「エルガイム」の版間の差分
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:初出の第4次だけはビームライフル扱いだったのか弾数制だった。F以降は原作再現でEN消費となった。GC以後はビームライフル等と同様にP兵器に。 | :初出の第4次だけはビームライフル扱いだったのか弾数制だった。F以降は原作再現でEN消費となった。GC以後はビームライフル等と同様にP兵器に。 | ||
2016年4月20日 (水) 12:31時点における版
エルガイム(L-Gaim)
- 登場作品:重戦機エルガイム
- 分類:A級ヘビーメタル
- 頭頂高:20.7m
- 全高:24.1m
- 重量:19.1t
- ムーバルフレーム:Mサイズ
- 動力:電力+ソーラーパワー(太陽光発電システム)
- 装甲材質:ジーンプラ(FRPのようなもの)
- 開発者:ダバ・ハッサー
- 所属:ダバ個人所有→反乱軍
- 主なヘッドライナー:ダバ・マイロード、ファンネリア・アム
ダバ・ハッサーが開発したカスタムメイドA級ヘビーメタル。
ペンタゴナ3大ヘビーメタルの1つである、ヤーマン王国のオリジナルHM・ガイラムをベースにして造られたA級ヘビーメタルで、カスタムメイドながら他のA級ヘビーメタルに匹敵する性能を持つ。
コクピット分離のスパイラル・フローシステムなど、ヤーマン族の技術が随所に活かされている。最大の特徴は各フレームの稼動部が柔軟に構成されており、人間のような運動性能を発揮する。ガストガル系のA級ヘビーメタルと比べてパワーに劣るエルガイムが最終局面まで戦えたのは、この運動性能に支えられているからである。また、フレームが剥き出しの状態のため小銃で簡単に破壊されるほど脆い面もあるが、修復自体は容易。
機体の素性の隠匿と、来るべきヤーマン復興を意図したダバ・ハッサーによって、ガイラムをデチューンし、フレームを大幅に簡略化した量産向きの設計がなされており、後にダバに提供されたエルガイムの設計図から反乱軍の主力B級HM・ディザードが量産されている。
純白のカラーリングが印象的な作品を象徴する機体であり、最終話でダバはオージと刺し違えて大破したエルガイムMk-IIを破棄、この機体でギワザとの最終決戦を締めくくった。
漫画『アンダー・ザ・サンズ』ではMk-IIが登場しても終始ダバの愛機であり、「愛されている1号主役機」と言える(似たような経緯を辿った主人公機としては、他に『機動戦士ガンダム00』のガンダムエクシアが挙げられる)。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初参戦作品。ビームコートを持ち、序盤のMS相手なら優位に戦える。なお、グラフィックでは飛行用のランドブースターを装備しているが、なぜか同じくブースターが装備されているダンクーガと同様飛行は不可能。
- 中盤、宇宙ルートを通るとカルバリーテンプルと選択で廃棄する事になり、どちらを捨てても資金1万を入手できる。地上ルートを通ると強制的にこちらが残る。残念ながらカルバリーテンプルの方が使いやすいため、思い入れがないのならこちらを廃棄した方がいい。地味に扱いが悪い気がする。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 火力は上がったが、それでもカルバリーテンプルに負けている。カルバリーテンプル共々、強制廃棄はなくなった。オープニングデモにも出演している。
- スーパーロボット大戦F
- 第4次の反省か、今回はカルバリーテンプルより素の火力が高い。ダバを乗せると回避時に「機動性ならエルガイムだって!」という台詞が聞ける。ただしエルガイムでなくても言う。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 序盤ヌーベルディザードとこの機体のいずれかにバスターランチャーを装備出来る。おかげでギワザのとどめをさす時に原作の再現が可能となった。アムが乗って強制出撃する機会が何度かある。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から6段階も改造されている上に強化パーツスロットが4なので、はっきり言ってエルガイムMk-IIより強い。V-UPユニットをつければ攻撃力7000台も十分可能。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 全編通してV-UPユニットが最大2つまでしか手に入らなくなった結果、弱体化。並の強ユニットに。参入後しばらくは、V-UPユニットなしの状態で切り抜けなければならない。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- いよいよランドブースターが本領発揮したのか飛行可能で、バスターランチャー(通常版、MAP兵器版)も標準装備。