「コウタ・アズマ」の版間の差分

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== コウタ・アズマ(吾妻吼太 / Kouta Azuma) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
+
| 漢字表記 = [[漢字表記::吾妻 吼太]]
**[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[OGシリーズ]]
**[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
+
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
| 声優 = {{声優|寺島拓篤|SRW=Y}}
**[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
**[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
*[[声優]]:寺島拓篤
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*種族:地球人(日本人)
+
}}
*性別:男
 
*年齢:17歳(高校生)
 
<!-- *身長:---cm -->
 
<!-- *体重:---kg -->
 
<!-- *血液型: -->
 
*出身:[[東京]][[浅草]]
 
*所属:民間人
 
*キャラクターデザイナー:河野さち子
 
  
[[東京]][[浅草]]下町に住む江戸っ子。喧嘩に強く、自信家であるが、妹の[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]には弱い。ある時[[戦士ロア]]と出会い、彼から巨悪の存在を知り同化して「[[ファイター・ロア]]」として戦う。普段はコウタの姿で、変身時にはファイター・ロアになり生身としても[[コンパチブルカイザー]]のパイロットとしても戦う。
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[種族::日本人]])
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| 性別 = [[性別::男]]
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| 年齢 = [[年齢::17]]歳(高校生)
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| 出身 = [[東京]][[浅草]]
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| 所属 = [[民間人]]→[[鋼龍戦隊]]
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}}
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'''コウタ・アズマ'''は「[[OGシリーズ]]」の登場人物。
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== 概要 ==
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[[東京]][[浅草]]下町に住む[[江戸時代#江戸っ子|江戸っ子]]。喧嘩に強く、自信家であるが、妹の[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]には弱い。ある時[[戦士ロア]]と出会い、彼から巨悪の存在を知り同化して「[[ファイター・ロア]]」として戦う。
  
元々は地球を守るために戦うことには消極的で、身の回りの人間さえ無事であればいいという考えであったが、[[バルトール事件]]の動乱のなかで、[[ショウコ・アズマ]]を誘拐した[[フォルカ・アルバーク]]を追ううちに、巨悪の存在を知ることとなる。そして行方不明となったショウコは[[ダークブレイン]]が負の力で洗脳、「[[エミィ|エミィ・アーマー]]」としてコウタを襲う。コウタの必死の説得によりダークブレインの洗脳が解かれて、元のショウコへと戻る。そしてロアよりダークブレインの存在を消滅させることを託されて、妹ショウコと共に[[Gコンパチブルカイザー]]を駆り、ダークブレインを打ち倒した。
+
元々は地球を守るために戦うことには消極的で、身の回りの人間さえ無事であればいいという考えであったが、[[バルトール事件]]の動乱のなかで、ショウコを誘拐した[[フォルカ・アルバーク]]を追ううちに、戦いの影に潜んでいた巨悪の存在を知ることとなる。ヘルゲートでは鋼龍戦隊と成り行きから共闘し、その後も単独行動を取ろうとしていたが、境遇の似ていたラウルの誘いを受けてクロガネに同行。程なくして修羅を脱走してきたフォルカと肩を並べることになるが、その直後に謎の戦闘機・Gサンダーゲートと遭遇。
  
その後は元の学生へと戻り、日常生活へと戻っている。
+
ソーディアン攻略を目指して戦隊と共に戦う中で、Gサンダーゲートに乗っていたのが洗脳され、エミィ・アーマーの適合者となっていたショウコであったことが発覚。テスラ研での戦いで彼女を正気に戻した後は、本格的に「ファイター・ロア」としてのあり方を自覚するようになり、ソーディアン中枢部ではロアの宿敵たる[[ダークブレイン]]と死闘を繰り広げた。
  
第2次OGでは[[エンドレス・フロンティア]]から帰還しヒリュウ改に合流。カイからは離脱を勧められるが、仲間を見捨てておけないと最後まで鋼龍戦隊に同行した。
+
その後は元の学生へと戻り、日常生活へと帰還していたが、浅草を襲った謎の生物(後にダークブレイン軍団の一員[[デブデダビデ]]の眷属・[[マッドネット]]と判明)に対応している最中に発生した次元の渦に、居合わせて共闘していたアクセル・アルフィミィ共々巻き込まれて[[エンドレス・フロンティア]]に転移。
 +
 
 +
第2次OGでは[[エンドレス・フロンティア]]から帰還しヒリュウ改に合流。当時戦隊はアルテウルの策謀で追われる身であり、カイからは離脱を勧められるが、仲間を見捨てておけないと最後まで鋼龍戦隊に同行した。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 +
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:シナリオNPC。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:2020年5月より開催される第3回制圧戦「THE GREAT BATTLE」より登場。[[コンパチブルカイザー]]のパイロット。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 +
:初登場作品。担当声優の寺島拓篤氏は本作品がスパロボ初参加である。
 
:2.5編第1話より登場。戦士ロアと同化して「ファイター・ロア」となる。攻撃役として優秀なのだが、スポット参戦の上最終決戦には参加しない。カイザーの破壊力があればかり楽な戦いになったはずなのだが。ちなみに、カイザーの技名を叫ぶ時だけエコーがかかっている。
 
:2.5編第1話より登場。戦士ロアと同化して「ファイター・ロア」となる。攻撃役として優秀なのだが、スポット参戦の上最終決戦には参加しない。カイザーの破壊力があればかり楽な戦いになったはずなのだが。ちなみに、カイザーの技名を叫ぶ時だけエコーがかかっている。
:担当声優の寺島拓篤氏は本作品がスパロボ初参加である。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
;[[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 
 
:流れはOG2.5編と同様だが、今回はユルゲンとの決戦にも参加。[[特殊技能]]に[[アタッカー]]、エースボーナスが反撃時の与えるダメージ+15%、ツイン精神に[[魂]]まで持つ単独最強の攻撃アタッカーである。致命的なのは[[気合]]がない点。そこは[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]の[[激励]]で補おう。本作から汎用カットインが追加。
 
