「シモーヌ・キュリアン」の版間の差分
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2024年2月17日 (土) 07:11時点における最新版
シモーヌ・キュリアン | |
---|---|
外国語表記 | Simone Curian |
登場作品 | |
声優 | 園崎未恵 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(フランス人) |
性別 | 女 |
年齢 | 19歳 → 20歳(魔装機神II) |
所属 | 神聖ラングラン王国 → シュテドニアス連合国 → アンティラス隊 |
役職 | 魔装機操者 |
シモーヌ・キュリアンは「魔装機神シリーズ」の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
地上から召喚されたラングランの魔装機操者。
孤児院で育ち、思春期にはやさぐれていた過去を持つ。その後、更正してバレリーナの学校に進んでいったところで召喚。生い立ちからして過酷な環境に置かれていたためか、20代に満たない頃から大人びた雰囲気を漂わせていた。勝気な性格の持ち主だが、一方で惚れっぽいところがある。
シュテドニアス連合国がラングランへ侵攻した際に捕らえられて投獄された。後にラセツ・ノバステの計らいで解放されるものの、彼の献身的な優しさに触れ、ラングランには戻らずに彼を慕うようになる。その後、再度のシュテドニアスの侵攻の際、ラセツと共に戦場に赴き、マサキら魔装機神操者と敵対した。しかし、ラセツの野心家としての顔を見てしまったシモーヌは彼に失望し、マサキらの説得に応じて魔装機神隊に戻ることとなった。
最終的にはラセツと敵対し彼を倒してしまうが、余り未練はなかったようである。それともラセツの心意気を知ってのことだろうか。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章ではレギュラーではないが何度か登場の機会がある。第一章最後のシュテドニアス軍の侵攻で捕虜にされる。第二章ではルートの分岐で魔装機神隊に帰還したり、ラセツとともに魔装機神隊の敵となったり、どちらとも戦うのをためらい魔装機を残して去ったりと、立場に違いがある。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 基本的にリメイク前と同じだが、仲間にするとルートに関係なく必殺技を習得するようになった。数少ない乳揺れ要員である。攻撃時の使用兵器を母国語で言い換える癖があるようだ。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 声の担当が園崎未恵氏で決定した。飲酒描写が存在するため、20歳の誕生日を迎えたようだ。序盤でアハマド、ティアンとともにシナリオ途中の増援として登場。その中では唯一離脱しないので、近くの敵は彼女に撃墜させるのが吉。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 愛機ザイン共々自軍で最弱を争う。強化パーツのセットに「プラーナシールド」を大盤振る舞いするなどしなければ、活躍は難しい。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 状況は前作POJからほぼ変わらずで不遇のまま。唯一の強化点は、デフォルトでの取得者が非常に少なくレアな「脱力」持ちになったことくらい。だが、この利点も他の主力キャラが自由選択で覚えてしまうとアドバンテージは一気に無くなってしまう。他にデフォルトで「脱力」持ちになるのはロザリーだが、ロザリーは改造とスキルのカスタム次第で十分戦えるので余計に厳しい。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 格闘と回避にやや長けている。下記のとおり精神コマンドは支援系ばかりだが、ザインの能力は優秀なのでどんどん前線に出して戦っていける。
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- ザインの能力が自軍最弱を争うため前線に出るには不向き。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
支援系として非常に優秀。自分を強化するものは少ないが、戦闘面ではあまり問題にならないだろう。
- LOE
- ひらめき、加速、再生、愛、激励、再動
- ROE
- 加速、直感、吸収、補給、激励、自由選択
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 加速、直感、脱力、補給、激励、自由選択
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- LOE
- 気配察知、再攻撃、斬り返し、分身、2回行動
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 手枷足枷(ザインの周囲4スクエア内にいる敵を移動不能にして攻撃時の命中率を20%低下させる)
- 最後のコマンドに「集中」を選択してもいまいち効果は薄い。スロットにセットするならば、潔く「隠れ身」で潜伏して敵に隣接するべきか……?
