「ムデカ・ラーベンス」の版間の差分
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:仇の一人であるが、「魔装機神F」では成り行きながら長く共に戦い、シュテドニアス首都奪回作戦でも同じチームであった。そのためか彼女が敵に捕らえられた際は「行かないわけにはいかない」「他の魔装機神操者はともかく、助けに行くのもやぶさかではない」といった態度で、恨みとともに仲間意識を持っている。 | :仇の一人であるが、「魔装機神F」では成り行きながら長く共に戦い、シュテドニアス首都奪回作戦でも同じチームであった。そのためか彼女が敵に捕らえられた際は「行かないわけにはいかない」「他の魔装機神操者はともかく、助けに行くのもやぶさかではない」といった態度で、恨みとともに仲間意識を持っている。 | ||
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:戦場で居合わせたファングに対して。ここから彼がただの復讐者ではないことがわかってくる。 | :戦場で居合わせたファングに対して。ここから彼がただの復讐者ではないことがわかってくる。 |
2021年3月9日 (火) 07:07時点における版
ムデカ・ラーベンス | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 中井和哉 |
デザイン | 下山剛史 |
初登場SRW | 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ラ・ギアス人 |
性別 | 男 |
年齢 | 二十歳前後 |
出身 | バゴニア連邦共和国 |
所属 |
|
軍階級 | 中尉 |
ムデカ・ラーベンスは「魔装機神シリーズ」の登場人物。
概要
シュテドニアス連合の魔装機操者で、ラセツ・ノバステの腹心の部下の一人。出身はバゴニア。
偏狭な性格ゆえ他者との折り合いが悪く、成人後(15歳になってから)は放浪の末、シュテドニアスまで流れ着き、そこで「デオ・シュバイル」の隊長ラセツに引き立てられてエースと呼ばれるまでに成長した。「三國戦争」で尊敬するラセツが敗死した後、報恩と復讐のため同僚のマーガレット・ウォンとともに、最終的には傭兵に身をやつしてまでアンティラス隊を付け狙う。
と、ここまでならば「上司の仇討ちに燃える復讐鬼」という一言で形容できるのだが、その本性は「自他ともに認めるしつこい男」。幼い頃からの恋心も復讐心も恩義も屈辱も「忘れないこと」で彼のアイデンティティは出来上がっていて価値観が固定されており、それを正す上司が居なくなってからは完全に私事だけで動く為思い込みも激しく、途中からアンティラス隊を狙う理由の中に「(一方的に)想いを寄せる相手」「(一方的に)ライバル視する相手」を追うことが含まれてくる。彼らと別れたり屈辱を与えられたりしてからの期間を日数で正確に記憶しており、その様は正にストーカーとしかいいようがない。
ただその性格は同時に友情や仲間意識についても同様であり、「魔装機神F」では成り行きながらシュウ一行やアンティラス隊とともに戦い、そうしたプラスの面を見せるムデカが描かれた。また「忘れないこと」は「恩と恨み、双方ある人間に対して、決して恩を忘れない」ということでもあることが様々な人間関係の中で示されている(基本的に恨みが大きくとも恩が優先するらしい)。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 初登場は「プレシアとエルシーネ」、「神算鬼謀のバロム」、「シュテドニアス分裂」のいずれか。以後、中盤から終盤にかけて南部シュテドニアス軍に与する傭兵として頻繁に対戦する。その突拍子のない言動(特にロザリーと交戦させた際の特殊戦闘台詞)は、多くのプレイヤーの目を惹きつけた。
