ヒュッケバイン30th
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ヒュッケバイン30th | |
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読み | ヒュッケバイン サァティエス |
外国語表記 | Huckebein 30th[1] |
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 |
パーソナルトルーパー (ヒュッケバインシリーズ) |
型式番号 | PT-XXXth |
全高 | 19.8 m |
重量 | 67.9 t |
動力 |
|
原型機 | ヒュッケバイン30 |
主なパイロット |
エッジ・セインクラウス アズ・セインクラウス |
ヒュッケバイン30thは、『スーパーロボット大戦30』の後期主役メカ。
概要
「XXX(XENOGENEICX-FACTORX-TYPE)プロジェクト」と呼称される計画で開発された人型機動兵器ヒュッケバイン30の1号機の強化形態。
XXXバイザーやパッチ・アーマー、ADテープ等が除去されヒュッケバイン本来の姿になった他、背部には新たにウィング・スラスター・ユニットが装備され、グラビトン・ライフルにはハイフライヤー・ユニットを装着。メイン動力のブラックホールエンジンの封印も解かれたことで、性能も本領を発揮する。また、ドライストレーガーに存在していたブラックホール・キャノンをウィング・スラスター・ユニットに接続している。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品で本作の後期主人公機。キーミッション「定められた運命」or「進むべき道の先に」にてヒュッケバイン30から改造を引き継いで乗り換える。
- 該当ミッションは条件を満たすとキーミッション「浄化される大地」クリア後から出現するが、条件を満たさないまま進行してもキーミッション「調停者」クリア後に必ず出現する。
- 能力値や武装の傾向はそのまま飛行可能かつ最強武器「フルインパクト・ブラックホール・キャノン」が追加される形で強化される。近年の後期主人公機としては珍しく乗り換え時点で最強武器を使用可能な反面、以降の追加強化は無く、良くも悪く機体の性格は強化前とまったく変わらない。
- 素の性能自体は飛び抜けて高いわけではないが、乗り換えと同時に強化される主人公の特殊スキル「ギフト」とエースボーナスの相乗効果で本作でも最上位クラスの単独火力を持ち、1周目でも終盤のボス格を1撃で瀕死まで持っていくことも可能なほど強力。
- 反面、従来のヒュッケバイン系に存在していた防御系能力が無く、パイロットの精神コマンド頼みになる。また近年の主人公機にはほぼ標準装備となっていたサブパイロットやマップ兵器といった追加は一切なしと、小技に欠ける印象が強い。
- また準最強武器の燃費が良い反面最強武器の消費は歴代の主人公機と比べてもかなり重たく、ボス戦では援護攻撃で何度も撃つことを考えるならEセーブの育成や強化パーツでの回復手段を持たせる等のフォローも重要。アップデートで追加されたEセーブEXの効果が高く、早めに育成を済ませると格段に扱いやすくなる。
- また、DLC「エキスパンションパック」にて新たなコンビネーション技「ロシュセイバー・オーバーブレイク」が追加される。
装備・機能
武装・必殺武器
通常
- ビーム・ソード
- 刀身を重力波で形成する非実体剣。サイドスカート裏に収納しており、使用時は下部から射出する形で取り出す。
- 戦闘演出は基本的にヒュッケバイン30と同じ。
- フォトン・ライフル
- 携行武装。ヒュッケバインMk-IIが装備しているものと外見は同じだが、銃の白い部分が黄色に変更されている。
- リープ・スラッシャー
- バックパックの羽部分に格納されている6つの扇型パーツを射出した後連結してリングを形成し攻撃する。
- マイクロミサイル
- ウィング・スラスター・ユニットに片翼10個ずつ合計20個搭載されているミサイル。
- 単体では登場しないが、後述のフルインパクト・ブラックホール・キャノンの演出内にて使用。
- グラビトン・ライフル
- ハイフライヤー・ユニットのマウントアームに2丁装備されている。本体形状は基本的にはヒュッケバイン30のものと変わらない。
- マウントアームを前方に出すことでハイフライヤー・ユニットの羽部分ごと腕部外側に装備可能なほか、背部にマウントしたまま前方に展開することで背部キャノンのように発射することも可能。
- 本形態でも単体では登場せず、後述のダブル・グラビトン・ライフルにて腕部に装備した状態で、フルインパクト・ブラックホール・キャノンで背部にマウントした状態で発射する。
- また、METAL ROBOT魂 (Ka signature) ではヒュッケバイン30のダブル・グラビトン・ライフル同様並列合体が可能となっている。