:流れはOG2.5編と同様だが、今回はユルゲンとの決戦にも参加。[[特殊技能]]に[[アタッカー]]、エースボーナスが反撃時の与えるダメージ+15%、ツイン精神に[[魂]]まで持つ単独最強の攻撃アタッカーである。致命的なのは[[気合]]がない点。そこは[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]の[[激励]]で補おう。本作から汎用カットインが追加。
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:終盤で支援キャラとして仲間入り。ドラマCDでは[[アクセル・アルマー|アクセル]]との共演があり、物語の前日談となっている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
 
:中盤の地上ルートから仲間入り。アクセル同様、[[エンドレス・フロンティア]]から帰還直後のタイミング。また、地上ルートのみファイター・ロア状態で使用可能。第37話で無限増援を利用した稼ぎができるが、養成の負担が大きく、フリーズする確率が高いので、お勧めできない。
 
:中盤の地上ルートから仲間入り。アクセル同様、[[エンドレス・フロンティア]]から帰還直後のタイミング。また、地上ルートのみファイター・ロア状態で使用可能。第37話で無限増援を利用した稼ぎができるが、養成の負担が大きく、フリーズする確率が高いので、お勧めできない。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
 +
:本作裏の主役。地上ルートにて最序盤から登場。アカツキ姉弟が駆る[[ソウルセイバー]]と模擬戦をしていたが、トーヤの危機に揃って増援として駆けつけることになる。
 +
:本作の敵はしぶとい上に一撃が痛い連中が多いので、ガードが早めに欲しい。相変わらず自ら気力を上げる手段に乏しいが、アクセルやカチーナがツイン精神で「気迫」を使える上にかなり早期に参入するので、世話になるのも手。ただし、カチーナは乗換えでフォローが利くが、アクセルと組む場合は[[ソウルゲイン]]を含め、彼の乗れる機体がほとんど飛べないことに注意。
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
:第26話にて声出演。
+
:第26話にて声のみ出演。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
=== [[無限のフロンティアシリーズ]] ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ}}
 +
:終盤で支援キャラとして仲間入り。ドラマCDでは[[アクセル・アルマー|アクセル]]との共演があり、物語の前日譚となっている。ジャケット・アーマーを纏っていない状態でも身体能力が向上しているらしく[[ミチル・ハナテン]]の手下の襲撃にハンデとして先に攻撃させている。
  
 +
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
[[アタッカー]]をデフォルトで持っており、エースボーナス・カイザーの攻撃力と合わせて破壊力は抜群だが、ステータス自体は平均程度。突出しているのは実は回避だったりする。そのため、精神コマンドと合わせると思った以上に避ける。
+
OG外伝までは[[アタッカー]]をデフォルトで持っており、エースボーナス・カイザーの攻撃力と合わせて破壊力は抜群だが、ステータス自体は平均程度。突出しているのは回避で、精神コマンドと合わせると思った以上に避ける。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[必中]] [[集中]] [[不屈]] [[熱血]] [[鉄壁]] [[幸運]] [[魂]](ツイン精神)
+
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 +
:'''[[必中]][[集中]][[不屈]][[熱血]][[鉄壁]][[幸運]][[魂]](ツイン精神)'''
 
:スーパー系の手本のようなラインナップ。ツイン精神に魂を持つため、火力はさらに跳ね上がる。ただ、[[必中]]の消費Pは20と高めである。コウタは命中はあまり伸びないため使う機会が多い。
 
:スーパー系の手本のようなラインナップ。ツイン精神に魂を持つため、火力はさらに跳ね上がる。ただ、[[必中]]の消費Pは20と高めである。コウタは命中はあまり伸びないため使う機会が多い。
;[[必中]] [[不屈]] [[加速]] [[鉄壁]] [[熱血]] [[闘志]](ツイン精神)
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
:第2次OG。
+
:'''[[必中]][[不屈]][[加速]][[鉄壁]][[熱血]][[闘志]](ツイン精神)'''
 +
:火力が大幅にダウンしたのが痛い。「集中」に関してはショウコが使えるので問題ない。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[不屈]]、[[加速]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[捨て身]]、[[巧手]]'''
 +
:
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[底力]]Lv9 [[アタッカー]]
+
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
:再序盤から登場するため、デフォルトで持っているのはこの二つのみ。底力は機体にバリアがあるため、微妙な線。インファイト、Eセーブを修得すれば格段に戦闘力が上がる。
+
:'''[[底力]]L9、[[アタッカー]]'''
;[[底力]]L7 [[連続攻撃]]L2 [[カウンター]]L6 [[闘争心]]  
+
:最序盤から登場するため、デフォルトで持っているのはこの二つのみ。底力は機体にバリアがあるため、微妙な線。インファイト、Eセーブを修得すれば格段に戦闘力が上がる。
:コンパチブルカイザー時には連続攻撃は死にスキルなので、上書き対象。養成の幅が広いので、[[気力限界突破]]や[[ラーニング]]辺りが良い。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 +
:'''[[底力]]L7、[[連続攻撃]]L2、[[カウンター]]L6、[[闘争心]] '''
 +
:コンパチブルカイザーにはC武器がなく、連続攻撃は死にスキルになるので、上書き対象。養成の幅が広いので、[[気力限界突破]]や[[ラーニング]]辺りが良い。
 +
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 +
:'''[[底力]]L7、[[カウンター]]L6、[[闘争心]] '''
 +
:本作では最初からカイザーなので連続攻撃が消滅。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[[ファイター・ロア]]'''
 +
:気力が10上昇する毎に、攻撃力と防御力が増加する。
 +
:'''[[反骨心]](ファイター・ロア)'''
 +
:攻撃力が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度「[[熱血]]」(レベルが上がると「[[必中]]」が追加される)がかかる。
 +
:'''[[闘争心]](ファイター・ロア)'''
 +
:防御力・照準値が増加する。攻撃を命中させた時の気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;「反撃時に与える、最終ダメージ+15%」
 
