
ジンギマークIIと化したキナ&コロンの攻撃をかわし続け、一向に戦う構えを見せないロムを詰る彼女達へ発した反論。
(俺の心は嵐の如く猛っている…幾つもの怒りや悲しみ、その怒りと悲しみを我が力として…俺はお前を討つ!)
「人それを修羅と言う!!」
第41話で激情に駆られた事で窮地に陥ったロムは、キライの魂に諭されて冷静さを取り戻し、渾身の一撃をガルディに放つ。
「クロノス族族長キライ・ストールの遺子、ロム・ストール!」
「闇の支配からこの世を守れとの命により、ここに正義の鉄槌を下す!」
最終回限定の名乗り。ガデスに吸収される寸前だったレイナの窮地に間一髪で駆け付けるが…。
「聞けっ!ハイリピードは破壊の力ではない!!それは…創造の力だ!!」
最終回にてガデスにハイリビードの本質を説き、最終奥義「運命両断剣・ツインブレード」で怨敵に引導を渡す。
「どんな番組にも必ず終わりは来る。人、それを『最終回』と言う…!」
最終回予告の導入部。この後、パワーアップして新シリーズ(『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』)に突入する旨を告げるロムだったが…。
「プロトラックやジェット達は次のシリーズも出るらしいけど、僕とレイナはサヨナラだ
総集編PART2予告における衝撃発言。「ロム&レイナが新シリーズには登場しない」という重要事項を明確かつ爽やかに告げるが、2人のファンからすれば落胆を禁じえないフレーズであろう。
なお初期設定ではバトルハッカーズの主人公とヒロイン(両方とも地球人)はロムとレイナの転生体と言う設定も考えられていたらしいが、没になったようだ。実はジェット達も別人(別ロボ)であり、プロトラックはともかくドリルとジェットは主人公達とは別部隊なので出番も少ない(ジムは存在しない)。そしてロムは伝説の英雄として記録映像(悪く言えば前作の映像の使いまわし)のみだが登場している。実は色々裏もあるのだが、詳細はスパロボにバトルハッカーズが参戦するまでお預け。

迷台詞

「髪型がピシッと決まんないと、一日中気分悪いのよね僕」
「さあて今日はどの女の子にしようかなっと」
ガチョーン!!ああ、この日を楽しみにしていたのに……」
OVA『マシンロボ クロノスの大逆襲 戦場の記憶』の映像特典『レイナの休日』より。コメディパート、と言うか『クロノスの大逆襲』自体を「クロノス星で作られたドラマ」扱いをした舞台裏の話であり、ロム達は役者とされている。そのためか本編と変わって軟派なキャラクターになっており、ギャンドラーの面々とも友人である。そして最後の台詞は髪のセットでパーティに遅れ、既に自分のパートナーがいなかった時の台詞である(その後、レイナがパートナーを買ってでる)。

