「真ゲッターロボ (原作漫画版)」の版間の差分
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2012年6月20日 (水) 19:16時点における版
真ゲッターロボ(原作漫画版)
- 『ゲッターロボサーガ』における『ゲッターロボG』と『ゲッターロボ號』の間に位置する作品。
- 単行本:アクションコミックス全2巻、文庫版全1巻
- 初参戦スパロボ:第4次スーパーロボット大戦(1995年)
概要
タイトルの通り、原作は漫画『ゲッターロボサーガ』の一角を占める作品である。
『ゲッターロボG』と『ゲッターロボ號』の間に起きた出来事を補完する内容で、『號』で描かれた真ゲッターロボの存在、早乙女研究所の消滅、竜馬がゲッターロボを降りた理由など、いくつかの謎について解答が示される。
漫画版の全作品に共通する事項だが、作画や描写、キャラクターの性格などにバイオレンスな雰囲気が強く、アニメ版ゲッターとは作品の雰囲気が大きく異なる。
(SRW参戦済の作品で言えば、『真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』の雰囲気に非常に近い)
SRWにおいては、初登場した『第4次スーパーロボット大戦』でゲッターロボGの後継機として真ゲッターの位置づけがなされており、現在も真ゲッターというユニットのみの参戦というパターンが主流となっている。
なお第4次の時点では『真ゲッターロボ』は漫画作品として発表されておらず、このときに登場したものは漫画版『ゲッターロボ號』に登場した真ゲッターロボをベースに石川賢の手でリデザインされたものである。
漫画『真ゲッターロボ』は96年~99年にかけてスーパーロボット大戦の関連書籍・アンソロジー本で散発的に発表されたが、これらの発表後も「原作漫画版」が参戦作品としてリストアップされている場合であっても、真ゲッターという機体を除いて漫画版の設定は登場せず、他のほとんどの設定はアニメ版『ゲッターロボ』(あるいは『ゲッターロボG』)に準拠している場合が一般的である(ただし、『新スーパーロボット大戦』のみキャラクターにも漫画版『ゲッターロボ號』の設定が見られる)。
登場人物
前述したように、「新~」でのみ原作に近い性格・グラフィックのゲッターチームが登場。
- 流竜馬
- 神隼人
- 車弁慶
- 早乙女博士
- 早乙女ミチル
- 早乙女博士の娘。ワンシーンのみの登場。
- 早乙女元気
- 早乙女博士の息子。ミチル同様、ワンシーンのみの登場。
- 巴武蔵
- 今は亡き竜馬たちの戦友。ゲッターの使者として隼人の目の前に姿を現す。
- 帝王ゴール
- 恐竜帝国の支配者。
- ブライ大帝
- 百鬼帝国の支配者。
大概の場合はアニメ版設定のゲッターチームが真ゲッターに乗り込む。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト (第4次)
- メカ&キャラクターリスト (新)
- メカ&キャラクターリスト (F)
- メカ&キャラクターリスト (F完結編)
- メカ&キャラクターリスト (COMPACT)
- メカ&キャラクターリスト (64)
- メカ&キャラクターリスト (リンクバトラー)
- メカ&キャラクターリスト (COMPACT2)
- メカ&キャラクターリスト (α)
- メカ&キャラクターリスト (α forDC)
- メカ&キャラクターリスト (α外伝)
- メカ&キャラクターリスト (A)
- メカ&キャラクターリスト (IMPACT)
- メカ&キャラクターリスト (第2次α)
- メカ&キャラクターリスト (COMPACT3)
- メカ&キャラクターリスト (第3次α)
- メカ&キャラクターリスト (W)
- メカ&キャラクターリスト (A PORTABLE)
登場作品と扱われ方
前述したように、現時点では真ゲッターロボという機体が、原作漫画版からほぼ唯一登場している存在となっている。しかし、それらの真ゲッターは、厳密には原作漫画版の真ゲッターと異なる設定である場合もある。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作。前述したようにゲッターロボGの後継機として登場。第4次Sではデモシーンとして変形シーンが挿入されるが、モーフィングで変形しており、原作漫画版の設定となっている。なお、漫画版『ゲッターロボ號』で描かれなかった真・ゲッター2の下半身、真・ゲッター3は本作への出演のため石川賢氏自らデザインを新たに書き下ろした。この書き下ろしのリアル頭身のカラーイラストに対して、真・ゲッター1のカラーイラストはバンプレスト側が描いたSDキャラなため、攻略本などで3体並べて掲載されていると違和感が大きい。
- スーパーロボット大戦F(F完結編)
- 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われる。真ゲッターに対抗する形でマジンカイザーがSRWに参戦、初共演。
- 新スーパーロボット大戦
- 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われる。真シャインスパーク使用可能(原作漫画版においてそれらしい描写あり)。ゲッターチームは漫画版『ゲッターロボ號』の設定準拠(隼人が軍人に、竜馬が真ゲッターの暴走事故後早乙女研を離れたという設定)であるため、『ゲッターロボ號』の参戦と言っても過言ではない。また『ゲッターロボ號』に登場しなかった弁慶が新たに書き下ろされた。
- スーパーロボット大戦COMPACT
- スーパーロボット大戦64
- 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われる。
- スーパーロボット大戦α
スーパーロボット大戦α外伝
第2次スーパーロボット大戦α
第3次スーパーロボット大戦α - デザインは、α、α外伝では第4次までのものに近いが、第2次α、第3次αではOVA作品に近い。第2次αを除いて真シャインスパークが使用可能なため、武装には原作漫画版設定が混じっている。
- スーパーロボット大戦COMPACT2(第3部)
スーパーロボット大戦IMPACT - 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われる。IMPACTでは真シャインスパーク使用可能。
- スーパーロボット大戦A
- 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われるが、分離可能(特殊能力「オープンゲット」あり)。旧ゲッターとの合体技あり。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 第4次S同様、原作漫画版準拠の機体と思われる。ルート選択によりゲッターGとの二択になる。
- スーパーロボット大戦W
- 第3次αの設定とほぼ同じ(グラフィック:OVA版 分離可能:OVA版 真シャインスパーク使用可能:原作漫画版)。
本作ではOVA『マジンカイザー』と原作漫画版の真ゲッター(+TVアニメ版ゲッターチーム)が初共演。マジンカイザーと真ゲッターは悪用された際に抑止力となりあう存在として設定上も関連を見せた。
用語
資料リンク
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