スポット参戦

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スポット参戦とは、「特定のシナリオにのみ自軍の味方ユニットとして参戦する」ことを指す用語。

概要[編集 | ソースを編集]

自軍に同行しない味方キャラクターや、普段は敵対しているユニットが一時的に味方になる場合などに、スポット参戦という形が取られる。スポット参戦のみのユニットもいれば、スポット参戦を経てから味方ユニットとして正式にプレイヤー部隊に参戦する場合もある。

正式に参戦する場合、「スポット参戦の時と正式参戦時とでは別キャラクター扱いとして、レベル経験値がリセットされるケース」と、「スポット参戦の時のデータがそのまま正式参戦時に適用されるケース」がある。前者の場合は経験値を稼がせると損をするが、後者の場合は積極的に敵を撃墜させないと、撃墜数などを稼ぎにくい場合がある。前者の場合でも、隠し要素に「スポット参戦ユニットが敵を撃墜する」「スポット参戦ユニットが特定の敵と交戦する」といった条件が設定されて戦闘させる必要が生じることも。

その他にも、スポット参戦するが敵に寝返ったり、主人公が所属部隊を変えたり、自軍に正式参戦せずに離脱したりするケースも存在する。この両者の場合は、言うまでもなく敵を撃墜させるのは勿体無い。ただし、撃墜さえさせないのならば、積極的に戦闘に参加させるのも一つの手だろう。特に、最終マップでスポット参戦するユニットに関しては、少しでも戦力が欲しいので、積極的に使いたいところである。

なお、『IMPACT』ではスポット参戦のユニット(ゴラオン等)に強化パーツを付けている状態でそのユニットが離脱すると、付けているパーツが外せなくなるバグがあるので、要注意。

スポット参戦の時のデータが正式参戦時に適用されないケース[編集 | ソースを編集]

アンドリュー・バルトフェルド
第3次α』でラゴゥに乗ってスポット参戦する。正式参戦時は母艦エターナルサブパイロットとしての参入なので、完全に別キャラクターとしての登録となる。
ロム・ストール
MX』等でスポット参戦する。「ミスタースポット参戦」の代表格の様なキャラクターで、スポット参戦で幾度も自軍のピンチを救うという見せ場を経て、正式に仲間になる。
なお、『MX』では正式参戦時に経験値とレベルが正式参戦時用のものにリセットされる仕様なので、要注意。
スモー (ゴールドタイプ)
Z』で、ハリー・オードが乗ってスポット参戦。機体に改造を施す事が出来るが、正式参戦時には改造値がリセットされており、改造に掛けた資金が無駄になってしまう。パイロットではなく、機体に注意が必要な例。
カールレウム・ヴァウル
30』本編ではルート次第でスポット参戦。育成やグラヴァリンの改造が可能だが、後に追加されたエクストラチャプターで正式参戦する際に育成・改造が全てリセットされ、育成コストは一切還元されないため、スポット参戦時には二軍にならざるを得ない。

スポット参戦の時のデータが正式参戦時に適用されるケース[編集 | ソースを編集]

アインスト・アルフィミィ
OGS』のOG2シナリオおよび『OG外伝』でスポット参戦。前者は最終マップでの参戦の為、サポート役に徹させるのが無難だが、後者は正式参戦が控えている。
その後のマップの数の都合上、スポット参戦で撃墜数を稼がないと、エースになる事が出来ない。彼女はエースボーナスを始め、全てにおいて非常に優秀なので、上手く撃墜数を稼ぎたいところ。
アクセル・アルマー
『OG外伝』でスポット参戦。スポット参戦のタイミングは、アルフィミィと同じ。ただし、アルフィミィの場合と異なり、エースボーナスの重要性は低い。
なお、二人の搭乗機であるペルゼイン・リヒカイトソウルゲインは無改造だが非常に強力なので、撃墜される可能性が低く、積極的に戦わせる事が可能。
キラ・ヤマト
Z』のランドルート中盤にスポット参戦した後、終盤にストライクフリーダムガンダムへの乗り換えイベントを経て正式参戦。
スポット参戦時でのフリーダムガンダムの改造が引き継がれるため、ここで改造しておくと資金の節約にもなる。
春日井甲洋/マークフィアー
UX』の序盤に甲洋がスポット参戦した後、終盤にフェストゥム・マークフィアーとして正式参戦。
キャラクター名義が変更されているものの、甲洋に与えたスキルパーツはしっかり引き継がれている。

スポット参戦後、敵に寝返るケース[編集 | ソースを編集]

リー・リンジュン
OG2』および『OGS』のOG2シナリオでスポット参戦。
自軍の母艦となるシロガネの艦長を務めるが、後にシャドウミラーへと離反する点には要注意。機体の方はハガネへの引き継ぎがあるので必要に応じて改造は行っても構わない。
シュウ・シラカワ
『OGS』のOG2,5シナリオおよび『OG外伝』等でスポット参戦。
グランゾンは強力だが、集中攻撃を受けると意外と脆いので要注意。『OG外伝』では育成・改造の機会があるものの、すぐに離脱するので育成や改造は無意味である。

