「シオニー・レジス」の版間の差分

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:結果として彼(彼女?)の判断は正しかったことになる。
 
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== 版権作品との人間関係 ==
 
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:国連議会の控え室で、彼に[[インベーダー]]についての詳細を恐々と訊ねるが、自国リモネシアの利に繋がるとの思惑で接触してきた事を博士に見透かされていた模様。
 
:国連議会の控え室で、彼に[[インベーダー]]についての詳細を恐々と訊ねるが、自国リモネシアの利に繋がるとの思惑で接触してきた事を博士に見透かされていた模様。
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
 
;[[マリナ・イスマイール]]
 
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:「プロジェクトウズメ」への布石として[[アザディスタン王国]]乗っ取りを画策し、[[アクシオン財団]]の資本投入をチラつかせて彼女を懐柔しようとするも拒絶され、計画が破綻した事で激怒する。
 
:「プロジェクトウズメ」への布石として[[アザディスタン王国]]乗っ取りを画策し、[[アクシオン財団]]の資本投入をチラつかせて彼女を懐柔しようとするも拒絶され、計画が破綻した事で激怒する。
 
=== リアル系 ===
 
 
;[[C.C.]]
 
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:シオニーが死亡したと思われた際、彼女のことを「哀れ」と評した。それは同情ではなく、自分が何をしたいのか判らなかった愚かさを哀れんでのことであった。
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:シオニーが死亡したと思われた際、自分が何をしたいのか判らなかった愚かさを「哀れ」と評した。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==

2014年9月27日 (土) 21:52時点における版

シオニー・レジス(Ciony Regis)

リモネシア共和国の外務大臣。25歳という若さながら祖国リモネシアの平和と繁栄のために、日々尽力していた。

数年前、突如発見されたDEC(ディメンジョン・エナジー・クリスタル)の恩恵で国際的な発言力を持つようになり、自国を守るべく様々な提案をしていた。しかし、リモネシアという国を愛するが故に自身にかかる精神的負担は相当なものであり、そこをアイム・ライアードに付け込まれて、リモネシアを一挙に大国へとのし上がらせる計画「プロジェクト・ウズメ」に参加した。

だが、プロジェクト・ウズメは彼女が考えていたものとは全く異なり、ガイオウを呼び出すためのものだった。そして、リモネシアはアリエティスグレート・アクシオンが発生させた膨大なエネルギーに巻き込まれ、全てが消滅した。皮肉にも自国の平和と繁栄を誰よりも望んでいた彼女自身がリモネシアの壊滅を招いてしまったのである。

当然、当初はアイムに抗議していたが、新帝国インペリウムの特殊過ぎる環境、圧倒的な力の前に彼女は徐々に変貌していき、月面での決戦時にはリモネシアの外務大臣だった彼女の姿はもう何処にも無かった。最後はグレート・アクシオンと運命を共にしたはずだったが……

評価

本作の発売前はマルグリットやアイムとは違い、PVには登場しておらず、彼女に関する事前情報が殆ど無かった。
しかし、発売後に彼女が初登場した途端、その弱気な性格と小物属性な人物像が、逆にプレイヤーの人気を獲得するという事態を招いてしまった。

その嗜虐心をそそる言動から難易度の高い第29話での撃墜に挑戦するプレイヤーが後を絶たず、最終話でもガイオウ戦に備えて回復をしつつグレート・アクシオンをじわじわ追い詰めるのが定石となりつつある(どちらも戦略的には有効だが)。

また自軍部隊名を変更できるシステムを活用し、彼女にアレな台詞を言わせるというレベルの高い(?)遊びが極一部で行なわれている。但し、エルガンなど別のキャラやなにより自軍メンバーが頻繁に口にするので止めておいた方がいい。