- 戦闘デモではトリでマサキに一蹴される。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- マルテナ社の後継組織にあたるパーゼミュート社が率いる組織反アンティラス隊に参加するが、ロザリーとのコミカルな絡みも増えている。PVの搭乗機はドリッツだが、実はラングランルートの終盤しか使用しない上に(ゼルヴォイド・ヴァストはマーガレット死後に凍結処分されたため)、そのステージは彼ら三人と共闘しないと強化パーツを獲得できない(NPCではなく第3勢力の敵扱い)、ロザリーの説得で彼を撤退させることも可能。
- また、8月29日に配信されたキャンペーンマップ「追って追われて戦って」ではロザリー、ジノ、テュッティやコーデック、ヅボルバと共にヴォルクルス教団の実行部隊に立ち向かい、操作することも可能。搭乗するのは一部のプレイヤーに恐怖を与えたニムバス(敵仕様スベックのまま)だが、教団側も輕裝式ヂーヱンだらけなので油断できない。
- ちなみに、シナリオを問わずロザリーで撃墜するとトロフィーが獲得できる。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 当初から味方側で登場、そのためか顔グラフィックの方向も変更された。シュウと接触し、行動を共にしている。
- 前作の後、方針についていけなくなったのか反アンティラス隊を辞め、ロザリーを探すために放浪していた。条件を満たすとロザリーとの合体攻撃が使用可能になり、それで敵を撃墜することがトロフィー獲得の条件になっている。
- 今作では真っ当な軍人としての姿も見られるほか、復讐心から離れれば根は善良であることが窺える場面もいくつかある。
- その記憶力は健在で、ムデカ感動のロザリーとの合体攻撃は、その基となった幼い頃に練習した剣技を、ロザリーの分も含めて完璧に覚えていた為実現した。
- エンディングではラングラン・アンティラス隊を許しはしないとは言いつつも、その復讐心にはある程度の整理をつけたようで、シュテドニアスの復興に身命を捧げることを決めた(そうすればロザリーも振り向いてくれる、といつもの調子でもあったが)。
パイロットステータス
能力値
総じて優秀。スキルも合わせて若干格闘寄り、その性格故かラ・ギアス人としてはプラーナも高め。
精神コマンド
報復が健在であれば、3個ほど報復で枠を埋められたかもしれない。
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 必中、加速、不屈、気合、撹乱、熱血
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 必中、加速、不屈、気合、友情、熱血
- 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 不屈、突撃、加速、気合、魂、自由枠
- 攻撃面において全く隙の無い優秀なラインナップ。自由枠は補助系か、突破、隠れ身辺りだろうか。
特殊技能(特殊スキル)
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 幻影、気配察知、PN回復
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 斬り返し
パイロットBGM
- 「終わりなき戦い」
- 汎用戦闘曲、物足りなくなったらガエンから「復讐の刃」を借りるのも一興。
人間関係
シュテドニアス連合国
- ラセツ・ノバステ
- 問題児である自分を認めてくれたが故に彼の死後も忠義を誓っており、行動時における判断の基準は八割ほどが彼の奉仕に限定されている(残り二割は片思いの女性を口説くために費やされる)。首回りを飾るネックレスの紐にラセツが愛用していたサークレットの装飾具を通しており、ラセツに対する傾倒の深さが垣間見える。本来は彼の敵討ちのために行動していた。
- アクレイド・バロム
- アンティラス隊と関わりが深い彼を売国奴と嫌っている。
- ロヨラ・ブラックバーン
- 特に関わるシーンはないが、地上人である彼にはあまり良い感情は抱いていないようだ。
- レッフェン・ダスドレーシュ
- 特に関わるシーンはないが、彼をシュテドニアス軍の重鎮と称し多大な敬意を払っている。
アンティラス隊
- マサキ・アンドー
