「アクア・ケントルム」の版間の差分

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(カピバラについて)
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;[[ショーン・ウェブリー]]:父や叔父の過保護ぶりを嫌がるアクアに対し、心配してくれている人がいることのありがたさについてやんわりと諭している。
 
;[[ショーン・ウェブリー]]:父や叔父の過保護ぶりを嫌がるアクアに対し、心配してくれている人がいることのありがたさについてやんわりと諭している。
 
;[[サフィーネ・グレイス]]:第2次OGのサフィーネ合流時、及び中断メッセージでは彼女の服装の過激さについて言及している。もっとも設定画を見比べると五十歩百歩だが。ちなみに、'''彼女はアクアよりも年下である'''。
 
;[[サフィーネ・グレイス]]:第2次OGのサフィーネ合流時、及び中断メッセージでは彼女の服装の過激さについて言及している。もっとも設定画を見比べると五十歩百歩だが。ちなみに、'''彼女はアクアよりも年下である'''。
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:彼女から「ファミリアにしたい動物」について聞かれ、カピバラと答えた。後述の余談も参照のこと。
  
 
==他作品との人間関係==
 
==他作品との人間関係==

2013年7月17日 (水) 11:51時点における版

アクア・ケントルム(Aqua Centrum)

スーパーロボット大戦MX

ヒューゴ・メディオと共にツェントル・プロジェクトに参加し、オペレーターとして機動兵器のサポートとテスト係を務める。士官学校を優秀な成績で卒業しているものの、実戦経験はなかった。だが同計画の試作5号機メディウス・ロクスの強奪事件をきっかけに、ヒューゴと共に奪還任務に就く。

当初は実戦経験が豊富なヒューゴに強いライバル心を持っており、実戦経験がないことを理由にパートナーとして見られていない事や、彼が自分に隠し事をしている様子に不満を露わにするなど、その関係は決して良好なものとは言えなかった。しかし、戦いを通じて互いを認め合っていくようになり、彼女もパイロットとして成長していく。

勝ち気な明るい性格で、結果を求める上昇志向を見せる。これは実家のケントルム家が有数の大富豪であり、その恩恵にあずかって籠の中の鳥のようになりたくないという心情が背景にある(一方、パートナーのヒューゴは、貧困の環境から這い上がってきた人間)。また、連邦大学時代の恩師であるエルデ・ミッテを慕い、憧れの存在として尊敬している。

彼女がヒューゴをサポートする時はDFC(ダイレクト・フィーリング・コントロール)を務め、そのコントロールとして機体とダイレクトに繋げる専用の『DFCスーツ』を着用する。しかしこのスーツは水着と見紛うくらい露出度が高く、アクア本人は着るのを嫌がっている。場に乗せられて「水着みたいだからお風呂にも入れる…」と言う場面があるが、本当かどうかは不明。また、部隊の平均年齢が全体的に低い事から自分の年齢を気にするシーンもあった。普段の実直な性格とは相反するような、ノリツッコミの多さも意外と目立つ。

プロジェクトに参加した彼女であるが、ミタール・ザパトの謀略により対戦相手はヒューゴと共に因縁がある相手であり、そのパートナーがエルデであることを知る。エルデは感情を抑えられないアクアを揺さぶって精神的に追い詰めるが、その一方で彼女からもその感情に溺れないことを教えられている。最終的に彼女の欲望の結晶たるAI1に取り込まれたエルデの姿はもはやアクアの知っている彼女ではなかったため、過去の未練を払拭してヒューゴと共にエルデとAI1を消滅させた。

とは言え戦いが終わった後も、かつての自分が接した科学者・教師としてのエルデを尊敬する思いは残っており、士官学校時代の記憶を今の自分を培った大切なものだとしている。エンディングではヒューゴがパーソナルトルーパーの教官になろうと決めたと話したのに対し、自分もそれに付き合い教える側の人間になる事を目指す決心を伝えた。

ちなみにMX唯一の乳揺れカットインの持ち主でもある。じっくり鑑賞したいなら、リアル系後継機で必殺技を使おう。

スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONシリーズ

OG外伝でNPCとして初登場。プロジェクト参加前の彼女が登場し、カイ・キタムラのファンとしてラミア・ラヴレスと共にサインを貰っている。そしてエルデから感情に溺れないようにとの警告を受け、師弟の別れとなるが……。この頃はまだ学生の身であり、その後パイロットとしての技術も学んでいくと思われる。また、ラミアの姿を見てその露出ファッションに驚いていたのだが、やはり後の彼女を待っていた展開は……。

