テュッティ・ノールバック

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テュッティ・ノールバック(Tyitti Norrback)

魔装機神ガッデスの操者。マサキのお姉さん的存在で、芯の強いしっかりとした女性。マサキがラ・ギアスで初めて出会った人物でもあり、『LOE』第一章、およびEXにおいては共に行動することが多い。

ヴォルクルスの支配が強まる以前のシュウ・シラカワの性格を知っているなど、ラ・ギアスに召喚された時期はかなり早い模様。

最初は魔装機ファルクの操者であったが、後に水の精霊ガッドに認められ、魔装機神ガッデス操者となった。水の加護を受けたガッデスの優美なフォルムは知的美人の彼女に正に相応しいといえるが、実は彼女、致命的なことにカナヅチであり、全く泳げない。この設定により戦闘に支障をきたすことは特にないのだが、さすがに水の精霊ガッドに悪いような気がしないでもない。その点について指摘された時には「それとこれとは関係ないわよ。マサキだって風の精霊の加護を受けてるけど、飛べないでしょ?」と反論したが、後半部分はプレシアに「飛べる人がいたら、紹介して欲しいと思う…」と当然の突っ込みを受けた。そのほかの特徴としてサイコメトリー能力に代表される高度な魔術を習得しているようだが、本編ではあまり詳しく描写はされていない。

ラ・ギアスに召喚される以前の彼女は幸福な生活を送ってきたとは言い難く、殺人鬼に両親と兄を目の前で殺された過去を持っている。しかも、こともあろうにラ・ギアス召喚後にその殺人鬼ルビッカ・ハッキネンと遭遇。彼はその危険性からラングランを放逐されるものの、後にシュテドニアスに拾われテュッティの前に立ち塞がる。その際には心の傷につけこまれ、危機に陥ることもあった。

ルビッカとの邂逅はラ・ギアスでの最悪の出会いであったが、その一方で運命的な出会いも経験しており、魔装機神操者の同僚であるリカルドとは次第に心を通わせるようになる。しかし彼は第一章終盤にルビッカにより殺害され、また主君であり秘かに想いを寄せていたフェイルも、『EX』最終話において討ち死に(しかもマサキや彼女達自身の手で彼を討つことになる)し、想い人を二度も目の前で失う結果となった。地上に良い思い出のない地上人は彼女に限った話ではないが、彼女はラ・ギアスに召喚された後も悲しい思い出と共にある苦労人である(それでもさほど不幸なそぶりを見せないのは、前述の通り成熟した強い精神の持ち主だからであろう。しかし、「度を超えたレベルの甘党」という形で味覚の面において影響が起きているとも考えられる)。なお、好意を寄せた相手が悉く死んでいることはキャラ辞典でも突っ込まれており、公式に「不幸を呼ぶ女」扱いを受けている。

なお、「不幸を呼ぶ女」以外で彼女を語る上で外せない点として「甘党」という特徴がある。スイーツ好きではなく「甘党」。その水準は「紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない」という度を超えたレベルで、彼女の料理の味付けは甘すぎて普通の人にはとても出せない(一部例外はいるが)。当然、そのカロリー数は相当量に上り、ROEで明かされた一例によればクッキー1枚で600キロカロリーもあるらしい(それを聞いたマサキは「非常食ならぬ非常識食だ」と語っている。なお、一般的なおにぎりは約180キロカロリー。つまりクッキー1枚でおにぎり3個強のカロリーがある計算になる)。それでも彼女がプロポーションを維持できているのは彼女の趣味でもある北欧伝統のサウナのおかげだろうか、とリューネは推測しており、ファンの間でも定説となっている。それどころか、未だに成長しているらしい

他の趣味として車があり、A級ライセンスを持っており、レーサーにも誘われた経験があるとのこと。ほとんど死に設定だが『OG2nd』キャラクター辞典でもこっそり言及されている。

レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることもある。

性格・気性

その人となりは、公式人物紹介欄で「涙もろく、素直」と評される。この場合の「素直さ」とは従順を意味するものではなく、感情を表にはっきり出すという意味での「素直さ」であるようだ。良くも悪くも本来のテュッティは喜怒哀楽が激しい女性で、裏表がない。裏表がないため人情話が絡むところっと騙されてしまうし、常日頃は穏やかだが、逆鱗に触れられると即座に怒りを露わにするほどおっかない……こういった彼女の姿は、『LOE』第一章の頃からところどころで描写されていたものでもある。ただ、水の精霊王ガッドはその気性を「水の性質」(わずかな動きで波立つほど繊細なもの)に叶うものと誼みを通じ、ガッデスの操者にテュッティを選択したと『魔装機神III』のシナリオ「ヅボルバの想い」のなかで彼女に夢を通して語ってる。マサキの俗っぽさをこよなく愛す風のサイフィス同様、水のガッドもその操者に立派な人格者などは欲していないようだ。

