「カールレウム・ヴァウル」の版間の差分
(失礼ながら、意味の通じていない文章の修正と削減) |
|||
106行目: | 106行目: | ||
;「ごめんなさい」<br>「ありがとう」 | ;「ごめんなさい」<br>「ありがとう」 | ||
:謝罪と感謝の定型文。普通の一言だが、これらはミツバに教えてもらった言葉で、「先生」の教えを信じるカールレウムにとって初めて触れた他の文化であった為かとても気に入っており、その後は必要な場面になるとほぼ必ず口にするようになる。 | :謝罪と感謝の定型文。普通の一言だが、これらはミツバに教えてもらった言葉で、「先生」の教えを信じるカールレウムにとって初めて触れた他の文化であった為かとても気に入っており、その後は必要な場面になるとほぼ必ず口にするようになる。 | ||
− | |||
;「その必要はない。君達はアルティム・フィーニを…クエスターズの絶対の真理を打ち破った…」<br>「その事実こそが私の求めた答えだ」<br>「旧き者エーオスを打倒したクエスターズ…。それを打倒した君達こそが新たな時代を歩む者だ」<br>「多くのものを教えてくれた君達に私はそれを望んだ…」<br>(省略)<br>「アルティム・フィーニを手に入れた時、私の心の中に君達に語ったような変化が生じたのは事実だ」<br>「やはり、私の中にはクエスターと同じような悪意が潜んでいるのだろう」<br>「だから、私は願った。この宇宙からクエスターの痕跡の全てを消す事を」<br>「同時に、この宇宙が未来に進むためにクエスターを越える力が生まれる事を」<br>「その二つの願いを叶えるために私は君達に挑んだのだ」 | ;「その必要はない。君達はアルティム・フィーニを…クエスターズの絶対の真理を打ち破った…」<br>「その事実こそが私の求めた答えだ」<br>「旧き者エーオスを打倒したクエスターズ…。それを打倒した君達こそが新たな時代を歩む者だ」<br>「多くのものを教えてくれた君達に私はそれを望んだ…」<br>(省略)<br>「アルティム・フィーニを手に入れた時、私の心の中に君達に語ったような変化が生じたのは事実だ」<br>「やはり、私の中にはクエスターと同じような悪意が潜んでいるのだろう」<br>「だから、私は願った。この宇宙からクエスターの痕跡の全てを消す事を」<br>「同時に、この宇宙が未来に進むためにクエスターを越える力が生まれる事を」<br>「その二つの願いを叶えるために私は君達に挑んだのだ」 | ||
:最終話「たどりついた答えの向こうに」の撃墜後イベントより。敵対の真意。 | :最終話「たどりついた答えの向こうに」の撃墜後イベントより。敵対の真意。 | ||
112行目: | 111行目: | ||
:同上。ドライクロイツの面々から共に歩む事も出来たはずと言われて。この後、主人公の言葉にカールレウムは「ありがとう」と「ごめんなさい」の二つの言葉を笑顔で返すのだった。そのまま死亡したと見られたカールレウムであったが…。 | :同上。ドライクロイツの面々から共に歩む事も出来たはずと言われて。この後、主人公の言葉にカールレウムは「ありがとう」と「ごめんなさい」の二つの言葉を笑顔で返すのだった。そのまま死亡したと見られたカールレウムであったが…。 | ||
;「本来ならば、陰から地球の平和を守るつもりだったが、エーオスが出てきたとなれば、仕方がない… 何者か問われれば応えよう。我こそは…」 | ;「本来ならば、陰から地球の平和を守るつもりだったが、エーオスが出てきたとなれば、仕方がない… 何者か問われれば応えよう。我こそは…」 | ||
− | : | + | :エクストラキャプチャー「黒髪怨夜」にて、まさかの生還を果たした際の台詞。[[サイクラミノス]]を前に、ドライクロイツの味方として姿を現す。そして名乗り出ようとするカールレウムであったが…(続きは「迷台詞」を参照)。 |
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == |
2022年5月22日 (日) 13:27時点における版
カールレウム・ヴァウル | |
---|---|
外国語表記 | Caruleum Vaull[1] |
登場作品 | |
声優 | 中村悠一 |
デザイン | 曽我部修司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ヴァウルーガの民 |
性別 | 男 |
年齢 | 不明 |
所属 | クエスターズ |
役職 | 実行部隊隊長 |
カールレウム・ヴァウルは『スーパーロボット大戦30』の登場人物。
概要
クエスターズに所属する、第12銀河の戦闘種族ヴァウルーガの民出身の異星人。クエスターズの実行部隊の隊長を務め、人型機動兵器グラヴァリンに搭乗する。
