「スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記」の版間の差分

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*ストーリー:竹田裕一郎
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{{登場作品概要
*キャラクターデザイン・挿絵・メカデザイン:八房龍之介
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| タイトル = スーパーロボット大戦OG<br />告死鳥戦記
*模型製作・メカデザイン(ゲシュテルベン):NAOKI
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| 読み =
*監修:寺田貴信
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| 外国語表記 =
*掲載誌:電撃ホビーマガジンbis
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| 原作 =
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| 原案 =
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| 著者 = [[スタッフ:竹田裕一郎|竹田裕一郎]]
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| 作画 =
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| 挿絵 = [[スタッフ:八房龍之助|八房龍之助]]
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| 総監督 =
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| 監督 =
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| シリーズ構成 =
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 八房龍之助
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| メカニックデザイン = 八房龍之助<br />NAOKI([[ゲシュテルベン]]、[[ガーダイド]])
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| 音楽 =
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| 制作 =
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| 放送局 =
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| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 = 電撃ホビーマガジンbis<br />→電撃ホビーウェブ<ref>『電撃ホビーマガジン』においてフォトストーリーが先行公開</ref>
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| 出版社 =
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| レーベル =
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| 配信元 =
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| 放送期間 =
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 =
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| 刊行期間 =
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| 配信開始日 =
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| 話数 =
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| 巻数 = 全2巻
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| シリーズ = [[OGシリーズ]]
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| 前作 =
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| 次作 =
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| 劇場版 =
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| アニメ版 =
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| 漫画版 =
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| 小説版 =
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| 初登場SRW =
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| 初クレジットSRW =
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| 備考 =
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| その他 = 監修:[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]<br />模型製作:NAOKI
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}}
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『'''スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記'''』は「[[OGシリーズ]]」の[[小説]]。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[L5戦役]]後の新西暦187年、[[DC]]残党がアフリカ大陸中央部の[[アースクレイドル]]を拠点としていた時期([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]中)を始まりとする外伝小説。現在は第一部が完結し、単行本一巻が発売中。
+
[[L5戦役]]後の新西暦187年、[[DC]]残党がアフリカ大陸中央部の[[アースクレイドル]]を拠点としていた時期([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]中)を始まりとする外伝小説。全二巻が発売し、電撃ホビーウェブにて再掲載中。
  
 
== 全話一覧 ==
 
== 全話一覧 ==
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== 主な登場人物 ==
 
== 主な登場人物 ==
 
 
=== [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]] ===
 
=== [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]] ===
 +
==== [[FDXチーム]] ====
 +
;[[リェータ・ウィーバー]]
 +
:主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機は[[ゲシュテルベン]]2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
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;[[ヴェスナー・スケリット]]
 +
:中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
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;[[オーセニ・ホドロフスキ]]
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:中尉。36歳。元[[コロニー統合軍]]士官。搭乗機は[[ガーダイド]]1号機(RAM-006D1)。元は同胞であった[[DC]]との戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
 +
;[[ジマー・ホルム]]
 +
:少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。
 +
;[[ラルカ]]
 +
:クレーエを自動操縦する[[AI]]ロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。
  
==== FDXチーム ====
+
==== DMXチーム ====
;リェータ・ウィーバー
+
;[[ミルトン・ベレワ]]
:主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。<br />[[DC戦争]]以前は高高度戦闘機のパイロット。[[アーマードモジュール]]小隊の隊長に就任して[[L5戦役]]ではガーリオンに搭乗。L5戦役で弟を失っている。
+
:大尉。褐色。銀髪。DMXチーム部隊長。搭乗機はマミー・ガーリオン。
:ファミリーネームは映画『エイリアン』でリプリー役を演じたシガニー・ウィーバーから。以下、メインキャラクターには『エイリアン』関係者から名前を取っている者がちらほら見られる。
+
;[[ライオネル・ニールセン]]
;ヴェスナー・スケリット
+
:中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。[[L5戦役]]前に編入された。
:中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
 
:ファミリーネームは『エイリアン』でダラス船長役を演じたトム・スケリットから。
 
;オーセニ・ホドロフスキ
 
:中尉。36歳。巨体。ヒゲ。元[[コロニー統合軍]]士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。元は同胞であった[[DC]]との戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
 
