ガルムレイド・ブレイズ

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ガルムレイド・ブレイズ
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 青木健太
初登場SRW スーパーロボット大戦MX
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 人型機動兵器【TEアブソーバー】
型式番号 YTA-09RB【ツェントル・プロジェクト9号機】
全高 52.2 m
重量 124.2 t
動力 TEエンジン兼電力バッテリー併用
MMI ダイレクト・フィーリング・コントロール
開発者 ミタール・ザパト
所属
パイロット
【フォームG】
ヒューゴ・メディオ
【フォームS】
アクア・ケントルム
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ガルムレイド・ブレイズは『スーパーロボット大戦MX』の登場メカであり、スーパー系主人公の後半の主役メカ。

概要

ツェントル・プロジェクト7号機のガルムレイドをベースに新たに開発された改良発展機。

新型のTEエンジンの追加と、その増加パーツに支援メカ「マシン・アニマリート」の「ロウガ」と「ヒオウ」という単独の機動兵器を加えた。近接戦闘「フォームG」と遠距離戦闘「フォームS」の特化したフォームを即座に入れ替えることで交戦が可能。

ブレイズは英語で「炎」。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦MX
初登場作品。ヒューゴとアクアの両パイロットで運用。状況に応じたフォームチェンジで全く隙がない。通常は遠距離の「フォームS」を使い、アクアにはヒット&アウェイで移動後攻撃し、近距離で「フォームG」を使うという戦闘パターンが有効。ただ、フォームSは射撃武器がTEスフィア・ブレイザーのみで後は全て格闘射撃(格闘を参照してダメージを出す)のみという問題点があり、ガンファイトを活かしにくい。とは言え当該武器の性能自体は長射程、低燃費で威力もそこそこと良好なので、いっそフォームSの運用はこれ一本に絞って養成も射撃値に注ぎ込むという手もある。その場合援護攻撃や反撃に特化させるとよい。
スーパーロボット大戦MX PORTABLE
ユニット性能はPS2版と変わらないが、アクアの覚える技能がガンファイトからインファイトに変更されたためフォームSの使い勝手が向上している。パイロット養成せずに育てた場合、フォームSの方が攻撃力・防御力・射程などあらゆる面でフォームGを上回ってしまうことも。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
終盤に差し掛かる頃にサーベラス・イグナイトと同時に出現。鹵獲する形で入手し、調整はエリック・ワンが行った。『MX』と変わらない運用ができるが、リアル系後継機と一緒に加入するためどちらを運用するか悩むところ。サーベラス・イグナイトと比較した場合、最大火力が高いことやスーパー系であるためTEスフィアを活かしやすいことが利点。ただし最大射程(S側ではブレイズの方が寧ろ最低射程の穴が小さい)や継戦能力ではイグナイトに劣る。ただ攻撃力で優るとはいえそこまで大きな差は無く、ブレイズGにもALL攻撃があり(イグナイトGには無い)、バリア貫通を持つ武装も多く、現実的な使い勝手と言う意味ではブレイズの方が何かと都合がいいことも多い。
今回はフォームSの武器が全て射撃攻撃になり、アクアの射撃を生かせるようになった。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
ヒューゴの正式参入と同時に入手。基本的な性能は前作と変わらないが、高い装甲と軽減バリアにより安定した堅牢さを誇る。主要敵勢力の一角であるフューリー系機体がオルゴン・クラウドを標準装備しているため、豊富なバリア貫通武器を持つフォームGの評価が相対的に上昇した。
改造が禁止されるEXハードモードでは主力機になり得るが、ヒューゴに底力が無い点には留意しよう。

装備・機能

ヒオウ
鳥型のマシン・アニマリュート。
フォームGでは翼を広げた状態で背中に装着。フォームSでは分離して背中と両肩裏に装備し、4つの砲門を前方に向ける。
ロウガ
狼型のマシン・アニマリュート。
フォームGでは右腕のドリルと両肩上面と両脛側面、フォームSでは左腕の盾と両足の下駄として装着される。

武装・必殺武器

共通

ブラッディ・レイ
額から赤色の光線を放つ。MXではEN消費、OG2ndでは弾数制武装。
フォームGでは射程が短いが移動後使用可能。フォームSでは射程が長くなるが移動後使用不可。
ファング・ナックル
下腕部の装甲を反転させて狼の頭に変形させ、エネルギーの牙を展開して繰り出すロケットパンチガルムレイドのものとは違って肩アーマーの分離合体は行われない。
命中した後は噛み付いた状態で更に回転してから突き抜ける。
設定上は両腕どちらでも使えるがロウガのパーツを装着している関係上、フォームGでは左腕、フォームSでは右腕で使用する。
ロウガ・クラッシャー使用時は右腕を丸ごと射出するため、こちらの機構が流用されると思われる。