登場作品と役柄

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
序盤はリモネシアの外務大臣として苦悩する彼女の姿が多く見られる。中盤からインペリウムの筆頭政務官兼グレート・アクシオンの艦長を務めている。
能力自体は元民間人だけあってあまり高くなく特殊スキルもEセーブ以外が全て未修得ため弱いが、この時は自身の精神コマンドでもある鉄壁を毎ターン使い続け防御行動しかとらないため、撃墜が非常に困難。終盤の最終決戦時には???扱いだったスキルが全て解放され中々の強さを持つ。その代わり鉄壁を使用しなくなり、防御行動も一切とらず普通に反撃して来るのであっさり倒せる。ただ、広範囲のマップ兵器には注意が必要。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
カルロスから死亡扱いされている。しかし、第15話および第45話におけるリモネシアでのイベントではそっくりさんが登場(第15話は隠しイベント)。仮に本人だとしたら、前作で轟沈したグレート・アクシオンからどうやって脱出して、どうやって陰月から地球に出戻り、どうやってその後を生き延びたのかといった疑問はあるが…(後述するが、エスターから見覚えのある発言をされている)。
イベントの発生場所が彼女のゆかりの地なので、姉妹や親戚縁者、さらに多元世界である事を考慮すれば平行世界の同一人物という可能性もあるが、第15話ではさながら浮浪者のような風体だったのも気になるところである。
ちなみに市民扱いでキャラクター事典には登録されないが、新規に書き下ろされたアイコンが用意されている

パイロットステータス設定の傾向

能力値

命中防御がやや高い程度で他の能力は低い。特に技量はかなり低く、再攻撃が容易に発動する。

精神コマンド

偵察( 1) 鉄壁(10) 必中(20) 分析(20) 突撃(30) (50)
攻めも守りもこなせる中々のラインナップ。全体的に消費SPが少なく鉄壁が10、愛も50で使用できる。だが、根性はない。なお、中盤多用してくる鉄壁はSPを一切消費しない。

特殊技能(特殊スキル)

Eセーブ 戦意高揚 気力限界突破 底力L8 闘争心
Eセーブを除く全スキルは当初全て???扱い。最終決戦時には全て習得状態になる。

固有エースボーナス

気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『直撃』が掛かる。
エースボーナスを習得する事は一度もないが内部データには設定されている。ティエリアのそれと全く同じ。
直撃が発動するのは、プロジェクト・ウズメでリモネシアを直撃させてしまったからだろうか…

パイロットBGM

「PHANTOM UTOPIA」
英語で「幻想の楽園」を意味する。「楽園」とはリモネシアの事だろう。

人間関係

アイム・ライアード
シオニーの運命を狂わせた張本人で、この男が囁いた「プロジェクト・ウズメ」がシオニーの運命を決定付けた。
しかし、どれだけ利用され続けても、シオニーは彼を慕い、頼り続けた。
カルロス・アクシオン・Jr.
行動を共にするが、何でも金で解決する性格と人を小馬鹿にした様な言動が多い彼には外務大臣時代から嫌悪していた。最終的には殺害しようとするが、逃げられてしまった。
…しかし、歪んでいくシオニーに最も戸惑い、そして彼女の最期を最も悲しんだのも彼だった。皮肉な事に、シオニーが最後まで慕っていたアイムはシオニーを野望の為の食い物にし続けたのに対して、シオニーがあれだけ嫌悪していたカルロスこそ、シオニーの事を最も思ってくれた人間であった。
ガイオウ
彼の圧倒的な力の前にシオニーはただ従うしかなかった。
エルガン・ローディック
ゲーム序盤にて策を弄してZEXISを壊滅させようとしたために彼に一喝される。その時の事を根に持っていたシオニーは、インペリウムの筆頭政務官となった後に彼と対面した際、その報復とばかりに彼に土下座を強要するも…
エスター・エルハス
シオニーと瓜二つの容姿をしている市民と遭遇し、「どこかで見たような…」と言葉を発している。
リモネシア共和国大統領
劇中では一切登場しないが、シオニーからプロジェクト・ウズメの存在を聞かされ実行を阻止しようとしたため、シオニーに暗殺されてしまったことがシオニーとカルロスの会話から明かされた。
結果として彼(彼女?)の判断は正しかったことになる。

版権作品との人間関係

早乙女博士
国連議会の控え室で、彼にインベーダーについての詳細を恐々と訊ねるが、自国リモネシアの利に繋がるとの思惑で接触してきた事を博士に見透かされていた模様。
マリナ・イスマイール
「プロジェクトウズメ」への布石としてアザディスタン王国乗っ取りを画策し、アクシオン財団の資本投入をチラつかせて彼女を懐柔しようとするも拒絶され、計画が破綻した事で激怒する。
C.C.
シオニーが死亡したと思われた際、自分が何をしたいのか判らなかった愚かさを「哀れ」と評した。

名台詞

戦闘台詞

「い、いやっ! いやぁぁぁぁっ!!」
「帰りたい…! 私をリモネシアに帰してよ!」
被弾時の台詞。追い詰められているせいか、彼女本来の弱気な性格に戻りつつある。中には悲鳴が混じっている事も…。

