「スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記」の版間の差分
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2015年8月25日 (火) 14:15時点における版
- ストーリー:竹田裕一郎
- キャラクターデザイン・挿絵・メカデザイン:八房龍之助
- 模型製作・メカデザイン(ゲシュテルベン・ガーダイド):NAOKI
- 監修:寺田貴信
- 掲載誌:電撃ホビーマガジンbis→電撃ホビーウェブ(電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開)
概要
L5戦役後の新西暦187年、DC残党がアフリカ大陸中央部のアースクレイドルを拠点としていた時期(OG2中)を始まりとする外伝小説。現在は第一部が収録された単行本一巻が発売し、バルトール事件、修羅の乱の時間軸を舞台にした第二部が電撃ホビーウェブで連載を開始。
全話一覧
「全話一覧/告死鳥戦記」を参照。
主な登場人物
地球連邦軍
FDXチーム
- リェータ・ウィーバー
- 主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
- DC戦争以前は高高度戦闘機のパイロット。アーマードモジュール小隊の隊長に就任してL5戦役ではガーリオンに搭乗。L5戦役で弟を失っている。
- ヴェスナー・スケリット
- 中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
- オーセニ・ホドロフスキ
- 中尉。36歳。元コロニー統合軍士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。元は同胞であったDCとの戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
- ジマー・ホルム
- 少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。オーセニとは違い、DCとの戦いに対してもクールに割り切っている。
- ラルカ
- クレーエを自動操縦するAIロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。
DMXチーム
- ミルトン・ベレワ
- 大尉。褐色。銀髪。DMXチーム部隊長。搭乗機はマミー・ガーリオン。
- ライオネル・ニールセン
- 中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。L5戦役前に編入された。
- DC戦争以前は戦闘ヘリの搭乗員。
FDXプロジェクト
アビアノ基地
その他
- フォリア・エスト / ヒューゴ・メディオ
- クライ・ウルブズの一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
- イアン・ウィーバー
- 故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、ノーマン・スレイ少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
- ギャスパル・ギラン
- 元帥。ミッション・ハルパーを看過するようカルロ少将に指示する。
- ムスタファ・ケセル
- トルコ地区インジリスク基地の司令。
- ハンフリー・イネス
- 宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。
- コレット・ピラー
- ヴェスナーのかつての部下コレン・ピラーの姉。階級は少佐。
DC残党 / ノイエDC
- ヤンゴ
- 二等兵。戦車兵。フュルギア部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
- ガルドン
- 軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
- ウタパル・アヴァリ
- 中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
- 第2部では第1部で戦死したオーセニの補充人員としてFDXチームに配属された。搭乗機はガーダイド4号機(RAM-006D4)。
- オレグ・ナザロフ
- 大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
- バン・バ・チュン
- ノイエDCを旗揚げし、指導者となる。オペレーション・プランタジネットに参加。
- ロジャー・エルバ
- ノイエDC残党の中尉。ナイジェリア地区の連邦軍補給基地を襲撃し終えたところをFDXチームに攻撃される。
ゾヴォーク
修羅
- フェルナンド・アルドゥク
- マグナス・アルド
- グレダス・ミモザ
- 「赤の兄弟」という派閥を束ねる修羅。
登場メカ
地球連邦軍
FDXチーム
- RPT-007ET ゲシュテルベン
- 量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
- RAM-006VET ガーダイド
- ガーリオンのカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
- RPT-007ET ゲシュテルベン改
- ウユダーロ級制圧砲艦との戦闘で損傷したゲシュテルベンを改修した機体。OGDPではセレーナ搭乗機が登場。
- コルヴォニード
- 300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
- クレーエ
- 100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
- 投下ポッド
- 棺桶型。クレーエから4つ投下する20メートル級のPT・AM用降下ポッド。ハイブリッドアーマー製で内部は衝撃緩和用のジェルが詰められている。
- 多目的ユニット
- 十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。
DMXチーム
所属機体の共通する事にADテープで機体の全体を包帯のように巻いている。
- マミー・リオン
- マミー・ガーリオン
- マミー・バレリオン
その他
- RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
- RAM-004 リオン
- RAM-004L ランドリオン
- RAM-006 ガーリオン
- アルバトロス級宇宙戦艦
- グレートアーク
- ペレグリン級宇宙戦艦
- タウゼントフェスラー
DC残党 / ノイエDC
エアロゲイター
ゾヴォーク
- レストジェミラ
- 可変機構を持つインスペクターの量産機。
- ウユダーロ級制圧砲艦
- ゴライクンル所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。地球連邦軍でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。『ジ・インスペクター』に登場したディアウスと『ダークプリズン』に登場したメッケンノーザは同級艦。
- インスペクターおよびシャドウミラー掃討のためホワイトスターに向かうクロガネとヒリュウ改に横槍を入れるべく、シュリコによって運用される。
- ゲイオス・グルード
- シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。
ODEシステム
- VTX-001バルトール
修羅
用語
- FDXチーム
- 地球連邦南欧方面軍アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊。隊員は書類上で戦地行方不明扱いとしており、基地内では司令室とコルヴォニード以外は、黒尽くめの外套で身を隠している。クレーエの鳥の鳴き声のような飛行音と共に、十字架型のユニットと棺桶型の降下ポッドが投下されるため、告死鳥と棺桶から現れる死人として戦場伝説になっている。
- DMXチーム
- 地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。ダニエル社がDC戦争後に編成した。L5戦役の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体は包帯のような布状装甲で覆われており、さながらホラー映画から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
- ダニエル・インストゥルメンツ
- 旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。OGDPやCOEにも名前が登場している。
書誌情報
資料リンク
- 電撃ホビーマガジンbis(電子書籍)
- 上記の電子書籍販売サイトおよび「ニコニコ静画」で無料配信されているが、共にログイン制のため閲覧には各アカウント登録が必須。
- 電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
- スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 | DENGEKI HOBBY WEB 電撃ホビーウェブ
- 電撃ホビーマガジンbis廃刊に伴い第2部から連載開始。電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開されている。
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