- 上司であるラセツを討った男。一応、ムデカの目的はラセツの敵討ちである。
- テュッティ・ノールバック
- 仇の一人であるが、「魔装機神F」では成り行きながら長く共に戦い、シュテドニアス首都奪回作戦でも同じチームであった。そのためか彼女が敵に捕らえられた際は「行かないわけにはいかない」「他の魔装機神操者はともかく、助けに行くのもやぶさかではない」といった態度で、恨みとともに仲間意識を持っている。
- ロザリー・セルエ
- 幼なじみで恋愛感情を抱いていた。だがロザリーの方は当時引っ越しが多かったためほとんど覚えておらず、ようやく思い出しても「しつこくちょっかいを掛けてきた気持ちの悪い奴」という印象であった。戦場で再会するたびに気を引こうと想いをぶちまけるが、彼女はそのたびに嫌悪感を露わにしている。彼女と相対した場合のみ、全ての戦闘台詞が専用のものになる(魔装機神IIでは反撃や撃墜は汎用台詞しか基本的に用意されていないが、ムデカの対ロザリー用の台詞だけ例外)。
- ファング・ザン・ビシアス
- 新暦4957年5月のビエンド杯剣術大会の準決勝で彼と戦って敗れる。そのときから一方的にライバル視し続け、リベンジのため付け狙う。一方ファングの方は彼のことを一切覚えておらず、しつこく向かってくる彼に辟易することになる。なお、彼の姿を見て「以前、自分勝手な思い込みからマサキを付け狙ったことが、どれほど迷惑なことか分かった」と自分のかつての行いについて反省している。
- シモーヌ・キュリアン
- かつてラセツの下にいながら彼と袂を分かったため、裏切り者として憎悪する。IIIでは彼女からもロザリーのストーカーと認識されてしまった。
テロリスト
- エリック・グレゴリック、ズネロ・ホネーガ
- 『魔装機神III』にて彼ら晨明旅団が作成・販売したロザリーのコラ写真をロザリーの名誉を護るために私財をなげうって全て買占めた。
- ブロウ・ティゴール
- 『魔装機神F』でシュテドニアス軍の機体を奪って悪事を働いていた彼を嫌悪する。もっとも、ムデカ曰くの「ラセツ様のデュラクシール」も元を質せばラングランの物なのだが、盗んだのは設計なので強盗よりは幾らかまとも、か?もっともエウリードは最初は盗んでいるのだが。
マルテナ社
- ジェン・デミン、ディーゴ・カムラッド
- マルテナ社時代の同僚。交流はなかった。
パーゼミュート社
- モーダル・ゼオ・オーザン
- 会話シーンはないが、ムデカは会社上層部からの命令でゼルヴォイド・ヴァストの不具合の説明なくドリッツに乗り換えになったことに強い不信感を持っていた。ただ「魔装機神F」では「世話になったパーゼミュート」とも言っており、恩義を忘れないムデカの一面が顕れている。
- ドーソン・バリアルス
- 反アンティラス隊での上司。
- ホルヘ・レイ・バルディビア・ロンバルディ、ニーナ・フレーザー
- 『魔装機神III』の同僚達。
- マーガレット・ウォン
- 同僚で、彼女と共にアンティラス隊を追う。
バゴニア連邦共和国
- バリー・ギムナス
- 「応變自顕流」の剣士。ロザリーの父親で、ムデカもギムナスを慕っていたようだ。
- コーデック・テクリナク
- 腹黒の上にロザリーの同門でもあった為か、キャンペーンマップ「大規模戦闘演習」ではコーデックに挑発される。
神聖ラングラン王国
- エラン・ゼノサキス
- マルテナ社時代の同僚。お互いに辞めてからはゼルヴォイド・ヴァストを巡って敵対している。
- セレマ・ゼオラ・オクスティン
- あるDLCシナリオでは彼女に対して「子供がこんなところにいちゃいけない」、「脱出できるように手加減する」と意外とまともな発言をしていた。
アルメラ共和国
- ティール・カーヴェイ、ライオネル・ニールセン
- 当初は彼らに対しても頑なな態度だったが、ある一件から態度を軟化させ、友人関係となる。
- フィリス・ジャラヴ
- 整備・戦闘ともに世話になった仲間と認識しており、巨人族を仇として強い怒りを向けた。彼女がティールを殺害したことには、恩と恨み、二人の恋愛関係も相まって、強い葛藤を見せた。
名(迷)台詞
魔装機神シリーズ
対ロザリー
