「ブラッド・スカイウィンド」の版間の差分

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:上記の通りで、唯一後継機に乗らない可能性がある主人公。カーツを仲間にすれば非常に強力な[[合体攻撃]]が使えるようになるので、むしろ後継機にする方がうまみが少ない。本人の能力も恵まれており、スーパー系の中ではかなり早い段階で二回行動が可能で、[[魂]]まで修得し、地形適応も宇宙:Aとかなりの実力者である。ただ、システムとシナリオの問題上、リンクバトラーを使用しての二周目以降は使いづらい。
  
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;ブラッド「カーツ、あれをやるぞ!」<br />カーツ「あれか。いいだろう」<br />カーツ「行くぞッ!」<br />カーツ「うなれ! この身に満ちる猛き闘気よ!」<br />ブラッド「天よ竜よ、八部の鬼神よ! 我ら一命を賭して成就せんッ!」<br />カーツ「招雷せよ! すべてを滅却せんがため!」<br />ブラッド「冥府の鬼に語って聞かせよ!」<br />カーツ「これが我らの必殺奥義ぃぃーっ!」<br />ブラッド「くらえぇぇーっ!」<br />ブラッド「天・竜・魔・滅・陣!!」
 
;ブラッド「カーツ、あれをやるぞ!」<br />カーツ「あれか。いいだろう」<br />カーツ「行くぞッ!」<br />カーツ「うなれ! この身に満ちる猛き闘気よ!」<br />ブラッド「天よ竜よ、八部の鬼神よ! 我ら一命を賭して成就せんッ!」<br />カーツ「招雷せよ! すべてを滅却せんがため!」<br />ブラッド「冥府の鬼に語って聞かせよ!」<br />カーツ「これが我らの必殺奥義ぃぃーっ!」<br />ブラッド「くらえぇぇーっ!」<br />ブラッド「天・竜・魔・滅・陣!!」
 
:初の主人公合体技として知られる招雷・天竜魔滅陣の台詞。旧シリーズの戦闘アニメーションでこの台詞は異常に長い。また、声が入っていないこともあって、途中の台詞が勝手に高速で流れるため、読みきれないプレイヤーが続出した技である。
 
:初の主人公合体技として知られる招雷・天竜魔滅陣の台詞。旧シリーズの戦闘アニメーションでこの台詞は異常に長い。また、声が入っていないこともあって、途中の台詞が勝手に高速で流れるため、読みきれないプレイヤーが続出した技である。
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2015年3月3日 (火) 11:43時点における版

ブラッド・スカイウィンド(Brad Skywind)

スーパー系男主人公で、ロボット格闘術「武機覇拳流」の継承者。アースゲイン(場合によりスーパーアースゲイン)に搭乗。
元は孤児で、同門のカーツ共々師ヴィローに養子として育てられた。
記憶喪失や箱入りではなく、山奥で修行していたせいで世間知らずに育ったという非常に珍しい設定で、序盤の世界観の説明は彼の世間知らずを考慮して、一番丁寧に作られている。

額に×字の傷があるなど、全スパロボ主人公の中で最も悪役面の主人公であり(もっともライバルのカーツの方が悪そうな面構えではあるが…)、口が悪いのか、初対面の人間には悪印象を持たれがちなのが玉に瑕だが、真根はまっすぐで、悪を許さぬ正義感と誰よりも仲間を重んじる心を持つ、まさに「熱き血のファイター」である。
なお、ライバルを仲間にするのには説得ではなく、何度も直接闘って勝つ必要がある。格闘家たるもの拳で語るほかないということか。

その特異な設定から、OGシリーズでの修羅との共闘を望むファンも多かったと思われるが、残念ながら外伝では実現しなかった。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦リンクバトラー
彼が主人公のデータとリンクすることにより登場。
スーパーロボット大戦64
上記の通りで、唯一後継機に乗らない可能性がある主人公。カーツを仲間にすれば非常に強力な合体攻撃が使えるようになるので、むしろ後継機にする方がうまみが少ない。本人の能力も恵まれており、スーパー系の中ではかなり早い段階で二回行動が可能で、まで修得し、地形適応も宇宙:Aとかなりの実力者である。ただ、システムとシナリオの問題上、リンクバトラーを使用しての二周目以降は使いづらい。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