エルガイムMk-IIとの合体攻撃も。またエルガイムに限らずHM系全般にいえるが、BGMは「進撃エルガイム」に。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初めてアキュートが武装として採用された。基本の戦闘BGMは「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」、「進撃エルガイム」はバスターランチャーのBGMとなった。本作ではパイロットがダバで固定されており、乗り換えシステムも存在しないため、同じくダバが乗るMk-IIと同時出撃できない(母艦があれば同時編成可能ではあるが)。また、本作のバスターランチャーは通常版だけになっている。
関連作品
- シャッフルファイト
- 辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーとして第1章から登場するが、戦闘時に振れるダイスの数が2個であるため中盤以降はエルガイムMk-IIと交代する形で2軍枠に追い遣られがち。キャラ付けとしては控え目だが実直な印象の設定を施されている。
- バトルロボット烈伝
- ダバの乗機として登場し、中盤からはアムが乗る。最初から2回ずつ移動・攻撃ができる優れた機体だが、いくら改造してもHPしか上がらないという特徴を持つ。
- 強化パーツは1つのみ装備可能。
- リアルロボット戦線
- 初期にダバが乗りスポット参戦。後にアムが乗り味方に加わる。マップ兵器バスターランチャーを持つが、ENを改造しないと撃つこと自体ができない。
装備・機能
武装・必殺武器
基本装備
- アキュート
- 腕部に着いている打突用武装。前腕部のみを曲げることで展開し、殴るように攻撃する。
- スパロボではOEにてようやく武装として登場(押出属性付き)。リアルロボッツファイナルアタックには必殺技として実装されているが、ここではなぜかその場でフィギュアスケートのようにスピンするという攻撃になっている。
- セイバー
- ブレード部分がエネルギーで構成された剣。右腕に装備されている。グリップ部分に光をエネルギーに変換するシステムがあり、半永久的に使用可能。ヘビーメタルの格闘戦における基本的な装備。
- ハンドランチャー
- セイバーを発射装置としてビームを撃ち出す。
- SRWでは、パワーランチャーが弾切れしたときに使用される。
- ランサー
- セイバーと同じく、ブレード部分がエネルギー状の槍。伸縮するグリップの両側からセイバー光が出る。鍔迫り合い時に不意を突く場合などに用いることもあった。
- バインダー
- エルガイムが装備している盾。バリアーシステムがあり、セイバーやビームを防ぐ。また、先端で敵を攻撃することも出来る。
- Sマイン
- 円盤状の爆弾で、相手に投げ付けて使用する。普段はバインダーに収納されている。起爆には化学反応を用いる為、レーザーやミサイルの直撃を受けても誘爆しない。
- SRWではパワーランチャーで移動後攻撃できない頃からの遠距離P兵器である。
- パワーランチャー
- コードをボディに接続することで使用出来るビーム兵器。砲身に見えるのは被筒で、通常は右腕に装備する。また、バインダーの裏側に装備して使用も可能。使用中(特に連射の後で熱を帯びている場合)にコードがショートすると大爆発を起こす危険がある。
- 初出の第4次だけはビームライフル扱いだったのか弾数制だった。F以降は原作再現でEN消費となった。GC以後はビームライフル等と同様にP兵器に。
オプション装備
- バスターランチャー
- 最終話でMk-IIのものを持ってきて使用。パワーランチャー用のジャックを3つ使う。しかしエルガイムの出力では一発しか撃てない。
合体攻撃
- ダブルバスターランチャー
- エルガイムMk-IIとのバスターランチャーの同時攻撃。GC及びXOで追加。
特殊能力
- 剣装備、盾装備/シールド防御
- 切り払い、シールド防御を発動する。
- ツインメリットコーティング
- OEで採用。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」
- 「進撃エルガイム」
関連機体
- ガイラム
- ヤーマン王朝のオリジナルヘビーメタル。ヤーマン滅亡時に、幼いダバと共に一機が密かに持ち出され、エルガイムのベースとなった。
- ディザード
- 量産型エルガイム。反乱軍の主力HMとなった。
- エルガイムMk-II
- 技術系列的には孫にあたる後継機。
- ヴァールハイト
- 『サンライズ英雄譚』シリーズに登場するエルガイムを元デザインとした機体。
- クロイツ・ヴァールハイト
- 『GC』『XO』に登場したヴァールハイトを元デザインとする機体。
商品情報
- プラモデル
- フィギュア