- 「ロザリー、君の攻撃が心地いい。ああ……なんだか新しい世界が開けそうだ」
- 戦闘時にロザリーからの攻撃を被弾した際の台詞。この台詞といい、後述のセリフといいこんな姿をラセツが見たらどう思うのだろうか……。ちなみに、POJではムデカが戦闘中にオープン回線を開きっぱなしなため、後述も含めたロザリーへの台詞を反アンティラス隊の隊員は皆聞いているとのこと。……もしかしたら、これ以前の戦闘でも周囲に聞こえていた可能性がある。
- 「そうか、そんなに……か。ロザリー……」
- 戦闘時にロザリーに撃墜された際の台詞。魔装機神IIIでは何とこの台詞を聞くこと(……というより、ロザリーでムデカを撃墜する)がトロフィーの入手条件になっている(トロフィー名はずばり「そうか、そんなに……か」である)。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「それだけ貴様の罪が重いということだ! 力だけで全てを収めようとするお前達は、憎しみしか生まん!!」
- マサキに対して。マーガレットの言葉と合わせマサキを追い詰めていくことになる。
- 「魔装機神……お前達さえいなければ、我がシュテドニアスは分裂する事などなかったものを!」
- 「プレシアとエルシーネ」より。しかしシュテドニアスが分裂するのは歴史上何度かあった筈なのだが。
- 「そうだ!このデュラクシールⅡは、ラセツ様が遺してくださったもの! 貴様達を葬るのにふさわしい機体だ!」
- ポゼッションを会得したマサキの前に現れて。因縁の機体を持ち出してマサキへの復讐を果たそうとする。
- 「貴様……忘れたとは言わせないぞ! ビエンド杯剣術大会の準決勝のことを!」
- 戦場で居合わせたファングに対して。ここから彼がただの復讐者ではないことがわかってくる。
- シモーヌ「恩人が悪い事をしたら、あんたはそれを助けるっての!?」
「当然だ!」 - 「簒奪者オンガレッド」から。彼という人間の本質が滲み出てくる問答。
- 「俺は執念深いのが自慢でね!」
- 「南部聯合の反撃」にて、マサキから自身のしつこさに辟易された際に反した台詞。マサキからは即座に「そんなもん自慢するな!」と返された。
- 「っ…またお前に負けるとは…今日のことは一生忘れん! 恩讐ノートに刻み込む!!」
- 恩讐こそ彼の行動原理の全てであり、明日への活力。…まぁ、ポジティブなのはいい事なんじゃなないでしょうか。
- 「くっ……誇りなど、ラセツ様を亡くした時に、すでに捨てた。今の俺には、復讐しかない!」
- 「忌むべき電離プラズマ砲」にてのファングから「剣士としての誇りはないのか」と詰られて。この返答にファングは、かつての自分を見ていた。もっとも、当のムデカは相変わらずロザリーにはベッタリの上に、その当人から後ろめたさを指摘されてしまっているが。
- 「ああ、ロザリー。君に倒されるなら本望だ……俺は、君が……だ、ダメだ!どうしても言えない!諦めることもできない!やっぱり脱出!」
- シナリオ「受け継がれた呪い」より。ロザリーのジェイファーでムデカの搭乗機体を撃墜することのほか、これまでのシナリオのロザリーとムデカの戦闘前会話を全て見ておく必要がある。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 「当たり前だ!ラセツ様の辞書に、諦めるなどという項目はない!」
- 「エランの憂鬱」より。ラセツはそうなのだろうが、お前はどうなんだ。
- 「信じてくれないのか……けどほら、丸腰ってのは本当だろ? それも信じられないっていうなら、脱いだっていい!」
- 偶然バゴニアで出会ったロザリーから疑われて。当然止められたが会話を続けることには成功した。結局、悪い印象を与えただけだったが。
- (……もちろんあれが、本物のロザリーじゃないのは分かってる。筋肉のつき方が全然違うし、肌ツヤだって違う。それに何より、ロザリーがこんな事をするはずがない。けど、たとえ偽物だったとしても、ロザリーのこんなはしたない姿を世に広めるわけにはいかないからな。俺は……ロザリーの名誉を護る為なら、たとえ無一文になろうとも……!)