インターミッション

「ひ…!」
序盤でエルガンに一喝された時の反応。これ以後も何度か言っている。ある意味、シオニーを象徴する台詞である
再世篇では彼女のそっくりさんである市民がこの台詞を発している
「な、何なのよ…もう…!」
「もう嫌…! 嫌いよ! みんな、大っ嫌い!! 私を怖がらせるものは、全部消えちゃってよ!」
「アイム…助けて…。リモネシアと私を…助けて…!」
上の場面でエルガンが去った後の台詞。
「わ…私のリモネシアが…!!」
ガイオウが出現した際の台詞。自分の手で愛する故郷を破壊してしまった事にただ狼狽するしか無かった。
「…この放送をご覧になっている世界中の方々へお知らせします」
「私はシオニー・レジス。新帝国インぺリウムの筆頭政務官です」
「我々のインぺリウムは領土を持たぬ国家です。この移動要塞グレート・アクシオンとそこに属する人間が、その全てです」
「我々は一国家として主権を主張します。同時に何者にも冒されない自由を我々は要求します」
「今後、我々の進路ならびに行動を邪魔する者はその自由を侵害する者として武力を以って排除させていただきます」
「現在、グレート・アクシオンはポイント1271を南西に向けて航行中です」
「その進路上にあるハルネス連邦が停船を求めていますが、我々はこれを宣戦布告と判断しました」
「なお、我々は戦力として次元獣を有します。これがどういう意味を持つかは、この放送の2時間後にははっきりするでしょう」
「2時間後、この世界からハルネス連邦という国家は消滅します」
「我々は新帝国インぺリウム。我々の自由を侵害する者には鉄槌が下される事を知って下さい」
「カラミティ・バース」と呼ばれる事件の後、アイムに利用される形で全世界に向けて、新帝国インペリウムの誕生と宣戦布告を告げた。
デュオ曰く「わがまま宣言」
自分たちに自由があることを確信しているのではなく「要求」していたり、丁寧なようでどこか稚拙な部分があるところなどに彼女の力量の限界が垣間見える。
「エルガン・ローディック、私の命令を止めたければ…」
「この場で土下座なさい」
「あなたは以前、私を恫喝しましたしね」
「さあ、どうするのです? お前の土下座でブリタニア・ユニオンが戦場となるのは避けられるのですよ」
「さあ!」
中盤でエルガンと会談した時の場面。会談でエルガンにインぺリウムの存在を否定された事と前述の場面で一喝された腹いせなのか、ブリタニア・ユニオンを人質にして彼に土下座を強要させた。
「エルガン・ローディックが私に這いつくばり、許しを請うている…!」
「あの三大国家にも退かぬ平和維持理事会のエルガンが!!」
エルガンの土下座を目の当たりにして、悦に入り発したもの。一先ずの本懐を成し遂げたシオニーは、更なる要求を突き付けようとするが、直後にガイオウが乱入してきてその回りくどい手段を全否定され、しかもエルガンはガイオウからその気骨を評価されてしまい、器の小ささを露呈してしまうのであった。
「黙れ、小僧共! 黙れ、黙れ!! 黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、黙れ、ダマレダマレダマレダマレダマレ!」
陰月での最終決戦時の台詞。精神を病んでいるのかついには機械のように言葉を繰り返している。
「どうして!? どうして、グレート・アクシオンが…!」
「違う! この艦はグレート・リモネシアよ!
「インぺリウムは世界を変える! あの日、リモネシアが消滅したように! 私は…私は…!!」
死に際の台詞。錯乱しながら艦名を勝手に変えられた艦と共に最期を迎えた。
しかし……

搭乗機体・関連機体

グレート・アクシオン
撃破すると必ず金塊100000を落とし、中盤で撃墜に成功すればS-アダプターまで入手できる嬉しい戦艦(しかも無限復活するので、一応何度でも落とせる)。しかし、鉄壁+防御で恐ろしく硬い。堅さだけとればラスボスの倍以上である。

余談

  • 作中でカルロス「シオニーちゃん」という愛称で呼ばれ、プレイヤーからもこの愛称で呼ばれている。
  • トライアエスターマルグリットを差し置いて公式ラジオでもネタにされている。
    • また、第233回において、杉田智和氏はシオニー役の小林沙苗女史に「アクエリオンでシオニーを落とします」と宣言して、「ひっ、なんで?」と言わせた事を暴露している。

話題まとめ

資料リンク