「エグゼクスバイン」の版間の差分

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**[[トロニウム|トロニウムエンジン]]
 
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*MMI:[[T-LINKシステム]](ウラヌス・システム)
 
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*原型機:[[アッシュ (OG)|アッシュ]]
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*原型機:'''[[アッシュ (OG)|アッシュ]]'''
 
*開発者:[[カーク・ハミル]],[[ロバート・H・オオミヤ]]
 
*開発者:[[カーク・ハミル]],[[ロバート・H・オオミヤ]]
 
*製造:[[マオ・インダストリー]]
 
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*メカニックデザイン:カトキハジメ
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
  
== 機体概要 ==
 
 
ヒュッケバイン009の改修機「[[エクスバイン]]」をテストヘッドに据えた「EXH計画」(単体で限りなく高い攻撃力と汎用性を両立するパーソナルトルーパーの開発を目的とした「[[レイオス・プラン]]」のプログラムの一種)を、[[ゲスト|異]][[ガリルナガン|星人]]の仕掛けたオルレアン工場奇襲で破綻寸前にされたマオ・インダストリーが、同計画に軌道修正を掛けて生み出した決戦兵器。
 
ヒュッケバイン009の改修機「[[エクスバイン]]」をテストヘッドに据えた「EXH計画」(単体で限りなく高い攻撃力と汎用性を両立するパーソナルトルーパーの開発を目的とした「[[レイオス・プラン]]」のプログラムの一種)を、[[ゲスト|異]][[ガリルナガン|星人]]の仕掛けたオルレアン工場奇襲で破綻寸前にされたマオ・インダストリーが、同計画に軌道修正を掛けて生み出した決戦兵器。
  
 
工場を襲撃して同社が保管したヒュッケバインシリーズを全機大破に追いやった謎の機体[[ガリルナガン]]に対抗意識を燃やしたマオ社のスタッフは、襲撃事件で破壊された008L、Mk-I、Mk-II、Mk-IIIにかわるベース機にエクスバインを指名。謎の機体を仮想敵に想定した修復作業を可及的速やかに行い、大破したテストヘッド機を急遽改修させた。
 
工場を襲撃して同社が保管したヒュッケバインシリーズを全機大破に追いやった謎の機体[[ガリルナガン]]に対抗意識を燃やしたマオ社のスタッフは、襲撃事件で破壊された008L、Mk-I、Mk-II、Mk-IIIにかわるベース機にエクスバインを指名。謎の機体を仮想敵に想定した修復作業を可及的速やかに行い、大破したテストヘッド機を急遽改修させた。
  
改修された[[アッシュ (OG)|エクスバイン・アッシュ(アッシュ)]]は素性不明の少年イングの手元で強い念を放射するようになり、それに興味を示したスタッフ達は手段を問わずロールアウトのためアッシュをこの少年に委ねる事を決定。月の本社でエンジン、武装、背部大推力ブースターユニットの作成に移行した。「[[特異点]]崩壊」後に発生したチリ海沖上の戦闘で[[ガリルナガン]]に追い詰められ大破寸前となったアッシュに、パイロットの[[念動力]]で呼び寄せられた追加パーツがすっきりと装着された背景には、度重なるヒュッケバイン襲撃事件を憂慮した本社スタッフらの配慮が存在する(短時間での装着と調整を容易にするべくコネクト部の構造や接続方法を限界まで単純化していた模様)。
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改修された[[アッシュ (OG)|エクスバイン・アッシュ(アッシュ)]]は素性不明の少年イングの手元で強い念を放射するようになり、それに興味を示したスタッフ達は手段を問わずロールアウトのためアッシュをこの少年に委ねる事を決定。月の本社でエンジン、武装、背部大推力ブースターユニットの作成に移行した。<br />
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[[特異点]]崩壊」後に発生したチリ海沖上の戦闘で[[ガリルナガン]]に追い詰められ大破寸前となったアッシュに、パイロットの[[念動力]]で呼び寄せられた追加パーツがすっきりと装着された背景には、度重なるヒュッケバイン襲撃事件を憂慮した本社スタッフらの配慮が存在する(短時間での装着と調整を容易にするべくコネクト部の構造や接続方法を限界まで単純化していた模様)。
  
