「鋼鉄ジーグ」の版間の差分
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:本作では武装用のジーグパーツを制作していないようで、2章Part3で『鋼鉄神』の世界で制作された武装用のジーグパーツのデータを提供して貰っている描写がある。 | :本作では武装用のジーグパーツを制作していないようで、2章Part3で『鋼鉄神』の世界で制作された武装用のジーグパーツのデータを提供して貰っている描写がある。 | ||
:その後Part8でマッハドリルが制作されているが『鋼鉄神』の世界でも制作はされていなかったのか、関連データを提供している。またパーンサロイドは旧作の世界では構想段階だったが『鋼鉄神』の世界では制作されており、関連データを提供してもらい旧作の世界でも制作されている。 | :その後Part8でマッハドリルが制作されているが『鋼鉄神』の世界でも制作はされていなかったのか、関連データを提供している。またパーンサロイドは旧作の世界では構想段階だったが『鋼鉄神』の世界では制作されており、関連データを提供してもらい旧作の世界でも制作されている。 | ||
+ | :3章Part9から背景グラフィックとして『鋼鉄神』世界のジーグの胴体が登場。併せて『鋼鉄神』世界のジーグの呼び名が鋼鉄ジーグから磁偉倶表記に変わる。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。 | :『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。 | ||
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。 | :『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。 | ||
− | : | + | :『鋼鉄神』設定の『K』『L』では、本編時間軸では未使用、回想シーンの一瞬しか使用していなかったにもかかわらず採用。「'''貴様達こそ全滅だ!'''」のポーズ<ref>原作ではビルドアップ前、[[サイボーグ宙]]の状態で放った台詞。</ref>から始まり、ダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出では後述のダブルスピンストームのラストカットの単体版が描かれる。ちなみにこの連携は、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[バイカンフー]]のゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。 |
==== オプション装備 ==== | ==== オプション装備 ==== | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *「ジーグ」の由来は「集合組織(Gathering Organization)」。これを略した暗号名「G-オーグ」をさらに縮めた呼称が「ジーグ」である。 |
+ | *デザインモチーフはプロレスラー。腰部はチャンピオンベルト、顔は[[ライオン]]がモチーフであることから、ライオンの覆面を被ったプロレスラーということである。 | ||
*放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。 | *放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。 | ||
*『鋼鉄神』版のデザインは、上述の'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり、それが元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。 | *『鋼鉄神』版のデザインは、上述の'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり、それが元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。 |
2024年4月22日 (月) 02:01時点における最新版
鋼鉄ジーグ | |
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登場作品 | |
声優 |
古谷徹(鋼鉄) 諏訪部順一(鋼鉄神) |
デザイン |
永井豪・安田達矢(鋼鉄) 堀井敏之(鋼鉄神) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
機体 パイロット(司馬宙を参照) |
スペック | |
---|---|
全高 | 10 m |
重量 | 12.5 t |
エネルギー | 磁流波エネルギー |
出力 | 75万馬力 |
装甲材質 | 鋼鉄 |
