「ヘスター・ギャロップ」の版間の差分

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=== 携帯機シリーズ ===
 
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;[[スーパーロボット大戦K]]
 
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:初登場作品。悪役だが敵ではなく、どこか憎めない意地悪婆さんとなっている。
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:初登場作品。
 
:[[ロード・ジブリール|ジブリール]]とつるんでおり、ヘスター自身も[[ブルーコスモス]]っぽい発言がままある。言うなれば、[[コルベット]]のような役回りであり、前作の『[[スーパーロボット大戦W|W]]』に登場した同じ事務総長の肩書きのキャラである[[ロゼ・アプロヴァール|ロゼ]]とは対照的な人物であると言える。
 
:[[ロード・ジブリール|ジブリール]]とつるんでおり、ヘスター自身も[[ブルーコスモス]]っぽい発言がままある。言うなれば、[[コルベット]]のような役回りであり、前作の『[[スーパーロボット大戦W|W]]』に登場した同じ事務総長の肩書きのキャラである[[ロゼ・アプロヴァール|ロゼ]]とは対照的な人物であると言える。
:しかしながら、[[フェストゥム]]ら人外の敵の脅威は理解しているようで、[[地球]]の危機そっちのけで[[コーディネイター]]排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れたり、[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]との会話で「[[資金]]を優先的に回してもらうには、今は尻尾を振り続けるしかない」といった意味の発言もするなど、ジブリールよりは遥かにまともな人物として描かれている。
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:しかしながら、[[フェストゥム]]ら人外の敵の脅威は理解しているようで、[[地球]]の危機そっちのけで[[コーディネイター]]排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れるなど、ジブリールよりは遥かにまともな人物として描かれている。
 
:この手のポジションの人物では珍しく、最終的には[[プラント]]や[[オーブ]]とも和解して共に協力し合うようになるなど、原作と比較してはるかに良心的な描かれ方をされている。
 
:この手のポジションの人物では珍しく、最終的には[[プラント]]や[[オーブ]]とも和解して共に協力し合うようになるなど、原作と比較してはるかに良心的な描かれ方をされている。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していなが)を汲んだかKでのコミカルさは鳴りを潜め、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。
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:本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していないが)を汲んだか、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。
 
:原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。
 
:原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。
 
:最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう。<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党だが分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。</ref>当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。
 
:最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう。<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党だが分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。</ref>当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。

2017年8月15日 (火) 13:08時点における版

ヘスター・ギャロップ
外国語表記 Hester Gallop
登場作品 蒼穹のファフナー
声優 藤田淑子
種族 地球人
性別
所属 新国連
役職 事務総長
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概要

新国連を率いる女傑。新国連事務総長にして、世界政府準備議会代表を務める。所謂「鉄の女」である。

何十年も人類総出の総力戦を続けている世界において政治の頂点に立つだけあって政治家としての能力はあり、アルヴィスの戦果を自らのプロパガンダに利用するなど歳相応の老獪さを見せる。

しかし軍事方面には疎いのか、ミツヒロ・バートランドらに一任したことで付け入る隙を与えてしまったこともある。しかしながら、人類を守ろうという信念自体は本物であり、アルヴィスの大人達からはそれなりの理解を受けていた。

無印ではダッドリー・バーンズを通じて竜宮島の戦力を取り込もうと様々な圧力をかけて来るものの、ヘスターは最後まで生存する(自ら前線に出ることが無かったので、当然である)[1]。最終盤、「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「蒼穹作戦」)開始を前にもう祝杯を挙げるという鉄の女という看板にそぐわぬ行動を見せるが、その真意は後の作品で明らかになる。

ヘブンズドア作戦から2年後の『HAE』での動向は一切不明。

更に2年後の『蒼穹のファフナー EXODUS』では再び事務総長として登場。依然としてフェストゥムを殲滅しての人類存続を目指しており、共存を目指す竜宮島と対立することになる。手駒であるアルゴス小隊を利用して、例え同胞であっても自身の邪魔になると判断した者は容赦なく抹殺するなど、前作以上に計画のためには手段を選ばない苛烈さが強調されている。一方、同作では彼女が鉄の女として知られるに至った経緯を含めた内面が初めて明かされるなど、血の通った人間であることを感じさせる描写も与えられている。