:ファミリーネームは映画監督アレハンドロ・ホドロフスキーから。彼はSFの名作『デューン/砂の惑星』を撮ろうとしたことがあるが、資金難から断念した過去がある。この時に集められたスタッフにダン・オバノン、H・R・ギーガーがおり、後に制作に参加したのが『エイリアン』…という繋がり。
 
;ジマー・ホルム
 
:少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。オーセニとは違い、DCとの戦いに対してもクールに割り切っている。
 
:ファミリーネームは映画『エイリアン』でアンドロイド・アッシュ役を演じたイアン・ホルムから。
 
;ラルカ
 
:クレーエを自動操縦する[[AI]]ロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボットで、なおかつ開発者不明ということで、連載開始時点ではOGシリーズには登場していなかった[[エルマ]]を彷彿させる。見た目はエルマとはかなり異なるが、関連性が気になるところである。
 
  
==== FDXプロジェクト ====
+
==== [[FDXプロジェクト]] ====
;ダン・ワッツ
+
;[[ダン・ワッツ]]
:技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDX計画の主導者。本人曰く、「技術者としては二流だが社内政治には自信あり」。FDXチームを語る「死者」の戦場伝説は彼の個人的趣味によって演出されている。
+
:技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDXプロジェクトの主導者。
;ゴート・コットー
+
;[[ゴート・コットー]]
:大佐。特務艦コルヴォニードの艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。
+
:大佐。特務艦[[コルヴォニード]]の艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。
:ファミリーネームは映画『エイリアン』でパーカー役を演じたヤフェット・コットーから。
 
  
 
==== アビアノ基地 ====
 
==== アビアノ基地 ====
;カルロ・サッキ
+
;[[カルロ・サッキ]]
 
:少将。[[アビアノ基地]]司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。
 
:少将。[[アビアノ基地]]司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。
  
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;[[フォリア・エスト]] / [[ヒューゴ・メディオ]]
 
;[[フォリア・エスト]] / [[ヒューゴ・メディオ]]
 
:[[クライ・ウルブズ]]の一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
 
:[[クライ・ウルブズ]]の一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
;イアン
+
;[[イアン・ウィーバー]]
 
:故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、[[ノーマン・スレイ]]少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
 
:故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、[[ノーマン・スレイ]]少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
 
;[[ギャスパル・ギラン]]
 
;[[ギャスパル・ギラン]]
 
:元帥。[[ミッション・ハルパー]]を看過するようカルロ少将に指示する。
 
:元帥。[[ミッション・ハルパー]]を看過するようカルロ少将に指示する。
;ハンフリー・イネス
+
;[[ムスタファ・ケセル]]
:宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。[[ホワイトスター]]へ向かう[[クロガネ]]・[[ヒリュウ改]]への攻撃を目論む[[インスペクター]]戦艦への攻撃作戦を立案したFDXチームに対し、作戦の過度な危険性を指摘する。しかし改めてFDXチーム全員から作戦承認・発動を要請され、これを受諾した。
+
:トルコ地区インジリスク基地の司令。
 +
;[[ハンフリー・イネス]]
 +
:宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。
 +
;コレット・ピラー
 +
:ヴェスナーのかつての部下コレン・ピラーの姉。階級は少佐。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ケイテン・カンパニーの開発したブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思い部下のウィルとともにマウロ・ガットを追及、ブル・トレロとバルトールの模擬戦を実現した。その模擬戦に敗北した後も調査を続けていたがバルトールのコアにされてしまい死亡した。彼女の死はヴェスナーの心に再び暗い影を落とすこととなった。
 +
;ウィル・ホープ
 +
:コレットの部下。中尉。背が高く精悍な外見。正直で裏のない性格。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ブル・トレロのテストパイロットを務め教導隊と戦い互角の結果を残した。ブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思いコレットと共に調査していたがバルトールのコアにされ死亡した。
 +
;エリクソン・サカス
 +
:故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は三十代。頼りになる人物。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
 +
;アーヤン・シャリフ
 +
:故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は四十代。部隊のムードメーカー。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
 +
;コレン・ピラー
 +
:故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は少尉。コレット・ピラーの弟。童顔で十代の少年に見える。真面目な性格で他のメンバーによくからかわれていた。北京での戦いでゼカリアに一矢報いるも死亡。最後は家族の名を口にしていた。
 +
;フィリップス・コール
 +
:第13特殊作戦PT部隊隊長。初陣のルイーナとの戦いで部下を全て失い絶体絶命の危機に陥るがクレーエの声を聞いた。
  
