ハルカ・ミナト
ハルカ・ミナト(Minato Haruka)
- 登場作品:
- 声優:岡本麻弥
- 種族:地球人
- 性別:女
- 所属:民間人→ナデシコ→民間人
- 身長:163 cm
- 体重:50 kg
- 3サイズ:B90・W58・H86
- 年齢:22歳(TV版)→27歳(劇場版)
- 好きな食べ物:九州ラーメン
- 嫌いな食べ物:牛乳
- 特技:水泳(インターハイ出場経験あり)
- 好きな男性のタイプ:ややファザコン
- (以上、放送当時に発売されたカードダスマスターズより)
- キャラクターデザイン:後藤圭二
ナデシコの操舵士。名前の漢字表記は「遥ミナト」。
元々は大企業で社長秘書をしていた才媛。スカウトされたことであっさりナデシコに搭乗する。TV版において一時期ゴート・ホーリーとは恋仲であったが、別れることになり、後に出会った白鳥九十九とは恋仲になるが死別している。劇場版では高校教師となり、九十九の妹の白鳥ユキナを引き取り一緒に生活している。
恋多き華やかな女性で、一見するといかにもな軽いお姉さんに見えてしまうが、実際はナデシコでは数少ない知的な大人。元来面倒見の良い性格であり、ナデシコメンバーの再結集時にもルリやハーリーの年少組を気にかけていた。なお、彼女自身は疎遠になっていた両親よりも、自分の面倒を見て大学まで出してくれた実兄と、その友人達に親切にされたこともあり、友人をとても大切にしている(小説版より)。これは、ミナトの声優である岡本麻弥が演じた『機動戦士ガンダムΖΖ』のリィナ・アーシタと同じ設定である。
漫画版『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』においては、他の日本人キャラが「アキト・テンカワ」、「ユリカ・ミスマル」という風に姓名表記が西洋式になっている中、一人だけ「ハルカ・ミナト」のまま、つまり「ハルカ」が名前で「ミナト」が姓とアニメ版とは逆になっている。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 他のナデシコ系キャラと同様、音声初収録。瀕死の白鳥の姿に激しく動揺する様が、DVEで再現されている。白鳥の生存フラグが成立した場合、彼の看病に専念するため2ステージほどサブパイロット登録から外れてしまう。また、『逆襲のシャア』ルートで援軍として駆け付けた際にも、何故かジュンと入れ替わる形で外されてしまっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。
- スーパーロボット大戦R
- 九十九から木連の生い立ちを知らされたとき、「この人達も被害者なのか」と単純に考えてしまい、当然即座に周りから突っ込みを入れられた。この辺り、原作の知的な部分が全く考慮されていない。
- スーパーロボット大戦J
- ナデシコの精神コマンド要員。献身をナデシコに使う戦法が猛威を振るった。ストーリー面では他作品と比べると、後述するように時折空気を読めていない言動が目に付くなど、ややマイナスな点が目立ってしまっている。
- スーパーロボット大戦W
- 今回は精神コマンド要員にはならない。第一部ではナデシコに乗っているが、第二部序盤では生存した九十九と結婚し、陣代高校の数学教師としてニートになった九十九を養っていた。その後、再び地球を守るために立ち上がった九十九を後押しするなど、Jとは逆に好印象の強い活躍場面が多く見られる。終盤でナデシコC登場と共に部隊に復帰する。
- スーパーロボット大戦BX
- 木連関係のイベントでメグミと共に何度かサブパイロットから外れる事がある。改造資金の足りない一周目においては彼女の持つ不屈が(バグの関係で)ナデシコの生命線とも言えるので抜けている間は耐久力が激減してしまう。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 劇場版設定。後半ナデシコクルーに復帰するが、精神コマンド要員にはならず。終盤の「Air」ではアスカの「バカばっかりよ」という台詞について、ルリに対し「なんだか懐かしい台詞だね」と言う。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
人間関係
- ゴート・ホーリー
- 元恋人。
- 白鳥九十九
- 恋人。
- 白鳥ユキナ
- 恋人の妹。劇場版では保護者代わりとなっている
- ミスマル・ユリカ
- 艦長。
- ホシノ・ルリ
- ナデシコでの同僚。ミナトは彼女を「ルリルリ」の愛称で呼ぶ。TV版から劇場版の間ではユリカと親権を巡って口論になったが、プロスペクターの取り成しでユリカが親権を得ることになったというエピソードがある。
- メグミ・レイナード
- 同僚。
- テンカワ・アキト
- 漫画版では一時的に男女の仲になり、肉体関係を持つ。
他作品との人間関係
リアル系
- 相良宗介 / 千鳥かなめ
- 『W』で教え子になる。
- 神楽坂恵里
- 関わる場面はないが、『[W」では同僚。
- フレデリック・アルグレアス
- 『BX』にて地球と木連の和平会談を反乱分子の炙り出しに利用した彼に対し、自身の極刑も覚悟の上で平手打ちを見舞った。
