キバ

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2015年6月24日 (水) 00:06時点におけるザリガノフ (トーク | 投稿記録)による版 (Web番組『スパロボチャンネル』第1回の内容を反映。)
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キバ(Kiba)

奇械島で戦いを繰り広げている勢力の一つ「キバ軍」の頭。野蛮を絵に描いたような男で、「戦い、奪い、快楽を得る」事しか頭にない。

OVA第1巻での戦いでカイザーに敗れ、死亡した……かと思われたが、重傷を負いながらも生還を遂げており、アイアンカイザーを強奪して再びカイザーに戦いを挑む。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。概ね原作通りの活躍。今回『SKL』には色々なクロスオーバー要素が組み込まれているが、キバはその性格上そんなもの知ったことではないとばかりに振る舞うので、その濃いキャラクター性に対して、ストーリー面では他の『SKL』のキャラと比べると相対的に影が薄い感もある。
戦闘アニメでは原作第1巻における健康体バージョンのカットインも、原作第3巻における重傷を負った姿での、恐ろしくも迫力満点のカットインも共に存在。
なお、檜山修之氏の演じたキャラのお約束ということか、声優ネタを絡めた台詞(後述)もあり、中断メッセージも収録されている。
スーパーロボット大戦BX
Web番組『スパロボチャンネル』第1回において、キバが本作に登場することが告知された。なお、檜山氏による新規収録音声もある模様。

パイロットステータス設定の傾向

特殊技能(特殊スキル)

UX
底力 援護攻撃 全体攻撃

人間関係

キバの輩
部下たち。
海動剣真上遼
彼らの駆るマジンカイザーSKLを「髑髏の野郎」と呼び、強く敵視する。
ガラン
奇械島で対立するガラン軍の総大将。UXでは彼にトドメを刺す。
ヒミコ
彼女を殺害してアイアンカイザーを強奪する。UXでは逆に、アイアンカイザーによる攻撃で殺害している。

他作品との人間関係

劉備ガンダム関羽ガンダム張飛ガンダム
UXでは八稜郭に与する侠たちで、因縁の相手。
孔明リ・ガズィ
UXでは第1部の二度目の決戦にて、彼の策によって戦局を決定づけられることに。
フェイ・イェンHD
UXではキバ軍のプラントの地下にて眠っていた。
その後の第2部中盤の決戦では、ガランやヒミコを殺害して暴走するキバに対して怒りを露わにする。そして、秘められていた新たな力を解放し、彼女の力に大ダメージを受ける事に。
リチャード・クルーガー
UXでは最期は彼に道連れにされて落命する。

名台詞

「てめぇら命拾いしたなぁ! 今度会ったら必ず決着つけてやる! 覚えてやがれぇぇ!!」
OVA第1巻にてガラン軍への対応のために海動達との戦いを中断して撤退した際に。あまりにもありがち過ぎる捨て台詞に海動も呆れていた。
なお、UXでは、キバの捨て台詞の末尾が被撃墜時の台詞として使用されている。
「うああああああああ!! 地獄で待ってるぜぇぇぇっ!」
OVA第1巻での断末魔の叫び(と言っても生還するのだが)。この台詞から「俺たちが地獄だ!」に繋がる。
「もらうぜ、アレを!」
ヒミコ「あれは、使ってはいけない…」
「もったいぶりやがって…。力とは使うためにあるんだぜぇ!」
OVA第3巻にて。まさかの復活である。この時、ヒミコを手に掛け、ガラン軍が秘匿していたアイアンカイザーを奪取した。
なお、別作品のロボットアニメに登場するキバ役の声優・檜山修之氏が演じたある悪役キャラクターもまた、キバの後者の台詞と似ている趣旨の発言をしている。
「それがどうしたぁぁあ!!」
OVA第3巻で、重力炉がメルトダウンを起こして降下した事を傍受して。もっとも、その元凶であるアイアンカイザーを持ち出したキバ本人には知ったことではなかった
「てめえら……本当のバカだ!」
重力炉を対消滅させるため、死を覚悟して重力炉の前でアイアンカイザーを破壊する海動真上に、半ば呆れたのか笑みすら浮かべたキバの最期の台詞。

スパロボシリーズの名台詞

「てめえの添い遂げようとしてる女も、まとめて俺のモンにしてやるぜぇぇっ!」
UXでのジョウアルトに対しての特殊戦闘台詞。お馴染みの檜山キャラの声優ネタ
これは、別作品のロボットアニメ主人公で、愛する人と添い遂げたガンダムパイロットに因んだ台詞である。

搭乗機体・関連機体

爆劉鬼
悪地形でも高い機動力を誇るクローラー部を持ち、パワーにも優れているキバの専用機。ちなみに、クローラー部は着脱が可能。
アイアンカイザー
マジンカイザーSKLの兄弟機。ガラン軍の本拠地で眠っていたが、キバに奪取される。

余談

  • キャラクターのモチーフは、永井豪氏の漫画作品『スバ蛮』の主人公・ズバ蛮。ズバ蛮は同じく永井氏のオールスター漫画作品『バイオレンスジャック』にも悪役として登場している。
    • どちらも野蛮かつ自由奔放な人間性は共通しているが、前者が曲がりなりにも主人公として活躍しているのに対し、後者は正真正銘の残忍極まりない悪役という位置付けであり、戦場で回収した負傷者を人肉ソーセージに加工、旨そうに食するという一面も見せている。
  • 声優の檜山修之氏は、キバの事を「ブッ飛んでいる(=バイオレンスな)キャラクター」と評しており、自身が演じた思い入れの深いキャラクターの一人として挙げている(Web番組『スパロボチャンネル』第1回より)。
    • なお、同番組において檜山氏は、「(キバを演じる際には)ブッ飛んでいる二人の主人公達以上にブッ飛んでいるキャラクターになるような演技を心掛けた」という趣旨の発言もされている。