- ブラックホール・キャノン
- 文字通りマイクロブラックホールを打ち出し、着弾点に高重力を発生させ周囲の隕石や残骸などを引き寄せながら標的を圧壊させる武装。初代ヒュッケバインのものと基本的に同じ。
- 未使用時はバックパック中央にマウントしており、使用時には射出して両サイドのグリップを掴んで使用する。
- 単体では登場しないが、後述のフルインパクト・ブラックホール・キャノンの演出内にて使用。
必殺武器
- ダブル・グラビトン・ライフル
- 両手に装備したグラビトン・ライフルを1発ずつ撃った後リープスラッシャーで追撃、グラビトン・ライフルとリープスラッシャーで複数回攻撃した後、両腕のグラビトン・ライフルを同時発射してトドメを刺すコンビネーション攻撃。
- トドメ演出ではリープスラッシャーを回収しながら離脱する。
- ヒュッケバイン30時代から比較すると、消費ENが20軽減して40となっているため、後述するフルインパクト・ブラックホール・キャノンの莫大な消費を考えるとメインウェポンはこちらになるだろう。
- フルインパクト・ブラックホール・キャノン
- マイクロミサイルで敵機を足止め後に、背部のブラックホール・キャノンを両手に持ち背部のグラビトン・ライフルを前面に展開して同時発射を行う。
- 威力は凄まじい分消費ENが140と、バンプレストオリジナル機ではジェミニオン・レイの「ジ・オーバーライザー・アーク」を上回る歴代最大の消費量。パーツで最大ENを増やすよりも、Eセーブやエナジーレジスタ系、フル改造ボーナスで消費ENを抑えた方が使用回数が増やせる。特にアップデートで追加された「EセーブEX」は消費半減になる為、恩恵はかなり大きい。しかし、それでも消費70と普段の主人公機最強技級ではあるが...
- またダブル・グラビトン・ライフルと異なり射程1に穴が空いているため、ボスのプレースメントに参加するよりは少し離れて援護攻撃がしやすい位置取りを優先するとよいだろう。
- ロシュセイバー・オーバーブレイク
- DLC「エキスパンションパック」にて入手可能な追加技。
- 両手に装備したグラビトン・ライフルを1発ずつ撃った後両手に持ったビーム・ソードと共にリープスラッシャーで追撃、最後は右手のビーム・ソードの出力を上げた一撃を叩き込む。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 強化パーツスロット+1
- 『30』で採用。
機体BGM
- 「凶鳥 降臨!」
- エッジ・セインクラウスのメインテーマ。ボーカルは遠藤正明氏。
- 元々作詞前の段階では前期曲となる予定だったが、イメージ的にこちらに合う、ということで「流離の刃〜Sleeping beast〜」と入れ替わった。
- 「翼はシュヴァルツ」
- アズ・セインクラウスのメインテーマ。ボーカルはM.A.R.Y. 4 TUNES。
関連機体
- ヒュッケバインシリーズ
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- ヒュッケバイン30
- 原型機。基本武装のモーションもほぼ共通。
- ヒュッケバイン
- ヒュッケバインシリーズの大本の機体。機体部分はほぼ本機と同じ形状をしている。
- ヒュッケバインMk-II,ヒュッケバインMk-III
- ヒュッケバインの後継機達。フォトン・ライフルやグラビトン・ライフル等一部武装が共通している。後にMk-IIはスパロボDDにて本機と同じ構えで二丁のグラビトン・ライフルを使用している。
- エクスバイン
- ヒュッケバインの派生機。ハイフライヤー・ユニットの形状がバックパックの翼に酷似している。
- エグゼクスバイン
- ヒュッケバインシリーズの集大成である機体。
- 30thが歴代シリーズの武装を集約・装備した機体に対し、エグゼクスバインは歴代シリーズの技術を集約・発展させた機体と言える。
余談
- これまでのヒュッケバインシリーズで重力兵器を使用する際は母艦から武器を射出する事が多かったが、本機は背部に常時懸架している。ゲームシステム的には意味は無いものの、遺産・挑戦ミッション等母艦が出撃しない状況でも演出に齟齬が出にくくなっている。
- 背中にブラックホール・キャノンを懸架するギミックは2018年に発売された「METAL ROBOT魂(Ka signature)<SIDE OG>ヒュッケバイン」から登場した物。
- 後に『Record of ATX BAD BEAT BUNKER』に登場したヒュッケバインも同様のギミックを利用している。
- 前代機で似たような形状から、後継機関連でエグゼクスバインと比較される事が多い。
脚注
- ↑ Steam英語版にて確認。
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