;「反撃時に与える、最終ダメージ+15%」
:アタッカーとの相性が抜群。加えて[[リベンジ]]も修得すれば、斬りこむだけで敵陣を半壊に追い込める。
+
:[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]で採用。アタッカーとの相性が抜群。加えて[[リベンジ]]も修得すれば、斬りこむだけで敵陣を半壊に追い込める。
 
;「反撃時に与える、最終ダメージ+10%」
 
;「反撃時に与える、最終ダメージ+10%」
:第2次OG版。
+
:第2次OGで採用。補正が下がってしまっているがそれでも強い。
 +
;「Lサイズ以上の敵に対する最終与ダメージ+10%」
 +
:OGMDで採用。今作の強敵は全体的に巨大な連中が多く、そいつら相手ならば無条件に1割のダメージが加算されることになる。攻撃・反撃を問わないためボーナスだけならばこれまでより強力。
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「BURN NOW!」
 
;「BURN NOW!」
:[[ファイター・ロア]]時の戦闘BGM。ちなみにデフォルトはこちら。元々は『ザ・グレイトバトルIV』でロアが登場した時に流れていた短いBGMをリメイクした曲。
+
:[[ファイター・ロア]]時の戦闘[[BGM]]。ちなみにデフォルトはこちらで「吼えろ!コンパチカイザー」は機体BGM。元々は『ザ・グレイトバトルIV』でロアが登場した時に流れていた短いBGMをリメイクした曲。
;「吼えろ!コンパチカイザー」
 
:[[コンパチブルカイザー]]時の戦闘BGM。
 
  
=== 特殊技能(支援効果) ===
+
== 特殊技能(支援効果) ==
 
詳細は下記記事を参照。
 
詳細は下記記事を参照。
  
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[戦士ロア]]
 
;[[戦士ロア]]
:彼からコンパチブルカイザーを託され、同時に巨悪と対峙する約束を交わし、ファイター・ロアとなる。
+
:相棒。彼からコンパチブルカイザーを託され、同時に巨悪と対峙する約束を交わし、ファイター・ロアとなる。
 
;[[ショウコ・アズマ]]
 
;[[ショウコ・アズマ]]
 
:実妹で、喧嘩っ早い兄をリードしている。浪費家のコウタとは正反対にドケチ根性の持ち主。コウタにとっては何をおいても守るべき存在なのだが、後に成り行きから共闘することになる。
 
:実妹で、喧嘩っ早い兄をリードしている。浪費家のコウタとは正反対にドケチ根性の持ち主。コウタにとっては何をおいても守るべき存在なのだが、後に成り行きから共闘することになる。
 
;[[キサブロー・アズマ]]
 
;[[キサブロー・アズマ]]
:祖父で、若い頃にロアと約束してコンパチカイザーを修復した。
+
:祖父。若い頃にロアと約束してコンパチカイザーを修復した。
 
;[[ダークブレイン]]
 
;[[ダークブレイン]]
:ロアの宿敵。ショウコを洗脳して、「エミィ・アーマー」としてロア抹殺を目論む。後に自らの意志で戦い、打ち倒す。
+
:ロアの宿敵。後に自らの意志で戦い、打ち倒す。
 
;[[ラウル・グレーデン]] / [[フィオナ・グレーデン]]
 
;[[ラウル・グレーデン]] / [[フィオナ・グレーデン]]
 
:OG外伝以降は行動を共にすることが多い民間有志者。
 
:OG外伝以降は行動を共にすることが多い民間有志者。
95行目: 125行目:
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
;[[マサキ・アンドー]]
 
:ショウコを攫われ激昂するコウタを、同じ妹を持つ身として諭す。
 
:ショウコを攫われ激昂するコウタを、同じ妹を持つ身として諭す。
 +
;[[カイ・キタムラ]]
 +
:修羅の乱以後、有事の際には彼の管轄に入ることになっている。突出や独断行動の多いコウタは彼に説教されることが多いらしく、恐れている。
 
;[[アルコ・カトワール]]
 
;[[アルコ・カトワール]]
 
:ショウコに突っかかって来たところ、コウタはアルコの鉄拳を食らうが、軽症で済むものの殺意を感じていた。のちに完全決着を果たす。
 
:ショウコに突っかかって来たところ、コウタはアルコの鉄拳を食らうが、軽症で済むものの殺意を感じていた。のちに完全決着を果たす。
 
;[[ティス]]
 
;[[ティス]]
:[[デュミナス]]の使役。コンパチカイザーを狙って何度も交戦する。「俺のほうが年上だ」と言い、お互い対抗意識を持っている。
+
:コンパチカイザーを狙って何度も交戦する。「俺のほうが年上だ」と言い、お互い対抗意識を持っている。
 
;[[デスピニス]]
 
;[[デスピニス]]
:ティスとコンビを組む[[デュミナス]]の使役。[[エミィ]]の正体が妹ショウコであると唐突に教えた。最後はラウルらと共に生き延びて歩むこととなる。
+
:[[エミィ]]の正体が妹ショウコであると唐突に教えた。最後は生き延びてラウルらと共に歩むこととなる。
 
;[[アレディ・ナアシュ]]
 
;[[アレディ・ナアシュ]]
 
:彼が修羅だと聞いて驚くが、話を聞いた後はフォルカの事を思い返し、アレディの事を信用する。
 
:彼が修羅だと聞いて驚くが、話を聞いた後はフォルカの事を思い返し、アレディの事を信用する。
106行目: 138行目:
 
:彼女を見た際、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]と勘違いする。『OG2nd』でこちらの世界へ帰還したものの、ラミアにアシェンのことを語る場面は特に無かった。
 
:彼女を見た際、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]と勘違いする。『OG2nd』でこちらの世界へ帰還したものの、ラミアにアシェンのことを語る場面は特に無かった。
 
;[[楠舞神夜]]
 
;[[楠舞神夜]]
:劇中での絡みは見られないが、戦闘の支援会話で照れているのか動揺し、どもる。対照的に[[ネージュ]]との会話では真逆の反応。
+
:劇中での絡みは見られないが、戦闘の支援会話で照れているのか動揺し、どもる。対照的に[[ネージュ・ハウゼン|ネージュ]]との会話ではノーリアクション。
 +
;[[トーヤ・シウン]]
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;[[アキミ・アカツキ]]、[[アケミ・アカツキ]]
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
119行目: 153行目:
 