続く第2次OGでは、予想通りMXのシナリオが本格的に展開された事もあり、出番が非常に多い。ヒューゴと違って他者との会話もかなり多く喜怒哀楽も豊かなため、新規参戦キャラでは有数の目立ちぶりを誇る。カチーナの「芯は強そう」という評価は正確で、ヒューゴを自分の失策で失いながら悲嘆に沈むことなく、独力で気持ちを整理して再びTEアブゾーバーに乗る決心をしている。隊長格のキョウスケですらかつてラミアを失った時には精彩を欠きカイに叱咤されていた事を考えると、精神的な成熟度合いは(本人が時に自嘲する)年齢相応以上のものがあると言えるだろう。また、歴戦のエリート部隊である鋼龍戦隊に新米パイロットとして加わりながらも、ことさらに気後れしたり卑下したりということもなく素直かつ前向きに取り組むその姿からは、性格や育ちの良さが感じられる。

封印戦争終結後は、ツェントル・プロジェクトが消滅したため、ヒューゴとともに一時的に教導隊預かりとなった。また、MXのエンディングと同様にかつての手本としてのエルデに対する尊敬の念を消化したのか、自らもいずれは良き教師となりたいと語っている。

MXではあまり描写されなかった実家の設定も掘り下げられ、父は連邦議会上院の有力議員、叔父が大企業の社長で、非常に結束の硬い一族として連邦軍のギャスパル・ギラン元帥からも一目置かれるほどの名門一族である事が明かされた。ちなみに、カイからもらったサインは宝物として今でも大切にしている様子。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦MX
まずは序盤のうちに集中力をつけよう。中盤戦からパイロットとして参加するが、射撃あるいは遠距離格闘主体の機体のため、彼女にはヒット&アウェイ特殊技能をつけることを勧める。精神コマンドリアル系スーパー系でも変化はないが、ステータスや特殊技能は若干異なる。なお、自分が年長者のメンバーであることを気にしているが、確かにMXは歴代作品の中でもかなり若い中学生や小学生までいるとはいえ、20代半ば~後半の女性も多いことは気付いていないのだろうか?
ちなみに搭乗機がパワーアップすると、彼女がメインパイロットのSフォームのカットインで乳揺れが見られるようになる。ガルムレイド・ブレイズの方は一瞬だが、サーベラス・イグナイトの必殺技「ケルベレイド・バスター」ではかなり長く揺れる。また、サーベラス・イグナイトの方が、彼女のガンファイトが活きるので、ヒューゴよりもアクアを活躍させたいプレイヤーはリアル系の方が良い。
スーパーロボット大戦MX PORTABLE
戦闘セリフが追加され、エルデとの戦いにより拍車をかける事となる。
スーパー系特殊技能が、ガンファイトからインファイトに変更された。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG外伝
プロフィール参照。
第2次スーパーロボット大戦OG
無事にパーソナルトルーパーの試験に合格した模様。
MXと比べてキャラクターの掘り下げが行われている。シミュレーターや哨戒中の機体コントロールの一時委譲など訓練・成長の様子から、戦隊の面々に対するミーハーな反応など笑いを誘うものまで様々。新米らしい一方でやはり隊の平均年齢をあげていると嘆くシーンもちらほら。設定上ではエクセレンと同い年なのだが、非常に気にしている。そして、さすがに恥ずかしいのか普段は軍服を着るようになった。
上述のとおり、乗機を撃破されヒューゴが(一時)離脱した後はアクアだけでもう一方のTEアブゾーバーに乗る。一人乗りながらエンジン制御と機体操縦を両立して戦うのだが、これは本来TEエンジンの設定を考えると凄い事である。後継機の新型エンジンの立場が無いようにも思える。パイロット能力に関しては援護防御ガード集中力を所持しており、攻守サポートとも文句なし。ゆえにパイロットポイントへの余裕もあるので、好きなスキルを付けると良いだろう。

パイロットステータス設定の傾向

特殊技能

MXでガンファイトを唯一デフォルト取得するパイロットだが、Lv10まで伸ばすのは通常プレイではほぼ無理。スーパー系の場合、シールド防御援護防御TEスフィアとの相性が良い。