スパロボシリーズの名台詞

「成敗!」
ゴッドハンドスマッシュでの決め台詞。一応原作でも言っているのだが、彼の決め台詞として確立したのはスパロボの功績だろう。井上氏の熱演もあって、スパロボにおいては口上と並んでロムを象徴する決め台詞としてプレイヤーからの人気が高い。
「これぞすべてを断つ一刀なり。…成敗ッ!」
運命両断剣ツインブレードでの決め台詞。
「命を賭けて戦いに挑むものに背を向けられるほど…地獄を見ていない。行きましょう、みなさん」
IMPACTで植物惑星突入を前に、無関係なクロノス族一行への配慮としてロンド・ベル隊からの離脱を促すクワトロジュドーの言葉を遮り、共に戦い続ける意思を示す。
「戦う心に…老若は関係ありませんよ。自らその意思を放棄してしまわない限り」
植物惑星突入直前、「老い」を理由に愚痴るバニングへ送った激励の言葉。
「過ちに気づき、そして過ちを省みる事は、新しい地平を開く力となるだろう。だが、そのために失うものの重さを忘れてはならぬ…」
「人、それを『戒め』と言う…!」
COMPACT2及びIMPACTの隠しシナリオで、シャアの性急すぎる意識改革を断じた時の口上。
「始まりがあれば終わりがある…。セーブがあればコンティニューがある…」
「人、それを『中断』と言う」
IMPACT中断メッセージ
大介「君たちはどこへ?」
ロム「悪のはびこる所へなら、どこへでも。……そういえば……ラドリオという惑星が理不尽な侵略を受けているらしいな、ジェット」
IMPACTのエンディングにて。ロミナ達がザ・ブーム軍を撃退すべくシェーマ星系へ向かう事を聞いた後、いかにもどこかで聞いたかのように持ち出す。
「戦友の命と貴様らの命…決して、引き替えには出来ん!」
MXにおいて、マサト達を助けに現れた際の台詞。この時、ロムはそのままギャンドラーと戦うという選択肢があったにも関わらず、ゼオライマーが動かなくなっていたマサト達のために撤退を選択する。なお、ここまでの間、ロムとマサトに面識は全くなかったのに…というのは無粋なツッコミである。寺田Pの言う通り剣狼の導きがあったのだろう、きっと。
「…人は誰しも現実を乗り越えねばならない時が有る」
「そして、彼はそれを受け止めるだけの力を持っていると信じたい」
MX中盤で『TOKYO JUPITER』に突入し、消息を絶った綾人の安否を一同が気に掛ける中、彼が人間的な成長を遂げて戻ってくる事を願い発した台詞。
「理想を掲げるのなら、その犠牲さえ払わぬ道を探せ!それが真の治世なり!!」
かぐらづきとの戦闘前会話。他者の犠牲を厭わぬ世直しを正当化する草壁の妄執を、真っ向から完全否定した。
「…迷いは誰の心の中にもある。だが、そこで立ち止まるか、前に進むかで事は大きく違ってくる。そして、シンジ…君は前に進む事を選んだのだろう?」
MXの終盤、シンジの成長を認め、アスカをすぐに助けられなかった事を悔いる彼を諭し、後押しして。

搭乗機体・関連機体

ケンリュウ
前哨戦や軽量級の敵相手に多用する合身第一形態。この姿のまま戦闘を終えるエピソードも少なからず有る。
バイカンフー
事実上、クロノス族の最強戦力である合身第ニ形態。ロムに「(本機体が無ければ)ギャンドラーに太刀打ち出来ない」とまで言わしめる程の存在。
パワーライザー
ガルディに剣狼を奪われた事で合身不能に陥ったロムへ、代替戦力として与えられた機体。妖兵コマンダー相手なら互角以上に戦う事が可能。
バトルフレックス
ロムの愛車で、旅に欠かす事の出来ない移動手段。SRW未登場。

余談

  • 井上氏の熱演振りやキャラクター性のわかりやすさからか、井上氏の演じる役では頻繁にロムを意識した台詞が散見される。『無限のフロンティア』では、有栖零児声優繋がりで井上氏が過去に演じたキャラのセリフを喋るが、「待てい!」「成敗!」「二刀・一迅(援護攻撃がこの名称)!」「天よ地よ、火よ水よ、我に力を与え賜え!」など、ロム・ストール関連のネタが特に多い。また、邪鬼銃王(ジャキガンオー)を毎回ジャキカンフーと言い間違えたりもしている。
  • スーパーロボット大戦W』でも井上氏演じる叢雲劾ムルタ・アズラエルに「何者だ、お前は!!」と正体を問い質された際、「お前に名乗る名はない」とこれまたロムを彷彿とさせる台詞を発している。
  • スパロボによって知られた人物性の強さからか、『Gジェネレーション OVER WORLD』においては劾の愛機であるアストレイブルーフレームセカンドLのタクティカル・アームズ(ソード)の演出はスパロボにおけるバイカンフーのゴッドハンドスマッシュと同じ構成だった(最初にタクティカル・アームズで串刺しにした後、飛び蹴り→パンチ連発→トドメの一撃)。

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