スーパー系主人公らしく格闘が高いが、実際は同門であるカーツ、女主人公のマナミアイシャと同じ数値である

精神コマンド

リンクバトラー
集中ひらめき努力熱血加速
64
努力ひらめき必中熱血気合

特殊技能(特殊スキル)

64
底力

パイロットBGM

「出動!大空へ」

人間関係

ヴィロー・スンダ
育ての親でもある師匠。物語開始前に病死し、ブラッドはそれを割り切れずにいた。
カーツ・フォルネウス
ライバル。同門。次第にブラッドの甘さに対する嫌悪感を抱き、袂を分かつ。再び共に闘うためには、多くのフラグ立てが必要。

他作品との人間関係

破嵐万丈
第1話、彼に実力を見込まれ、カーツと一緒にスカウトされた。
ドモン・カッシュ
格闘機乗り同士拳で語る仲。ただし、生身では流石に無理。カーツにも、生身でガンダムファイターの相手をしないように注意する。また、彼が師匠と語らいあっている時はブラッドも自分の師ヴィローのことを思い起こしていた。
兜甲児弓さやかルー・ルカ
シナリオ序盤から共に戦ってきた仲間にして気軽に話せる友人。カーツとの決闘の行方も気にかけてくれていた。

導入(64のOPで流れる個別のテロップ)

A.C.195年。地球……
 その日、少年は、苛烈な戦いの運命へと、足を踏み出す。
 巨大人型ロボット兵器による格闘戦をつきつめて体系化されたと いう、超絶の戦闘武術“武機覇拳流”。孤児であった少年を拾った老人は、その開祖であった。
 ただ一代で築き上げた己の技を継ぐ者を探していたこの老人に出会ったのが、果たして少年にとって幸運であったのか不運であったのか。ともあれ、少年は厳しい修行の中で、やはり孤児であった兄弟弟子とともに、この超絶の技を体得していったのだ。
 ムゲゾルバトス帝国の侵略時には、いまだ未熟と戦いに出ることを禁じられていたこの2人。だが、彼らの父であり、師であった老人は、病が原因で帰らぬ人となる。2人の弟子に『弱き人々のために戦え』という言葉と、“武機覇拳流”専用ロボ、アースゲインとヴァイローズを残して。
 今、闘士たちの運命の歯車が 回り始める。