こうして「[[ヒュッケバインシリーズ]]」の6番目(Mk1、Mk2、量産型Mk2、Mk3、エクスバインに続く)となる機体、「エグゼクスバイン」が完成した。開発コードは「ダブルEX」「Mk-X」、愛称は「ゼクス」。外部装着のトロニウム・エンジンとブラックホールエンジンの双方で稼動するゼクスは、歴代シリーズの著名要素となる[[念動力]]遠隔操作兵器・[[重力兵器]]の全てを兼ね備えた、まさに「'''ヒュッケバインシリーズの集大成'''」といえる。それだけに機体の出力調整はピーキーなものであり、イングの強大な念動力によって外部から安定させている状態(この辺りの事情は[[イーグレット・イング|イング]]の記事参照こと)。安定性や運用面で今後何らかの試練を課される可能性は高いだろう。
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こうして「[[ヒュッケバインシリーズ]]」の6番目(Mk1、Mk2、量産型Mk2、Mk3、エクスバインに続く)となる機体、「エグゼクスバイン」が完成した。開発コードは「ダブルEX」「Mk-X」、愛称は「ゼクス」。<br />
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外部装着のトロニウム・エンジンとブラックホールエンジンの双方で稼動するゼクスは、歴代シリーズの著名要素となる[[念動力]]遠隔操作兵器・[[重力兵器]]の全てを兼ね備えた、まさに「'''ヒュッケバインシリーズの集大成'''」といえる。<br />
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それだけに機体の出力調整はピーキーなものであり、イングの強大な念動力によって外部から安定させている状態(この辺りの事情は[[イーグレット・イング|イング]]の記事参照こと)。安定性や運用面で今後何らかの試練を課される可能性は高いだろう。
  
なお本機に使われているトロニウム・エンジンのエネルギー源「トロニウム」は[[シュウ・シラカワ]]が秘密裏に所持していた6個目のトロニウムである。また、アッシュ([[ヒュッケバイン009]]から)の時に搭載されていたメインエンジン「[[プラズマ・ジェネレーター]]」は普段は起動していないが、外されてもない。本来なら不安定極まりないはずの動力炉を積んでいるが故の備えと言う事だろうか。
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なお本機に使われているトロニウム・エンジンのエネルギー源「トロニウム」は[[シュウ・シラカワ]]が秘密裏に所持していた6個目のトロニウムである。<br />
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また、アッシュ([[ヒュッケバイン009]]から)の時に搭載されていたメインエンジン「[[プラズマ・ジェネレーター]]」は普段は起動していないが、外されてもない。本来なら不安定極まりないはずの動力炉を積んでいるが故の備えと言う事だろうか。
  
 
「ストライク・シールド」や念動力を利用するセイバー、バンプレストロゴ型バイザーなど、Mk-IIIでいったん完成した「小型・高性能化した[[SRX]]」というコンセプトをも受け継いでいる。
 
「ストライク・シールド」や念動力を利用するセイバー、バンプレストロゴ型バイザーなど、Mk-IIIでいったん完成した「小型・高性能化した[[SRX]]」というコンセプトをも受け継いでいる。

2015年1月10日 (土) 21:45時点における版

PTX-DEX エグゼクスバイン(EX-EXbein)

ヒュッケバイン009の改修機「エクスバイン」をテストヘッドに据えた「EXH計画」(単体で限りなく高い攻撃力と汎用性を両立するパーソナルトルーパーの開発を目的とした「レイオス・プラン」のプログラムの一種)を、星人の仕掛けたオルレアン工場奇襲で破綻寸前にされたマオ・インダストリーが、同計画に軌道修正を掛けて生み出した決戦兵器。

工場を襲撃して同社が保管したヒュッケバインシリーズを全機大破に追いやった謎の機体ガリルナガンに対抗意識を燃やしたマオ社のスタッフは、襲撃事件で破壊された008L、Mk-I、Mk-II、Mk-IIIにかわるベース機にエクスバインを指名。謎の機体を仮想敵に想定した修復作業を可及的速やかに行い、大破したテストヘッド機を急遽改修させた。

改修されたエクスバイン・アッシュ(アッシュ)は素性不明の少年イングの手元で強い念を放射するようになり、それに興味を示したスタッフ達は手段を問わずロールアウトのためアッシュをこの少年に委ねる事を決定。月の本社でエンジン、武装、背部大推力ブースターユニットの作成に移行した。
特異点崩壊」後に発生したチリ海沖上の戦闘でガリルナガンに追い詰められ大破寸前となったアッシュに、パイロットの念動力で呼び寄せられた追加パーツがすっきりと装着された背景には、度重なるヒュッケバイン襲撃事件を憂慮した本社スタッフらの配慮が存在する(短時間での装着と調整を容易にするべくコネクト部の構造や接続方法を限界まで単純化していた模様)。