登場作品と役柄

性格付けは『HaE』以前の描写をベースに解釈しているため、キャラクターは作品ごとに大きく異なる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
初登場作品。
ジブリールとつるんでおり、ヘスター自身もブルーコスモスっぽい発言がままある。言うなれば、コルベットのような役回りであり、前作の『W』に登場した同じ事務総長の肩書きのキャラであるロゼとは対照的な人物であると言える。
しかしながら、フェストゥムら人外の敵の脅威は理解しているようで、地球の危機そっちのけでコーディネイター排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れるなど、ジブリールよりは遥かにまともな人物として描かれている。
この手のポジションの人物では珍しく、最終的にはプラントオーブとも和解して共に協力し合うようになるなど、原作と比較してはるかに良心的な描かれ方をされている。
スーパーロボット大戦UX
本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していないが)を汲んだか、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。
原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし自らの欲望を満たすためにと内通しているハザードを同志として信頼しきっており、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わないUXアルヴィスには度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。
最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤ELSの地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である人類軍を引き連れてバジュラ本星を侵略するという暴挙に出てしまう。[2]当然、地球連邦からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局はギャラクシー船団に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身もショット・ウェポンに射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、漫画版の要素を取り入れたと言えなくもない。

人間関係

ミツヒロ・バートランド
新国連科学者。極端なフェストゥム殲滅論者である彼を重用している。
ダッドリー・バーンズ
SRW未登場。蒼穹作戦で前線指揮を執るのは、原作では彼の役目。あくまでも政治家であるヘスターに代わって彼が実働を務めていた。ヘスターの片腕のように見えなくもないが、あくまでも人類軍としての使命に従って動いているだけでシンパと言うわけではない。
真壁一騎
乗艦がフェストゥムに襲われた際、間一髪のところで彼の駆るマークエルフに窮地を救われた。しかし、それがきっかけで、新国連に竜宮島の所在を掴まれてしまうことになる。
イドゥン
漫画(電撃コミックス版)では、彼の手でミツヒロ諸共殺害される。
遠見真矢
無印では特に関わりがなかったが、『EXODUS』では彼女と接点を持つ。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

ロード・ジブリール
K』では彼と共に地球連合の音頭を執っているが、内心では地球への脅威を無視してまでコーディネイターを殲滅しようとする彼のやり方に辟易していた。
ユウナ・ロマ・セイランミーア・キャンベル
『K』では最終話「心からの…」で過去の事での後ろめたさから素直に協力を要請できないヘスターの協力要請を快く引き受け、ヘスターも彼らに深く感謝する。
第二代地球連邦大統領
UX』では彼女とは政敵同士の関係である。

リアル系

ショット・ウェポン
『UX』では彼とも手を組むが、バジュラ本星においてギャラクシー船団と組んでいた彼に射殺された。

スーパー系

司馬遷次郎
K』では協力関係にある。会話における互いの口ぶりから察するに、旧知の仲の可能性も見受けられる。大義のためには手段を選ばないという点では似た者同士か。
葵霧子
『K』では協力関係にあるのだが、人類同士の戦争に関する考えの違いから、序盤から対立気味であったが、最終話で和解した。
ハザード・パシャ
UX』における最大の同志。ヘスターは終始、ハザードを信頼していた。
その姿勢は、彼が自分の欲を満たすために地球を侵略しようとしたザ・ブーム軍に協力していることを知ってからも全く揺らぐ事が無いという絶対的とも言えるもので、第1部でのハザード失脚後も彼の秘書であるドッグ・タックと共に復権の根回しをしていた。

バンプレストオリジナル

アンジェリカ・シャルティール
『K』中盤でのヘスターのブルーコスモスじみた発言に対して、自身が地球人ではない故に内心毒づいていた。

名台詞

「ついに見つけたわね。巨人のを」
第4話「逃航〜ふなで」より。初登場時の台詞。新国連所属の探索機「ヤングスター2」から「『API-1』を発見した」との報告を受けて。以降、新国連事務総長として「API-1」こと竜宮島に本拠地を持つ対フェストゥム組織「アルヴィス」に対して圧力を掛けていくようになる。
「3分の1以上が上空でネットワークを築くのコアに接触する。素晴らしい事です。この日を30年以上も待った」
「祈りましょう、人類の勝利を」
第25話「決戦〜きょうせい」より。「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「蒼穹作戦」)開始前、大気圏外攻撃部隊の発射準備の報告を受けて。
この際、周囲の人類軍指揮官と共に作戦開始すらしていないのに祝杯のワイングラスを掲げるという滑稽な姿を見せた。結果から言えば作戦は見事な失敗に終わっている。ただし、必勝酒という大事な試合や命運を賭けた試験の前に飲む酒もあるのでそういう意味合いで飲んでいた場合、別におかしい事ではない。
余談だが、ヘスターが手にしているやけに大きく描かれたワイングラスが一部ではネタとして話題になった。
「最終作戦『ヘブンズドア』。その立案者であるDr.ミツヒロの魂の元にも、この火が届かんことを」
上記の台詞に続いて。滑稽な姿ではあったが、ここで亡きファフナー開発の功労者へのねぎらいを忘れない辺り、決して愚かなだけの老人ではないことがわかる。