 行く手に待つものは、はたして……

名台詞

「師匠……」
第1話冒頭、ヴィローの墓前にて。孤児であるブラッドにとっては師である以上に親に等しい存在であった。悲しみに沈む彼に対しカーツは「あきれた軟弱さだな」と切って捨て、その場を去ろうとする。しかし、二人の耳にビームの音が響き、近隣の町が戦火に包まれるのを知る。
「黙れッ! なんの抵抗もできぬ町の人々までをも巻き添えにするとはなんと見下げ果てた奴らだ。 俺たちが相手だ、来いっ! 叩きつぶしてやる!」
第1話、ゲリラを襲撃、町はおろか戦えない住人までも蹂躙する暗黒大将軍らミケーネ帝国。その非道に耐えかねたブラッドは師の遺言を思い出し、カーツの静止を振り切りアースゲインを召還、この台詞と共に迎え撃つ。
「1つだけ聞く。あんたらがしているのは、人々のため、正義の戦いなんだな?」
第1話マップ終了後、万丈のスカウトを受けた時、ヴィローの『弱き人々のために戦え』という遺言に従うブラッドはこの言葉で質問する。それに対する万丈の答えは「当然、世のため人のため、さ」だった。
「あ……その……ブラッド・スカイウィンドだ。 よ、よろしく、頼む」
第2話、マップ終了後にて。ビューティレイカを前に自己紹介するが、思わず緊張してしまうブラッド。どうやら美人にはめっぽう弱い様子。
「どうって、別に。 万丈たちと一緒にムゲ野郎と戦うのは師匠の遺言にもあってるしな。 実戦を通して修行も出来る。 問題ないだろう」
スーパー系第6話、現状にカーツの質問に対して。この言葉がカーツに決別の意思を促す。
「今の俺は師匠の遺言を受け正義を、この地球を守るために戦ってる。まだ先は長く敵は強大だ。こんなところでムダな戦いをしているヒマはない!」
「カーツ、貴様は師匠の最期の言葉を忘れたのか!?」
スーパー系第6話、カーツと決別される際の台詞。あくまで武機覇拳流の伝承者がどちらか優劣を決しようとするカーツに対し、ヴィローの遺言に従い『弱き人々のために戦う』ことを貫き通すブラッドはこの台詞で否定する。
「当然だ。俺の師匠がつくりあげたロボットによる格闘術“武機覇拳流”の専用機だからな。 格闘戦では右に出るものはない。ガンダムモドキなどと比べてほしくないね」
第13話B-1「その名は草間大作」冒頭より、ドモンの「MTSもないのにまともに戦えるのか?」と言う質問に対して。この言葉がドモンの闘争心に火をつけ、マップ開始時のイベント戦闘につながる。
「ななななな、なんだよありゃ!俺は夢でも見てんのか!?」
第18話にて。デスアーミーを素手で破壊する東方不敗を見て唖然とするブラッド。同じ格闘家とはいえ、流石に東方不敗の無茶苦茶ぶりは想像を絶するものであったのだろう。
(師匠か……よかったなドモン。生きてさえいれば、ああしてまた会うこともできる……だが、俺の師匠は……)
第19話にて。師匠との再会を喜ぶドモンを見て、ヴィローを思い出し落ち込む際のモノローグ。
「俺にはあいつがどれほどのショックを受けたかよくわかる。だが、それはあいつ自身が自分で乗り越えなければならない問題だ。俺たちにしてやれることは、今は何もないんだ」
第19話、マップ終了後にて。師であるマスター・アジアと戦わなければならない事に苦悩するドモンを心配するレインに対して。同門の兄弟子と望まざる戦いに挑むブラッドだから言える台詞だろう。
「ふざけんなよ仮面の兄ちゃん。ならムゲ野郎に抵抗する人間ならいくら死んでもよかったってことかよ」
物語序盤、OZへの勧誘をするゼクスへの皮肉。しかし「仮面の兄ちゃん」とは…。
「ドモン、お前……わかった、俺たちは先に帰る。 待ってるぜ、ドモン。お前はこの程度でつぶれる男じゃねぇはずだ」
第29話B「明鏡止水」より。
「カーツ、昔話がしたいわけではないだろう。お前が何を考えているのか、俺にはわからない。だがな、お前がそこまで俺との勝負にこだわるなら俺を倒し、ただ1人の伝承者となることにこだわるならば、俺も退くわけにはいかない! お前の望むように、ここで決着をつける!!」
「決着の時」開始時より。ブラッドの言葉を受けたカーツは精神コマンド「鉄壁」を使用、気力を上げて(+30)最後の決闘に挑む。