:マサキにたしなめられ落ちつきを取り戻したことにより、フォルカの話を聴くようになるコウタ。
 
:マサキにたしなめられ落ちつきを取り戻したことにより、フォルカの話を聴くようになるコウタ。
 
;「ショウコ! 俺は爺ちゃんと約束したんだ! 必ずお前を連れて帰るって!」<br />「それに、ジャーダさんやガーネットさんもお前を待ってる!! 双子の赤ん坊を見たくねえのかよ!!」<br />「こんな戦いなんざ、さっさと終わらせて、浅草に帰ろう!! 爺ちゃんが宮古寿司の特上を取って、パーティやってくれるんだぞ!!」
 
;「ショウコ! 俺は爺ちゃんと約束したんだ! 必ずお前を連れて帰るって!」<br />「それに、ジャーダさんやガーネットさんもお前を待ってる!! 双子の赤ん坊を見たくねえのかよ!!」<br />「こんな戦いなんざ、さっさと終わらせて、浅草に帰ろう!! 爺ちゃんが宮古寿司の特上を取って、パーティやってくれるんだぞ!!」
:OG外伝中盤でデュミナスに洗脳されたショウコを説得した時の台詞。
+
:OG外伝中盤でデュミナスに洗脳されたショウコを説得した時の台詞。この叫びに'''持ち前のドケチ根性が顔を出した'''ショウコが目を覚まし……。
 
;「そして……俺の役目でもある!!」
 
;「そして……俺の役目でもある!!」
:対[[ダークブレイン]]との対決セリフ。ロアと共に平和を守るため戦う。そして…
+
:対[[ダークブレイン]]との対決セリフ。ロアと共に平和を守るため戦う。
;「アレディ、俺の知ってる…、いや、ダチの修羅も生き方ってやつをいつも考えたよ。」
+
;「アレディ、俺の知ってる……いや、ダチの修羅も生き方ってやつをいつも考えてたよ。そいつはいつも迷ってて……そして、誰よりも強かった」
:EXCEEDで。アレディが思い悩む姿を見てフォルカのことを思い出したのだろう
+
:EXCEEDで。アレディが思い悩む姿を見てフォルカのことを思い出したのだろう。
 
;「グレイトなバトルを見せてやるぜ!」
 
;「グレイトなバトルを見せてやるぜ!」
:支援で呼び出した時の台詞の一つ。
+
:支援で呼び出した際の台詞パターン。元ネタは言わずもがな、[[コンパチヒーローシリーズ|グレイトバトルシリーズ]]。
 +
;「鉄球ファイトだ!」
 +
:こちらも支援時の台詞パターン。グレイトバトルシリーズの一作「鉄球ファイト!」が元ネタ。
 +
;「俺の名前は引導代わりでえ!」<BR/>「べらんめえ! Gコンパチカイザーに叶うわけねえだろ!」
 +
:OGMDでのオーバー・カイザー・ソードのトドメ時。前者の元ネタは時代劇「長七郎江戸日記」の主人公の決め台詞。
 +
;「俺達がてめえの最後の相手! ラスト・ファイターでえ!!」
 +
:OGMD最終話「二柱の闘神」より、追い込んだ[[XN-L]]に切った啖呵。由来は言わずもがなザンエル初出のゲーム「ラストファイターツイン」から。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
131行目: 171行目:
 
:OG外伝にて[[アンジュルグ]]を見た際の台詞。確かに、そう見えなくもないが……。なお、雷神⇒[[ヤルダバオト]]、風神⇒[[ビレフォール]]である。
 
:OG外伝にて[[アンジュルグ]]を見た際の台詞。確かに、そう見えなくもないが……。なお、雷神⇒[[ヤルダバオト]]、風神⇒[[ビレフォール]]である。
 
;「日輪なんか背負いやがって……てめえは仏像か!!」
 
;「日輪なんか背負いやがって……てめえは仏像か!!」
:対[[ネオ・グランゾン]]との対決セリフ。上記の台詞といいコウタは下町やお寺に纏わる表現が多い。
+
:対[[ネオ・グランゾン]]との対決セリフ。上記の台詞といいコウタは下町やお寺に纏わる表現が多い。確かにバリオン創出ハイロウを背負ったあの姿は仏像に見える。
 +
:OGMDでは対[[アラウンザー]]の対決セリフとして採用され、このセリフのあとショウコに「前にもそんな事を言っていた」とつっこまれる。
 
;「大江戸システムなんだかしらねぇが…」
 
;「大江戸システムなんだかしらねぇが…」
:[[ODEシステム]]のことをこう呼んでいる。
+
:[[ODEシステム]]のことをこう呼んでいる。ちなみにヘルゲートではロアに訂正されたが今度は「OEDシステム」と間違えていた。
 
;「で…何学園だっけ…? [[スパロボ学園]]?」
 
;「で…何学園だっけ…? [[スパロボ学園]]?」
:ドラマCDでの発言。実は宣伝だったりする。直後に不良に萬南無学園(この時は萬南無高校では無かった)と訂正される。
+
:ドラマCDでの発言。実は宣伝。直後に不良に萬南無学園(この時は萬南無高校では無かった)と訂正される。
 