ちなみに、IIIの人物紹介欄(テュッティ)にて、IIの欄内にあった「涙もろく、素直。ただし、表情や態度にはほとんど現われない。」という説明から、「ただし、表情や態度にはほとんど現われない。」という一文を削除している。IIIの争乱(シュテドニアスルート)でようやくテュッティは心の氷を溶かして本来の自分を取り戻すことに成功したのだろう……。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初出演作品。マサキの章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している(ミオにオリハルコニウムの説明で見せている)。LOEで明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。
第4次スーパーロボット大戦
勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、ヤンロンが地上への干渉を嫌ったためにロンド・ベルに合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。またシュウ一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れるリューネやヤンロンを追って彼女も仲間から外れてしまう。
第4次スーパーロボット大戦S
音声が付いたキャラクターの1人。SFC版『第4次』と異なり、ロンド・ベルと出会った際にそのまま合流するようになり、活躍させる機会が増えた。またシュウを仲間にしても仲間から外れないようになった。
スーパーロボット大戦F完結編
終盤に合流するが、乗機の宇宙適応がBなので戦闘での活躍は難しく、また出番にも乏しい。ただしSS版の場合、テーマ曲「水と沼の国から」が必聴の出来なので、SS版でプレイしているなら是非聴くべし(尤もこれは彼女の曲に限った話ではないが)。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
『EX』シナリオに登場。

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
専用BGMがついた。ハードはSFCだがケルヴィンブリザードを使うと喋る。
活躍は概ねプロフィールの通り。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の火属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
『アンティラス隊』最高の射撃力と命中力を併せ持った最強の操者。攻撃面では他の追随を許さない。さらに精神コマンドの自由枠を「熱血」か「魂」で埋めてしまうとますます手が付けられなくなる。ただ、前作で習得した「気合」がオミットされてしまったため、合体攻撃など高い気力を要求する攻撃を使うには「激励」を必要とすることになってしまった。唯一の欠点は低い回避力だが、回避より防御、「やられる前にやれ!」が基本なこのシリーズでは回避が低くても直接的な欠点にはなりえないだろう。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
シュテドニアス内戦の戦禍が癒えぬナザン大陸にフリングホルニの航路を向けることで、テュッティとレミアの新たな物語が幕を開ける。
このルートの序盤で新キャラクター「ヅボルバ」に求婚されるのだが…。なお、レミア曰く、ラングランの近衛騎士団内で「砂糖漬けの死神」などと陰口を叩かれているらしい。戦場における無類の強さも含めて、残念ながら微塵も否定できない。おまけに今回はマイハチミツを持参している有様である。前作同様、能力値とスキルの両面で射撃については追随を許さない。ガッデスも殆どの武装が射撃武器の上、移動後の射程が長く威力も高い。破壊力を強めるためにも、最後の精神コマンドの選択は「魂」か「勇気」のどちらかにしたい。シュテドニアスルートの場合はポゼッションを終盤体得し、ストーリー的にも主役級の扱い。更にはEDの格言ではジンクスを振り切ったことを示唆され、歴代で一番幸せかもしれない。
何より非常に重要なことに、どうでもよいことだが、とうとう胸が揺れるようになった(ポゼッション必殺技限定)。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れており、PV1を見る限りシュウと行動を共にする模様。ガッデスが所在不明のため、リジェリオールARに乗っている。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
地上人召喚事件で、ラ・ギアスに召喚されたハガネと行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増すしていく操者と言える。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
シナリオデモのみの登場。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
セニアやミオと共に地上に出るが、そのまま未来世界に飛ばされてしまう。本作に限った話ではないが、地上に出た際の彼女の影は全体的に薄い。基本的にラ・ギアスでの彼女は部隊の参謀的な役割を担っているのだが、版権作品に優秀な指揮官の多い通常のスパロボではそのような仕事をする必要がないからかもしれない。さらには魔装機神操者の中でも唯一台詞の新規収録もないため、余計に影が薄い。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