「お前には、師匠のお心がわからないのか!? もしお前の言葉が真実ならば、アースゲインとヴァイローズは、師匠が俺たち2人のために、自らの愛機を失ってまで用意してくれたものだろう!?」
「決着の時」より。カーツとの最後の決闘に勝利したブラッドは武機覇拳流の真実を知る。アースゲインとヴァイロースは元は一つの機体であり、ヴィローは二人に武機覇拳流を継承する際、二体に分けたのだった。この真実を知ったカーツはあくまでも一子相伝の掟に従いどちらが真の継承者なのかにこだわったが、ブラッドは二人を我が子同然に育てたヴィローの姿と掟を信じ、一子相伝の掟を否定する。
「そんなものは必要ない。師匠がそんなことを望んでいたと思うのか!? お前は、本当にそう思うのか!? そんなはずはない! 師匠は俺たちがともに戦い、ともに高め合うことをこそ望んでいたはずだ。 そうだろう、カーツ!?
「地球を守る戦いは、俺たちの正義の戦いは、まだ続く カーツ、俺とこい。……お前が必要だ」
同じく、「決着の時」より。特定の条件を満たすとブラッドはスーパーアースゲインに乗らずにカーツと共に戦うことを求める。
「1つだけ忠告しておく。ヴァイローズでドモンたちと訓練するのはいい。 が、生身はやめておけ。奴らは素手でMSを壊せる」
スーパールート第34話「登場!超電磁ロボ」シナリオデモより、カーツが仲間にいる場合の忠告。生身でデスアーミーを破壊した東方不敗の戦いぶりを見ていれば、こうも言いたくもなるだろう。
「フッ、あいかわらず決めてくれるな、万丈。俺の戦いは、そもそもお前との出会いから始まった。また一緒にやれるとはうれしいぜ。ところで、そっちの奴はなんなんだ?」
スーパールート第34話、万丈らと合流し、再び彼の名乗りを聞いた際に。
「わかるかよそんなもん!本当にそうだってんなら、あんたはもっとマシなやり方で世界を動かすべきだったんだ。あんただったらそれができたはずだろう!?それをしないで隕石を地球に落としてすませようなんて、そんな馬鹿な話があるかよ!」
第56話「絶叫の宇宙」より、アクシズ落としをするシャアへの非難。この台詞はアムロ以外でシャア撃破するか、まだシャア健在の場合にしか見られない。
「えらそうに理屈ばっかりぬかしやがってよ!戦士の力ってのはよ、人を守るためにあるんだ!今のあんたは最低だぜ!!」
同じく第56話「絶叫の宇宙」より、対シャアの戦闘前台詞。
「だいたいお前ら敵だったはずだろ!? ムサシだってお前らのせいで死んでよ! いまさらそりゃ何なんだよ!?」
最終話「未来をこの手に」より、ヴァル=ア率いるアル=イー=クイスの「銀河すべてをたばねる者となれ」という台詞に対しブラッドは激怒、この台詞をぶつける。
「するさ。中にはそうじゃない奴だっているだろうが、そんな奴はほんの一部だ。人間ってのはよ、一生懸命生きようとした時に一番すげぇ力を出せるんだ。今の俺たちにゃそれで充分だ それ以上のものはいらねぇんだよ」
同じく最終話より、アル=イー=クイスの真の目的を聞いた後の反論。
ブラッド「ああ。変わるぜ、地球圏は。俺たちの熱い心でな」
ルー「……あんた、自分でいってて恥ずかしくないの?」
ブラッド「当たり前だ。冗談でこんなことがいえるか」
ルー「忘れてたわ。あんた最初からそういう奴だったわよね」
最終話、アル=イー=クイスとの戦いを終えた後で。『熱い心』に対してはルーから半ば呆れられているようだが、これでも真剣な模様。
ブラッド「カーツ、あれをやるぞ!」
カーツ「あれか。いいだろう」
カーツ「行くぞッ!」
カーツ「うなれ! この身に満ちる猛き闘気よ!」
ブラッド「天よ竜よ、八部の鬼神よ! 我ら一命を賭して成就せんッ!」
カーツ「招雷せよ! すべてを滅却せんがため!」
ブラッド「冥府の鬼に語って聞かせよ!」
カーツ「これが我らの必殺奥義ぃぃーっ!」
ブラッド「くらえぇぇーっ!」
ブラッド「天・竜・魔・滅・陣!!」
初の主人公合体技として知られる招雷・天竜魔滅陣の台詞。旧シリーズの戦闘アニメーションでこの台詞は異常に長い。また、声が入っていないこともあって、途中の台詞が勝手に高速で流れるため、読みきれないプレイヤーが続出した技である。