;「アルフィミィ! 自然に混ざってんじゃねえ! あんたはこっち側だろ!」
 
;「アルフィミィ! 自然に混ざってんじゃねえ! あんたはこっち側だろ!」
 
:EXCEEDのある場面でどさくさに紛れて片那と一緒に並んだアルフィミィにツッコミを入れた。
 
:EXCEEDのある場面でどさくさに紛れて片那と一緒に並んだアルフィミィにツッコミを入れた。
;「お、おう。あったりめえよ」
+
;神夜「コウタさん、すごくかっこよかったですよ」<BR/>コウタ「お、おう。あったりめえよ」
:EXCEEDの支援戦闘後、楠舞神夜に「コウタさん、すごくかっこよかったですよ」と言われて。動揺してどもっている。
+
:EXCEEDの勝利時の掛け合いの一つ。動揺してどもっている。
;「あ? いや別に? 興味ないしよ」
+
;ネージュ「どこを見てらっしゃったの? おマセさん♪」<BR/>コウタ「あ? いや別に。興味ないしよ」
:EXCEEDの支援戦闘後、ネージュ・ハウゼンに「どこを見てらっしゃったの? おマセさん♪」と言われて。上記の神夜とは打って変わって無反応。ということは江戸っ子は胸ではなく和の雰囲気に弱いという事なのか…。
+
:EXCEEDの勝利時の掛け合いで、こちらはネージュ。上記の神夜とは打って変わって無反応。江戸っ子は胸ではなく和の雰囲気に弱いという事なのか…。
 
;「記憶戻らねぇなぁ、アクセルさん。えーと、『なんとか・なんとかー』って軍隊にいたんだよ、確か」
 
;「記憶戻らねぇなぁ、アクセルさん。えーと、『なんとか・なんとかー』って軍隊にいたんだよ、確か」
:EXCEEDエピローグにて、相変わらず途切れ途切れにしか思い出さないアクセルに呆れて。しかし、アクセルが所属していたのは「[[シャドウミラー]]」であり、区切らないはずだが。ちなみにアルフィミィから「それでは覚えていないのと同じですの」とツッコまれた。
+
:EXCEEDエピローグにて、相変わらず途切れ途切れにしか思い出さないアクセルに呆れて。しかし、アクセルが所属していたのは「[[シャドウミラー]]」であり、区切らない。ちなみにアルフィミィから「それでは覚えていないのと同じですの」とツッコまれた。
 
;「やれやれ、一時はどうなることかと思ったぜ。まあ、アートルム・エクステリオルも消えて、結果オーライだけどよ」
 
;「やれやれ、一時はどうなることかと思ったぜ。まあ、アートルム・エクステリオルも消えて、結果オーライだけどよ」
:OG2nd第36話、地上/宇宙ルート合流時の会話より。耳慣れない単語を散々間違ったり省略してきたコウタが、'''こんな難しい言葉を間違わずに言えている'''。何があったのだろうか……?
+
:OG2nd第36話、地上/宇宙ルート合流時の会話より。耳慣れない単語を散々間違ったり省略したりしてきたコウタが、'''こんな難しい言葉を間違わずに言えている'''。何があったのだろうか……!?
 
;「イテテ島へ行く途中に、日本の近くを通るって話を聞いてさ」
 
;「イテテ島へ行く途中に、日本の近くを通るって話を聞いてさ」
 
:OG2nd第37話より。イティイティ島も彼にかかるとこうなる。[[アイドネウス島]]を「まいどです島」と言い間違えた[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]といい勝負。
 
:OG2nd第37話より。イティイティ島も彼にかかるとこうなる。[[アイドネウス島]]を「まいどです島」と言い間違えた[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]といい勝負。
 +
;「てめえらの名前は覚えにくいんだよ!」
 +
;「面倒くせえ、てめえら略してメッセだ!」
 +
:対メリオルエッセ。
 +
;「てめえの名前が一番言いにくい! ペル公で充分だ!」
 +
:対ペルフェクティオ。
 +
;「ヘッ、あれで赤けりゃカニだな」
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:対[[バラン=シュナイル]]。第2次OGでは緑だが、旧シリーズには[[スーパーロボット大戦F完結編|本当に赤いバラン=シュナイルがいた]]。
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;ロア「コウタ、奴の見た目にだまされるな」<BR/>コウタ「おう! ピエロじゃなくて、大仏なんだろ!」
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:対デブデダビデ。論点が違う上に大仏でもない。
 +
;コウタ「あ、あれは大道芸じゃねえ……手品でえ!」<BR/>ロア「いや、魔術だ」
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:対デブデダビデ被弾時。彼にとっては人智を超えた魔術も大道芸や手品と変わらない様子。
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;「栗きんとん野郎め、あそこから動かねえな。何か企んでやがるのか?」
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:OGMD第18話にて、行動する様子のない[[クリスタルドラグーン]]を怪しんで。毎度のことだがまともに名前を覚えていない。
 +
;「くそっ、栗きんとんはもう食わねえ!」
 +
:対クリスタルドラグーン被弾時。完全な八つ当たりな上、栗きんとんへの風評被害である。直後にショウコから「クリスタルドラグーンと関係ないでしょ!」とツッコまれてしまう。
 +
;「ご来光だか何だか知らねえが、とっとと失せやがれ!」
 +
;「5回来る?2度と来んな」
 +
:対[[ゴライクンル]]。もっともな話だが……いろいろ台無しである。
 +
;「そんなに赤いのが見たけりゃ、ウチの家計簿を見せてやるぜ!」
 +
;ショウコ「ちょっと! 何言ってんのよ!」
 +
:対[[レジアーネ・ヨゼフィーヌ|レジアーネ]]。ショウコがアズマ家の金銭のやりくりに苦労してることがわかる。
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== 搭乗機体 ==
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;[[コンパチブルカイザー]]
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:
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:;[[Gコンパチブルカイザー]]
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::
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== 余談 ==
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*名前の由来は「ロア→roar(吼える)→吼太」であると思われる。
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*担当声優の寺島拓篤氏が個人の活動として2024年に行ったライブイベント「TAKUMA TERASHIMA LIVE TOUR 2024 -ELEMENTS-」では、寺島氏と、寺島氏が演じるキャラクターが直接話をするという演出があり、『[[アイドルマスターシリーズ|アイドルマスター SideM]]』の天ヶ瀬冬馬が登場した際には、「天ヶ瀬冬馬が選ぶ寺島拓篤のカッコいい仕事ベスト3」を挙げており、その第3位としてコウタが選ばれている。
 +
**なお、この演出は寺島氏が自身で脚本を書き、それを版権元に監修してもらっている。
  
== メモ ==
 
ロア → roar(吼える) → 吼太
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- *[[一覧:コウタ・アズマ]] -->
 