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「終わりなき戦い」
- 魔装機神シリーズの味方汎用戦闘BGM。
- 「移り気パリジェンヌ」
- 『3』で追加された専用BGM。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- マサキ・アンドー
- 第一章ではよく行動を共にしていた。初めのころは、たいして年は変わらないのにシモーヌに子供扱いされていたが、第二章では思わずシモーヌから惚れられそうに。
アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- テュッティ・ノールバック
- シモーヌはガッデスに認められなかったこともあり、その操者となったテュッティには内心複雑な思いを抱いていた模様。
- ホワン・ヤンロン
- 絡みはなかったが、第一章の頃は彼に惚れていたらしく、第二章で敵として登場した際はヤンロンをあえて避けているような言動がある。ルート次第ではエンディングでデートに誘うことがある。
しかし、魔装機神IIのヤンロンの動向を見る限り、それ以上関係が発展しなかったようである(それどころか、南部ルートですらヤンロンとシモーヌの会話は存在しない。また、シモーヌがヤンロンとエルシーネの関係を気にしている様子もない)。 - ギド・ゼーホーファー
- 「嫌い」なドイツ人であるためか、些細なことで対立してしまう。料理の話から大喧嘩になった際には、ヤンロンが中華料理を振る舞い仲裁することになった。
- IIIの頃には彼に気があるようなそぶりを見せ始めている。
- レベッカ・ターナー
- 飲み仲間だが、同時に彼女の弱みも握っている。
- トレイス・ハイネット
- シモーヌはトレイスが女性であることを知らないため、彼女とギドの関係を怪しむことも……。
シュテドニアス連合国[編集 | ソースを編集]
- ラセツ・ノバステ
- シュテドニアス軍に捕虜にされ、過酷な扱いを受けていたところを彼に助けられた。それをきっかけとして、少しずつ惹かれていく。
- カンツォート・ジョグ
- 魔装機神隊に復帰してからは彼から裏切り者と責められる。
- ナセル・ザンボス
- ラセツが隊長を務める「デオ・シュバイル」の隊員だったからか彼を知っていた。
反アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- マーガレット・ウォン
- シュテドニアス在留時代の同僚。同性であるためか、彼女からはかなり意識されている。再会して以来は復讐の対象として恨まれていたが、過去には友人として良好な関係を築いていた。POJのラングランルートで彼女が死亡した際は、同じような境遇で互いに励まし合っていた過去を思い出し、その死を悼んでいた。
- ムデカ・ラーベンス
- シュテドニアス在留時代の同僚。ラセツの復讐に固執する姿勢にはシモーヌも憤慨していたが、POJではむしろロザリーのストーカーとしての印象が強くなっているような発言をしている。
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「斬り刻め! 霊智の刃! ガイストカッター!」
- PSP版で追加された台詞。ジンオウ搭乗時限定。
- 「飛べよ流星! 煌け剣戟! 夜の帳を切り裂き、暁の星となれ! エトワール・ラ・セーヌ!」
- エトワール・ラ・セーヌ使用時の台詞のひとつ。
- 「ロザリーも大変だねぇ、こんなのに追いかけられて」
- IIIにおけるムデカとの特殊戦闘台詞。ムデカはついに他のアンティラス隊メンバーからもロザリーのストーカーとして扱われてしまった。
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL[編集 | ソースを編集]
- 「なんだ、わたしはてっきりマサキが身動きできないのをいいことに、手込めにしちゃったのかと思った」
- ウェンディが気絶したマサキに口移しでプラーナを補給した際にからかった。
- 「……運命だって言ったら、怒るかい?けど、あたしには、これしか道はなかったんだ……。テュッティ、あなたにはわからないよ!!」
- 魔装機神隊の敵となった際のテュッティとの会話。
- シモーヌ「マサキ……あなた、ステキになったわね。わかったわ。私、あなた達と一緒に戦う。ラセツの事、私の気持ち、すべてカタをつけて見せるよ」
マサキ「……すまねえな……ホントは、俺だってこんな事は……」
