「鉄甲鬼」の版間の差分

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担当声優の矢田耕司氏が2014年5月1日に慢性心不全のため逝去。今後スパロボシリーズに『ゲッターロボG』参戦時に鉄甲鬼が登場する場合は代役かライブラリ出演の措置が取られることが予想される。
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担当声優の矢田耕司氏が2014年5月1日に慢性腎不全のため逝去。今後スパロボシリーズに『ゲッターロボG』参戦時に鉄甲鬼が登場する場合は代役かライブラリ出演の措置が取られることが予想される。
 
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2014年5月2日 (金) 12:15時点における版

鉄甲鬼(Tekkouki)

原作16話「死闘!嵐吹く男の道」に登場した百鬼百人衆の一人。

百鬼帝国の優秀な科学者であるのと同時に戦闘能力も高く、ゲッターロボを研究した末に開発したメカ鉄甲鬼に乗り込み、正々堂々ゲッターロボGに挑んだ。

しかし、その戦いにヒドラー元帥に割って入られた事でプライドを傷つけられ、ゲッターを庇ってヒドラーの戦車部隊を追い払う。ヒドラーに逆らい、帝国にも居場所がなくなった鉄甲鬼は既に満身創痍となったメカ鉄甲鬼で再びゲッターに勝ち目の無い戦いを挑み、敗れて散った。

登場作品と役柄

原作でゲッターチームと心を通わせる描写があったため、スパロボでは条件を満たすと仲間入りする事が多い。
作品によっては無条件で加入したり、仲間入りしなくても死亡はしないなど、スパロボで救われたキャラの最たる例であり、その扱いと強さも作品を重ねるごとに優遇の度が高まっている。

第3次スーパーロボット大戦
DC所属。シナリオ「デザートストーム」にのみ登場。暗黒大将軍の部下になるというクロスオーバーがあり、ゲッターを倒す許可をもらう台詞がある。
スーパーロボット大戦64
スーパー系なら序盤から登場し、以降ちょくちょく登場する。今回は説得コマンドが表れず、仲間にならない。もちろん原作通りだが、SRW的にいえば珍しい扱いである。また原作におけるヒドラーの役割をグラーが行うために、彼に対する態度が異なる。
スーパーロボット大戦COMPACT
おそらく百鬼帝国の一員だが、第3次のようにミケーネ帝国暗黒大将軍の指揮下に入っている。条件を満たすと加入する。
スーパーロボット大戦A
条件を満たすと加入する。ただし最初はNPCなので操作できず撃墜されるとそのまま死亡してしまう。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
加入条件はGBA版と変わらず。基本的にはゲッタードラゴンに乗せられて合体攻撃要員にされやすい。しかし、エースボーナスを会得すると戦力的に化けるユニットの一人でもある。Zの収録と同時期なのか、合体攻撃やゲッター搭乗時などの台詞が豊富。
スーパーロボット大戦COMPACT3
序盤で光子力研究所に行くルートを選択すると真ゲッター加入時に登場。科学要塞研究所ルートを選択した場合の胡蝶鬼と違い、説得の必要も無く無条件に仲間になる。
スーパーロボット大戦Z
今回も条件を満たすと仲間入りする。全キャラ中トップクラスの防御値を誇る援護防御の鬼メカ鉄甲鬼が空陸ユニットという事もあり、防御面に不安のあるゲッターとの相性は最高。精神コマンドも優秀で、元々異常なほど硬い上に不屈があるためまず落ちることはなく、分析と直撃と言うダメージの底上げに役立つ支援コマンドを持つため活躍度は非常に高い。
従来彼のような『かつての敵』……特にスーパー系のキャラクターが自軍に加わる場合、参入後はシナリオにおける存在感が皆無だったが、今回は会話場面でもしっかりと絡む。人間社会に疎いからか、その生真面目な性格も手伝ってどこかコミカルな描写を見せる事も多い。仲間入りしなかった場合でも死亡はしない。

パイロットステータスの傾向

能力値

作品によってまちまちだが、全体的に格闘・防御に優れる。APでは命中・回避に優れ、エースボーナスと合わせると強化次第で切り込み役も出来る。

精神コマンド

第3次(PS版)
加速根性必中ド根性熱血気合
COMPACT3
ド根性鉄壁ひらめき必中信頼覚醒
AA PORTABLE
必中ド根性努力気合自爆熱血
Z
必中分析不屈気合直撃