 
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2024年11月12日 (火) 01:17時点における最新版

コウタ・アズマ
漢字表記 吾妻 吼太
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 寺島拓篤
デザイン 河野さち子
初登場SRW スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人日本人
性別
年齢 17歳(高校生)
出身 東京浅草
所属 民間人鋼龍戦隊
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コウタ・アズマは「OGシリーズ」の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

東京浅草下町に住む江戸っ子。喧嘩に強く、自信家であるが、妹のショウコには弱い。ある時戦士ロアと出会い、彼から巨悪の存在を知り同化して「ファイター・ロア」として戦う。

元々は地球を守るために戦うことには消極的で、身の回りの人間さえ無事であればいいという考えであったが、バルトール事件の動乱のなかで、ショウコを誘拐したフォルカ・アルバークを追ううちに、戦いの影に潜んでいた巨悪の存在を知ることとなる。ヘルゲートでは鋼龍戦隊と成り行きから共闘し、その後も単独行動を取ろうとしていたが、境遇の似ていたラウルの誘いを受けてクロガネに同行。程なくして修羅を脱走してきたフォルカと肩を並べることになるが、その直後に謎の戦闘機・Gサンダーゲートと遭遇。

ソーディアン攻略を目指して戦隊と共に戦う中で、Gサンダーゲートに乗っていたのが洗脳され、エミィ・アーマーの適合者となっていたショウコであったことが発覚。テスラ研での戦いで彼女を正気に戻した後は、本格的に「ファイター・ロア」としてのあり方を自覚するようになり、ソーディアン中枢部ではロアの宿敵たるダークブレインと死闘を繰り広げた。

その後は元の学生へと戻り、日常生活へと帰還していたが、浅草を襲った謎の生物(後にダークブレイン軍団の一員デブデダビデの眷属・マッドネットと判明)に対応している最中に発生した次元の渦に、居合わせて共闘していたアクセル・アルフィミィ共々巻き込まれてエンドレス・フロンティアに転移。

第2次OGではエンドレス・フロンティアから帰還しヒリュウ改に合流。当時戦隊はアルテウルの策謀で追われる身であり、カイからは離脱を勧められるが、仲間を見捨てておけないと最後まで鋼龍戦隊に同行した。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
シナリオNPC。
スーパーロボット大戦DD
2020年5月より開催される第3回制圧戦「THE GREAT BATTLE」より登場。コンパチブルカイザーのパイロット。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
初登場作品。担当声優の寺島拓篤氏は本作品がスパロボ初参加である。
2.5編第1話より登場。戦士ロアと同化して「ファイター・ロア」となる。攻撃役として優秀なのだが、スポット参戦の上最終決戦には参加しない。カイザーの破壊力があればかり楽な戦いになったはずなのだが。ちなみに、カイザーの技名を叫ぶ時だけエコーがかかっている。
スーパーロボット大戦OG外伝
流れはOG2.5編と同様だが、今回はユルゲンとの決戦にも参加。特殊技能アタッカー、エースボーナスが反撃時の与えるダメージ+15%、ツイン精神にまで持つ単独最強の攻撃アタッカーである。致命的なのは気合がない点。そこはショウコ激励で補おう。本作から汎用カットインが追加。
第2次スーパーロボット大戦OG
中盤の地上ルートから仲間入り。アクセル同様、エンドレス・フロンティアから帰還直後のタイミング。また、地上ルートのみファイター・ロア状態で使用可能。第37話で無限増援を利用した稼ぎができるが、養成の負担が大きく、フリーズする確率が高いので、お勧めできない。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
本作裏の主役。地上ルートにて最序盤から登場。アカツキ姉弟が駆るソウルセイバーと模擬戦をしていたが、トーヤの危機に揃って増援として駆けつけることになる。
本作の敵はしぶとい上に一撃が痛い連中が多いので、ガードが早めに欲しい。相変わらず自ら気力を上げる手段に乏しいが、アクセルやカチーナがツイン精神で「気迫」を使える上にかなり早期に参入するので、世話になるのも手。ただし、カチーナは乗換えでフォローが利くが、アクセルと組む場合はソウルゲインを含め、彼の乗れる機体がほとんど飛べないことに注意。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
第26話にて声のみ出演。

無限のフロンティアシリーズ[編集 | ソースを編集]

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
終盤で支援キャラとして仲間入り。ドラマCDではアクセルとの共演があり、物語の前日譚となっている。ジャケット・アーマーを纏っていない状態でも身体能力が向上しているらしくミチル・ハナテンの手下の襲撃にハンデとして先に攻撃させている。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

OG外伝まではアタッカーをデフォルトで持っており、エースボーナス・カイザーの攻撃力と合わせて破壊力は抜群だが、ステータス自体は平均程度。突出しているのは回避で、精神コマンドと合わせると思った以上に避ける。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

OG外伝
必中集中不屈熱血鉄壁幸運(ツイン精神)
スーパー系の手本のようなラインナップ。ツイン精神に魂を持つため、火力はさらに跳ね上がる。ただ、必中の消費Pは20と高めである。コウタは命中はあまり伸びないため使う機会が多い。
第2次OG
必中不屈加速鉄壁熱血闘志(ツイン精神)
火力が大幅にダウンしたのが痛い。「集中」に関してはショウコが使えるので問題ない。
DD
不屈加速必中熱血捨て身巧手

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

OG外伝
底力L9、アタッカー
最序盤から登場するため、デフォルトで持っているのはこの二つのみ。底力は機体にバリアがあるため、微妙な線。インファイト、Eセーブを修得すれば格段に戦闘力が上がる。
第2次OG
底力L7、連続攻撃L2、カウンターL6、闘争心
コンパチブルカイザーにはC武器がなく、連続攻撃は死にスキルになるので、上書き対象。養成の幅が広いので、気力限界突破ラーニング辺りが良い。
OGMD
底力L7、カウンターL6、闘争心
本作では最初からカイザーなので連続攻撃が消滅。
DD
ファイター・ロア
気力が10上昇する毎に、攻撃力と防御力が増加する。
反骨心(ファイター・ロア)
攻撃力が増加する。気力が120、150以上のとき、ステージ中一度「熱血」(レベルが上がると「必中」が追加される)がかかる。
闘争心(ファイター・ロア)
防御力・照準値が増加する。攻撃を命中させた時の気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