魔装機神シリーズ
Iの頃から数値設定に変化はない。どの作でも自軍随一の射撃力・命中値・PN値の高さで凄まじい破壊力を誇る。SPも低くなく、精神コマンドでの支援もそつなくこなせる。その反面、回避の値は高くなく…劣悪な格闘数値の低さと相まって、総合数値自体は全隊員内で下から数えたほうが早い位置にいる(総合ステイタス比較にして10番~12番)。ある意味でヤンロン以上に「先手必勝」に特化した操者。格闘数値と武器の残弾の問題から敵フェイズにおける反撃無双を得意とするタイプではないため、「微妙」と断じるプレイヤーも多い。
OG2nd
リューネとほぼ同等の成長率。欠点も同じ(命中)であるため、命中率補正の高い槍を振り回した方が計算は立つ。『魔装機神II』に準じ射撃と技量に優れ、最終的にはキョウスケ&エクセレンや教導隊レベルの水準にまで達する。

精神コマンド

EX
信頼気合友情てかげん覚醒
第4次第4次S
ひらめき集中信頼激励熱血
F完結編
信頼激励ひらめき集中熱血
α外伝
ド根性必中気合熱血幸運
OG2nd
信頼気合集中ひらめき熱血大激励
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
信頼気合ひらめき再生P回復
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
直感信頼吸収突撃錬功、自由選択
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
感応信頼幸運閃き突破、自由選択

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
気配察知、斬り返し、再攻撃、2回行動
F完結編
切り払い(L7)
α外伝
切り払い(L2)、援護(L2)
OG2nd
援護防御L2 集中力 連続攻撃L1

エースボーナス

「マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1」(OG2nd)
高性能レーダーとおなじ効果。

パイロットBGM

「熱風!疾風!サイバスター」
マサキ・アンドーおよび、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。
「水と沼の国から」
『魔装機神I』からの専用曲。
「決意の大海」
ポゼッション時の専用曲。

人間関係

共通

マサキ・アンドー
サイバスターの操者。テュッティは、ラ・ギアスに来たばかりの彼の世話役をしていた。マサキの「お姉さん」であると主張しているが、その際のまるで子供に接するような口調のせいもあってかマサキはその度に嫌がっている。というか、テュッティが姉貴分としてマサキを説教すると大抵マサキは逆ギレしてしまう。そのためか、ゼオルートが死んだ際に引きこもったマサキを説教しようとした際は周囲に「逆効果だ」と止められてしまった。『POJ』ではその天然タラシぶりを目の当たりにした時、自分にはそのような発言をしていないことをちょっと怒っていた(恋愛感情ではなく女性扱いされてないという意味で)。これに対し、セニアは「いつもお姉さんぶっているから」と返している。
シュウ・シラカワ
改名前からの知り合いらしく、テュッティは彼をクリストフと呼ぶ時もあり、彼の本来の性格も知っていた。
フレキ / ゲリ
狼型のファミリア(使い魔)たち。やたらと嫌味ったらしいが、テュッティの無意識なのだろうか。

神聖ラングラン王国

リカルド・シルベイラ
いまは亡き恋人。ザムジードの先代操者。リカルドのことはその死から約2年近く経過したIIの時点でも忘れられないらしく、ミオが精霊界でリカルドの残留思念と出会ったと聞いた際は酷く動揺してイブンに自分も精霊界に連れて行ってほしいと頼んだりしている。また、ミオがリカルドの印象を「頼もしそうだった」と言った際は我がことのように喜んだりもしている。
フェイルロード・グラン・ビルセイア
主君であり、仄かな憧れを抱いてもいた。しかし最後はその手で彼を討つことに。

アンティラス隊

シモーヌ・キュリアン
気心の知れた同性の友人。年はシモーヌの方が一つ下である。
ホワン・ヤンロン
同じ魔装機神操者で、良き参謀役。
ミオ・サスガ
リカルド亡き後のザムジードの二代目操者。さすがにミオが選ばれたことには困惑していたが、次第に認める。マサキと共に世話相手。なお、ミオは自分の幼児体型から、テュッティに嫉妬している節がある。
リューネ・ゾルダーク
同じ地上人であり、リューネにとってはお姉さん的存在になるのだが、あまりドラマがない。サウナに一緒に入った時はテュッティのプロポーションの良さの秘訣がサウナにあるのでは、と推測した。
サナン・ティアンプラサート
何故かテュッティの香水が毎日変わっていることを知っていた。つまりテュッティに気があったようで、やはりその最期は…。