ガンファイト
前半はリアル系、後半はスーパー系の方が技能Lvの上昇が速い。しかし、ガルムレイド・ブレイズでは射撃武器が少なく、ほぼ死に技能と化している。また射撃武器の数と威力ではサーベラス・イグナイトの方に軍配が上がる為、確実にリアル系の方が技能を活かせる。尤も、ガルムレイド・ブレイズ(S)は射撃武器が少なくとも射程距離は優れているため、その長所を伸ばすための能力と割り切ればスーパー系でもそれなりに有効な技能ではある。なお、MXPではスーパー系ではインファイトを覚えるように変更されている。
援護防御
スーパー系ならば有効に使える技能。後述のシールド防御があると更に有効。リアル系なら上書き候補。
シールド防御(スーパー系のみ)
援護防御を有効活用したいならば重宝する。もちろん、そうでない意味でも有効。
切り払い(リアル系のみ)
効果は薄いため、上書き候補の一つ。

精神コマンド

後継機でメインパイロットになる以前は、完全にサブパイロットとして、精神コマンドによるサポートを担当する。リアル系だと集中、スーパー系だとひらめき、共通して幸運の使用頻度が高い。

MX
集中幸運ひらめき感応狙撃激励

機体BGM

「Dancing Blue」
アクア専用の戦闘BGM。サーベラス・イグナイトガルムレイド・ブレイズ共通。

人間関係

テイラー・ケントルム
父親で、連邦議会の大物上院議員。政治家一族に生まれたからか、政治家的なあり方に反発したのもアクアが軍人となった理由の一つ。テイラーはアクアが前線に出ることをひどく心配していて、それ自体は戦乱が続く世情で親心としてありうることではあるが、テイラーが心配のあまり基地に直接連絡したためちょっとした騒ぎとなり、これでさらにアクアから嫌がられることになる。
ヒューゴ・メディオ
彼のパートナーとして、お互いに自分と因縁ある相手と戦う事となる。その関係もあり、お互いに隠し事をしているので最初の内は信頼できなかったが、共に戦う中で互いにパートナーとして信頼関係を築き上げていく。
エルデ・ミッテ
憧れの先生。彼女を目標としていたが、AI1に執着するエルデの真の姿はアクアの知っている彼女ではなかった。しかも、不遇な環境から這い上がってきたエルデは裕福な家庭で育ったアクアに憎悪を抱いていた。最終決戦で覚悟を決めるまで、手酷く罵倒され嘲笑され続けてもエルデの事を「先生」と呼び、彼女の中の人間性に一縷の望みを懸けていたが、現実は残酷であった。
ミタール・ザパト
自分のプロジェクトにアクアを指名して、ヒューゴのパートナーとさせた。結果を見れば、優秀とは言え特殊能力を持っているわけでもなく新兵も同然のアクアを抜擢したミタールの評価眼はなかなかのものと言えるかもしれない。
カイ・キタムラ
彼の大ファンであり、サインを貰う。第2次OGでもサインを宝物として大事にしている。
ラミア・ラヴレス
彼女の派手な服装に驚愕していた。しかし、後のアクアはそれ以上に衝撃的な服装になってしまうのだが、当時の彼女はそのことを知らない。
レーツェル・ファインシュメッカー
レフィーナと同じく「レーツェル=エルザムではない」と本人に否定されて信じてしまった。意外に天然なのかもしれない。
エクセレン・ブロウニング
軍有数のエースであるエクセレンはアクアにとって『結果を出している』女性の筆頭と言える存在で、パートナーとの関係の有り方にも理想を見ている模様。初対面での感想は『格好いい』。
ショーン・ウェブリー
父や叔父の過保護ぶりを嫌がるアクアに対し、心配してくれている人がいることのありがたさについてやんわりと諭している。
サフィーネ・グレイス
第2次OGのサフィーネ合流時、及び中断メッセージでは彼女の服装の過激さについて言及している。もっとも設定画を見比べると五十歩百歩だが。ちなみに、彼女はアクアよりも年下である
ミオ・サスガ
彼女から「ファミリアにしたい動物」について聞かれ、カピバラと答えた。後述の余談も参照のこと。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

レイン・ミカムラ
パートナーを持つ者同士、良き親友。ドモンもかつては排他的な雰囲気を持っていた為、ヒューゴのそういった面に悩むアクアに助言をくれる。
エルピー・プル
お風呂好きなプルに、良く誘われる。前述のDFCスーツ着用での入浴についても彼女とのやり取りの中で言及した。