「反撃時に与える、最終ダメージ+15%」
OG外伝で採用。アタッカーとの相性が抜群。加えてリベンジも修得すれば、斬りこむだけで敵陣を半壊に追い込める。
「反撃時に与える、最終ダメージ+10%」
第2次OGで採用。補正が下がってしまっているがそれでも強い。
「Lサイズ以上の敵に対する最終与ダメージ+10%」
OGMDで採用。今作の強敵は全体的に巨大な連中が多く、そいつら相手ならば無条件に1割のダメージが加算されることになる。攻撃・反撃を問わないためボーナスだけならばこれまでより強力。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「BURN NOW!」
ファイター・ロア時の戦闘BGM。ちなみにデフォルトはこちらで「吼えろ!コンパチカイザー」は機体BGM。元々は『ザ・グレイトバトルIV』でロアが登場した時に流れていた短いBGMをリメイクした曲。

特殊技能(支援効果)[編集 | ソースを編集]

詳細は下記記事を参照。

人間関係[編集 | ソースを編集]

戦士ロア
相棒。彼からコンパチブルカイザーを託され、同時に巨悪と対峙する約束を交わし、ファイター・ロアとなる。
ショウコ・アズマ
実妹で、喧嘩っ早い兄をリードしている。浪費家のコウタとは正反対にドケチ根性の持ち主。コウタにとっては何をおいても守るべき存在なのだが、後に成り行きから共闘することになる。
キサブロー・アズマ
祖父。若い頃にロアと約束してコンパチカイザーを修復した。
ダークブレイン
ロアの宿敵。後に自らの意志で戦い、打ち倒す。
ラウル・グレーデン / フィオナ・グレーデン
OG外伝以降は行動を共にすることが多い民間有志者。
ミチル・ハナテン
エンドレス・フロンティアにいる間にやって来ていたアズマ家の居候。出会い頭でショウコにぞっこんで、コウタは怒り心頭の局面に。
フォルカ・アルバーク
妹ショウコを誘拐した張本人で、当初は怒りを抱いていた。後にキサブローに詫び、その証としてコウタの手助けをするよう頼まれる。最終的には肩を並べる戦友となる。
アクセル・アルマー
共にダークブレインと戦った戦友。そしてある事件でお互い顔を合わせる。OG外伝では援護攻撃用のセリフがある。EXCEEDでは記憶を失って豹変した姿に困惑していた。『OG2nd』でも「アクセルさん」と呼び、他の仲間より近い距離感を保っている。
アインスト・アルフィミィ
共にダークブレインと戦った戦友。EXCEEDではアクセルほどではないが記憶を失っていた事に困惑していた。
マサキ・アンドー
ショウコを攫われ激昂するコウタを、同じ妹を持つ身として諭す。
カイ・キタムラ
修羅の乱以後、有事の際には彼の管轄に入ることになっている。突出や独断行動の多いコウタは彼に説教されることが多いらしく、恐れている。
アルコ・カトワール
ショウコに突っかかって来たところ、コウタはアルコの鉄拳を食らうが、軽症で済むものの殺意を感じていた。のちに完全決着を果たす。
ティス
コンパチカイザーを狙って何度も交戦する。「俺のほうが年上だ」と言い、お互い対抗意識を持っている。
デスピニス
エミィの正体が妹ショウコであると唐突に教えた。最後は生き延びてラウルらと共に歩むこととなる。
アレディ・ナアシュ
彼が修羅だと聞いて驚くが、話を聞いた後はフォルカの事を思い返し、アレディの事を信用する。
アシェン・ブレイデル
彼女を見た際、ラミアと勘違いする。『OG2nd』でこちらの世界へ帰還したものの、ラミアにアシェンのことを語る場面は特に無かった。
楠舞神夜
劇中での絡みは見られないが、戦闘の支援会話で照れているのか動揺し、どもる。対照的にネージュとの会話ではノーリアクション。
トーヤ・シウン
アキミ・アカツキアケミ・アカツキ

名台詞[編集 | ソースを編集]

