「グン・ジェム」の版間の差分

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だが、意外にも部下の面倒見が良く(サーベルで当たり散らしたりはしていたが)、部下達からは慕われていた。特に、四天王の[[ゴル]]と[[ガナン]]が戦死した際は、機体の損傷も顧みず[[ゲイザム]]で出撃しようとした……が、試作型の[[ギルガザムネ]]を持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方である[[ジン (ドラグナー)|ジン]]を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。
 
だが、意外にも部下の面倒見が良く(サーベルで当たり散らしたりはしていたが)、部下達からは慕われていた。特に、四天王の[[ゴル]]と[[ガナン]]が戦死した際は、機体の損傷も顧みず[[ゲイザム]]で出撃しようとした……が、試作型の[[ギルガザムネ]]を持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方である[[ジン (ドラグナー)|ジン]]を殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。
  
アニメディア1988年3月号付録の冊子によると、グン・ジェムはもともと、中国奥地のある山村の村長の一人息子で、勉強家の青年で未来の村長と思われたほどだった。しかし20歳の頃に徴兵された戦場で、始めて人を殺して、快感を覚えて良心を失ってしまい、現在の性格になる。また元は細身の青年だったが、度重なる手術で整形が加わり現在の外見になったことが語られている。
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アニメディア1988年3月号付録の冊子によると、グン・ジェムはもともと、中国奥地のある山村の村長の一人息子で、勉強家の青年で未来の村長と思われたほどだった。しかし20歳の頃に徴兵された戦場で、始めて人を殺して、快感を覚えて良心を失ってしまい、現在の性格になる。また元は細身の青年だったが、度重なる手術で整形が加わり現在の外見になったことが語られている。腹は出ているものの、設定画によればこれは相撲取りのように筋肉を伴ったものである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、ヘタをすれば[[ドルチェノフ]]よりよっぽど強く初見殺しになり得る。
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基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、登場タイミングの割にヘタをすれば[[ドルチェノフ]]よりよっぽど強く、初見殺しになり得る。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
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:ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。
 
:ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。
  
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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;ジン「ちょ、直撃だと!? な、なんでこんな奴らにぃっ!」
 
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:第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」で、それぞれ部下を撃墜した時の台詞。本作ではこの話で3人とグン・ジェムが死亡するが、部下想いの一面はこの撃墜時のイベントで再現され、会話発生ごとに気力が+10される。上記3人を全員撃墜すると'''「ゴル、ガナン、ジン。ちきしょう、ロンド・ベルの奴らめ! 殺してやる。殺してやるぞぉ!」'''と、さらに台詞が追加される。
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:第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」で、それぞれ本人より先に部下を撃墜した時の台詞。本作ではこの話で3人とグン・ジェムが死亡するが、部下想いの一面はこの撃墜時のイベントで再現され、会話発生ごとに気力が+10される。上記3人を全員撃墜すると'''「ゴル、ガナン、ジン。ちきしょう、ロンド・ベルの奴らめ! 殺してやる。殺してやるぞぉ!」'''と、さらに台詞が追加される。
 
;ミン「大佐あああっ!」
 
;ミン「大佐あああっ!」
 
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;「かっこいいねえ!正義の味方のつもりかい、兄さん! だがよ!てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ!」
 
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:同話に於ける[[デューク・フリード|デューク]]との戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
 
:同話に於ける[[デューク・フリード|デューク]]との戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
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;「ゲームが終わったらメシを食え! もっとメシを食うんだ!」<br/>「そうすりゃあ、ワシのような美しい肉体にだなぁ…!」
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:[[中断メッセージ/MX|中断メッセージ]]での台詞。彼の外見は先述の通りだが、彼の言う美しさとはいったい…。
  
 
=== [[スーパーロボット大戦XO|XO]] ===
 
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2021年6月29日 (火) 17:44時点における版

グン・ジェム
外国語表記 Gon Jem
登場作品 機甲戦記ドラグナー
声優 加藤治
デザイン 芦田豊雄
まんどりるくらぶ
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
生年月日 2037年8月12日
年齢 50歳
身長 185 cm
血液型 O型
所属組織 ギガノス帝国
所属部隊 グン・ジェム隊
役職 隊長
軍階級 大佐
趣味
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グン・ジェムは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物。