 
=== [[DC]]残党 / [[ノイエDC]] ===
 
=== [[DC]]残党 / [[ノイエDC]] ===
;ヤンゴ
+
;[[ヤンゴ]]
 
:二等兵。戦車兵。[[フュルギア]]部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
 
:二等兵。戦車兵。[[フュルギア]]部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
 
;ガルドン
 
;ガルドン
 
:軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
 
:軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
;ウタパル・アヴァリ
+
;[[ウタパル・アヴァリ]]
 
:中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
 
:中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
 
;[[オレグ・ナザロフ]]
 
;[[オレグ・ナザロフ]]
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;[[バン・バ・チュン]]
 
;[[バン・バ・チュン]]
 
:[[ノイエDC]]を旗揚げし、指導者となる。[[オペレーション・プランタジネット]]に参加。
 
:[[ノイエDC]]を旗揚げし、指導者となる。[[オペレーション・プランタジネット]]に参加。
 +
;ロジャー・エルバ
 +
:ノイエDC残党の中尉。ナイジェリア地区の連邦軍補給基地を襲撃し終えたところをFDXチームに攻撃される。
  
=== ゾヴォーク ===
+
=== [[ゾヴォーク]] ===
;シュリコ・ハバーデ
+
;[[シュリコ・ハバーデ]]
 
:[[ゾヴォーク]]に所属する辺境惑星出身の女性。[[ゴライクンル]]の遊撃戦力を率いる。
 
:[[ゾヴォーク]]に所属する辺境惑星出身の女性。[[ゴライクンル]]の遊撃戦力を率いる。
 +
 +
=== [[修羅]] ===
 +
;[[フェルナンド・アルドゥク]]
 +
:修羅の一人。マグナスと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
 +
;[[マグナス・アルド]]
 +
:修羅の一人。フェルナンドと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
 +
;[[グレダス・ミモザ]]
 +
:「赤の兄弟」という派閥を束ねる修羅。
  
 
== 登場メカ ==
 
== 登場メカ ==
 
 
=== 地球連邦軍 ===
 
=== 地球連邦軍 ===
 
 
==== FDXチーム ====
 
==== FDXチーム ====
;RPT-007S ゲシュテルベン
+
;RPT-007ET [[ゲシュテルベン]]
:[[量産型ゲシュペンストMk-II]]のカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]では[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]搭乗の「ゲシュテルベン改」が登場予定。
+
:[[量産型ゲシュペンストMk-II]]のカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
;RAM-006D ガーダイド
+
;RAM-006VET [[ガーダイド]]
 
:[[ガーリオン]]のカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
 
:[[ガーリオン]]のカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
;コルヴォニード
+
;RPT-007ET [[ゲシュテルベン改]]
 +
:[[ウユダーロ級制圧砲艦]]との戦闘で損傷したゲシュテルベンを改修した機体。[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]では[[セレーナ・レシタール|セレーナ]]搭乗機が登場。
 +
;[[コルヴォニード]]
 
:300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
 
:300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
;クレーエ
+
;[[クレーエ]]
 
:100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
 
:100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
 
;投下ポッド
 
;投下ポッド
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;多目的ユニット
 
;多目的ユニット
 
:十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。
 
:十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。
 +
 +
==== DMXチーム ====
 +
所属機体の共通する事にADテープで機体の全体を包帯のように巻いている。
 +
;マミー・リオン
 +
:
 +
;マミー・ガーリオン
 +
:マシンキャノンやレールガンに加え右腕部に鉤爪、左腕部にショットガンを装備している。
 +
;マミー・バレリオン
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:四連ヘッド・レールガンを装備している。
  
 
==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
;RPT-007 [[量産型ゲシュペンストMk-II]]
 
;RPT-007 [[量産型ゲシュペンストMk-II]]
 +
:
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;RPT-010 [[量産型ヒュッケバインMk-II]]
 
:
 
:
 
;RAM-004 [[リオン]]
 
;RAM-004 [[リオン]]
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;RAM-006 [[ガーリオン]]
 
;RAM-006 [[ガーリオン]]
 
:
 
:
 +
;[[アルバトロス]]級宇宙戦艦
 +
:
 +
;[[アルバトロス|グレートアーク]]
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:
 +
;ペレグリン級宇宙戦艦
 +
:
 +
;タウゼントフェスラー
 +
:
 +
;ブル・トレロ
 +
:ケイテン・カンパニーが製作しトライアルに提出された次期量産主力機。外部装甲やバックパックを換装することによって様々な戦況に対応することが可能。
  