内蔵機体 | ジーグヘッド(司馬宙) |
開発者 | 司馬遷次郎 |
所属 | ビルドベース |
概要[編集 | ソースを編集]
鋼鉄ジーグ[編集 | ソースを編集]
サイボーグとなった司馬宙が頭部に変形し、専用の支援戦闘機ビッグシューターから射出されたパーツと磁力で合体する(この合体はビルドアップと呼称する)。ビッグシューターとの連携を前提としており、同機から様々なパーツや武装の供給を受けることで、戦闘中でもあらゆる状況に対応できる柔軟性を持つ。
先述の通り身長10mと設定されているが、実際の作画では明らかに数十m以上はあるだろう巨体として(ハニワ幻人共々)描かれる事も多かった。
鋼鉄神ジーグ[編集 | ソースを編集]
同作ではデザインが変更され、頭が宙である事を表現する為か、真ゲッターよろしく瞳が付いている他、頭部にコブ状の盛り上がりがある。
本編の50年前、最終決戦で銅鐸の力を発揮し、発生した結界(ゾーン)の中に行方不明になっていた。この関係上、活躍するシーンは回想内と最終決戦のみとなっている。最終決戦では大いに活躍するが、ダブルジーグの片割れである草薙剣児が荒之皇に取り込まれてしまい、荒之皇によってジーグ形態を維持できないレベルまで追い込まれてしまう。
各形態[編集 | ソースを編集]
- アースジーグ、マリンジーグ、スカイジーグ
- それぞれ地中、海中、空中に対応したパーツを装備した形態。SRW未登場。
- ジーグ・パーンサロイド
- 大型パーツであるパーンサロイドと合体した、ケンタウロス型の形態。
- SRWではαシリーズにて換装形態(実質上の変形)として登場。以降は換装攻撃として武装登録されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでは、スーパー系でありながらまさかのSサイズということでプレイヤー各位から驚かれた。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。避けて当てるリアル系のスーパーロボットという今までにないカテゴリー。システム的にも僚機のビッグシューターがいないと使えない武器があったり、パーンサロイドモードへの換装方法が特殊だったりと意欲的な試みが取り入れられていた。パーンサロイド以外の形態は未採用。
- だが(設定上しょうがないとはいえ)元々の武器の威力が他のスーパーロボットに比べて低いことに加え、よりにもよってダメージのサイズ差補正が初採用された作品で登場となった為、火力の低さで苦戦する事となった。単体運用では全体的に射程が短く、更に運用上ビッグシューターと同じ小隊に導入しなければならないのにパーンサロイド入手までは地形対応がマッチしないこと、小隊長能力が邪魔大王国への攻撃力アップなので、序盤で邪魔大王国との決着がついてしまうと早々と死に技能と化すなどやたらマイナス面ばかりが目立ってしまった。結果、邪魔大王国退場後は倉庫番になるか、良くて加速要員としての小隊員運用だろう。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 小隊長能力・サイズ差補正無視と魂のおかげで、前作に比べ攻撃力が大幅に高まった。ただし、小隊員に回ってしまうと火力がガタ落ちしてしまう。強運のこともあり完全に小隊長向け。今回は任意もしくは撃墜時にジーグヘッドに分離できるようになり、1MAPに一度だけ元の鋼鉄ジーグに再合体も可能なので、万が一撃墜されても安心。
- ビッグシューターとの地形適応の噛み合わなさは前作から相変わらずで、鋼鉄ジーグが最大火力を出すにはパーンサロイドが不要だが、パーンサロイドが無いと空が飛べない(ビッグシューターは移動タイプが「空」)ので、鋼鉄ジーグを小隊長として使うなら、鋼鉄ジーグにミノフスキークラフトを付けるか、ビッグシューターに防塵装置を付ける必要がある。ただし、鋼鉄ジーグはパーンサロイドを装着すれば空を飛べるので、わざわざ数が少ないミノフスキークラフトを与えるのは勿体無い。余りがちな防塵装置をビッグシューターに付ける方が現実的だろう。これは前作でも同様。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
共に『鋼鉄神ジーグ』版設定。新旧の鋼鉄ジーグが同時に登場する為、『鋼鉄神』版デザインは磁偉倶表記。
- スーパーロボット大戦K
- 『鋼鉄神ジーグ』版設定のため、特殊能力として「銅鐸パワー」が追加された。復活後の旧ジーグが劇中で使用していない武器も使用できる。
- スーパーロボット大戦L
- 本作では原作再現が多い一方、中盤で早期に『鋼鉄神』のストーリーが決着するため、原作のストーリー決着回でそのまま加入する。銅鐸パワーも引き続き所持している。
- 『K』でもそうだが、合体攻撃「鋼鉄神ジーグ」は銅鐸を剣児に託し自身は鋼鉄ジーグを維持できない[1]都合上、新ジーグからしか発動できないため、火力面では新ジーグに劣ってしまう。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド1から登場。『第3次α』以来の旧作版設定。攻撃&命中タイプ。