特殊技能(特殊スキル)

底力ブロッキングカウンター援護防御

小隊長能力(隊長効果)

Z
小隊全機の地形適応「」をAにする

エースボーナス

スーパーロボット大戦A PORTABLE
連続ターゲット補正無効
実装以降リアル系の足かせとなっている補正を無効化する。APの鉄甲鬼は回避が高いため、機体の運動性を強化すると最強の壁役として活躍してくれる。

パイロットBGM

「不滅のマシーンゲッターロボ」
COMPACT3で採用された同作のエンディング主題歌。
「われらのゲッターロボ」
Zで採用された挿入歌。

人間関係

流竜馬
他校の不良に腕を折られる寸前のリョウを助け、近日中に雌雄を決する事を告げた。
ヒドラー元帥
ゲッターとの正々堂々の戦いに割って入られた。
グラー博士
科学者としての師。
ブライ大帝
Aにて彼と戦闘させると『貴様のおかげで俺のプライドはめちゃくちゃだ』と怒りを露にする。
牛剣鬼
Zでは彼とも面識があるようで、ちょっとした会話イベントもある。
リサ
原作での面識は無いが、Aでは鉄甲鬼が仲間入りする場面で彼にこれからどうするのか聞く場面がある。同作では鉄甲鬼はリサ白骨鬼の娘であることを知っている。

他作品との人間関係

暗黒大将軍
第3次ではDCにおける上司。
COMPACTでは、百鬼帝国ミケーネ帝国と同盟ないしは屈服した為か、他国人である大将軍に従っていた。
弓さやか
Zでは光子力研究所を占拠していた際、彼女にその人なりを認められており、内心鉄甲鬼が善人である事を見抜いていた。鉄甲鬼が仲間になった際には誰よりも喜んでおり、甲児に驚かれている。
レントン・サーストンエウレカ
Zでは不器用ながらも彼なりに悩む二人を励ます場面も。
ジュン・リー
Zで鉄甲鬼がある発言をした際、心の中で『いい人だ・・・・というよりいい鬼だ』と呟いていた。

名台詞

「目を回すのはそっちの方だぜ!」
ゲッターライガーとのチェーンアタック対決でマッハスペシャルに振り回され、ドヤ顔のハヤトの「目を回したか!?」に対する返答。この後お返しに振り回す。

スパロボシリーズの名台詞

「馬鹿な!研究より大切なものがあるだと…」
Z光子力研究所を占拠している時、さやかに人の心の大切さを言われて…。
「勘違いするな、女。俺はあくまで俺の誇りのために奴と戦うのだ…」
Zでさやかの言葉に耳を傾きつつも、あくまでも一騎打ちを望む。
「……ふむ、そうだな。では俺も、金儲けの方法に頭を捻るとしようか」
Zにて、加入直後の一コマ。金欠に悩むアウトサイダー組を見て一度「奪えばいいのではないか」と口にしたところ、竜馬から「それは鬼の考え方だ」と指摘されての返しがこれ。鉄甲鬼なりにZEUTHに馴染もうとしている様子が垣間見える。
「鬼の中にも心を持つ者がいるように、人間の中にも鬼がいるようだな…」
Zの中盤でUNを閲覧した際に、ザフト側のZEUTHに関する記事(偽情報であるが)を見たときの台詞。
「……どうした、竜馬? お前の中に迷いが見えるぞ」
「隼人や弁慶は気づかないフリをしているから、俺が言ってやろう。お前は一体何を恐れている?」
カイメラとの決戦を前に、竜馬に対して。これを受けた竜馬は、「別の世界に存在するもう一人の俺が、すぐ近くまで来ているような気がする」と正体不明の不安を打ち明ける。

備考

担当声優の矢田耕司氏が2014年5月1日に慢性腎不全のため逝去。今後スパロボシリーズに『ゲッターロボG』参戦時に鉄甲鬼が登場する場合は代役かライブラリ出演の措置が取られることが予想される。