「アースクレイドル」の版間の差分
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『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』で初出となった地下冬眠施設で、「[[プロジェクト・アーク]]」と呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯は[[OGシリーズ]]で説明されるが、要するに地球の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者はソフィア・ネート博士、マザーコンピュータの名称は[[メイガス]]。他に科学者[[イーグレット・フェフ]]、[[特機]]パイロットの[[ゼンガー・ゾンボルト]]の参加が確認されている。 | 『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』で初出となった地下冬眠施設で、「[[プロジェクト・アーク]]」と呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯は[[OGシリーズ]]で説明されるが、要するに地球の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者はソフィア・ネート博士、マザーコンピュータの名称は[[メイガス]]。他に科学者[[イーグレット・フェフ]]、[[特機]]パイロットの[[ゼンガー・ゾンボルト]]の参加が確認されている。 | ||
− | + | 地上に現れる半球体の建造物そのものがアースクレイドルと思われがちだが、この半球体は地下にあるクレイドル本体へ移動するエレベーター「メイガスの門」である。半球体はキャタピラベルトを利用して地面を掘削して移動する仕組みとなっている。 | |
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αシリーズでは、連邦による建造計画が凍結されたにも関わらず、何者かの支援により極秘裏に完成した、という設定で一貫している。 | αシリーズでは、連邦による建造計画が凍結されたにも関わらず、何者かの支援により極秘裏に完成した、という設定で一貫している。 | ||
− | α外伝の世界では[[ヌビア・コネクション]]の支援により建造される。ヌビアの民を衝撃波から守るという[[カーメン・カーメン]]の目的のために完成を見たものの、メイガス・システムが暴走した結果、メイガスが[[マシンセル]]を使って実体化、マシンセルにより進化した人類「[[アンセスター]]」として、地球人を滅ぼそうとする。この暴走のためカーメンはアースクレイドルを諦め、[[大アトゥーム計画]]に注力することになった…というのがカーメン側から見た事情であるが、真実はシステムの暴走ではなく、イーグレットによる反乱である。メイガスをソフィアに融合させて実体化させ、マシンセルにより生み出した[[マシンナリー・チルドレン]]と呼ばれる人造人間でアースクレイドルの掌握を図った。反乱を察知したゼンガーによりイーグレットは葬られたものの、実体化したメイガスによりゼンガーは洗脳され、アースクレイドルはメイガスの支配の下、地球を管理する存在となった。 | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
− | + | :α外伝の世界では[[ヌビア・コネクション]]の支援により建造される。ヌビアの民を衝撃波から守るという[[カーメン・カーメン]]の目的のために完成を見たものの、メイガス・システムが暴走した結果、メイガスが[[マシンセル]]を使って実体化、マシンセルにより進化した人類「[[アンセスター]]」として、地球人を滅ぼそうとする。この暴走のためカーメンはアースクレイドルを諦め、[[大アトゥーム計画]]に注力することになった…というのがカーメン側から見た事情であるが、真実はシステムの暴走ではなく、イーグレットによる反乱である。メイガスをソフィアに融合させて実体化させ、マシンセルにより生み出した[[マシンナリー・チルドレン]]と呼ばれる人造人間でアースクレイドルの掌握を図った。反乱を察知したゼンガーによりイーグレットは葬られたものの、実体化したメイガスによりゼンガーは洗脳され、アースクレイドルはメイガスの支配の下、地球を管理する存在となった。 | |
− | [[ | + | :当初、防衛戦力として[[量産型ヒュッケバインMk-II]]と[[グルンガスト参式]]が配備されていたが、マシンセルによりそれぞれ[[ベルゲルミル]]と[[スレードゲルミル]]に進化している。メイガス実体化後の主戦力はゼンガーの駆るスレードゲルミルと、マシンナリー・チルドレンが駆るベルゲルミルで、自らを「[[アンセスター]]」と名乗った。 |
− | + | :アンセスターら終盤の最終決戦場であるが、ハードモードのみ現代の[[マイクロウェーブ送信施設]]([[ムーンクレイドル]])で決着となる。 | |
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+ | :第2次αにおいてもやはり極秘裏に建造されていたが、[[イージス計画]]の発動により歴史が変化したため、ゼンガー編開幕で[[ミケーネ帝国]]と[[邪魔大王国]]により破壊される。このためメイガスの実体化はなく、マシンナリー・チルドレンも存在しない。ソフィアは命を落とし(たと思われていた)、ゼンガーはその敵討ちのためにグルンガスト参式を駆って戦う。イーグレットの生死は最後まで不明のままである。理念や手法が[[恐竜帝国]]や[[ミケーネ帝国]]、邪馬大王国等と重複する上、冬眠中の外敵の排除に難があった。さすがにOG世界ならともかく、スパロボ世界では他の地下勢力との競合も起きる上に、今現在人類が直面している地下勢力の出現と同じ事を後に自分達がやる事になることも予想され、種の存続のためとはいえ問題の多い施設ではある。 | ||
+ | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] | ||
