「ベルゼルート」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
21行目: 21行目:
 
『[[スーパーロボット大戦J]]』に登場する、初期主人公機のひとつ。[[フューリー]]の技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型機動兵器。遠距離射撃戦用に特化した武装を持ち、運動性に優れた機体。反面装甲は脆く、一撃の被弾が命取りとなりかねない。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。
 
『[[スーパーロボット大戦J]]』に登場する、初期主人公機のひとつ。[[フューリー]]の技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型機動兵器。遠距離射撃戦用に特化した武装を持ち、運動性に優れた機体。反面装甲は脆く、一撃の被弾が命取りとなりかねない。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。
  
機体色は青・白・オレンジ系が中心となった明るめの配色。パーツ各部の起伏がかなり激しく、傍目にはアンバランスな機体構造をしている。中でも、極限まで厚みをそぎ落とした細い脚部が目を引く。主武装は、エネルギー弾と実体弾を撃ち分けられる大型狙撃銃『オルゴンライフル』。
+
機体色は青・白・オレンジ系が中心となった明るめの配色。パーツ各部の起伏がかなり激しく、傍目にはアンバランスな機体構造をしている。中でも脚部の、極限まで厚みをそぎ落とした細い、というより薄い板とでも形容できる脛の部分が目を引く。主武装は、エネルギー弾と実体弾を撃ち分けられる大型狙撃銃『オルゴンライフル』。
  
 
マンマシンインターフェイスとして『サイトロン・コントロール』を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。
 
マンマシンインターフェイスとして『サイトロン・コントロール』を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。

2016年6月24日 (金) 20:43時点における版

ベルゼルート(Bellzelute)

スーパーロボット大戦J』に登場する、初期主人公機のひとつ。フューリーの技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型機動兵器。遠距離射撃戦用に特化した武装を持ち、運動性に優れた機体。反面装甲は脆く、一撃の被弾が命取りとなりかねない。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。

機体色は青・白・オレンジ系が中心となった明るめの配色。パーツ各部の起伏がかなり激しく、傍目にはアンバランスな機体構造をしている。中でも脚部の、極限まで厚みをそぎ落とした細い、というより薄い板とでも形容できる脛の部分が目を引く。主武装は、エネルギー弾と実体弾を撃ち分けられる大型狙撃銃『オルゴンライフル』。

マンマシンインターフェイスとして『サイトロン・コントロール』を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。

動力は、大気中の『オルゴン』を動力源とし、制御してエネルギーとする(と推測される)『オルゴン・エクストラクター』。オルゴンは物質化することが可能。さらに物質化した状態で形成機から放出、或いは形成機へのエネルギー供給を断ち切ると、形状を維持しきれなくなって崩壊し莫大なエネルギーを放出する。ベルゼルートをはじめとしたフューリーの機体動力は、この特性を用いて制御されていると思われる。

『ラースエイレムキャンセラー』と呼ばれる装置が機体コアに組み込まれており、フューリーの騎士機『ラフトクランズ』に装備されている時間制御装置『ラースエイレム』を無効化する。フューリーとの戦闘においてベルゼルートは必須の存在となる。