フォームG

ライトニング・スピンエッジ
両膝に搭載された回転ノコギリによる攻撃。
MXでは右膝ニードロップから左飛び膝蹴りの2連攻撃。
OG2ndでは飛び膝蹴り→サマーソルトで打ち上げ→右膝ノコギリを展開して跳躍し、落下してきた相手を空中で両断する。
ターミナス・ブラスター
胸部からターミナスエネルギーを照射する。
第2次OGではダブルアタック可能な全体攻撃武器としては非常に威力が高いが最大射程4と短く移動後使用不可、パイロットは狙撃も突撃も無いと扱いが難しい。
ロウガ・クラッシャー
右腕に装備したロウガのパーツをドリル状に回転させて放つ攻撃。共通して右のファング・ナックルごとロウガのパーツを射出する動作が含まれる。
作品によって威力の設定傾向が異なり、MXではターミナス・ブラスター以上、OG2ndではライトニング・スピンエッジ以下。
MXでは最初に発射し、敵に突き刺さった後はそのまま接近して右腕にドッキングさせ、再び発射して貫く。ドリル系の演出だが「シールド貫通」の効果は無し。
OG2ndでは直接突き刺してから発射し、ドリルを後ろから押し込むように飛び蹴りで追撃する。
エグゼキューション・レイド
イグニション状態で繰り出す、ロウガ・クラッシャーとターミナス・ブラスターを組み合わせた連続攻撃。
MXではドリルで敵を貫き「イクスプロージョン」で爆発、更に抱え上げた敵をターミナス・ブラスターで空中に打ち上げ、焼き尽くす。
第2次OGでは左パンチ→左右膝蹴りからドリルで横殴りにして地面に叩きつけ、更にドリルを突き刺したまま回転させ火炎竜巻と共に上空に射出。
最後に踵落としで再び地面に叩きつけてからマウントを取りつつ下方向にブラスターを撃ち、火柱を背に振り返りつつクラッシャーを接続、と流れが大きく変化。
この時のブラスターの演出は地球を貫通して逆側の大気圏まで突き抜ける火柱となるというトンでもないレベルになっており、虎龍王から地球破壊役を譲り受けた形になった。
ファートゥムAI1に向かって撃つのは躊躇われる(真下にクロスゲートがある)。イルイ・ガンエデンの「星そのものが傷ついている」という発言で思わず本機を思い浮かべた人も多いはず。

フォームS

TEスフィア・ブレイザー
4つの砲門から放出するエネルギーを収束させてTEスフィアを形成。敵を包み込んで拘束し、砲門からのビーム連射で追撃する。射撃動作はOG2ndでは「ターミナス・ショット」と呼ばれる。
電童のクロックマネージャーに酷似した攻撃プロセスだが、追加効果の類は無し。OG2bdでは射程3~10の全体攻撃武器であり、このフォームの主力武器となる。
マシン・アニマリートレイド
マシン・アニマリュートを分離させ、攻撃を行わせる。
MXではイグニション後にパージし、ヒオウが突撃しながらビーム機銃連射→ロウガが体当たり→ヒオウが後方で押さえつけながらロウガが噛み付きを繰り出す。
OG2ndではイグニションを行わず、演出もロウガが噛み付き→ヒオウが連続体当たり→両機が上空から回転しつつ突撃する「スピン・レイド」でフィニッシュという流れに変化。バリア貫通も追加された。
トリニティ・デッドエンド
マシン・アニマリートレイドに加え、本体も真上にエネルギーを放出し、空中で折れ曲がり敵に向けて照射する。
OG2ndではヒオウが体当たりから機銃連射→ロウガが弾幕の中をかいくぐって噛みちぎり→両機が噛み付いて拘束→イグニションした本体が巨大なTEスフィアを投擲しヒオウとロウガがそこに投げ込む、という流れになっている。
こちらはバリア貫通が追加されておらず、敵によっては意外とダメージが通らない。

特殊能力

盾装備(フォームSのみ)
シールド防御を発動可能。「鉄壁」こそ無いものの、MX・OG2nd共にTEスフィアと併せて全機体中でもトップクラスの堅牢さを発揮できる。
TEスフィア
異空間エネルギーのバリア。アクアの援護防御・シールド防御も活用すれば味方全体の耐久力を高められる。
変形
「フォームG」と「フォームS」へと入れ替わりで変形し、メインパイロットもそれに伴って切り替わる。

移動タイプ

飛行可能。OG2ndではフォームGは空A陸B、フォームSは空B陸Aとなるため、何も考えずに編成するとツインの相方と足並みを合わせるのにやや苦労する。

サイズ

L

カスタムボーナス

移動力+1、最大EN+15%
『OG2nd』。移動力と継戦能力を補う優秀なボーナス。
個別コマンド「変形」が「移動」実行後に使用可能
『OGMD』。G・S両形態で移動力は共通なので、地形適応と反撃射程を両立したい時に使うぐらいか。

機体BGM

「Let's Ignition!」
ガルムレイド・ブレイズ専用BGM
「Dancing Blue」
アクア・ケントルム専用BGM。

関連機体

ガルムレイド
サーベラス / サーベラス・イグナイト
メディウス・ロクス
ガルベルス

備考

  • 本機をデザインした青木健太氏によると、両形態におけるロウガとヒオウの位置は干渉しないようにデザインされている為、それぞれが二機づつあれば二つのフォームの良いとこ取りをした形態(青木氏曰くグレート合体)にも出来るとのこと。