紫がかった銀髪に浅黒い肌をした青年で、ドライクロイツの女性陣もおもわず目を奪われる程の美形。地球人と然程変わらない容姿をしているが、頭部に4本の角が生えているのが特徴。
物腰は優雅で、自信に満ち溢れた性格の持ち主。一方で、どこか素直で世間知らずな、憎めない一面を持つ。
地球文明に興味を持っており、組織の指導者である「先生」の命により部隊を率いて地球に潜入。そこで出逢ったエッジやアズ達に戦いを挑む。特にミツバに対して強い興味を示し、彼女に対して思考実験の問題を出題する。
ミツバに出題した実験の答えを元に、「先生」と師父達が討議を繰り返した結果、彼等の指示で地球を統べる「新たな王」に任命される。「先生」の意思を絶対的な真理だと信じており、何の疑いもなく彼の出す指示に従っている。しかし、あまりにも「先生」や師父達の意思に従い過ぎる点を主人公から不審がられ、やがてカールレウム自身もそれに疑問を持ち始めるが……。
正体
実はカールレウムの正体は、「先生」ことクエスターの遺伝子から造り出されたクローンである。彼だけでなく、クエスターズの構成員全員がそうであり、その中でもカールレウムと師父はクエスターと全く同じ顔をしている。
なお、上述したようにカールレウムは自らを「ヴァウルーガの民」と名乗っているが、これは「先生」に造り出された際にそう名乗るよう設定された架空の存在なのか、クエスターズ本来の種族名なのかは不明。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年12月開催の第9回制圧戦「流離の刃」のボスユニット。
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。本作のオリジナル敵キャラクターだが、抹消実行ルートでのキーシナリオ「覚醒」や「創造」では味方としてスポット参戦する。
- 抹消実行ルートでの「深淵への扉」で同行することを許可した場合(または1周目で主人公以外でグラヴァリンを倒した場合)は正式に自軍に加入するが、最終話でアルティム・フィーニのHPを半分以下にすると発生するイベントで偽りの地球を機体共々引き換えに破壊する形で永久離脱する。エクストラチャプターで復帰する都合、育成に使われたPPは返還されないので注意。
- 抹消実行ルートで同行を許可しなかった場合は最終話手前でNPC、最終話にて味方としてスポット参戦。アルティム・フィーニを一度撃墜するとクエスターを討ち、代わりに自身がアルティム・フィーニのパイロットとしてラスボスとなる。
- その後、エクストラチャプターにて奇跡の生還を果たしていたことが発覚。独自にエトランゼと戦っており、デトロイトでの戦いにて正式参入する。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
パイロットステータス
能力値
スーパー系の傾向で回避以外の能力値はかなり高い水準。
ラスボス版はクエスターの技能とそれを上回る能力値を持ち、エクストラチャプター実装前の状態では本作最強の敵だった。
精神コマンド
特殊スキル
- 30
- 敵対時
- 敵対時(アルティム・フィーニ搭乗時)
- 味方時
エースボーナス
- 最終命中率・最終回避率+30%、自軍フェイズ開始時SP+10、気力+10
- 『30』で採用、スーパーエキスパートでは敵対時でも発動する。
- クェーサーのエースボーナスの強化版で、SP回復も併せ持つため味方時ではより強力。とはいえグラヴァリンの性能はスーパー系寄りなので、命中はともかく回避には期待しにくい。
- 彼がラスボスになる抹消実行ルート(カールレウム同行拒否)時が一番効果を発揮し、殆どの効果がアルティム・フィーニと組み合った結果、高難易度ではクエスター時よりも厳しい戦いになる。
人間関係
- エッジ・セインクラウス、アズ・セインクラウス
- 彼等と敵対するが、戦いを通じて次第に打ち解けていき、良き戦友となる。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 彼女に問答を行う。エッジやアズ同様、次第に打ち解けていく。
- 「先生」
- クエスターズの首領。彼によって「地球の王」に任命される。
- 抹消実行・同行拒否ルートでは生身で彼を討ち取るが、その際に最後のクエスターズとして彼から全てを譲られ、「地球の終わり」を教えられることになる。
- 師父
- クエスターズの幹部格。その正体は自身と同じく「先生」のクローンで、仮面の下の素顔も全く同じ(正確には、カールレウムは自我に目覚めた師父の1人)。
- クェーサー
- 実行部隊における部下達。自身や師父と同じく「先生」のクローンだが、顔は異なる。
- 抹消実行ルートでドライクロイツに同行した場合、彼らから裏切り者と認定され袂を分かつ。
版権作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ゾルタン・アッカネン