後に大破し、機体に強化改修を施して追加アーマーを着用可能になったベルゼルート・ブリガンディ(ゲーム中表記は『B・ブリガンディ』)へと改造される。

名前の由来はおそらく、『旧約聖書』に登場する悪魔「ベルゼブブ」であると思われる。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
ゲーム開始時に選択できる機体の一機。他の機体を選択した場合は登場しない。ユニットの地形適応はAACAで、最初から飛行可能。水中以外ならどの地形でも問題なく戦える。初期移動力も7と高め。1周目から統夜とカルヴィナのどちらを乗せても、機体との相性問題はない。改造段階はベルゼルート・ブリガンディへ引き継がれる。運動性を上げて敵機の命中率を0%にすると、敵から避けられるため、反撃戦法を取るなら程々に回避力を抑えることになる(『集中』込みで命中率0%の場合は攻撃される)。逆にこの仕様を利用すれば、安全に敵機を集めてマップ兵器の餌食にする戦法も取れてしまう。サブパイロットは運動性と最大射程がアップするボーナスを持つカティアか、攻撃力ボーナスを持ち『必中』を使えるテニアが候補となる。メルアはボーナスの相性が良くなく、集中を覚えるまではサポート能力に不安がある。
武器名は全てインターミッションで変更可能。攻撃手段は全て射撃系で統一されている。ミサイルランチャー以外の武器は隠し属性として『PS装甲無効化』属性をもつ。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
カルヴィナ機として登場。Jではカルヴィナからの当初の認識はアシュアリー・クロイツェル社が製造していた試作機に似た機体という扱いだったが、本作ではカルヴィナがアシュアリー・クロイツェル社でテストパイロットを務めていた機体そのものという設定になっている(それに伴い、サブパイロットのテニアもアシュアリー・クロイツェル社に所属してベルゼルートに乗り込んでいる)。
当初は「ベルゼバイン」の偽名を使い、ヒュッケバイン系列として登録していた。

装備・機能

武装・必殺武器

オルゴンライフルは、先出で同じような構成のヴァイスリッターのオクスタン・ランチャーと比較されることがある。しかしビーム兵器と実弾武器の射程は正反対で、こちらは実弾兵器の方が長射程。

ミサイルランチャー
両脚部に装填した誘導ミサイルを放射する。『J』では射程は2~6で、弾数が8発。切り払い撃ち落としの対象。
MD』では射程が1~7で弾数が20発と大幅な改善をされている。
ショートランチャー
左右の腰部にラックされた短い砲身のビーム銃を乱射するビーム兵器。ベルゼルート唯一のP武器で、射程は1~4。マップ兵器以外で唯一射程1に攻撃可能だが、10発しか撃てない。
『MD』ではどこかで見たような動きを行っている。また、性能はJのままになっている。
オルゴンライフルN
オルゴンライフルから実弾を発射する。射程が4~8とかなり極端な長射程武器。6発の弾数制なので、ENを節約したい時の遠距離反撃に使える。
『MD』ではオルゴン・ライフル(Nモード)名義。
オルゴンライフルB
ベルゼルートの主力のひとつである射撃武器。オルゴンライフルから高出力のビームを発射する。移動後使用不可のビーム兵器だが、射程は2~5と思いの外短い。必要気力が110の点に注意。消費EN20。
『MD』ではオルゴン・ライフル(Bモード)名義。最初に高出力ビームを当て大きく吹き飛ばした後、銃口にエネルギーを実体化させたブレードを出し格闘戦(見た目はエグゼキューターが近い)を行う(実体化直後に斬り上げて、そのまま叩き斬る)。また、性能はJのままになっている。
オルゴンライフルA
オルゴンモードに変形した後、二丁のショートランチャーをそれぞれオルゴンライフルの上下部に連結し、オルゴンエネルギーを実体化させて巨大な矢に変え、ターゲットを撃ち抜く。ベルゼルートの最強武器で、気力が溜まった後の主力兵装となる。通常兵器版と、直進する方向指定型マップ兵器版の2種類。通常版の射程は3~8。必要気力はどちらも120で、消費ENはそれぞれ30、50。
『MD』では「オルゴン・ライフル・アブソリュート」名義。オルゴンライフルB→ショートランチャー→オルゴンライフルAの連続攻撃になっている。

特殊能力

銃装備
撃ち落としを発動する。

移動タイプ

サイズ

M
標準的な大きさ。後継機でも変化はない。

機体BGM

「Fate」
男主人公時のデフォルトBGM。
「Revenger」
女主人公時のデフォルトBGM。

関連機体

ベルゼルート・ブリガンディ
クストウェル
グランティード
ヴォルレント