「バーナゥ・レッジー・バトー!」
ファイター・ロアに変身する際や「Gコンビネーション」の言葉。
「バーナゥ・ファー・ドラグ!」
「ファイヤー・ドラゴン」などの技の叫び声。ちなみにEXCEEDでのセリフには「バーナゥ・ファー・ファング!」がある。
「ドに超がつくほどケチのショウコがおごるなんて……明日は槍の雨が降ってくるぜ」
ショウコがジャーダ達におごりで御馳走すると言い出した場面より。
「ショウコによく言われたぜ。もめ事が起きても、無闇に喧嘩すんじゃねぇって……他の解決方法も探してみろって……」
マサキにたしなめられ落ちつきを取り戻したことにより、フォルカの話を聴くようになるコウタ。
「ショウコ! 俺は爺ちゃんと約束したんだ! 必ずお前を連れて帰るって!」
「それに、ジャーダさんやガーネットさんもお前を待ってる!! 双子の赤ん坊を見たくねえのかよ!!」
「こんな戦いなんざ、さっさと終わらせて、浅草に帰ろう!! 爺ちゃんが宮古寿司の特上を取って、パーティやってくれるんだぞ!!」
OG外伝中盤でデュミナスに洗脳されたショウコを説得した時の台詞。この叫びに持ち前のドケチ根性が顔を出したショウコが目を覚まし……。
「そして……俺の役目でもある!!」
ダークブレインとの対決セリフ。ロアと共に平和を守るため戦う。
「アレディ、俺の知ってる……いや、ダチの修羅も生き方ってやつをいつも考えてたよ。そいつはいつも迷ってて……そして、誰よりも強かった」
EXCEEDで。アレディが思い悩む姿を見てフォルカのことを思い出したのだろう。
「グレイトなバトルを見せてやるぜ!」
支援で呼び出した際の台詞パターン。元ネタは言わずもがな、グレイトバトルシリーズ
「鉄球ファイトだ!」
こちらも支援時の台詞パターン。グレイトバトルシリーズの一作「鉄球ファイト!」が元ネタ。
「俺の名前は引導代わりでえ!」
「べらんめえ! Gコンパチカイザーに叶うわけねえだろ!」
OGMDでのオーバー・カイザー・ソードのトドメ時。前者の元ネタは時代劇「長七郎江戸日記」の主人公の決め台詞。
「俺達がてめえの最後の相手! ラスト・ファイターでえ!!」
OGMD最終話「二柱の闘神」より、追い込んだXN-Lに切った啖呵。由来は言わずもがなザンエル初出のゲーム「ラストファイターツイン」から。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「雷神風神の次は観音様かよ!? これじゃ、サンバならぬ浅草ロボットカーニバルだぜ!!」
OG外伝にてアンジュルグを見た際の台詞。確かに、そう見えなくもないが……。なお、雷神⇒ヤルダバオト、風神⇒ビレフォールである。
「日輪なんか背負いやがって……てめえは仏像か!!」
ネオ・グランゾンとの対決セリフ。上記の台詞といいコウタは下町やお寺に纏わる表現が多い。確かにバリオン創出ハイロウを背負ったあの姿は仏像に見える。
OGMDでは対アラウンザーの対決セリフとして採用され、このセリフのあとショウコに「前にもそんな事を言っていた」とつっこまれる。
「大江戸システムなんだかしらねぇが…」
ODEシステムのことをこう呼んでいる。ちなみにヘルゲートではロアに訂正されたが今度は「OEDシステム」と間違えていた。
「で…何学園だっけ…? スパロボ学園?」
ドラマCDでの発言。実は宣伝。直後に不良に萬南無学園(この時は萬南無高校では無かった)と訂正される。
「アルフィミィ! 自然に混ざってんじゃねえ! あんたはこっち側だろ!」
EXCEEDのある場面でどさくさに紛れて片那と一緒に並んだアルフィミィにツッコミを入れた。
神夜「コウタさん、すごくかっこよかったですよ」
コウタ「お、おう。あったりめえよ」
EXCEEDの勝利時の掛け合いの一つ。動揺してどもっている。
ネージュ「どこを見てらっしゃったの? おマセさん♪」
コウタ「あ? いや別に。興味ないしよ」
EXCEEDの勝利時の掛け合いで、こちらはネージュ。上記の神夜とは打って変わって無反応。江戸っ子は胸ではなく和の雰囲気に弱いという事なのか…。
「記憶戻らねぇなぁ、アクセルさん。えーと、『なんとか・なんとかー』って軍隊にいたんだよ、確か」
EXCEEDエピローグにて、相変わらず途切れ途切れにしか思い出さないアクセルに呆れて。しかし、アクセルが所属していたのは「シャドウミラー」であり、区切らない。ちなみにアルフィミィから「それでは覚えていないのと同じですの」とツッコまれた。
「やれやれ、一時はどうなることかと思ったぜ。まあ、アートルム・エクステリオルも消えて、結果オーライだけどよ」
OG2nd第36話、地上/宇宙ルート合流時の会話より。耳慣れない単語を散々間違ったり省略したりしてきたコウタが、こんな難しい言葉を間違わずに言えている。何があったのだろうか……!?
「イテテ島へ行く途中に、日本の近くを通るって話を聞いてさ」
OG2nd第37話より。イティイティ島も彼にかかるとこうなる。アイドネウス島を「まいどです島」と言い間違えたリュウセイといい勝負。
「てめえらの名前は覚えにくいんだよ!」
「面倒くせえ、てめえら略してメッセだ!」
対メリオルエッセ。
「てめえの名前が一番言いにくい! ペル公で充分だ!」
対ペルフェクティオ。
「ヘッ、あれで赤けりゃカニだな」
バラン=シュナイル。第2次OGでは緑だが、旧シリーズには本当に赤いバラン=シュナイルがいた
ロア「コウタ、奴の見た目にだまされるな」
コウタ「おう! ピエロじゃなくて、大仏なんだろ!」
対デブデダビデ。論点が違う上に大仏でもない。
コウタ「あ、あれは大道芸じゃねえ……手品でえ!」
ロア「いや、魔術だ」
対デブデダビデ被弾時。彼にとっては人智を超えた魔術も大道芸や手品と変わらない様子。
「栗きんとん野郎め、あそこから動かねえな。何か企んでやがるのか?」
OGMD第18話にて、行動する様子のないクリスタルドラグーンを怪しんで。毎度のことだがまともに名前を覚えていない。
「くそっ、栗きんとんはもう食わねえ!」
対クリスタルドラグーン被弾時。完全な八つ当たりな上、栗きんとんへの風評被害である。直後にショウコから「クリスタルドラグーンと関係ないでしょ!」とツッコまれてしまう。
「ご来光だか何だか知らねえが、とっとと失せやがれ!」
「5回来る?2度と来んな」
ゴライクンル。もっともな話だが……いろいろ台無しである。
「そんなに赤いのが見たけりゃ、ウチの家計簿を見せてやるぜ!」
ショウコ「ちょっと! 何言ってんのよ!」
レジアーネ。ショウコがアズマ家の金銭のやりくりに苦労してることがわかる。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

コンパチブルカイザー
Gコンパチブルカイザー

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前の由来は「ロア→roar(吼える)→吼太」であると思われる。
  • 担当声優の寺島拓篤氏が個人の活動として2024年に行ったライブイベント「TAKUMA TERASHIMA LIVE TOUR 2024 -ELEMENTS-」では、寺島氏と、寺島氏が演じるキャラクターが直接話をするという演出があり、『アイドルマスター SideM』の天ヶ瀬冬馬が登場した際には、「天ヶ瀬冬馬が選ぶ寺島拓篤のカッコいい仕事ベスト3」を挙げており、その第3位としてコウタが選ばれている。
    • なお、この演出は寺島氏が自身で脚本を書き、それを版権元に監修してもらっている。