スパロボシリーズの名台詞

K

「地球連合の代表として改めて要請します…光子力研究所ダンナーベースビルドベース大空魔竜の各部隊は…地球連合軍と合流し、対ザフト軍の作戦行動に参加しなさい」
第13話「変わり果てた地球」より。通信でダンナーベース霧子に対し、地球連合に協力することを要求するも、真意を見透かしていた霧子にあっさりと突っ撥ねられてしまう。
「そうですか。ではこれより、あなた方を地球連合に敵対する組織と見なします」
同上。地球連合に協力することを断った霧子に対して警告をするも、当の霧子からは「好きにしな」と一蹴されてしまう。
「失礼な! あんな宇宙の化け物と一緒にしないでいただきたいですわ!」
第19話前編「星の扉、運命の扉・前編」より。霧子が「ナチュラルコーディネイターも同じ人間じゃないか」とコーディネイターを擁護したことに対し、ヘスターはブルーコスモスじみた発言で反論してしまう。
「これは、フェストゥムとの人類存亡をかけた戦いです! 私だけが後方で黙って見ているなど前線の兵に失礼でしょう!」
第30話後編竜宮島ルート「情愛~さよなら・後編」より。連合の北極におけるフェストゥムとの総力戦に際し、参上したアークエンジェルに対して。なお原作で指揮を担当したバーンズは未登場。
ヘスターは乗艦を攻撃されながらも自ら前線に出て陣頭指揮を執っており、単なる口先だけの意地悪婆さんではないところを見せつけた。『K』におけるヘスターは嫌味なキャラであるが、不利になるとすぐに逃げを打つどこぞのブルーコスモス盟主よか、余程気骨の感じられる台詞ではある。

UX

「ではオーブ軍の一部は、人類軍に組み込む方向で調整しましょう」
「また、テロ組織との癒着が明白となったアスハ代表には、その職務を降りてしかるべき処分を受けていただきます」
「よろしいですね、アスハ元代表…?」
『UX』第1部第22話「SUPER NOVA」より。人類軍の創設が決まった時の台詞。
カガリに対して「オーブ軍の『一部』を組み込む」と言っているが、ヘスターの性格を考えると、オーブにさまざまな圧力を掛けて戦力のほとんどを掠め取りそうではある。
結局、予想外の人物によってハザードの悪事がバレてしまい、彼は逮捕されるが…。
「本来であれば、この座はハザード長官が就くはずだった場所。素直に喜ぶことはできないわ…しかし、彼はあのまま終わってしまうような人間ではありません」
「いつか再び、私たちと共に立ち上がってくれると信じています」
『UX』第24話「A wakening」より。人類軍代表への就任を祝う発言を受けて。
この直後に人類軍に協力しないからと竜宮島、ひいてはUXに対して強硬な作戦を開始するにも関わらず、異星人の内通者だと明らかになったハザードを未だに擁護しているのはどう考えても矛盾している。
「ハザード長官、あなたはすでに英雄ですよ」
『UX』第39話「蒼穹-そら-」より。ミール核攻撃を行った後に「人類は救われた」と喜びながらハザードを称賛した台詞。
第3部では、実際にハザードがインタビューを受けており、フェストゥム殲滅の功績はほぼ彼のものとなったらしい。
自らに名声を集めない辺りを見ると功名心や自己顕示欲の類は無いようだが、前述の台詞といいフェストゥムを憎むあまり、現実とかけ離れたイメージをハザードに幻視しているようにも思えてしまう。
「くっ…なんてこと! フロンティア政府化け物どもによって制圧されたわ! ショット博士! 大至急ハザード司令長官に連絡を…」
『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。ハザードの口車に乗せられバジュラ本星にたどり着いた後で。
ハワード三島の二人がギャラクシー船団に抹殺されたことに恐慌し、ショットにハザードへ連絡するよう命じるが……
「!? そ、そんな…! ショット博士…! まさか、あなたまで…!」
上記の台詞の後、ショットからハザードがUXに誅滅されたことを聞かされた上で銃を突きつけられて。
曲がりなりにも持っていたはずの「人類を守る」という自らの信念さえ忘却したへスターの「罪」は非常に大きく、その身を以て重い「罰」を必然的に受けるコトとなった。

スパロボシリーズの迷台詞

「ひぃっ…!」
UX』第13話「約束-ちかい-」より。フェストゥムに襲撃された際に。その直後、マークエルフによって救助された。
原作の同場面と比較して情けない印象が残ってしまう。それにしても、某筆頭政務官を連想させてしまう悲鳴である。

余談

  • K』ではヘスターの顔グラを見て、初老の男性だと勘違いしてしまった初見のプレイヤーも多かった模様。

脚注

  1. 一方、無印漫画版(電撃コミックス版)では、ヘスターはイドゥンの攻撃によって死亡する結末を迎えている。
  2. 一応、『UX』世界地球フェストゥムを初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党だが分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。