概要

ギガノスの汚物」と蔑まされる愚連隊「グン・ジェム隊」の司令官。

容姿・言動・性格と、およそ品位というものとは無縁の存在であるがゆえに軍内部からは忌み嫌われているが、ドラグナー遊撃隊との戦闘以前のMA撃墜数は17機以上を誇るなど、高い実力を持つ武闘派。パイロットとしての能力はケーン・ワカバを遙かに凌駕しており、愛機のゲイザムでケーンのドラグナー1型との白兵戦を制し、ケーンが悪夢で魘されてしまうほどにまで精神的に追い込んだ。搭乗機は全て実体剣(青竜刀)を装備しており、それを用いた近接戦闘を最も得意とする。

短気で粗暴で残忍で狡猾、好色にして金儲けに目が無い。同じギガノスでも、別部隊に対しては容赦なく金を要求したり、対立関係にある場合は殺害まで視野に入れるほど。その反面、いち早く敵の計画を見抜くなど戦略眼に優れ、悪知恵が働く。

だが、意外にも部下の面倒見が良く(サーベルで当たり散らしたりはしていたが)、部下達からは慕われていた。特に、四天王のゴルガナンが戦死した際は、機体の損傷も顧みずゲイザムで出撃しようとした……が、試作型のギルガザムネを持ち出して挑んだ弔い合戦の際、思考コントロールシステムの暴走により味方であるジンを殺害してしまう。その後、再びギルガザムネでドラグナーに挑むが、機体の欠陥もあり撃破され戦死する。

アニメディア1988年3月号付録の冊子によると、グン・ジェムはもともと、中国奥地のある山村の村長の一人息子で、勉強家の青年で未来の村長と思われたほどだった。しかし20歳の頃に徴兵された戦場で、始めて人を殺して、快感を覚えて良心を失ってしまい、現在の性格になる。また元は細身の青年だったが、度重なる手術で整形が加わり現在の外見になったことが語られている。腹は出ているものの、設定画によればこれは相撲取りのように筋肉を伴ったものである。

登場作品と役柄

基本的には中ボスクラスの敵として登場するのだが、登場タイミングの割にヘタをすればドルチェノフよりよっぽど強く、初見殺しになり得る。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。デビルガンダム追跡の任務を受けて、地上ルートのアーガマ打ち上げ後に出現する。その後も地上ルートを中心に何度か交戦するが、共通ルートでは目立つ場面は少ない。最後はネオホンコンで部下ともども戦死するが、原作と違いジンを殺すことはなく、ジン含め四天王が撃墜されるたびに気力が上昇していく形で仲間想いの面が再現された。
なお、同作でドラグナーがカスタム化されたのは彼等が全滅した後で、つまりカスタム化以前のドラグナーに敗れたという事になる。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
音声初収録。ケーンを追い詰めるシーンや、ジン殺害イベントなど、原作を多く再現している。宇宙ルートのマイヨ・プラートに対し、地上ルートでの強敵として立ちはだかる。ギルガザムネの欠陥システムに取り込まれた最終戦では、何名かの自軍キャラから力のみに固執したその末路に憐れみの感情を抱かせた。
スーパーロボット大戦GC
スーパーロボット大戦XO

パイロットステータス

特殊技能(特殊スキル)

APORTABLE
底力L7、切り払いL8
GCXO
底力L8、援護(攻撃のみ)L3、指揮L3、カウンター

人間関係

グン・ジェム隊

リー・スー・ミン
グン・ジェム四天王の紅一点。次々部下を失い、日に日に荒れていくグン・ジェムを心配していた。
ゴル
グン・ジェム四天王の一人。単細胞で失敗も多い彼を叱責する事が多かったが、ドラグナー遊撃隊との交戦で戦死した際は号泣してドラグナーを激しく憎むようになる等、息子同然にかわいがっていた。
ガナン
グン・ジェム四天王の一人。
ジン
グン・ジェム四天王の一人。ゴルとガナンを失った後の弔い合戦の際、ギルガザムネの欠陥による暴走の結果、自らの手で誤って彼を殺してしまう。この事実にはグン・ジェムもショックであったようで、一時は飲んだくれになった。

ギガノス帝国

ブリード
SRW未登場。直属の上司であるギガノス軍アジア方面司令官。グン・ジェムの行動に頭を悩ませているが、全く頭が上がらない。
ゲルポック隊
SRW未登場。31・32話に登場。対立関係となり、ゲルポック隊の一人であるアデンの戦死後は代役としてジンを編入させたが、隙あらば彼に生き残りの二人を始末させようとした。
マイヨ・プラート
直接会う場面は無いが、ギガノスの政変で彼が行方不明になった際はいち早く探し出して金と自身の地位の向上を狙った。
プラクティーズ
30話で彼らが補給の為にグン・ジェム隊を訪れた際には快く許可するが、見返りに多額の金を要求する。
ドルチェノフ
原作では顔を合せなかったが、『GC/XO』では面会しており、共にア・バオア・クー攻防戦に参加している。また(クーデターによりギガノスを乗っ取った時点の)ドルチェノフより階級が下のはずだが、互いに溜口を聞いている。悪党同士根が合ったのだろうか。