シュテドニアス連合国

ルビッカ・ハッキネン
家族を殺した因縁の相手。そのトラウマを利用してテュッティに催眠術をかけたことも。ルートによっては抹殺可能。その場合、テュッティにまつわるジンクスがテュッティ本人にプラスに働いた唯一(もしくは初めて)の事例となる。
カンツォート・ジョグ
惚れ込まれてしまう。勿論最期は…。
ロドニー・ジェスハ
連合国議会上院議員に転身した軍人。妻となったエリス共々アンティラス隊とは深い縁を持つ。面食いなところがあるためテュッティに非常に好意的である。
アクレイド・バロム
破天荒なテュッティの家庭料理に心の氷を溶かされた男性。その惚れ込み様は尋常ではなかったが、奥手さが災いして告白することすら出来ていない。それどころか、電話のメルアドも番号も聞き出せていない為、友人にすらなれていない。

ラーダット王国

ヅボルバ・ポフ・ミマンサー
初対面の彼からプロポーズされる。シュテドニアスルートでは数多くの災厄に見舞われ、中断メッセージでは免責事項付きの契約書まで署名されたが、生還を果たした。
セウラント・ペイ・ボラキス
ヅボルバとテュッティの前に立ち塞がった強敵。練金学士としての高い見地と本人の強運からアンティラス隊を苦しめるが、ヅボルバの力量を見誤ったことで決め手を見切られガッデスの前に散る。

OGシリーズ

ユウキ・ジェグナン
紅茶党の彼の目の前で、紅茶に大量の砂糖を入れる「暴挙」を行い大きなショックを与えた。
アイビス・ダグラス
同じ甘党同士。終了メッセージでは意気投合していた。
イルムガルト・カザハラ
初対面時にいきなり口説かれている。また、ザムジードの処遇について思い悩んでいるところで相談に乗った事も。…イルムは何を生き急いでいるのかと思ったプレイヤーも多いはず。
エクセレン・ブロウニングリルカーラ・ボーグナイン
フェイルとの通信を前に身嗜みを整え始めたテュッティをフェイルに惚れてると判断してからかった。……知らなかったので仕方がないのだが、既に恋人と死別しているテュッティを恋愛でからかうのは空気が読めていないとしか言いようがない。

名台詞

共通

「了解。ガッデス、封印モード3プラスAプラーナ指数、7.8! 高速咒文解放!!」
『EX』と『第2次OG』でヴォルクルスの分身を封印したときの台詞。このとき使用する封紋の名で「グラギウス」が正しいのか、「グラギオス」が正しいのかで議論となることがある。ちなみに、OGシリーズでは「グラギオス」となっている。短編(DP)でも「グラギオス」のままであった。
IIIの最新設定を考えるに、グラギオスとヴォルクルスは対立関係にないため実際は「グラギウス」の名が正しい可能性が存在する。
「お姉さんは怒ってるのよ!」
マサキを説教する際に。他にも「お姉さんはすべてお見通しなのよ」等のバリエーションあり。当のマサキは「誰がお姉さんだ!」「だあーっ!その言い方やめろっつってんだろ!」などと嫌がるため逆効果でしかないが…
なお、テュッティは自分は姉キャラであるかのように振る舞っているが、兄がいる(いた)ので妹キャラである

戦闘台詞

「きゃあ!!」
「LOE」にて、被弾して中ダメージを受けた時の悲鳴。この悲鳴と苦悶の表情で多くの男性プレイヤーを萌えさせた(?)
「ファルクの真価は、この力にこそあるのよ……受けなさい、ハリケーンの猛威を!」
ファルクで「ハリケーン」を使用した際の台詞のひとつ。せっかくの真価だが、『ROE』ではファルクの武装欄からオミットされている。
「ロキの子、地を揺らすものよ。今こそ足かせを解き、我が敵をむさぼれ!」
ガッデスの必殺技、フェンリルクラッシュの台詞。
「ギンヌンガップより生まれしユミル、深淵を出でて、始祖となす。」
フレキ&ゲリ「愚かなる者よ、しかと聞け!」
「我は告げる……ヴォルスパー!」
みっちりミーティングした結果のひとつ。もうひとつ台詞パターンがある。
「その炎、水で掻き消す!」
「あなたの炎は、私には届かない!」
イグニス戦での特殊台詞。