=== DC残党 ===
+
=== DC残党 / ノイエDC ===
 
;MHT-27 [[フュルギア]]
 
;MHT-27 [[フュルギア]]
 
:
 
:
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:
 
:
 
;[[ライノセラス]]級陸上戦艦
 
;[[ライノセラス]]級陸上戦艦
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:
 +
;YSAM-009-1(SAM-009) [[グラビリオン]]
 +
:
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=== エアロゲイター ===
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;[[ゼカリア]]
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:
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;[[ハバクク]]
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:
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;[[メギロート]]
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:
 +
;[[イルメヤ]]
 +
:
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;[[ミシュレイ]]
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:
 +
;[[フーレ]]
 
:
 
:
  
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:可変機構を持つ[[インスペクター]]の[[量産機]]。
 
:可変機構を持つ[[インスペクター]]の[[量産機]]。
 
;[[ウユダーロ級制圧砲艦]]
 
;[[ウユダーロ級制圧砲艦]]
:[[ゴライクンル]]所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター|ジ・インスペクター]]』に登場した[[ディアウス]]は同級艦。
+
:[[ゴライクンル]]所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。
:[[インスペクター]]および[[シャドウミラー]]掃討のため[[ホワイトスター]]に向かう[[クロガネ]]と[[ヒリュウ改]]に横槍を入れるべく、シュリコによって運用される。
+
;[[ゲイオス=グルード]]
;[[ゲイオス・グルード]]
 
 
:シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。
 
:シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。
 +
 +
=== [[ODEシステム]] ===
 +
;VTX-001[[バルトール]]
 +
:FDXチームのデータが無くEAに対しても弱いためFDXチームが天敵となっていた。
 +
 +
=== 修羅 ===
 +
;[[ビレフォール]]
 +
:
 +
;[[アンドラス]]
 +
:
 +
;ゼパル
 +
:グレダス専用の轟級修羅神。血塗られたような装甲と操者を思わせる禿頭と髭が特徴。棍棒のような武器を使うほか、タコの脚に似た打突兵器も持つ。
 +
;[[ボフリィ]]
 +
:
 +
;[[フラウス]]
 +
:追加装甲を装備した強化型も登場。
 +
;[[グリモア]]
 +
:
 +
;[[ハルパス]]
 +
:
  
 
== 用語 ==
 
== 用語 ==
;FDXチーム
+
;[[FDXチーム]]
:地球連邦南欧方面軍[[アビアノ基地]]司令直属の特殊作戦部隊。隊員は書類上で戦地行方不明扱いとしており、基地内では司令室とコルヴォニード以外は、黒尽くめの外套で身を隠している。クレーエの鳥の鳴き声のような飛行音と共に、十字架型のユニットと棺桶型の降下ポッドが投下されるため、告死鳥と棺桶から現れる死人として戦場伝説になっている。
+
:地球連邦南欧方面軍[[アビアノ基地]]司令直属の特殊作戦部隊。
 +
;DMXチーム
 +
:地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。「DMX」は「Dancing Mummy X」の略。ダニエル社が[[DC戦争]]後に編成し量産されているAMにダニエル社製の追加装備を施し運用している。[[L5戦役]]の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体はリアクティブアーマーの機能を持った物理的耐久力を有する包帯のような布状装甲、ADテープで覆われており、さながらホラー[[映画]]から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
 
;ダニエル・インストゥルメンツ
 
;ダニエル・インストゥルメンツ
:旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。
+
:旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、[[ミサイル|スプリットミサイル]]などを製造。[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]や[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|COE]]にも名前が登場している。
<!-- == メモ == -->
+
;ケイテン・カンパニー
 +
:アメリカに本社を置く輸送機や旅客機、軍用戦闘車両のメーカー。次期量産主力機のブル・トレロの開発を行った。戦闘車両の分野においては最大手だったが、人型機動兵器に関してはマオ・インダストリーやイスルギ重工に水をあけられていた。そこでマオ社が宙間戦用機、イスルギが空中戦用機の開発を得意にしていることに対して、陸専用機とそれを発展させた無人機動兵器の開発に踏み切った。
 +
;ブルシリーズ
 +
:ケイテン・カンパニーが製作した次期量産主力機のシリーズ。戦闘用車両開発のノウハウを生かして開発された生産性と整備性の高い陸戦主体の人型機動兵器。
 +
;赤の兄弟
 +
:グレダス・ミモザが率いる修羅の一団。グレダスの恐怖政治によって統率されており、彼の命令ならどんな無茶なものであっても行う。所属するものはグレダスを長兄と敬い、グレダスは弟と呼んでいる。二男とも呼ばれる側近もいるが実際はグレダスの弾よけである。全ての機体は赤く塗られている。
 +
 
