ガルムレイド

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YTA-07RB ガルムレイド(GARMRAID)

ツェントル・プロジェクト7号機。特機の特徴を受け継いでおり、近接戦闘を得意とする。動力エンジンである『TEエンジン』は制御が極めて困難であるため、メインパイロットのヒューゴ・メディオの他、機体補助の「ダイレクト・フィーリング・コントロール(DFC)」を応用して、直接的にオペレーターのアクア・ケントルムがコンタクトを取る必要がある。それでもなお機体稼働には不安定さが残っており、関節各部に補助電池をセットすることで補っている。

同系機がもう一機存在しているが、こちらは予備パーツとしての意味合いが強く運用されていない。

ツェントル・プロジェクト5号機メディウス・ロクスと幾度無く交戦の末、メディウスを追い詰めるが、追い詰められたメディウスはエルデ・ミッテのデータよりガルムレイドの異進化した形態メディウス・ロクス (第2形態)へと進化し、逆に倒されてしまう。

機体名は北欧神話に登場する猛獣『ガルム』と、襲撃・急襲を意味する英語『レイド』の合成。

なおこの機体の方がプレイヤーに印象が強くMXでの主人公機はこちらをイメージするファンも多い。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦MX(PORTABLE)
ヒューゴとアクアの両パイロットで運用。序盤戦はメディウス・ロクスと単独戦闘が多いので、積極的に投資したい。サーベラスに比べると攻撃力が上。主力級スーパー系としては破格の強化パーツスロット3。序盤にヒューゴが射撃を養成すると泣きを見るサーベラスとは違い、後継機と戦闘方法が変わらないので、序盤から気兼ねなく養成が出来る。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
サーベラスと同時期に加入。自軍では比較的貴重なスーパー系。火力は十分であるが、最大射程が4までしかなく、またサーベラスと違ってヒューゴのヒット&アウェイ連続攻撃が死にスキルになってしまうのが欠点。

装備・機能

スーパーロボットというと燃費が悪いイメージがあるが、本機は全体的に武器の消費ENが低く、ENも弾薬も消費しない有射程P武器ファング・ナックルの存在もあってサーベラスよりも継戦能力に優れる。ただし後継機のガルムレイド・ブレイズになると、一転してEN消費が激しくなるので注意。

見た目の印象ほど装甲値は高くなく、防御・回避に役立つ能力もない。機体名の通り攻撃に重点を置いた特機になっている。装甲とHPをフル改造しても過信して単機突撃せず、他ユニットとの連携を取ること。また、メディウス・ロクスと1体1で戦う時は特に要注意。あまり強気に戦うと、簡単に撃墜されてしまう。

武装・必殺武器

全ての武器がダメージ算出を格闘値に依存するタイプ。ブラッディ・レイとファング・ナックルは格闘射撃(格射)武器で、威力はパイロットの格闘値を参照し、インファイトガンファイトでは前者のみに対応。

最大射程がたったの4で、射程を延ばさないと反撃不能な状況が頻発する。高性能レーダーなどの強化パーツで補うのが手っ取り早い。

ブラッディ・レイ
額から、血のような赤色の光線を放つ。レイという名前が付いてはいるが、ビーム属性はない。ダブルアタック及び支援攻撃に対応するが、威力は低め。
ファング・ナックル
肩アーマーを拳と連結してロケットパンチの要領で撃ち出し、獣の牙と形を変えて敵機に噛み付かせる。無消費の有射程P武器なので使い勝手は抜群。
サンダー・スピンエッジ
脚部の関節部に仕込んである放電式の回転ノコギリを膝部表面に押し出し、膝蹴りを叩き込みながら放電式の回転ノコギリによる電撃と斬撃を加える。燃費がいいので多用していけるが、バーニング・ブレイカーの使用回数を減らさないように。射程は1固定。建物へも攻撃可能。
バーニング・ブレイカー
ガルムレイドの必殺技。「イグニション!!」の掛け声で、肩部と脚部の「ファング・グリル」と呼ばれる放熱口が開放。TEエンジンを最大出力まで向上し、ガルムレイドが炎に包まれ、突撃する。攻撃直前の、拳を擦り合わせる動作が特徴的。また、掛け声の瞬間の×の字状に炎が吹き出る様も後継機では無い演出である。射程が1~2ある為、援護攻撃用としても優秀。強化パーツで射程を延ばすと更に効果的。

特殊能力

移動タイプ

飛行可能。

機体BGM

「Burning Red」
ヒューゴ・メディオ及びガルムレイド、サーベラス専用BGM。

対決・名場面

関連機体

メディウス・ロクス
サーベラス / サーベラス・イグナイト
ガルムレイド・ブレイズ