- ユニット全体の傾向として必殺技待機アクション数が短く、必殺技の使用回数も多いためどんどん必殺技を使っていけるのが強み。欠点は防御力は低く、運動性は高いものの強化の手段に乏しいため防御面は脆いこと。
- オートで運用するのであれば射程が短い必殺技をあえて外し、SSR「ダイナマイトキック(S)」の効果で常に射程4から攻撃する遠距離ユニットにするとかなり安定する。
- SSR「スピンストーム」と「ダイナマイトキック(S)」の2つを装備した場合、射程4~5の必殺技を毎ターン連発可能となる。当てるたびにアビリティの効果でジーグが強化されていき、特に照準値が強化されていく。メインシナリオでクロスオーバーが多いデーモンとの戦いで有利に戦うことができる。
- 第1章Part12では、ビッグシューターではなくプトレマイオスからジーグパーツをシュートしてもらうイベントが存在する。
- 本作では武装用のジーグパーツを制作していないようで、2章Part3で『鋼鉄神』の世界で制作された武装用のジーグパーツのデータを提供して貰っている描写がある。
- その後Part8でマッハドリルが制作されているが『鋼鉄神』の世界でも制作はされていなかったのか、関連データを提供している。またパーンサロイドは旧作の世界では構想段階だったが『鋼鉄神』の世界では制作されており、関連データを提供してもらい旧作の世界でも制作されている。
- 3章Part9から背景グラフィックとして『鋼鉄神』世界のジーグの胴体が登場。併せて『鋼鉄神』世界のジーグの呼び名が鋼鉄ジーグから磁偉倶表記に変わる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
本体装備[編集 | ソースを編集]
- ナックルボンバー
- 「必殺パンチ」。組んだ両拳を敵目掛けて撃ち出す。ハニワ原人の手足を簡単に吹き飛ばす威力を持っており、連射もできる。その際は次弾が手首から生えてきている。なお『ゲッターロボ號』に登場するゲッター號も全く同じ武装を装備している。
- 『DD』では打撃属性のR必殺技。メインアビリティは「ガッツI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
- ダイナマイトパンチ
- ナックルボンバーが「拳」を飛ばすのに対して、こちらは前腕部までを含めた「パンチ」を飛ばす。
- 「αシリーズ」ではパーンサロイド形態時で使用。『DD』ではマッハドリルの演出で使用。
- 『鋼鉄神』では復帰後真っ先に使用した武装のためか、『K』『L』ではこちらだけ採用されており、未採用のナックルボンバーポジション。新ジーグが採用しているナックルボンバーに比べてわずかに威力が高いだけでほぼ同じだが、ナックルボンバーが弾数制の武器なのに対しダイナマイトパンチはEN消費武器と言う違いがある。『L』では殆どの場合PUを組むであろうビッグシューターがEN+のボーナスを持つ上に補給装置持ちなので、実質的に無制限に撃てる。
- ジーグビーム
- 目から発射する光線、頭部だけになっても使用可能。
- 「αシリーズ」ではPLA武器。
- 『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。照射されている光線の原理が不明のため特殊属性と思いきや名前からかビーム属性である。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
- 『鋼鉄神』作中で使用し、一撃で多くのハニワ幻神を貫いていたのだが、『鋼鉄神』設定では未採用。
- スピンストーム
- 「ひみつの兵器」。腹部から放つ光線。
- 「αシリーズ」では全体攻撃だが、命中補正が低いのが難点。また、移動後に使えず射程もそれほど長くない上、攻撃力も低め。燃費も悪くビッグシューターのフォローがあっても厳しい。この武装の性能のせいで、ザコ戦には向かない機体になっている。
- ただそれでもジーグ単体で使える武器の中では射程が最も長く、反撃時にはあると便利な武器ではある。
- 『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「マグネットパワー」で、攻撃力が増加する。さらに必殺技命中時、照準値が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(特殊)」。
- 『鋼鉄神』設定の『K』『L』でも使用可能。
- ジーグブリーカー
- 「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。
- 10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!」と叫ぶ事があり、強烈なインパクトを残す。