 
== 書誌情報 ==
 
== 書誌情報 ==
<amazon>404891880X</amazon>
+
<amazon>404891880X</amazon><amazon>4048656171</amazon>
<!-- *[http://www.bk1.co.jp/product/2215871/p-sf0023 bk1 - ] -->
+
*[http://www.bk1.co.jp/product/2215871/p-sf0023 bk1 - ]
<!-- == 話題まとめ == -->
+
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 +
 
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
;[http://hobby.dengeki.com/hobbybis/index.html 電撃ホビーマガジンbis(電子書籍)]
 
;[http://hobby.dengeki.com/hobbybis/index.html 電撃ホビーマガジンbis(電子書籍)]
:無料だが電子書籍販売サイトとニコニコ静画、どこにしても閲覧にはアカウント登録してログインが必要。<br />電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
+
:上記の電子書籍販売サイトおよび「ニコニコ静画」で無料配信されているが、共にログイン制のため閲覧には各アカウント登録が必須。
 +
:電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
 +
;[http://hobby.dengeki.com/ebooks/16114/ スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 | DENGEKI HOBBY WEB 電撃ホビーウェブ]
 +
:電撃ホビーマガジンbis廃刊に伴い第2部から連載開始。電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開されている。
 +
:2015年8月、第1話から再掲載されている。
 +
 
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
 
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんOG こくしちようせんき}}
 
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんOG こくしちようせんき}}
 +
[[Category:書籍]]
 
[[Category:OGシリーズ|*すうはあろほつとたいせんOG こくしちようせんき]]
 
[[Category:OGシリーズ|*すうはあろほつとたいせんOG こくしちようせんき]]
[[Category:書籍]]
+
[[Category:スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記|*すうはあろほつとたいせんOG こくしちようせんき]]

2024年5月22日 (水) 21:11時点における最新版

スーパーロボット大戦OG
告死鳥戦記
著者 竹田裕一郎
挿絵 八房龍之助
キャラクターデザイン 八房龍之助
メカニックデザイン 八房龍之助
NAOKI(ゲシュテルベンガーダイド
掲載誌 電撃ホビーマガジンbis
→電撃ホビーウェブ[1]
巻数 全2巻
シリーズ OGシリーズ
その他 監修:寺田貴信
模型製作:NAOKI
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スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』は「OGシリーズ」の小説

概要[編集 | ソースを編集]

L5戦役後の新西暦187年、DC残党がアフリカ大陸中央部のアースクレイドルを拠点としていた時期(OG2中)を始まりとする外伝小説。全二巻が発売し、電撃ホビーウェブにて再掲載中。

全話一覧[編集 | ソースを編集]

全話一覧/告死鳥戦記」を参照。

主な登場人物[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

FDXチーム[編集 | ソースを編集]

リェータ・ウィーバー
主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
ヴェスナー・スケリット
中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
オーセニ・ホドロフスキ
中尉。36歳。元コロニー統合軍士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。元は同胞であったDCとの戦いに後ろ向きな感情を抱いている。
ジマー・ホルム
少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。
ラルカ
クレーエを自動操縦するAIロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボット。

DMXチーム[編集 | ソースを編集]

ミルトン・ベレワ
大尉。褐色。銀髪。DMXチーム部隊長。搭乗機はマミー・ガーリオン。
ライオネル・ニールセン
中尉。総髪。巨体。搭乗機はマミー・バレリオン。L5戦役前に編入された。

FDXプロジェクト[編集 | ソースを編集]

ダン・ワッツ
技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDXプロジェクトの主導者。
ゴート・コットー
大佐。特務艦コルヴォニードの艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。

アビアノ基地[編集 | ソースを編集]

カルロ・サッキ
少将。アビアノ基地司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。

その他[編集 | ソースを編集]