- 「儲からざるもの食うべからず」シナリオデモより。アンティラス隊がロザリーの偽グッズを発見できなかった理由はこれである。カッコいいのかカッコ悪いのか判断しづらいのが何とも……。プレイヤーがシュテドニアスルートを選択した場合は、これが最後の出番になる。
- 「アンティラス隊め……晴らせねばならん恨みがまた一つ増えたようだな!」
- バゴニアルートでアンティラス隊に撃墜されたドーソンを見て。交流は描かれなかったがドーソンの事を信頼していてようである。
- 「えっ……? 追い掛けるのはこれで最後……? という事は……そうか、ロザリー! やっと俺について来てくれる決心が固まったんだな!」
- バゴニアルートでアンティラス隊との最後の決戦時のロザリーとの戦闘前会話。いちいち自分の都合のいいように解釈する。
- 「くっ、アラート多数か……すまない、マーガレット。俺は先に退くぞ」
- 「そこにあってはならないもの」にてマーガレット生存時に撃墜した時。マーガレットからは「覚悟が足りん」と罵られてしまうが、結果的にこの行動が相方との明暗を分けることになった。
- 「その程度のリスクを冒すのは当然だ! でなければ、俺は、ラセツ様の為に戦う意味が……!」
(ラセツ様の為に戦う……? これが……本当に、か……?) - ラングランルートでアンティラス隊と戦う中、マーガレットのゼルヴォイド・ヴァストが暴走するのを見た後のロザリーとの戦闘前会話。自分の戦いの意義を見失いかけ始める。
- (俺は……俺は何をやってるんだ……ここで……このまま戦い続けて、そのうち、マーガレットみたいに死んで……それで……それで一体何になる!?俺は……どうすればいいんだ……!!)
- マーガレットが死亡した後、パーゼミュート社で。上からは何も言われずにゼルヴォイド・ヴァストからの乗り換えを命じられ、自身をモルモットのように感じた彼は迷いを深めていく。
- 「し、死んでも……!? ロザリー……そんなに俺の事を……ハハ……少し、休暇をとるか…………けど、俺は諦めないからな。待っていてくれ、ロザリー!」
- ラングランルートでアンティラス隊と偶然共闘した際にロザリーから説得を受けて。彼女から反アンティラス隊を辞めてもやっていけると言われて認められたと思って喜ぶが、直後にアンティラス隊に来られるのは死んでも嫌と言われて落ち込みそのまま戦場から姿を消す。
- 「くっ、ロザリーを残して、離脱しないといけないなんて……なんという屈辱だ!」
- キャンペーンマップ「追って追われて戦って」より。当のロザリーは「これで集中して戦える」ようになった。
- 「え!? な、何を言ってるんだ! 休みに入ったロザリーの私生活を覗いてみたいだなんてそんな事は……」
- 中断メッセージより。本編ではないとはいえ、ロザリーの前にうっかりで本音を言ってしまった。
魔装機神F COFFIN OF THE END
- 「そうであっても……貴様が生まれ育った国だろうが!それに対する感謝もないのか!」
- 「荒廃世界」にてシュテドニアスへの恨み節を語るブロウに対して。そういうムデカはバゴニアに対し何か特別な思い入れでもあるのだろうか。
- 「こ、これで分かってくれただろう。俺達は、敵じゃないって……」
- 第30話「襲撃者」より。勘違いで襲い掛かってきたロザリーの攻撃を避けずに敢えて受ける事で、自分達が敵でない事を証明しようとした。さすがにここまでされればロザリーも踏み止まらざるを得ず、その後デメクサとイブンのフォローも入って事無きを得ている。
- ちなみにこのイベントは「ムデカで説得→問答無用で斬りかかられる」という流れだが、レミアで説得した時はこんな事態は起きないどころか、勘違いの一因に「ムデカがそちらにいた事」を挙げる。…どれだけ敵視されてるんですかムデカさん。
- (くっ……成り行きとはいえ、まさか俺がアンティラス隊を護る事になってしまうとは……ヤツらなど、俺達が到着する前に全滅していればよかったのだ。ああ、けど……そんな事になったら、ロザリーはきっと心を痛めて……あっ……ロザリーの悲しむ顔……それはそれで、素敵だ!やはりアンティラス隊は滅ぶべきだ!)