- 『第2次α』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、ジーグ・パーンサロイドでは本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。
- 『DD』では打撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。
- 『鋼鉄神』設定の『K』『L』では、本編時間軸では未使用、回想シーンの一瞬しか使用していなかったにもかかわらず採用。「貴様達こそ全滅だ!」のポーズ[2]から始まり、ダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出では後述のダブルスピンストームのラストカットの単体版が描かれる。ちなみにこの連携は、IMPACTのバイカンフーのゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- ジーグバズーカ
- 片腕を切り離し、ビッグシューターから射出されたバズーカを装着して射撃する。あまり知られていないが、バズーカを主役ロボットの武器としたのは鋼鉄ジーグが最初である。
- 劇中は「バズーカ砲」と呼ばれている。
- 主に反撃で手数を出す時に使用する。『鋼鉄神』では使用シーンが無いためか、そちらで参戦した場合は未採用。
- マッハドリル
- 二の腕から先[3]をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。
- 本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『第2次α』では数値上の攻撃力自体は上位ガンダムタイプの必殺技にも匹敵するのだが、小サイズによるマイナス修正が大きく対ボス要員には向かなかった。『第3次α』では小隊長能力による補正と魂の追加で火力が大きく向上し、更にバリア貫通能力も追加された。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。
- 本武装で倒すと『第2次α』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。『鋼鉄神』版での参戦である『K』『L』のトドメ演出では宙と美和のカットインが挿入され、現在の美和に50年前の美和の姿が重なる演出がとられている。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。珍しく美和とビッグシューターが演出に参戦しない。原作での初使用時に準拠して先にダイナマイトパンチで腕を射出し、その後マッハドリルに換装して突撃する。メインアビリティは「大型ドリルブースター」で、攻撃力・照準値が増加。気力130以上の時、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のサイズ差補正を無視する。自分のアクション時のみ命中率が増加。マッハドリル命中時に攻撃力・照準値が増加する強化効果を自分に付与。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップ III」。
- ジーグバックラー
- SRW未採用。肘から先を外して換装する、巨大なスパイクシールド。回転を加えて射出することで武器としても使用可能。
換装攻撃[編集 | ソースを編集]
- ジーグ・パーンサロイド / ジーグランサー
- ジーグ・パーンサロイドに換装し、ジーグランサーで攻撃する。
- αシリーズではパーンサロイドが換装形態として再現されているため、ジーグの武装としては未採用だった。『K』『L』では『鋼鉄神』設定で前者、『DD』では『鋼鉄ジーグ』設定で後者の名称にて採用。
- 『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「パーンサロイド」で、攻撃力・防御力・照準値・移動力が増加する。気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・ジーグランサーの必殺技威力が増加する。自分のアクション時のみ、命中率が増加する。サブアビリティは「照準値アップIII」。
- 『鋼鉄神』本編では回想シーンのみの存在だった。『K』『L』ではパーンサロイドがどこからともなく飛んできており、トドメ演出では50年前の回想で銅鐸の力を解放したシーンが再現される。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ダイナマイトキック
- いわゆる飛び蹴り。基本的にはジーグブリーカーなどの技演出に組み込まれて使用する。
- 単体武器としては「αシリーズ」と『DD』にて採用。『DD』では打撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「必殺技威力・照準値アップII」で、サブアビリティは「必殺技威力アップII(打撃)」。
