「射撃 (武器属性)」の版間の差分
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2022年1月11日 (火) 01:17時点における最新版
搭乗パイロットの射撃値によってダメージを算出する武器。基本的に武器属性に「銃」や「照準」のマークがある武器が該当。機体の地形適応は、自分のいる地形を参照する。
傾向[編集 | ソースを編集]
主にリアルロボット系の最強武器が射撃系であることが多い。格闘武器と比べて射程の長い武器が多いが、移動後使用可能なP属性の武器は減る。また射撃系で無消費の武器はほとんどない[1]ため、常に残弾数やENへ気を払わなければならない。
攻撃力は、一般的な射撃系だと格闘系より若干低めのことが多い。イデオンガン、メイオウ攻撃、コスモノヴァ、サテライトキャノンなど凶悪な破壊力の射撃兵器も幾つか存在するが、使用条件が特殊で扱いづらいものが多い。
なお、射撃属性はビーム属性の次にバリアや他の防御系能力の対策対象になりがち。射撃が効きにくいか全く通らないが、格闘なら通用する敵が一部の作品に存在する。
射撃重視のユニット[編集 | ソースを編集]
概ね、リアルロボット系に多いが、スーパーロボットにも一部存在する。
- モビルスーツ
- 長射程のビーム兵器が該当する。また、オールレンジ攻撃を主体としたファンネルなどのユニットも該当する。しかし、その多くは地形適応に左右されやすい。
- ヘビーメタル
- 多くの機体が長射程の「バスターランチャー」を有する。
- バルキリー
- 実弾兵器を中心に、最強兵器「反応弾」など多く揃っている。
- ゴーショーグン
- 代表的な射撃重視のスーパー系。
- ブライガー
- 射撃武器が豊富なスーパー系。
- サスライガー / J9III号
- ほとんどの武器が射撃武器。
- 天のゼオライマー
- ほとんどの武器が射撃攻撃のスーパー系。最強武器のメイオウ攻撃も、スパロボでは射撃兵器扱いである。
射撃と格闘が混在するユニット[編集 | ソースを編集]
射撃重視のユニットでも、最強武器や強力な武器が格闘系の場合や、その逆がある。その一例を挙げる。
最強武器が格闘系[編集 | ソースを編集]
- Ζガンダム
- ハイパーメガランチャーを筆頭に射撃武器が満載だが、最強武器である「ビームサーベル(ハイパー)」や「ウェイブライダー突撃」は格闘武器である。
- ユニコーンガンダム
- こちらも射撃武器が豊富だが、最強武器の「NT-D連続(覚醒)攻撃」のみ格闘扱い。
- V2ガンダム(V2アサルトガンダム)
- 射撃武器重視だが、最強武器である「光の翼」は格闘武器。
- レイズナー(強化型レイズナー / レイズナーMk-II)
- SPTのこれらも射撃重視だが、最強武器の「V-MAX(V-MAXIMUM)」は格闘扱い。『J』では合体攻撃が射撃扱いのため射撃も十分に生かせる。
- ドラグナー1型カスタム / ファルゲン
- 両機体(メタルアーマー)とも射撃武器重視だが、合体攻撃の「ツイン(ダブル)レーザーソード」が格闘武器である(前者に関しては強化前のD-1は格闘武器の「レーザーソード」が最強武器であり、D-2・D-3との合体攻撃「恐怖のトリプルアタック」に関しても同様)。特に『MX』での凶悪な性能と凄まじい威力は、筆舌に尽くしがたい。
- YF-19 / YF-21
- 両機体とも射撃重視だが、最強武器の「ピンポイントバリアパンチ」が格闘武器である(後者は「リミッター解除」も同様)。また、『第3次α』においては合体攻撃に「ダブルピンポイントパンチ」もあるが、これも格闘武器である。
最強武器が射撃系[編集 | ソースを編集]
- サイバスター
- 格闘系と射撃系の両方で強力な兵装があり、養成をどちら重視にするかで悩まされる。マップ兵器のサイフラッシュや、最強武器のコスモノヴァは射撃武器。アカシックバスターは、OGシリーズ以前は射撃系、以後は格闘系に分類されることが多い。
- V2バスターガンダム(V2アサルトバスターガンダム)
- 上記のとおり他の換装形態では「光の翼」が最強武器だが、バスターパーツを換装するとロングレンジキャノン(メガビームキャノン)が最強武器になり立場が逆転する。
- テッカマンブレード / ブラスターテッカマンブレード
- 主力武器はテックランサーやクラッシュイントルードなどの格闘武器が多い。しかし最強武器のボルテッカ系は、ボルテッカクラッシュイントルードを除き全て射撃属性。合体攻撃もダブル・ランサーコンビネーション以外は射撃系。
後継機への乗り換え・機体変化により変化してしまう例[編集 | ソースを編集]
中には以下のような時期によって機体の最強武器の属性が変化してしまう例も存在する。どちらの時期でも活躍できるようにするなら、闘争心やアタッカーなどの属性を問わず攻撃力を上げられるスキルで強化した方が適切と言える。
- サーベラス
- この例の代表格とも言うべき機体。この機体は射撃武器が最強武器だが、乗り換え後のサーベラス・イグナイトになるとヒューゴがメインを担当するフォームGでは格闘武器が最強武器になってしまうため、射撃やガンファイトを養成したプレイヤーは落胆する羽目に陥る。
- マジンガーZ (真マジンガー)
- 従来の旧TV版やOVA版ではどれも最強武器が格闘扱いだが、『真マジンガー』版は射撃武器の「光子力ビーム」が最強武器となる(『BX』に至ってはブレストファイヤーまでも射撃扱い)。ただしゴッドスクランダーが付くと格闘属性の最強武器が追加され、やはり立場が逆転するため、最後まで射撃武器が最強武器のままなのは『第2次Z破界篇』のみに留まっている。
- ガンダムAGE-3
- こちらもビームサーベルを除いてすべて射撃武器と射撃偏重の機体だが、AGE-FXになると一転して格闘属性の「C-ファンネル」が最強武器になる(後で追加される「バーストモード」も同様)。
武器の種類とダメージ依存属性の不一致(格闘射撃・格射)[編集 | ソースを編集]
最近の作品では、パイロットやユニットの能力が格闘寄りの場合、一部の射撃武器が格闘属性に変更されることがある。例えばウォーカー・ギャリアのICBM投げ、アルトアイゼンのスクエア・クレイモアなどが挙げられる(本を正せばマジンガーZのブレストファイヤーなどの射出兵器もこの扱いを受けていた、と言える)。最初から最強武器が射撃か格闘かで分かれば育成は楽であるが、分からない場合は育てにくくなる悪循環に陥ることが多い。
これらの武器には「格闘射撃」と呼ばれる属性が割り当てられている。多くの場合は隠し属性だが、『スーパーロボット大戦MX』など一部作品ではオープンになっている。この属性の場合のダメージ計算はパイロットの格闘値に依存しているが、機体の地形適応は射撃武器に準じて自分のいる地形を参照する。