シモーヌ「ダメよ、そこから先を言っちゃ。そうじゃないと、私、今度はあなたの事が……」 - 2章「悲しみのエリス」のクリア後、マサキの説得を受けて。明らかにマサキに惚れかけてる。惚れっぽさについては自覚があるようだ。
- 「ありがとう、みんな……だいじょうぶ、私、戦えるから」
- ラセツのと決戦を前にみんなが元気づけてくれて。
- ラセツ「シモーヌ……私が誤っているというのなら、正しい道を示してみろっ!!」
シモーヌ「人に生き方を指図するほど、私は傲慢じゃない!!」
ラセツ「ならば、私の生き方に口をはさむな!!」
シモーヌ「他人の犠牲を強いる生き方は、許せない……それだけだよっ!!」 - 最終ステージの一つ「逆襲のラセツ」でのやりとり。
- 「勝つのはいいさ、勝利を目指すのもね……けど、人は、一人で生きているんじゃないんだよ……それをわかろうとしなかったあんたは……救ってあげる事ができない」
- 同じく「逆襲のラセツ」で、ラセツの死に際に対して。
- 「ウェンディさん……ラセツ……みんな死んでしまった……生きていればこそと言うけど……生きていくというのも、つらい事が多いものね」
- ウェンディが死亡したEDにて。
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD[編集 | ソースを編集]
- 「上司としてはいい男だったよ。忠誠を誓ってれば、の話だけど」
- ラセツを評して。
- 「ドイツ人なんてパッサパサのジャガイモ食ってりゃいいんだよ!」
- IIの「非道の作戦」開始前デモより、ギドと食事の価値観について口論になった際に。この人が聞いたら怒りそうな発言である。
- 「……なんていうかさ、あいつらを見てると和むのはあたしだけ?」
- 晨明旅団のアホっぷりを目撃して。ベッキーとともに彼らを見るたびに和むことになる。
- 「……もういいでしょう。ラセツは、最後には満足して散っていったわ。あんたも、もう……」
- アンティラス隊を追ってきてラスフィトートの神殿までやってきたマーガレットに対して。彼女の復讐を止めようとするが聞く耳を持つことは無かった。
- (薄情……か……確かにそうかもね……)
- マーガレットから薄情ものと言われ。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE[編集 | ソースを編集]
- (ギド……あんたの為にも……!)
- テロリストの基地に対する攻撃に巻き込まれたギドの捜索途中に現れた敵と戦う前に。彼の弔い合戦と意気込むが彼が生きていたのを見て安心することに。
- (ぎ、ギドがトレイスを……!?しかも、口をハンカチで塞いで……!?お、男同士で何を……!?)
- トレイスを看病するギドを目撃して。この後の2人の発言でさらに誤解を深め、ショックだったのかベッキーを飲みに誘っている。
- 「あんたがそんなに苦しんでるのは、終わった事を終わった事として、受け止めようとしないからさ!辛い時間は終わった……ラセツもいなくなった……現実を見て生きな、マーガレット」
- ラングランルートでマーガレットとの最後の戦いにおける戦闘前会話。過去に引きずられる彼女に言葉をかけるが彼女には届く事はなかった。
- 「ああ……あいつも、悪いヤツじゃなかったんだよ。辛い時には励ましあったりもして……でも結局、あの時の痛みがあいつの心を最期まで縛っちまった……」
- マーガレットが死亡したのを見て一人酒を飲んでいるところをベッキーに声をかけられて。ベッキーからは飲み明かそうと言われて呆れるがその明るさには感謝していた。
- 「そう……そこまで進んでたの……手が早いのは知ってたけど……この節操なし!!」
- ラングランルートエンディングでトレイスの誤解を招く発言からギドと彼女の関係を完全に誤解してしまった。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神第二章(ラセツルート)における彼女の境遇は機動戦士Ζガンダムのレコア・ロンドに似ており(戦いの最中に敵軍に捕らわれる、敵軍の幹部に心を奪われる、敵軍の幹部のためにかつての仲間たちと戦う等)、それを指摘するファンも多い。
- 上記のようにドイツ人を毛嫌いしているのだが、鋼龍戦隊にはドイツ人メンバーが多いので、今後もしアンティラス隊が地上に上がる機会があったら苦労しそうである。
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