こうして「ヒュッケバインシリーズ」の6番目(Mk1、Mk2、量産型Mk2、Mk3、エクスバインに続く)となる機体、「エグゼクスバイン」が完成した。開発コードは「ダブルEX」「Mk-X」、愛称は「ゼクス」。
外部装着のトロニウム・エンジンとブラックホールエンジンの双方で稼動するゼクスは、歴代シリーズの著名要素となる念動力遠隔操作兵器・重力兵器の全てを兼ね備えた、まさに「ヒュッケバインシリーズの集大成」といえる。
それだけに機体の出力調整はピーキーなものであり、イングの強大な念動力によって外部から安定させている状態(この辺りの事情はイングの記事参照こと)。安定性や運用面で今後何らかの試練を課される可能性は高いだろう。

なお本機に使われているトロニウム・エンジンのエネルギー源「トロニウム」はシュウ・シラカワが秘密裏に所持していた6個目のトロニウムである。
また、アッシュ(ヒュッケバイン009から)の時に搭載されていたメインエンジン「プラズマ・ジェネレーター」は普段は起動していないが、外されてもない。本来なら不安定極まりないはずの動力炉を積んでいるが故の備えと言う事だろうか。

「ストライク・シールド」や念動力を利用するセイバー、バンプレストロゴ型バイザーなど、Mk-IIIでいったん完成した「小型・高性能化したSRX」というコンセプトをも受け継いでいる。

本来カークやロバート達が想定していたエクスバインの改造機はこちらであり、前身のアッシュはイレギュラーな状態に当たる。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
45話「凶鳥は三度死ぬ」から参戦。最強武器が射撃になったことで、イングの能力が最大まで生かせるようになった。アッシュに輪をかけて強くなっており、装甲に至っては400も上がっている。そもそも、イングの念動力も相まって、ボス相手でもなかなか被弾しない。燃費の良さと火力の高さも健在で、最後まで一線を張れる。ただし、ハードルート最終話「古の忌憶」に進むとカーリーの特攻(=アダマトロンのHPを50%以下に減らす)まで使えなくなるので、そちらのルートに進む場合は留意すべし。
EN武器と弾数武器の住み分けがほぼ完ぺきで、敵陣に放り込むだけで壊滅させることも出来る。イングにBセーブ、換装武器にステルス・ブーメランをつければさらにターボがかかる。余裕があればソーラーパネルでもつけておくといい。

装備・機能

武装・必殺武器

固定武器

グラビトン・ライフル
Mk-IIIの武装。固定唯一の全体攻撃ダブルアタック対応武器。イングはこの武装を使用する際「UHBM(ユーバム)」なる単語を口にするが意味は不明。回避の際には「DHBM(ディーバム)」なる機構を併用している。
ストライク・シールド
背部に一基だけ搭載されている念動誘導兵器で、R-3の機構をモデルとしている。アッシュ同様、実際の運用ではT-LINKセイバーの鞘として使われる。強度的には攻撃も可能だが、破壊された場合セイバーが使用不能になるというリスクがあるため普通は使われない。
T-LINKスライダー
全身に搭載されている念動誘導兵器。ブレードによる攻撃から射撃までをこなす、エグゼクスバインの主力兵装。
戦闘アニメでは肩の6機を射出して連続攻撃をかけた後、3機で動きを止め、残る3機は敵機直上でフォーメーションを組み、ビームを撃ち落として撃破する。ちなみに形状から受けるイメージと違い、ビームの発射機構は根元(展開状態だと中央)にあり、先端ではない。
T-LINKレボリューター
全体攻撃武器。全スライダーを射出し「オープン・ブレード」のコードでブレードを展開、「ローリング・フォーメーション」で敵機に全方位射撃をかける。しかる後、ビームを撃ちっぱなしにしたままスライダーを操作し、敵機を中心にレーザーで切り裂くようにして球体状に動かし、撃破する。この動きはベルグバウの「アキシオン・バスター」のチャージに似ている。
サターン・フォーメーション
スライダーを射出・展開し、対照の周囲を円を描く動きで旋回させ、念動フィールドを展開する結界。「ブラックホール・バスターキャノン」使用時に敵機の動きを止めるために使う。
T-LINKセイバー
唯一の固定接近戦武装。スライダー2機を射出して連続攻撃をかけた後、敵機を後ろから押し出し、本体がすれ違いざまに勢いを乗せて突き刺す。その後、背後に抜けた本体が拳を握り、敵機に突き刺した念の刃を爆裂させ、戻ってきたセイバーを掴んで回収する。「天上天下念動爆砕剣」と「Gソード・ダイバー」のモーションの複合。地味にC属性持ちなので、イングに連続攻撃を持たせて専用モーションを見るのもいい。殲滅力が上がるし。なお、下記のバスターキャノンもそうだが、イングは背後から飛来するこれらの武器をノールックで掴んでいる。
ブラックホール・バスターキャノン
終盤で追加される最強兵装。イングの念で引き寄せると同時に念動フィールドで保護。「サターン・フォーメーション」で敵機の動きを止め、バスターキャノンを最大出力で発射し、敵を超重力の中に落とし込んで圧殺する。使用時に入るイングの「ヒュッケバインから受け継いだ力を見せてやる!」の台詞も相まって、人気の高い武器。ついでにではあるがイングの全裸も拝める。消費が70と比較的多めなのが難点。
エグゼクス本体のエンジンが加わっているため、出力は元祖ブラックホールキャノンを遙かに上回る。
グランゾンのブラックホールクラスターとのブラックホールコンボは武器特性の違い(単体と全体)から残念ながら不可能。