- サイド6のヘリウム3タンク群付近の戦闘で死亡したと思われた彼を密かに救出し、IIネオ・ジオングの修理も行っている。
スーパー系
- バラック星人
- その悪名高さから存在を知っており、毛嫌いしている。クエスターズの行いを考えれば、言えた立場ではないが。
- グリッドマン、響裕太
- 彼らと協力した際に「ヒーロー」に対して強い感銘を受け、自身もヒーローになりたいと志す。この出会いが終盤の彼の心境を変えたと言っても過言ではない。
リアル系
- イリエ・タマキ
- 彼女のお眼鏡に叶うイケメンであるため、会うたびに(しまいには戦闘台詞でまで)ときめかれている。
名台詞
- 「ごめんなさい」
「ありがとう」 - 謝罪と感謝の定型文。普通の一言だが、これらはミツバに教えてもらった言葉で、「先生」の教えを信じるカールレウムにとって初めて触れた他の文化であった為かとても気に入っており、その後は必要な場面になるとほぼ必ず口にするようになる。
- 「その必要はない。君達はアルティム・フィーニを…クエスターズの絶対の真理を打ち破った…」
「その事実こそが私の求めた答えだ」
「旧き者エーオスを打倒したクエスターズ…。それを打倒した君達こそが新たな時代を歩む者だ」
「多くのものを教えてくれた君達に私はそれを望んだ…」
(省略)
「アルティム・フィーニを手に入れた時、私の心の中に君達に語ったような変化が生じたのは事実だ」
「やはり、私の中にはクエスターと同じような悪意が潜んでいるのだろう」
「だから、私は願った。この宇宙からクエスターの痕跡の全てを消す事を」
「同時に、この宇宙が未来に進むためにクエスターを越える力が生まれる事を」
「その二つの願いを叶えるために私は君達に挑んだのだ」 - 最終話「たどりついた答えの向こうに」の撃墜後イベントより。敵対の真意。
- 「ありがとう、ドライクロイツ…。私は本当の私となって死ねる事を嬉しく思える」
「この世界にある愛や夢…仲間との間にある絆や友情…未来への希望や願い…」
「クエスターが捨て去った心理を私は知る事が出来たんだ」 - 同上。ドライクロイツの面々から共に歩む事も出来たはずと言われて。この後、主人公の言葉にカールレウムは「ありがとう」と「ごめんなさい」の二つの言葉を笑顔で返すのだった。そのまま死亡したと見られたカールレウムであったが…。
- 「本来ならば、陰から地球の平和を守るつもりだったが、エーオスが出てきたとなれば、仕方がない… 何者か問われれば応えよう。我こそは…」
- エクストラキャプチャー「黒髪怨夜」にて、まさかの生還を果たした際の台詞。サイクラミノスを前に、ドライクロイツの味方として姿を現す。そして名乗り出ようとするカールレウムであったが…(続きは「迷台詞」を参照)。
迷台詞
- 「犬は可愛い」
- 矯正実行ルート「深淵への扉」にて主人公にオルキダケアを「飼い犬」と例え、「手を噛まれかけているのに随分余裕」と撤退する際に唐突に。
- 「主人に忠実で尻尾を振る動物…。私は王になったら、大型犬を二匹と小型犬を三匹飼うつもりだ」
「その可愛い犬を見苦しくも感情に溺れた、かつての神の例えに使うなど、いい気持ちではないな」 - 上の続き。なお二行目は明らかにオルキダケアに対する物なので、彼女は更に激高する事になる。
- エッジ「カールレウム! 生きていたのか!?」 / アズ「カールレウム! 生きていたんですね!?」
カールレウム「エッジ / アズ…! なぜわかった!?」
エッジ「その偉そうな機体を見れば、誰でもわかるだろうが…」 / アズ「あれだけ自慢していた機体が出てくれば、誰でもわかると思いますけど…」
カールレウム「それもそうだな… だが、名乗りくらいは華麗に決めさせてもらいたかったよ」 - 「黒髪怨夜」で再登場し名乗り出ようとするも、グラヴァリンに乗って現れた為に速攻でカールレウムだと見抜かれ、ツッコミが入る。華麗に生還表明と名乗りあげをしたかったのは、やはりヒーローへの憧れからだろう。
- 「そうなのか…。イケメンならば、全て許される…というのは誤った知識だったようだ…」
- アズルート「黒髪怨夜」クリア後、相変わらずカールレウムのアプローチに動じないアズに対して。失言したのはカールレウムの方だが、六花とカレンは「アズが照れ隠しをしている」と思って彼女をからかう。
搭乗機体
- オルクスーラ・ダン
- キーミッション「戦いの宇宙へ」or「戦いの大地へ」で搭乗。
- オルクスーラ・ダイン
- キーミッション「そびえたつ光」以降で搭乗。
- グラヴァリン
- キーミッション「進むべき道の先に」or「定められた運命」、またはキーミッション「調停者」以降で搭乗。
- アルティム・フィーニ
- 抹消実行ルートでカールレウムの同行を拒否した場合、最終話にてクエスターから奪う形で搭乗。
- エクストラチャプターでは切り札として修復しておいたが、フロスデウスに一蹴された。
関連商品
脚注
- ↑ Steam英語版にて確認。
|