スーパー系
- 兜甲児 (OVA) / 弓さやか / ボス / ヌケ / ムチャ / 流竜馬 / 神隼人 / 車弁慶
- 『W』で教え子になる。
- 三条レイカ / ビューティフル・タチバナ
- 『IMPACT』では白鳥がナデシコに密航した件で、彼女らと秘密を共有し合う。
- ロゼ・アプロヴァール
- 『W』第1部に月面でのテロ騒動にて、彼女とも共に事件解決に動くことになる。
名台詞
- 「そんな事どうだっていい!! 助けて…! 白鳥さんを助けてよ…!!」
- 第24話。銃撃された九十九の傍に寄り添い、涙ながらに訴えるが、その想いが届く事はなかった…。スパロボではDVE。
- 『BX』ではこの台詞の直後に思わぬ救護者が現れる。
- 「便利よね…死んだり生きたり…あなたの信じたモノってこんなに薄っぺらいものだったの…?」
- 最終話。自室にてひきこもり、ゲキ・ガンガー3の最終回を見て。死んだ九十九と復活したジョーを対比しているのがポイント。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「さすが、ロンド・ベル隊の指揮官は心遣いが細かいわね。ああいうタイプは、同世代の女性にはモテるわよぉ」
「ふぅん…優しい一言を忘れないのね。あのタイプは、同世代の女性にはモテるわよぉ」 - 『IMPACT』で第2部宇宙激震篇第20話「新たなる侵略の手」より。ナデシコへの援護を行なうため、ロンド・ベル隊を目の当たりにして、ブライトの裁量を高評価する。前者は同ステージを1・2番目に選んだ場合、後者は3・4番目に選んだ場合の台詞。
- 「あらん、いらっしゃあい。大尉さん3人に、熱血少尉さんも一緒? それに色男さんもね。なにか飲みます?」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン2自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ナデシコクルーと直接交流を図りに来た大尉さん、熱血少尉さん、色男さんへの接客応対。妙に場馴れしている。
- (…星の少女を助けに来た黒い王子様、か…アキト君…色々あっても、あんたはやっぱりアキト君だよ)
- 『MX』第51話(『MX PORTABLE』では第52話)「希望、それは最後のGEAR」より。ゼロの猛攻からナデシコCを救いにアキトが現れた際、心中で呟いた台詞。
- 「あら、何だか懐かしいフレーズね、ルリルリ?」
- 『MX』第53話(『MX PORTABLE』では第54話)「魂のルフラン」より。EVA量産機の猛攻から助けられたアスカが、ケーン達に対して「あんた達バカばっかりよ」とツンデレな反応を示した際、その台詞にかつてのルリの口癖を重ねて。ルリは「私もバカですから」と返す。
- 「なによ、あの変なマスクの奴、加勢してくれるんじゃなかったわけ?」
- 『J』第16話「ブレンパワード」より。格好つけて登場しながら去っていくシュバルツに対しての愚痴。身勝手な発言ではあるが、シュバルツ参戦を期待したプレイヤーの代弁とも言えなくない。
- 「なんかさぁ、自分が自分がって必死なふりして、戦うのが楽しそうに見えることあるのよね」
- 『J』にて、九十九に付いて行き木連の真実を知った後、ナデシコに帰還した際九十九を攻撃しようとする部隊のメンバーを非難して。しかし、特務分艦隊の中には肉親や親友と望まぬ殺し合いをせざるを得なくなった者が多くいることを考えると、この発言は彼らの心情を無視し、思慮や配慮が大いに欠けた身勝手な酷い失言といえ、本作の味方側の人物の台詞の中でもトップクラスにひどい暴言と言えなくも無い。
- 「心配しなくても大丈夫よ。ウチのダンナ様はどんな時でも最高なんだから」
- 『W』第2部第32話「終わるハイスクールライフ」より。ニートに成り果てた九十九を嘆く甲児に対して。こんないい奥さんを持てて本当に九十九は幸せ者である。
- 「…でも、心配しないで。私って、守られるより守ってあげるタイプだから」
- 同上。再起を決意した九十九を後押しして。
- 「さっきのすっごい光…もう騎士ガンダムが一番星でいいんじゃない?」
- 『BX』第26話「三つの星が集う時」にて、戦術指揮担当にユリカを選択した際に。どことなくガンダムとの共演暦もある某ライダーの漫画コラネタを連想させる台詞。
- 「ふざけないでよね…!」
「連邦の総司令をはたいてやったのよ!それがわからないほど馬鹿じゃないわ!銃殺刑でも何でもすればいいじゃないッ!あなた達の勝手な都合でのせいで、白鳥さんは…!」 - 『BX』第39話「どこにでもある『正義』」より。ルナベース基地で行われた木連との和平会談が罠だった事で、九十九が一命こそ取り留めたものの危険な状態に陥り、しかも総司令部は基地司令のシモンズの背信行為を前々から把握していた上で反乱分子の炙り出しに利用し、その事実を許せず総司令のアルグレアスに平手打ちを見舞い、そのことでミスマル提督から咎められた際の発言。
- 半ば自暴自棄になっており、「どうせ極刑になるのならもう一発」と2発目を見舞おうとするもユキナに止められ、ミナトへの処分についてもアルグレアスが「既に私は総司令ではない」という事で不問となった。