地球連合軍

ケーン・ワカバ
宿敵。1対1の戦いでは常にグン・ジェムが圧倒していたが、ドラグナー遊撃隊のチームワークの前に敗北する。
タップ・オセアノライト・ニューマン
彼らに対してもほぼ圧倒した。
リンダ・プラート
ジンが彼女を捕らえた際には身代金を得ようとした。
ヤム・ラオチュン
SRW未登場。かつて地球連合軍の軍人であった彼と真剣で禁じられていた決闘を行い、右目を失った過去がある。

他作品との人間関係

ウォン・ユンファ
A』では彼がスポンサーとして、グン・ジェム隊の補給を担当した。またバーサーカーシステム等の技術も、彼を経由してギガノスにもたらされた。
ロム・ストール
MX』では重慶基地の戦いでDチームを追い詰めながらも、彼の介入により失敗。以来、「カブキ野郎」と毒づきながら何かと目のカタキにしている。

名台詞

「今ぶっ叩いておかないと取り返しのつかないことになるんだ!!」
「俺の息のかかった兵は伝書鳩じゃねえんだ!!」
26話。グン・ジェムの情報家、戦略家としての能力が伺える一幕。彼は二ヶ月も前から連合軍のドラグーン建造を察知し出撃許可を申請し続けていたが司令からは許可を得られなかった。結果、彼の予言通り取り返しのつかないことになり、ギガノス帝国は滅亡する。帝国圧倒的有利のこの状況から敗北を予測した帝国側の人間はグン・ジェムだけである。
「ゴル大尉!食事の時ぐらいは作法を守れ!ジン中尉を見習うんだ!」
食事のマナーがなっていないゴルを叱りつけた台詞。グン・ジェムにしては意外に律儀な一場面。
「わしゃ人様の物に手をつける奴はでぇ嫌ぇだ!」
第29話より。でリンダを巡り争ったジンとゴルを仲裁し、リンダは攫って来たジンの物としてゴルを叱った台詞。しかし、グン・ジェムも略奪や恐喝の限りを尽くしており、人の事が全く言えていない。
「名誉だと!?あいつに傷つくような名誉なんかあんのか?」
31話でゴルがゲルポック隊に一方的に喧嘩を売ったときの台詞。これを聞いてガナンは高笑いを上げた。この後ゴルはゲルポック隊に軽くあしらわれた。
「ゴルー!目を開け!このアホンダラ!目を開くんだ!ゴル…ゴルー!ゴルよー!ゴルゥゥゥゥゥ!」
ゴルの死を受けての台詞。グン・ジェムの部下思いの一面が強く表れており、以降は復讐の道へ走る事になる。
「かわいい部下の仇!貴様らを…地獄へたたき落としてくれるわぁ!」
36話より。ゴルの仇を討つためにドラグナーへの復讐に燃えた台詞。上述のセリフと合わせてどれだけ部下を大切にしていたかが伺える。
「遅い!これはゴルの分!」
「もはや貴様の見切りは通用せんわ!これはガナンの分だッ!」
ゴルとガナンの仇に燃えるグン・ジェムがドラグナー1型を攻撃した際の台詞。少年漫画にありがちな言い回しっぽい。
「くっ、くそぉ~!ゴルよ!ガナンよ!ジンよ!ワシに力を貸してくれやぁ! そして仇を討たせてくれぇ~!!うりゃああああ!」
40話でのドラグナーとの最後の戦いでシステムの欠陥に苦しめられながらも気迫で戦おうとした際の台詞。しかし本人の意思ではないとはいえジンを殺したのはグン・ジェム自身である
「わしゃ死なん!!貴様達をブッ殺すまで!わ、わしゃ死なんぞぉぉぉぉぉ!!!」
ドラグナー1型と相打ち同然になりながらも再び戦おうとした際の台詞。しかし、この台詞の直後に機体は爆発し、グン・ジェムは壮絶な最期を遂げる。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