換装武器

ロシュセイバー
初期装備の換装武器。格闘兵装。
フォトン・ライフルS
初期装備の換装武器。射撃兵装。

特殊能力

念動フィールドS
念動力のエネルギーバリア
この機体以前はジュデッカが持っていたのみのレア能力だが、基本的に避けるタイプなので世話になることは少ない。ただ、これのおかげで並の機体よりも異様に頑丈(念動力レベル9×250で2250まで無効化)。ダメージが落ちるサブならなおのこと攻撃が届かない。また初登場シナリオではエグレッタが必中付きの攻撃を仕掛けてくるが、このバリアのおかげで防御すれば無傷で済んでしまうことも。
分身
アッシュから受け継いだ能力。回避性能がさらに高くなる。

特筆機能

EXPS
機体各部に機能拡張パーツ、強化パーツを装着するための機構。

移動タイプ

最大の進化は飛行できるようになった点。空・陸両方Aの良好な地形適応と合わせ、さらなる活躍が見込める。

サイズ

M
サイズ自体はアッシュと全く同じ。重量だけ増えた。

カスタムボーナス

運動性+15 最大EN+60
ボーナスもパワーアップ。継戦能力がさらに上がった。

機体BGM

「LOST CHILDREN」
イングの後期テーマ。原作「ロスト・チルドレン」と、失われたヒュッケバインシリーズに引っかけたダブルミーニングネタ。「VANISHING TRROPER」と「地球の後継者」のアレンジ。

対決・名場面など

凶鳥を受け継ぎし者
「凶鳥は三度死ぬ」より。アッシュに搭載されたトロニウム・エンジンのテストのために出撃したイング達だったが、そこをエグレッタ・ウーノ率いるアルファ・セイバーが強襲する。一番の強敵であるエグレッタを引き付けるイングだが、アルタルフの猛攻を受けて次第に追い詰められる。事態を打開すべくトロニウム・エンジンを起動したが、その出力はフルドライブのまま安定するという想定外の事象を齎した。一時は互角に渡り合うかに見えたが、急造機のアッシュでは出力に耐え切れず、機体が破損を始める。さらに、修復したアルタルフが追撃をかけるが、海中から現れたガリルナガンがアッシュに一撃を加える。増加装甲が破壊されて窮地に陥ったイングだったが、その時またもサイコドライバー能力が発動。強大極まる念は、戦域から離脱していた輸送機、その中にあった増加パーツを捕捉。一気にパーツを引き寄せたイングは、さらにその場で機体の組み上げ・最適化を即座に仕上げるという離れ業を披露。滅ぼされた凶鳥・ヒュッケバインの系譜を継ぐアッシュは、ここに新たなる不死鳥・エグゼクスバインとして新生。その力はアルタルフを、ガリルナガンを圧倒し、反撃が始まる。

関連機体

ヒュッケバインシリーズ
この系列の最新鋭機。試作機・量産試作機は全てガリルナガンに破壊されたため、量産型以外では唯一の現存機。今後このシリーズの機体が出るとすれば、エクスやエグゼクス同様「バンプレストロゴのバイザーをつけたPT」となる可能性が高い。

商品情報

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