ルーンドラッヘ

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ルーンドラッヘ
外国語表記 Lunedrache[1]
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン Mがんぢー
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 Xルーンドラッヘ
分類 機動忍鎧
全長 20.2m
重量 26.4t
補助MMI セミ・スレイブシステム
開発者 八神テツロウ
所属 特戦隠密・朧
主なパイロット 月ノ輪クロス
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ルーンドラッヘは『スーパーロボット大戦Y』の登場メカであり、同作の主人公機。

概要[編集 | ソースを編集]

特戦隠密・朧の頭領専用の機動忍鎧を象った甲冑に身を包んだを彷彿させる機体。その名は代々の朧の頭領が使用するマシンに付けられるものであり、現頭領であるクロスの駆るルーンドラッヘは、そのコードネームから「X(クロス)ルーンドラッヘ」と呼ばれる。

頭領用のカスタム機として開発され、量産機であるモーントとは異なる動力機関を搭載しており、モーントとは比較にならない爆発的な出力を有する。

柔軟なフレームと人工筋肉を使った駆動システムにより、他に見ない高い運動性能を誇る。操縦法は機体とパイロットの身体を神経接続させ、パイロットの動きと各種操作の組み合わせによって操作する「セミ・スレイブシステム」を採用している。しかし、機体ダメージもパイロットにフィードバックされるため、NINJAとして訓練を受けた者以外では歩行させることさえ難しいとされる。

NINJAの用いる機体のため、忍者刀や手裏剣などをモチーフとした武装が施されている。また、背部に装備されたエナジーマフラー「霊粒編布」はナノマシンの集合体であり、攻撃手段としてだけでなく、隠密や幻術といった戦術に応じて様々な形で使用される。

また、この機体もエーアデントと同様に八神テツロウ博士が開発した機体で、エーアデントとの同時運用を想定してかエネルギーリンク機能が搭載されている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
2025年9月開催の第24回制圧戦「月に龍、心に刃」の報酬として実装。命中&回避タイプ。『Y』では単独使用していない龍鱗と龍爪刀が武装として採用されている。
スーパーロボット大戦Y
初登場作品。男性主人公の初期機体。CHAPTER 01「花と忍びと誕生日」にて、ルーミナから乗り換える形で登場。CHAPTER 04「決死の果てに」にてセイヴァーズの攻撃からエチカを庇い大破したため、Yzルーンドラッヘ孤月に改造を引き継いで失われる。
地上スタートの本作で陸Sなのが大きい。一方で(特に難易度HARD以上だと)気力が上がりにくいため、NINJAスキル発動も含めた本領発揮は最序盤には難しい。
囮役としては非常に優秀なのだが、序盤は何かと火力不足を感じやすいので、主人公の誕生日+血液型の組み合わせを気合を覚えるものにすると、序盤から火力を引き出しやすい。
フォルテルートではCHAPTER 04「反逆のNINJA」にて敵として登場し、CHAPTER 06「真・黄金の遺産」をクリアすればクロス共々加入する。クロスルートのルーンドラッヘIIとは違い、こちらは月輪昇龍が使用可能な状態で加入してくれる。
また今作図鑑の仕様上、「反逆のNINJA」を先にプレイすると敵仕様でグラフィックが登録され、その後クロスルートをプレイしても図鑑内容は差し替わらない。気になるなら先にクロスルートから始めるとよい。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

龍鱗
腰背部に4つマウントされた、ワイヤー付きの苦無型の実体剣。耀刃舞の演出で使用。
『DD』では斬撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「高機動I」。
龍爪刀
腰背部の鞘に納められた忍者刀型の実体剣。抜刀すると刀身が伸びる。
『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ちI」。
光粒弾
両肩に搭載されたビームマシンキャノン。運動性ダウンの効果あり。
双龍牙
胸部に装飾としてマウントされている2つの手裏剣。大型の「天」と小型の「地」で構成されており、胸から分離して敵に投げつける。
『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカーII」。

必殺技[編集 | ソースを編集]

忍技・耀刃舞
ニンジャ走りで接近した後左腕→右腕→タックル(一の撃)の順で格闘を叩き込み、打ち上げた相手を龍鱗で捕獲して引き戻し、トドメに回し蹴りを連続で打ち込む(終の撃)パターンアタック。
『DD』では斬撃属性のSSR必殺技。メインアビリティは「忍機一体」。
忍技・天雷剣
龍爪刀を抜刀して高速で斬りまくり、敵機に突き刺したところで跳躍、機体全体から放った電撃を右手に集約、敵の頭上から龍爪刀目掛けて撃ち落とす。
初期の必殺技。気力制限120は序盤ではやや遠く、射程1に穴がありやや使いにくい。「超忍技・月輪昇龍」が追加されると移動後使用不可の長射程攻撃になるため援護攻撃での運用に向く他、「突撃」を併用すれば遠距離から敵を撃ち抜くことも可能。
『DD』では特殊属性のSSR必殺技。メインアビリティは「霊粒編布」。
超忍技・月輪昇龍
暴走したエーアデントからエナジーリンクを通して得られた余剰エネルギーを利用した技。雷撃を伴う高速回転「雷土車」で突撃した後に連続蹴りで打ち上げ、エネルギーを解放して龍爪刀で突き貫く。
Chapter 02「未来の導き手」で追加される必殺技。射程1対応の移動後使用可能と、忍技・天雷剣の穴を埋めるポジション。
フォルテルートの「真・黄金の遺産」で加入した際もそのまま使用可能。ただし上記の事情などお構い無しで、加入マップではエーアデントがいないにも関わらず問題なく使用可能[2]
しかし、15段改造+STGメモリーの補正込みでも威力6400が限度のため、フォルテルートでも使い倒したいならエクストラアームズSを与えることも検討するべし。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

ミスティック・ムーン
気力120以上で発動。分身系のバリエーションの一つで、敵の攻撃を20%の確率で完全に回避する。
エナジー・リンク
パイロットの気力が130以上の状態でエーアデントの周囲5マス以内にいると、自軍フェイズ開始時に最大ENの30%が回復する。
フォルテルートの「真・黄金の遺産」で加入した時も解禁済み。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

陸適性Sが特権的に強く、敵の命中が全体的に高い本作でも安定して回避できる。
空適性はBであるが飛行可能なのも援護攻撃のことを考えれば無駄にならない。
何気に水もAだが、武器の適性は「忍技・耀刃舞」以外は低いため水中戦では注意。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
リアル系の標準サイズ。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

パーツスロット+1
近時のオリジナル主人公機の定番であり、本作でも続投。パーツスロット査定が厳しい本作では、相対的に優秀となっている。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「月に龍、心に刃」
専用曲。曲名は「月に龍」で「朧」、「心に刃」で「忍」となる。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ルーンドラッヘII
ルーンドラッヘの予備パーツで組み上げられた2号機。
Yzルーンドラッヘ孤月
後継機。八神博士の開発した新型機動忍鎧。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 名前はフランス語で「月」を意味する「ルーン/Lune」とドイツ語で「龍」を意味する「ドラッヘ/Drache」で構成しており、二文字を合わせて「朧」となる。
  • V』以降の主人公機は「VangRay」「Xelguard」「Tyranedo」「Didarion」「Huckebein30」と、いずれもタイトルのアルファベットや数字を名前に含んでいたが、ルーンドラッヘには「Y」が含まれていなかった。そのため、「Y」の名を冠する後継機の存在は発売以前からユーザー達に予想されていた。
  1. Steam英語版より。
  2. 「反逆のNINJA」にて雷土車を単体で使用している。