- 第33話「フリングホルニ」シナリオエンドデモにおいて。怨みが消えてないのはまぁムデカなので仕方ないが、アンティラス隊に滅んでほしい理由が斜め上の方向になっていた。魔装機神Iに出ていたらこいつは満足していたのだろうか[1]
- 「い、いや……そういうワケにもいかん。他の魔装機神操者はともかく、テュッティは共に戦った間柄だ。助けに行くのもやぶさかではない」
- 「テュッティの事など知らんが、シュテドニアスでの行いは、決して許されるものではないぞ!」
- 「ふん……世話が焼ける。貴様がしっかりしていないからこういう事になるのだ」
- Aルート第35話「絶えぬ奔流」より。1つ目が戦闘前デモ、2つ目がヴァルニーヤとの戦闘前会話、3つ目がエンドデモである。2つ目と3つ目を見ると1つ目は建前のようにも思えるが、1つ目はロザリーに問い詰められてのセリフであり、「どれも本音だが、1つ目が優先している」のだと思われる。ちなみにご丁寧にも3つ目はわざわざ機体の背中を向けて一人遠くに立ってのセリフである。解釈によってはただのツンデレ。
- 「当たり前だ! この状況でティールのことを、心配しないヤツなどいるものか!」
- 第41話「フィリス」/「ヒーロー」エンドデモで、ティールを見舞おうとサキト達と共に駆けつけた際に。
- 「こんな……こんな酷い事が、許されていいはずがない……! フィリスが生きていたことを一番喜んでいたのは、あいつだぞ!? そのティールを、フィリスが……!!」
- 同じく第41話エンドデモにて。良くも悪くも感情を原動力にしているムデカにとって、「友人が愛を弄ばれて命を落とした」という事態がどれほどの苦痛かは、想像に難くない。
- 「フィリス……貴様には、世話になった恩も、ティールを殺した恨みもある」
- 「恩も恨みも、そう簡単に差し引きできるようなものではない!だから、今は……ただ俺の意志で戦うだけだ!」
- 第50話「願いは全てと引き換えに」「約束は果たせぬままに」のフィリスとの戦闘前セリフ。テュッティの件もそうだが、今作ではムデカは混乱の中で立場が変化し、矛盾した感情の同居に葛藤することとなった。最終的にラングラン・アンティラス隊への復讐心を整理したのは、「恨みの感情は忘れないが、それにのみ囚われる必要はない」ことをフィリスとの闘いで自覚したためであろう。
搭乗機体・関連機体
- ジンオウ
- シュテドニアス軍人時代に搭乗。
- デュラクシールII
- ムデカの協力と情報提供で生まれたマルテナ社の主力機。
- バイラヴァ
- ラセツの作ったエウリードの改造機。ムデカとマーガレットが受け継ぐこととなった。
- ニムバス
- パーゼミュート社の主力機。味方として登場するときのみ乗る。『魔装機神F』では黒色の同機体で参戦。なお、パーゼミュート社を退職したムデカがこの機体を入手できたのはホルヘが便宜を図ってくれたからであり、書類上は「使用不能の不良機として解体業者にただ同然で払い下げられた」ことになっている。
- ゼルヴォイド・ヴァスト
- パーゼミュート社の主力機だったが、その危険性が同僚と元隊長の命を奪うことになる。
- ドリッツ
- ゼルヴォイド・ヴァストの問題性が露見した後に搭乗。PVでも乗っていたが本編で戦闘シーンを見るのは大変。
関連用語
- 『ビエンド杯剣術大会』
- ラ・ギアスで新暦の2255年からはじまった、1年に1度開催される由緒ある国際剣術大会。期間は5月1日から3日までの3日間。参加資格は10歳から30歳までと若い戦士に限定されている。新暦4959年の時点で開催数は2000回を超えるものと考えられる。
余談
- ラセツの敵討ちのため出世の機会と職場を投げ捨てたが、『北部』時代の上司であるリシェルがこの戦争で大尉から中佐にまで昇進していることを鑑みると、彼も軍に残っていれば行動次第で少佐よりも上の階級を狙えたのではないだろうか?
- 彼が日数単位で色々と記憶していることは、魔装機神シリーズの時系列の設定を考察する上での一助となっている。詳しくはラングラン新暦の項目を参照。
脚注
- ↑ Iには「ロザリーの涙」というタイトルからして直球ど真ん中のシナリオがあった。
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