フォリア・エスト / ヒューゴ・メディオ
クライ・ウルブズの一員。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
イアン・ウィーバー
故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、ノーマン・スレイ少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。
ギャスパル・ギラン
元帥。ミッション・ハルパーを看過するようカルロ少将に指示する。
ムスタファ・ケセル
トルコ地区インジリスク基地の司令。
ハンフリー・イネス
宇宙軍軌道哨戒第3戦隊司令。宇宙に上がったFDXチームの機体整備・補給を行う。
コレット・ピラー
ヴェスナーのかつての部下コレン・ピラーの姉。階級は少佐。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ケイテン・カンパニーの開発したブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思い部下のウィルとともにマウロ・ガットを追及、ブル・トレロとバルトールの模擬戦を実現した。その模擬戦に敗北した後も調査を続けていたがバルトールのコアにされてしまい死亡した。彼女の死はヴェスナーの心に再び暗い影を落とすこととなった。
ウィル・ホープ
コレットの部下。中尉。背が高く精悍な外見。正直で裏のない性格。北欧方面軍ケプラヴィーク基地所属PT部隊所属。現在はケイテン・カンパニーに出向している。ブル・トレロのテストパイロットを務め教導隊と戦い互角の結果を残した。ブル・トレロがバルトールにコンペで負けたことを疑問に思いコレットと共に調査していたがバルトールのコアにされ死亡した。
エリクソン・サカス
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は三十代。頼りになる人物。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
アーヤン・シャリフ
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は中尉。年齢は四十代。部隊のムードメーカー。北京での戦いでゼカリアの攻撃を前になすすべなく死亡。
コレン・ピラー
故人。第十四PT小隊時代のヴェスナーの部下。階級は少尉。コレット・ピラーの弟。童顔で十代の少年に見える。真面目な性格で他のメンバーによくからかわれていた。北京での戦いでゼカリアに一矢報いるも死亡。最後は家族の名を口にしていた。
フィリップス・コール
第13特殊作戦PT部隊隊長。初陣のルイーナとの戦いで部下を全て失い絶体絶命の危機に陥るがクレーエの声を聞いた。

DC残党 / ノイエDC[編集 | ソースを編集]

ヤンゴ
二等兵。戦車兵。フュルギア部隊に居たが、物語冒頭でゲシュテルベンの襲撃により戦死。
ガルドン
軍曹。ヤンゴの上官。ヤンゴと共に戦死。
ウタパル・アヴァリ
中尉。二刀流を振るう白いガーリオンを駆る。FDXチームとの戦いを己に与えられた「試練」とみなし、それを乗り越える事に喜びを見出す。
オレグ・ナザロフ
大尉。ウタパルの先輩士官であり親友。
バン・バ・チュン
ノイエDCを旗揚げし、指導者となる。オペレーション・プランタジネットに参加。
ロジャー・エルバ
ノイエDC残党の中尉。ナイジェリア地区の連邦軍補給基地を襲撃し終えたところをFDXチームに攻撃される。

ゾヴォーク[編集 | ソースを編集]

シュリコ・ハバーデ
ゾヴォークに所属する辺境惑星出身の女性。ゴライクンルの遊撃戦力を率いる。

修羅[編集 | ソースを編集]

フェルナンド・アルドゥク
修羅の一人。マグナスと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
マグナス・アルド
修羅の一人。フェルナンドと共にシュトゥットガルト基地を襲撃。
グレダス・ミモザ
「赤の兄弟」という派閥を束ねる修羅。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍[編集 | ソースを編集]

FDXチーム[編集 | ソースを編集]

RPT-007ET ゲシュテルベン
量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
RAM-006VET ガーダイド
ガーリオンのカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
RPT-007ET ゲシュテルベン改
ウユダーロ級制圧砲艦との戦闘で損傷したゲシュテルベンを改修した機体。OGDPではセレーナ搭乗機が登場。
コルヴォニード
300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
クレーエ
100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
投下ポッド
棺桶型。クレーエから4つ投下する20メートル級のPT・AM用降下ポッド。ハイブリッドアーマー製で内部は衝撃緩和用のジェルが詰められている。
多目的ユニット
十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。

DMXチーム[編集 | ソースを編集]

所属機体の共通する事にADテープで機体の全体を包帯のように巻いている。

マミー・リオン
マミー・ガーリオン
マシンキャノンやレールガンに加え右腕部に鉤爪、左腕部にショットガンを装備している。
マミー・バレリオン
四連ヘッド・レールガンを装備している。

その他[編集 | ソースを編集]

RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
RPT-010 量産型ヒュッケバインMk-II
RAM-004 リオン
RAM-004L ランドリオン
RAM-006 ガーリオン
アルバトロス級宇宙戦艦
グレートアーク
ペレグリン級宇宙戦艦
タウゼントフェスラー
ブル・トレロ
ケイテン・カンパニーが製作しトライアルに提出された次期量産主力機。外部装甲やバックパックを換装することによって様々な戦況に対応することが可能。

DC残党 / ノイエDC[編集 | ソースを編集]

MHT-27 フュルギア
DCAM-004L ランドリオン
DCAM-005 バレリオン
ライノセラス級陸上戦艦
YSAM-009-1(SAM-009) グラビリオン

エアロゲイター[編集 | ソースを編集]

ゼカリア
ハバクク
メギロート
イルメヤ
ミシュレイ
フーレ

ゾヴォーク[編集 | ソースを編集]

レストジェミラ
可変機構を持つインスペクター量産機
ウユダーロ級制圧砲艦
ゴライクンル所有の巨大砲撃艦。プリズムリフレクターを利用した多方位ビーム砲撃を可能とする。地球連邦軍でのコードネームは「カレイドスコープ」(万華鏡)。
ゲイオス=グルード
シュリコが搭乗。FDXチームと死闘を繰り広げる。

ODEシステム[編集 | ソースを編集]

VTX-001バルトール
FDXチームのデータが無くEAに対しても弱いためFDXチームが天敵となっていた。

修羅[編集 | ソースを編集]

ビレフォール
アンドラス
ゼパル
グレダス専用の轟級修羅神。血塗られたような装甲と操者を思わせる禿頭と髭が特徴。棍棒のような武器を使うほか、タコの脚に似た打突兵器も持つ。
ボフリィ
フラウス
追加装甲を装備した強化型も登場。
グリモア
ハルパス

用語[編集 | ソースを編集]

FDXチーム
地球連邦南欧方面軍アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊。
DMXチーム
地球連邦中欧方面軍シュトゥットガルト基地司令所属の非正規特殊作戦部隊。「DMX」は「Dancing Mummy X」の略。ダニエル社がDC戦争後に編成し量産されているAMにダニエル社製の追加装備を施し運用している。L5戦役の頃にヴェスナーが北京地区で遭遇した。所属する機体はリアクティブアーマーの機能を持った物理的耐久力を有する包帯のような布状装甲、ADテープで覆われており、さながらホラー映画から飛び出したミイラのようである。編成当時は6人だったが、オペレーションSRX後にライオネルが編入された時点で彼を除く隊員が隊長のミルトンも含めて3人しか残っていなかった事からも任務の過酷さが伺える。
ダニエル・インストゥルメンツ
旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発してユニバーサル・コネクター規格に落とし込んでいくことに注力しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイルなどを製造。OGDPCOEにも名前が登場している。
ケイテン・カンパニー
アメリカに本社を置く輸送機や旅客機、軍用戦闘車両のメーカー。次期量産主力機のブル・トレロの開発を行った。戦闘車両の分野においては最大手だったが、人型機動兵器に関してはマオ・インダストリーやイスルギ重工に水をあけられていた。そこでマオ社が宙間戦用機、イスルギが空中戦用機の開発を得意にしていることに対して、陸専用機とそれを発展させた無人機動兵器の開発に踏み切った。
ブルシリーズ
ケイテン・カンパニーが製作した次期量産主力機のシリーズ。戦闘用車両開発のノウハウを生かして開発された生産性と整備性の高い陸戦主体の人型機動兵器。
赤の兄弟
グレダス・ミモザが率いる修羅の一団。グレダスの恐怖政治によって統率されており、彼の命令ならどんな無茶なものであっても行う。所属するものはグレダスを長兄と敬い、グレダスは弟と呼んでいる。二男とも呼ばれる側近もいるが実際はグレダスの弾よけである。全ての機体は赤く塗られている。

書誌情報[編集 | ソースを編集]

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 『電撃ホビーマガジン』においてフォトストーリーが先行公開

資料リンク[編集 | ソースを編集]

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電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記 | DENGEKI HOBBY WEB 電撃ホビーウェブ
電撃ホビーマガジンbis廃刊に伴い第2部から連載開始。電撃ホビーマガジン誌においてフォトストーリーが先行公開されている。
2015年8月、第1話から再掲載されている。