スポット参戦後、主人公が別組織に移動するケース[編集 | ソースを編集]

ジン・スペンサー
UX』でスポット参戦。
改造資金は返却されるがスキルパーツはクリア時に還元を選ばないと戻らない。引継ぎを選んだ場合は引き継がれる。
スキルパーツが使えるのが1話クリア後のみのため、大したものは持ってないがDLCの貴重なスキルパーツは使わないように。

スポット参戦後、自軍に参戦せずに離脱するケース[編集 | ソースを編集]

マーチン・ダコスタ
第3次α』でバクゥに乗ってスポット参戦する。
その後、味方陣営にはいるものの、パイロットやサブパイロットとして登録される事は無い為、育てるだけ損なのだが、バルトフェルドと共に彼等の撃墜数がラゴゥ入手フラグに関係している為、入手したいなら撃墜数を稼ぐ必要がある。
プリンス・ハイネル
αシリーズでは一貫して正式参入しない代わりに度々スポット参戦する。
α』では条件を満たした場合のみ終盤で一度だけ味方になってくれる。
それ以降は『第3次α』のある場面を除いて基本的に味方側だが、残念ながら参入する事はなく最終的に死亡してしまう。
スレイ・プレスティ
OG2』、『OGS』のOG2シナリオとOG2,5シナリオ、『OG外伝』でスポット参戦する。
アイビスへの一方的な憎悪のせいで正式参戦する事は無いが、戦況を冷静に見る目は失っておらず、共闘してくれる。基本的に削り役だが、貴重な戦力になる場合も。
オウカ・ナギサ
『OG2』、『OGS』のOG2シナリオでスポット参戦する。
高い能力を持つが、マップクリア時にアギラを道連れに自爆し死亡するため正式参戦することは無い。
ミハイル・コーストシホ・ハーネンフースミゲル・アイマンモーガン・シュバリエエドワード・ハレルソンジャン・キャリーロンド・ミナ・サハク(条件次第でイザーク・ジュールも)
W』でスポット参戦。それぞれの機体はアストレイレッドフレームの改造を引き継ぐ。自軍合流後に撤退し、正式加入しない。
ガイン
V』『X』では登場後1~2話のみのスポット参戦で、すぐにマイトガインに合体してサブパイロット扱いとなる。
古代進山本玲
『V』特定シナリオでのみコスモゼロに乗って出撃という形でスポット参戦する。
アルフリード・ガラント
『X』でビゾン加入条件を満たしている場合、第44話レコンギスタ軍ルートでスポット参戦する。
吉川寛治町洋子
『X-Ω』2020年10月の期間限定イベント「その生命の輝きは」のイベントクエスト内でスポット参戦する。イベント開催時にガシャで限定実装されたジアース宇白順搭乗時限定だが、別パイロットの搭乗した状態もスポット参戦で限定的に使用できた。
同作の仕様上、活躍しても経験値配分が変わらないため、経験値を気にせず活躍させることができる。
シレーヌアンギルオンなど
『DD』の一部シナリオでスポット参戦するキャラクター。そもそも経験値という概念がないため、スポット参戦でも気にせず運用できる。スポット参戦のみ行われるユニットには、必殺技用アイコンは個々のものが存在せず、スポット参戦専用の汎用的なものがあてがわれている。

特殊なケース[編集 | ソースを編集]

『V』『X』オリジナル組
T』において『V』と『X』のオリジナルキャラたちが登場するが、本編ではスポット参戦のみとなる。ある程度敵を撃墜させるとサイドプラン報酬が200TacP上乗せされるので、積極的に交戦させて損はない。
DLC「エキスパンション・パック」を導入している場合、エキスパンション・シナリオでは正式参戦する。撃墜数はスポット参戦時のものが引き継がれる。正式参戦時に育成して周回プレイでスキル引き継ぎを選んだ場合、スキル習得状況も本編スポット参戦時にきちんと反映される。
『30』のDLC参戦の一部のキャラクター
30』のDLC参戦において、ボルテスチーム大神一郎三日月・オーガス早田進次郎獣戦機隊流竜馬速杉ハヤトシャショットが該当するエリアミッションでスポット参戦し、後続のエリアミッションで正式参戦する。
スポット参戦時のエリアミッションはDLC未購入の場合でも発生し、いわば体験版のような役割を果たしている。その為、スポット参戦時のユニットはDLC購入の有無に関わらず性能の一部が制限され、BGMも原作ではなくスパロボオリジナルの曲が設定されている。

余談 [編集 | ソースを編集]

  • 「スポット参戦」の原義は競技などにおいて、シーズン中の数試合のみ出場することを指した言葉。プロレスやF1、ゴルフなどで用いられる。
  • SRW以外のゲームでは『LIVE A LIVE』の無法松などが本定義と似たような例のキャラクターである。