スーパー系

エリス・ウィラメット
彼女のデータウェポン解析、及び修復作業をレインと共にフォローする。
葛城ミサト
彼女からの報告で、エルデの手に掛かりザパト博士が殺された事を知る。同時に、エルデがMAGI開発に携わった外部関係者である事から、現在もNERV及びゼーレと何らかの接点を持っている可能性を示唆された。
赤木リツコ
科学者として興味を持ち、色々と便宜を図っているのだが、リツコの親が開発したある人工プログラムが、エルデと関連付けることとなる。

名台詞

「私は割り切りたくない…先生を…先生との関係を…」
MX中盤でエルデが「敵」としての本性を現したにも関わらず、尚も彼女を慕い続けている事をヒューゴへ吐露する。この偽らざる本心にアクアは最後まで拘り続けるが、その想いは最悪の形で踏み躙られる事に…。
「ええ、2人で結果を出すために…パートナーとして、やれることはやってみるわ」
MX中盤で、後継機への乗り換えの際に発した決意表明。
「エルデ…! せめて、せめて私の手でっ…!」
AI1の欲望に取り込まれたエルデは、アクアが知っている先生ではなかった。そして過去を払拭するため戦うのだが…。
「私がやってるDFCは、レバーやジョグダイヤルを指先で細かく操作する感じに似てて……ああいうのを手だけでなく両足でもやって……」
「それで皮膚や筋肉の動きも感知されてて……何ていうか、バランスボールを抱きかかえて均衡を保つような感じで、出力を細かく制御するの」
DFCシステムについて。MXでは具体的な言及の無かった制御方法が明らかになった。
(一人だけど、一人じゃない。私と一緒に戦って、ヒューゴ)
OG2nd45話「凶鳥は三度死ぬ」において、初めて一人で出撃した時の独自。……この気合の入りぶり、どっちが主人公なんだかわからないぐらいである。
「ええ、確かに変わったわよ! でもね、私は今もヒューゴと一緒に戦ってる!」
「そして、あなたなんかに関わってる暇はないわ!」
直後にエグレッタと交戦し、眼中に無いことをはっきり告げる。この話のエグレッタはどうにもかませ犬さが強いが、ますますそれが際立つ。

迷台詞

(じゃ、じゃあ、私…平均年齢上げちゃってるかも…)
MXスーパー系ルート序盤でネェル・アーガマと合流した際、パイロットが10代の少年少女ばかりである事を知って愕然とする。ちなみに、この時点で彼女の周囲に居る20代のパイロットは、ヒューゴとデュークの2名のみ(更に付け加えると、彼らよりもアクアの方が年上)。第2次OGでも同様の会話で凹む。
(はあ…私…また平均年齢を上げる原因になっちゃうわね…)
ナデシコBの合流の際、これまた自分より若いルリやハーリーを見て再びへこんでしまう。第2次OGでも以下略。
(来たわね…いつものツッコミが…)
ドラグナーチームから早々に「水着みたいな格好」を指摘されることを予見して。最早彼女にとっては日常茶飯事なのだろう。第2次OGでも以下同文。
(き、来たわね…いつものツッコミが。5回目までは我慢よ、5回目までは…)
今度の指摘先はサブロウタ。またしても衣装の事を指摘されてへこむ。
「これで空を飛んじゃったら、まるでブルーノ……」
甲児リーリャ・リトヴァクを「ネェル・アーガマと違って空を飛べないのがちと惜しい」と評した時の台詞。元ネタは1979年製作のTVアニメーション『宇宙空母ブルーノア』。MXでは上記の台詞に限らず、マニアックなネタが多い。
「それはマッ…」
MITについて、弁慶が「東京湾の海底に基地があるあれか?」と意味を取り違えた際のツッコミ。元ネタは特撮番組『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣攻撃隊MAT。関連作品『スーパー特撮大戦2001』にも参戦している。
「ちょっと、ヒューゴ!別人じゃないの!いい加減なこと教えないでよ!」
第2次OGにて、ヒューゴにレーツェルが「黒い竜巻」のエルザムだと教えられて驚くが、直後にレーツェルから「エルザムではない」と返されてヒューゴを責める。レーツェルの人となりを知らないとは言え、あっさり信じすぎである。

関連機体

どちらの場合も、前期機体ではサブパイロットとしての参加。変形可能な後期機体では、Sフォームでメインパイロットを務め、Gフォームでは従来通りサブパイロットとなる。

サーベラス / サーベラス・イグナイト(S)
ガルムレイド / ガルムレイド・ブレイズ(S)

余談

第2次OGでファミリアにしたい動物について聞かれた際に「カピバラ」と答えているが、これはバンプレスト由来の版権キャラクター「カピバラさん」に因んでいるものと思われる。