旧シリーズ

「彼は本来、ああいう人だったのよ。 3年前まではね」
第4次』シナリオ「火星の決戦」にてあっさり火星から引き下がったシュウに拍子抜けしたマサキに対して。

魔装機神シリーズ

「優雅にして華麗なる、水の精霊ガッドよ、願わくばこの私とともに至高の道を歩まれん事を」
#6「魔装機神」にて、ガッデスとの契約の際の台詞。ガッデスが反応するまで少々間があり、周りを冷やりとさせた。
「でも、忘れちゃダメよ。その力は正しい事に使うためのもの」
「力を使う事に溺れては、あなたは……死ぬわよ」
LOE「死の恐怖」シナリオエンドデモにて、初めて人を殺してしまい消沈したマサキに対しての忠告。コンプリートボックスDISC2の「ボイス編集」にも収録されている。
「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」
マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいでクロシロとの仲が悪くなった。
「マサキ!! もう……」
「心配……心配してたんだから……ホントに……」
「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」
LOE第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより恋人の身を案ずるヒロインのようである。と、ここまでは良かった(?)のだが…
「リカルド、あなたね……あなたがマサキに、変なことを吹き込んだんでしょう……」
「……やっぱりね……あなたが犯人だったのね……」
上の続き。彼女をなだめようとするリカルドに怒りの矛先が…この時のテュッティはにこやかな顔のままおっとろしい声でリカルドの首を絞め、その様子を目の当たりにしたマサキやセニアを戦慄させた。フェイルが(かなり引きながら)静止することで一旦は収まる。しかし…
マサキ「何だよ、リカルド。何がまかせとけだ」
テュッティ「……リカルド、やっぱりあなたが……」
リカルド「ち、違うって!! 俺は、マサキを連れ戻して来たんだぜ!」
さらに続き。首絞めから解放されたリカルドだが、「テュッティの事なら俺が何とかしてやる」とマサキに言っていたのをバラされてしまい、テュッティの怒りは再燃。
マサキ「おいおい、まだ王都に戻ってねえんだぜ。祝勝気分もいいけどよ、王都に戻ってからにしようや」
テュッティ「…………」
マサキ「? テュッティ、何だよ、その顔は?」
テュッティ「マサキが、こんなまともな事言うなんて……ウソみたい」
マサキ「何だよ、俺だって成長してんだぜ」
テュッティ「そうね……お姉さんうれしいわ」
マサキ「それ、やめろって言ってんだろ」
LOE第一章「魔装機神の名にかけて」にて。降魔弾発射テロを無事に鎮圧して安堵する一行だったが、浮かれ過ぎをたしなめたのは他ならぬマサキ。テュッティは驚きながらも彼の成長を喜ぶ。…例によって「お姉さん」は嫌がられるが。
「あら、でも、スキヤキって砂糖いれるんでしょ?」
#32「魔装機神の名にかけて」におけるすき焼きパーティーにて。砂糖を入れるというのは確かに正しい。しかし一体どれだけ入れるつもりだったのだろうか。なおリメイク版の一枚絵「みんなでスキヤキパーティ」を見る限りでは、ビールの中ジョッキほどのサイズの砂糖壷の中身を全て鍋に入れている。しかもその後で、「砂糖ないの?」と言ってさらにすき焼きにブチ込み、その鍋はテュッティ専用になってしまった(リカルドが「ちょっと甘いくらいだろ」と高をくくって食べたが、鼻血を噴いて倒れた)。
兵士「魔装機神ガッデスの操者、美しき水の妖精、テッュティ=ノールバック!!」
(あ、いかん、私情が入った……)
テュッティ「精一杯がんばります。みなさん、ご声援よろしくお願いします」
兵士(う~ん……いいなあ……)
LOE第一章「御前試合」にて。出場選手の紹介時。この兵士が例の法則を免れたか否かは定かではないが、「III」にて近衛騎士団内でのアンティラス隊の噂についてテュッティに尋ねられたレミアが「確か誰かが美しき水の妖精って言ってた」とごまかす答えるやり取りがあるので、もしかしたら彼は法則を免れ近衛騎士に出世したのかもしれない。
「あなたの賞金は、半分は貯金にまわしておいたわ。残りの半分は慈善団体に寄付しておいたから」
「もちろん、マサキは当然そうするつもりだったのよね?」
LOE第一章「御前試合」にて、マサキが優勝した際に賞金はどうなったかと聞かれて。…慈善団体に寄付したと言えば聞こえはいいが、有体に言うと他人の賞金を勝手に受け取った上に使い込んだというとんでもない問題行動である。しかも「当然そうするつもりだったのよね」と言ってヤンロン達を味方につけ、マサキが反論できない状況に追い込んでいる。マサキがあまり金に頓着しないためにうまくまとまったが、どこぞの100万Gの男だったらBGMが変化して絶叫しているところである。
まぁ、うっかりマサキが全額受け取ってそれを全部プレシアに渡していたら魔装機神IIでさらにとんでもない事になっていたかもしれないが。
「私だって……私だって信じたくないわよっ!! でも、リカルドの身体が……」
「私の腕の中で、どんどん冷たくなって行くのよ……いくら呼んでも返事をしてくれない……」
「目を開けてくれないのよっ!!」
#39「カタストロフ」にて、リカルドを失い絶望に打ちひしがれるテュッティの台詞。
「あなたがいれば、リカルドが助かったとでも思っているの!? バカにしないでっ!!」
上記の台詞の後、2人を残して進んだことを悔いるマサキに対して。どれだけ彼女が追い詰められているのかが分かる。
「そこの壁、サイコメトリーしてみるわ。デメクサ、ちょっと下がってて」
LOE第二章「邪神の気配」にて。前述のサイコメトリー能力でヴォルクルスの神殿を調査するシーン。
「私…男運が悪いのかしら?」
「シュテドニアス激動」にて、またも自分の前にルビッカが現れたことに嘆いて。上記の台詞同様、コンプリートボックスDISC2の「ボイス編集」にも収録されている。
「あなたとの腐れ縁……ここで断ち切ってあげるわ!!」
「ラセツの最期」でのルビッカとの戦闘前台詞。ルビッカに止めをさせるのはこのシナリオだけなのでファンならば彼女の手でルビッカに止めを刺してあげたいところだろう。
「私は17才よ」
リメイク版の「再会、シュウ」における水着イベントにて。声優ネタであり、用語辞典でも載ってある。同い年のサフィーネから(ご丁寧に)「おいおい」と突っ込みを受けた。ちなみに元となったネタは最初は17歳ではなく最初は16歳だったそうである。余談だが、レオナ役の榊原ゆい氏も永遠の17歳の一員に勧誘されたが、とある事情で本人は参入ができなかったため「永遠のナインティーン(19歳)」を名乗ることとなる。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD

「この技は、ヨツンヘイムに代わる新しい技よ。あれよりカッコいいセリフにしなきゃ、締まらないでしょ?」
「それじゃ、これからみっちりミーティングするわよ」
「ヤンロンやミオに負けない、カッコ良くて目立つセリフを考えるのよ!」
IIで新必殺技「ヴォルスパー」開発時のフレキ・ゲリとの会話から。技の名前も攻撃方法も決まっているのに悩むテュッティ。フレキに何を悩んでいるのか聞かれると、「決めゼリフ」と答え、上の言葉に続く。今作であまり目立ってないことに、何やら不満を感じていたらしい。まあ、今作では戦力としても大いに活躍するのだが、その一因が垣間見える台詞である。この言葉を聞いて主の出番が少ないことへの怒りを察したフレキ・ゲリは、動揺しつつも黙って彼女に付いて行くことを誓い合うのだった。
……が、このルートではヤンロンが主役に昇格してしまうのでやっぱりテュッティの影が薄くなってしまう。

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

「ちょっと! 人の事を死亡フラグみたいに言わないでくれる!?」
IIIの中断メッセージより。久々の公式死亡フラグネタ、しかもボイス付き。…ただし今回の対象は災厄を乗り越えた。

αシリーズ

「あなたの気持ち、私には良くわかるけど…」
「いつまでもその感情に囚われているのは良くないわ…」
α外伝でキエルが実はの女王であるディアナ・ソレルだと露見した際、ディアナに友好的な他の面々の態度に憤り、自分の両親を殺したディアナ・カウンターの頂点であるディアナへの復讐心を密かに抱いたソシエの心中を察してかけた言葉。上記の通りソシエと似通った境遇であった故のクロスオーバー。

余談

テュッティ役の井上喜久子氏もテュッティ同様にグラマラスなプロポーションらしく、実際にイベントで水着になる機会があった時に男性の視線を釘付けにしただけではなく、日高のり子氏が「一緒にいて自分がみじめに感じた」と言わせる程だったらしい。