「ゴーストX-9」の版間の差分
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2017年7月13日 (木) 01:03時点における版
概要
通称「ゴーストバード」。
自己保存コンピュータによって独自に状況を判断して行動する大気圏内外両用の無人自律機。無人機のメリットとして通常のパイロットでは耐えられないような高機動性を発揮し、パイロット用の生命維持機構を省いた分積載弾薬量も多い。その戦闘力はエース級のパイロットすら凌駕する程……なのだが、それを超える超エース級には敵わない模様。劇中ではガルドと相打ちという形になったが、武装を殆ど使い果たしてしまったためであった。
マクロス・シティの情報ネットワークを掌握したヴァーチャル・アイドルのシャロン・アップルによって操作を乗っ取られ、試作1号機がイサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマンと戦闘した。
統合軍の次期主力戦闘機として内定が決定していたが、前述の暴走事故により内定は取り消され、次期主力戦闘機にはVF-19 エクスカリバーが採用されることになった。
また『マクロス VF-X2』では本機のデチューン版のAIF-9B型が生産されており、『マクロスF』ではRVF-25 メサイアの随伴機として発展型のAIF-7S ゴーストが使用され、マクロス・ギャラクシー船団ではX-9直系の発展型である完全自律機AIF-9V ゴーストが量産されている。
ちなみに、元々ゴーストと呼ばれる機体は『マクロスプラス』以前の時代から存在しており、単一機種のペットネームというよりもむしろ、マクロス世界における無人機の総称と言うべきものとなっている。一例としては、『マクロスゼロ』ではQF-2200D、『超時空要塞マクロス』ではQF-3000Eという型式の機種が登場する。この内QF-2200Dについては、作中ではVF-0 フェニックスの追加ブースターとして転用され、他作品におけるスーパーパーツに近い役割を担った。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 9話にてティターンズが使用。前半マップでは原作の二人で2機を対処する必要があり、後半マップでは熟練度次第で登場(易は登場せず、普は3機、難は6機登場)する。後半にもイノセントやフロスト兄弟の戦力として登場し、難ルートの最終話ではシュウがメカギルギルガン共々引き連れてくる。
- 攻撃力は大したことないが、圧倒的な命中精度、回避力を持つため必中やひらめきで補わない限り、命中回避補正のある特殊技能を持つキャラクターでもないと当てるのも避けるのも厳しく、HPも4200と、微妙に倒しにくい高さとなっている非常に厄介な難敵。特に精神コマンドやSPがまだ揃っていない9話では、その強みを存分に味わわされることとなる。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 原作通り、シャロン・アップルによって暴走する。後半以降は地球連邦軍やザフトが主に使用。装甲は紙だが、HPと機動性が高い為に下手なMSより強くてタチが悪い。ただし、攻撃力自体は低いので、撃墜しにくい事を除けばそれほど脅威ではない。
装備・機能
武装・必殺武器
- レーザー砲
- ハイマニューバ・ミサイル
- 『α外伝』では脅威の最大射程7の移動後攻撃武器。命中+80もあるため、回避も難しい。
移動タイプ
サイズ
- S
関連機体
- AIF-7S ゴースト
- AIF-9V ゴースト
- モビルドール
- 新機動戦記ガンダムWに登場する無人自律機システム。「無人にする事により有人では不可能な性能を発揮させる」という基本コンセプトが一致している。
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