- ダイナマイトキック(S)
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。ナックルボンバー3連射からダイナマイトキックに繋ぐ連続攻撃。
- メインアビリティは「磁流波エネルギー全開」で、MAP兵器以外の最大射程が増加する。気力130以上のとき、命中率、全ての攻撃の与ダメージが増加する。ダイナマイトキック(S)命中時、攻撃力・照準値が増加する強化効果を自分に付与する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- ダブルスピンストーム
- 『鋼鉄神』第12話「最終決戦! 大銅鐸、立つ!」の終盤で披露した、新ジーグとのスピンストーム同時攻撃。
- 新ジーグのみが発動できる特殊合体技「鋼鉄神ジーグ」とは異なり、こちらは新旧ジーグ両方が使うコトができる。宇宙でのトドメ演出は同話のラストカットを再現し、地球を背に並ぶダブルジーグの姿が描かれる(地球の場合は背景が異なる)。ただ、このカットに最後の台詞が文字で追加されるのだが、『K』『L』共に原作から改変され「次の相手はどいつだ!!」となってしまっている。これはジーグブリーカーの単体演出においても同様。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 『第2次α』『第3次α』で採用。ジーグ・パーンサロイドに換装する。通常の換装と違い、マップ上でビッグシューターが同一小隊にいるか、別小隊で一定距離以内にいないと行えない。実質的に変形扱い。
- 『K』『L』では換装がシステム的に廃止されたため、ジーグ・パーンサロイドはただの武器扱いに変更された。
- 銅鐸パワー
- 『K』『L』の磁偉倶で採用。『鋼鉄神』における銅鐸の設定を再現したもの。
- 気力が130以上になると最終与ダメージが25%アップし、最終被ダメージを25%軽減。さらに、命中率・回避率がそれぞれ+10%される。
- 分離
- ジーグヘッドに分離する。システムとして採用されているのは『第3次α』のみ。
- 『K』『L』では、新ジーグの特殊合体攻撃「鋼鉄神ジーグ」の演出で分離している。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
- 先述の通り、スーパーロボットが回避系のSサイズという希少な個性を獲得している。
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- L
-
- 初期:照準値+5 格闘武器+100
- 5段階:照準値+15 格闘武器+200
- 10段階:照準値+25 格闘武器+300 移動力+1
機体BGM[編集 | ソースを編集]
鋼鉄ジーグ[編集 | ソースを編集]
- 「鋼鉄ジーグのうた」
- 主題歌。αシリーズで採用。
- 「ひろしのテーマ」
- EDテーマ。『第3次α』で追加。どういう訳か3番まですべて流れる。
鋼鉄神ジーグ[編集 | ソースを編集]
- 「STORMBRINGER」
- 主題歌。『K』『L』で採用。
- 「Dead or Alive」
- 挿入歌。第12話で使用され、この曲を背景に初代ジーグが復活したため、新旧ジーグ共演の印象が非常に強い。『K』『L』で採用。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ビッグシューター
- 鋼鉄ジーグ専用のパーツを射出する支援戦闘機。
- 鋼鉄ジーグ (新)
- 『鋼鉄神ジーグ』に登場。同作主人公の草薙剣児がビルドアップする。
- 真・ジーグ
- 団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』で、挿絵を担当した石川賢が「どうせならジーグやグロイザーにも出てほしかった」とコメントし、後書きで書いた機体。描かれたのは頭部のみ。
余談[編集 | ソースを編集]
- 「ジーグ」の由来は「集合組織(Gathering Organization)」。これを略した暗号名「G-オーグ」をさらに縮めた呼称が「ジーグ」である。
- デザインモチーフはプロレスラー。腰部はチャンピオンベルト、顔はライオンがモチーフであることから、ライオンの覆面を被ったプロレスラーということである。
- 放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。
- 『鋼鉄神』版のデザインは、上述の真・ジーグと似ている部分もあり、それが元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。
- 『鋼鉄神』第12話にて新旧ジーグの共闘が描かれたのだが、実は宙のジーグの方が剣児のジーグよりビルドアップバンクが速い。勝利を得るまで戦い抜いた初代の貫禄を見せつける形となっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]