マジンカイザーSKL (OVA)

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2014年1月27日 (月) 22:29時点におけるKey73041 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎携帯機シリーズ)
ナビゲーションに移動 検索に移動

概要

2001年から2003年にかけてリリースされたOVA『マジンカイザー』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボ“マジンカイザー”のデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。

スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA単体では謎や伏線が解決されない部分もある。
OVAの内容を大幅に補足したメディアとして、漫画版『マジンカイザーSKLヴァーサス』や小説『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみるとよいだろう。

ストーリー

はるかな未来――日本近海の奇械島では、本能的に戦いを求める者達が死闘を繰り広げていた。そこに現れた漆黒のロボットは、身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく。

禍々しくも雄雄しいその雄姿!その巨大ロボットをある者は魔神、ある者はカイザーと呼んだ!!

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

WSO

海動剣(かいどう けん)
カイザーのパイロットで主人公一人目。コードネームは「アモン6」。熱血・粗野・猪突猛進を地で行く男で、戦う事以外には殆ど興味を示さない。
剣撃・徒手による戦闘が得意で、生身の戦闘も楽にこなす。
真上遼(まがみ りょう)
カイザーのもう一人のパイロットで主人公二人目。コードネームは「ルシファー4」。ニヒルでクールだが一度キレると手が付けられない危険人物と化す。
銃撃戦を得意とする。
由木翼(ゆうき つばさ)
海動と真上を補佐する技術士官の女性。ウイングルも操縦。
スカーレット・ヒビキ
海動と真上の上官であるグレンファルコン隊の指揮官。ウイングルの初代パイロット。原作では開幕早々に命を落とすが、スーパーロボット大戦UXではなんと無条件に生存し指揮官として使用可能。
荒神谷
WSOの参謀。
唐吉
顔がボスに似ているWSOの幹部。SRW未登場。
WSO隊員
WSOの一般隊員。

キバ軍

キバ
カイザーと敵対する勢力の一つ“キバ軍”の頭目。粗暴で欲望のままに暴れる人物。
ゴウダ
キバの部下。SRW未登場。
キバの輩
キバ軍の荒くれ者共。頭目同様の無法者揃い。

ガラン軍

ガラン
カイザーと敵対する勢力の一つ“ガラン軍”の首領。武人気質。
ヒミコ
ガランの側近を勤める謎の美女。
ガラン軍兵士
ガラン軍の一般兵。

八稜郭

アイラ
女性だけの集団“八稜郭”を治める神秘的な雰囲気の美女。
ハリケーン
八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。
ファンシー
八稜郭の女たちの一人。テレパシー能力を持つオペレーター。
フラッシュ
八稜郭の女たちの一人。
ミスティ
八稜郭の女たちの一人。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

WSO

マジンカイザーSKL
海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。
スカルパイルダー
SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。UXではユニットアイコンのみの登場。
ウイングル
マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。
ミネルバXと『デビルマン』のシレーヌをモチーフにした『マジンガーエンジェル』版ミネルバXがモチーフ。

キバ軍

爆劉鬼
キバ専用ロボット。戦車のようなマシンに乗っている。
GRK-7
キバ軍の量産型ロボット。頭部に巨大なカマを持つ。
モチーフはガラダK7
DBM-2
キバ軍の量産型ロボット。2本の長い首を持つ。
モチーフはダブラスM2

ガラン軍

ガイストテレス
ガラン専用ロボット。力・装甲・機動性の全てがSKLを上回る。
エクスバトラー
ガラン軍の量産型ロボット。鎧姿の兵士のような外見をしている。
モチーフはキングダンX10
アイアンカイザー
ガランの居城に隠されていたロボット。

八稜郭

サイコギア
八稜郭を守る女性型量産型ロボット。

用語

WSO
奇械島
キバ軍
ガラン軍
八稜郭
エルプスユンデ

主題歌とBGM

「The ETERNAL SOLDIERS」
(歌:LOUDNESS)
オープニングテーマ。ヘヴィメタルだがサビでは「マジンカイザー」を連呼するというある種由緒正しいアニメソング。UXで通常戦闘BGMとして採用。
「LEGEND of KAISER」
(歌:Rey)
挿入歌。3巻のウイングクロスからの戦闘シーンで使われた。UXでウイングクロス後の戦闘BGMとして採用。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初参戦作。ダイナミック作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、UXにおける参戦作品の中で(連載中の原作版ラインバレルを除き)一番最後に完結した作品であり、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』においてガンダムUCの参戦が発表されるまで最新の参戦作品がマジンガーシリーズという異例の事態となった。
描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれている他、フェイ・イェンHDやバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さ故に、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、その分エピソードの再現率は高い。

主要スタッフ

制作
マジンカイザー製作委員会(プロデュース)
アクタス(アニメーション制作)
監督
川越淳
シリーズ構成
早川正
キャラクターデザイン
伊東岳史
メカニックデザイン
阿部宗孝
堀井敏之
小川浩
音楽
栗山善親
寺田志保
横関敦

商品情報

BD&DVD

漫画

公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録)


資料リンク