+ | :トウマルート以外だと、[[第2次α]]ゼンガールートがなかったことになるためか、壊されていない状態である。セレーナ、クスハ、クォヴレーのルートでは何故か起動したメイガスにゼンガーが起こされてアースクレイドルから出てくる。もっとも責任者の[[ソフィア・ネート]]はビアン・ゾルダークと共に宇宙へ見送りにきている。フェフの生死は不明であるが、珍しく壊れなかった例だろう。 | ||
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クレイドル周辺の地中には地中機雷(地雷)がシャドウミラーによって設置されており、この世界には未登場である地下勢力対策とみられる。 | クレイドル周辺の地中には地中機雷(地雷)がシャドウミラーによって設置されており、この世界には未登場である地下勢力対策とみられる。 | ||
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2014年12月8日 (月) 21:05時点における版
アースクレイドル(Earth Cradle)
『スーパーロボット大戦α外伝』で初出となった地下冬眠施設で、「プロジェクト・アーク」と呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯はOGシリーズで説明されるが、要するに地球の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者はソフィア・ネート博士、マザーコンピュータの名称はメイガス。他に科学者イーグレット・フェフ、特機パイロットのゼンガー・ゾンボルトの参加が確認されている。 地上に現れる半球体の建造物そのものがアースクレイドルと思われがちだが、この半球体は地下にあるクレイドル本体へ移動するエレベーター「メイガスの門」である。半球体はキャタピラベルトを利用して地面を掘削して移動する仕組みとなっている。
登場作品
αシリーズ
αシリーズでは、連邦による建造計画が凍結されたにも関わらず、何者かの支援により極秘裏に完成した、という設定で一貫している。
- スーパーロボット大戦α外伝
- α外伝の世界ではヌビア・コネクションの支援により建造される。ヌビアの民を衝撃波から守るというカーメン・カーメンの目的のために完成を見たものの、メイガス・システムが暴走した結果、メイガスがマシンセルを使って実体化、マシンセルにより進化した人類「アンセスター」として、地球人を滅ぼそうとする。この暴走のためカーメンはアースクレイドルを諦め、大アトゥーム計画に注力することになった…というのがカーメン側から見た事情であるが、真実はシステムの暴走ではなく、イーグレットによる反乱である。メイガスをソフィアに融合させて実体化させ、マシンセルにより生み出したマシンナリー・チルドレンと呼ばれる人造人間でアースクレイドルの掌握を図った。反乱を察知したゼンガーによりイーグレットは葬られたものの、実体化したメイガスによりゼンガーは洗脳され、アースクレイドルはメイガスの支配の下、地球を管理する存在となった。
- 当初、防衛戦力として量産型ヒュッケバインMk-IIとグルンガスト参式が配備されていたが、マシンセルによりそれぞれベルゲルミルとスレードゲルミルに進化している。メイガス実体化後の主戦力はゼンガーの駆るスレードゲルミルと、マシンナリー・チルドレンが駆るベルゲルミルで、自らを「アンセスター」と名乗った。
- アンセスターら終盤の最終決戦場であるが、ハードモードのみ現代のマイクロウェーブ送信施設(ムーンクレイドル)で決着となる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第2次αにおいてもやはり極秘裏に建造されていたが、イージス計画の発動により歴史が変化したため、ゼンガー編開幕でミケーネ帝国と邪魔大王国により破壊される。このためメイガスの実体化はなく、マシンナリー・チルドレンも存在しない。ソフィアは命を落とし(たと思われていた)、ゼンガーはその敵討ちのためにグルンガスト参式を駆って戦う。イーグレットの生死は最後まで不明のままである。理念や手法が恐竜帝国やミケーネ帝国、邪馬大王国等と重複する上、冬眠中の外敵の排除に難があった。さすがにOG世界ならともかく、スパロボ世界では他の地下勢力との競合も起きる上に、今現在人類が直面している地下勢力の出現と同じ事を後に自分達がやる事になることも予想され、種の存続のためとはいえ問題の多い施設ではある。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- トウマルート以外だと、第2次αゼンガールートがなかったことになるためか、壊されていない状態である。セレーナ、クスハ、クォヴレーのルートでは何故か起動したメイガスにゼンガーが起こされてアースクレイドルから出てくる。もっとも責任者のソフィア・ネートはビアン・ゾルダークと共に宇宙へ見送りにきている。フェフの生死は不明であるが、珍しく壊れなかった例だろう。
OGシリーズ
DC戦争後はDC残党(のちにノイエDC)の拠点となり、インスペクター事件時にはシャドウミラーらの協力も得て、彼らの根拠地として数多くの機動兵器を開発した。のちにクロガネ隊の総攻撃によりノイエDCやシャドウミラーら協力者を打倒。以後地球連邦軍クライ・ウルブズら「ツェントル・プロジェクト」のチームが事後処理と管理運営されている。 クレイドル周辺の地中には地中機雷(地雷)がシャドウミラーによって設置されており、この世界には未登場である地下勢力対策とみられる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- DC残党軍の拠点となる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- ノイエDCとシャドウミラーの拠点となる。ラミアの情報によれば、向こう側の世界のアースクレイドルでも、やはり内乱が勃発しており壊滅した模様。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 物語第1話の舞台。クライ・ウルブズらが事後処理に向かい、コードネーム”ヘッド“(アインストレジセイア)を捕獲した。
関連人物
関連用語
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