APORTABLE

「やべえ。わしとしたことが」
第11話地上ルート「恐怖!無限機動砲」or「シークレット・ウェポン」より。無限機動砲の巻き添えを食らうと発するセリフ。流石のグン・ジェムも呆気にとられた様子であるが、誘導が面倒くさい上に資金や経験値も貰えなくなるので、このイベントを起こすメリットはない。
ゴル「た、大佐ぁ。 お、おで、がんばったけど、だめだったぁぁぁぁぁぁ!」
「ゴ、ゴル~~~~っ!」
ガナン「脱出装置が動かねえ。た、大佐ぁぁぁぁっっ!」
「バ、バカ野郎~~~~っ!」
ジン「ちょ、直撃だと!? な、なんでこんな奴らにぃっ!」
「ジン!? おめえらしくねえぞ。こんな死に方はよ!」
第18話「鍛えよ、勝つために」or「ネオホンコン、炎上」で、それぞれ本人より先に部下を撃墜した時の台詞。本作ではこの話で3人とグン・ジェムが死亡するが、部下想いの一面はこの撃墜時のイベントで再現され、会話発生ごとに気力が+10される。上記3人を全員撃墜すると「ゴル、ガナン、ジン。ちきしょう、ロンド・ベルの奴らめ! 殺してやる。殺してやるぞぉ!」と、さらに台詞が追加される。
ミン「大佐あああっ!」
「ミン、おめえまで…待ってろ、今まとめて仇をとってやるからな!」
同上。ミンは原作通り生存するが、やはり撃墜時に台詞が用意され、グン・ジェムの気力が+10される。

MXPORTABLE

「連邦の英雄がギガノスの汚物に倒されたとなりゃ、双方のお偉いさんが青くならあな!」
第20~22話「タイムラグは90秒」に於けるアムロとの初対決時で発生する戦闘前会話より。その貪欲なまでの闘争心を、アムロは「本能で戦うタイプ」と評している。
「ワシの渾身の打ち込みは、さしものシャッフル同盟でもかわせんわ!」
第25~27話「猛攻、毒蛇部隊」で、D-1カスタムに奇襲を仕掛けて大ダメージを与え、得意の絶頂で吹いた台詞。とは言え、コソコソ隠れての不意打ちだったので大言壮語にも程が有る。
グン・ジェム「………」
ミン「どうしたんだい、大佐?」
グン・ジェム「いや何、いつものパターンだとあのカブキ野郎がやって来るところだからな。ちょいと心の準備をしとった」
上述の続き。重慶ルートでロムの登場に度胆を抜かれたのが相当悔しかったらしく、今度は驚くまいと心を落ち着けていた。とはいえ、このステージにはロムは登場せず、代わりにレイナ一行が出て来る。
「かっこいいねえ!正義の味方のつもりかい、兄さん! だがよ!てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ!」
同話に於けるデュークとの戦闘前会話。デュークの言い回しがロムを想起させるのか、妙にエキサイトしている。
「ゲームが終わったらメシを食え! もっとメシを食うんだ!」
「そうすりゃあ、ワシのような美しい肉体にだなぁ…!」
中断メッセージでの台詞。彼の外見は先述の通りだが、彼の言う美しさとはいったい…。

XO

ワッ太「街中で戦ったらどうなるか! いい大人なんだから、それくらいわかるだろ!?」
グン・ジェム「残念ながらワシゃ悪い大人なんでな、さっぱりわからねえなぁ!」
ワッ太「こんのぉっ! 馬鹿にすんなぁっ!」
第13話「灼熱のベルファスト」よりに於けるワッ太との戦闘前会話。本っ当にいい性格をしたおっさんである。
「ぬおおっ! もう少しだ! もうちょっとだけ、もちこたえてくれ! くそーっ! ミンよ、ゴルよ、ガナンよ、ジンよ! みんな力を貸してくれやーっ! そして、仇を討たせてくれぇぇぇ! うおおおおおおおおおお!」
第41話「戦士、再び…」に於ける被撃墜台詞。原作の40話の台詞のリメイクで、ミンまでも死亡している本作の状況に合わせている。

搭乗機体

ゲイザム
グン・ジェムの専用機。
無限機動砲
第35話で搭乗。
ギルガザムネ
試作機に搭乗。グン・ジェム機のカラーリングは金色で、2回目の出撃では青龍刀を装備している。

余談

  • ドラグナーのシリーズ構成を務めた鈴木良武氏によると、グン・ジェムは神田武幸監督自身が考案・命名したキャラクターで、作品の試行錯誤の末に監督自身が作品の突破口として作り出した産物だったようである。存在自体が作品の方針を固めるための一種のテコ入れともいえる存在で、事実グン・ジェムの登場以降ドラグナーは活劇作品としての色合いを強めていった。