「セレイン・メネス」の版間の差分

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'''セレイン・メネス'''は『[[スーパーロボット大戦64]]』のリアル系女[[主人公]]。
 
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搭乗機は[[スヴァンヒルド]]、[[ラーズグリーズ]]。
 
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元来は上述の通り帝国へのレジスタンス行為のみが自身の生きる意味となっており、それ以外のことを気にかける余裕を持っていなかったが、[[マーチウィンド]]隊で多くの仲間と触れ合う中で少しずつ余裕を取り戻していく。また、戦いの中で出会ったレジスタンスの少女・[[レラ]]の生き急ぐ姿にかつての自分を重ね、気遣う一面も見せるようになる。しかし、レラについてはどう足掻いても救うことは出来ず、ルートと選択によっては悲しい結末を迎えることになる。
 
元来は上述の通り帝国へのレジスタンス行為のみが自身の生きる意味となっており、それ以外のことを気にかける余裕を持っていなかったが、[[マーチウィンド]]隊で多くの仲間と触れ合う中で少しずつ余裕を取り戻していく。また、戦いの中で出会ったレジスタンスの少女・[[レラ]]の生き急ぐ姿にかつての自分を重ね、気遣う一面も見せるようになる。しかし、レラについてはどう足掻いても救うことは出来ず、ルートと選択によっては悲しい結末を迎えることになる。
  
彼女自身が最初から戦士としてある程度成長しているということと、ライバルのリッシュのノリもあって、アークほど不幸には感じないが、おそらくスパロボシリーズではじめて作中に精神安定剤を投与された主人公だったり、過去に体に風穴を開けられていたり、戦う必要がなくなることを恐れたりと、割とヘビーな主人公である(これは後述のショート・ショートではなく本編中に語られる)。
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彼女自身が最初から戦士としてある程度成長しているということと、ライバルのリッシュのノリもあって、アークほど不幸には感じないが、おそらくスパロボシリーズではじめて作中に精神安定剤を投与された主人公だったり、過去に体に風穴を開けられていたり、戦う必要がなくなることを恐れたりと、割とヘビーな主人公である(これは後述のショート・ショートではなく本編中に語られる)。
  
 
彼女でプレイするとツンデレっぽい雰囲気を感じるかもしれないが、作中に置いては最後までデレることはなく、リッシュの愛情補正も最後まで一方通行である。
 
彼女でプレイするとツンデレっぽい雰囲気を感じるかもしれないが、作中に置いては最後までデレることはなく、リッシュの愛情補正も最後まで一方通行である。
 
シナリオライターの鏡俊也氏本人と思われるショート・ショートがネット上に存在しており、そちらのほうで本編開始前、終了後の彼女の話を垣間見られる……が、終了後の方はともかく開始前の話は彼女の境遇を更にどん底にたたき落とす悲惨なものである。ただし、その内容の小説はあくまで裏設定(と思われる)の扱いである上、その作品自体が公式ではない二次創作物という可能性が高いと思われる。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:彼女が主人公のデータをリンクすることにより登場。精神コマンドが[[マナミ・ハミル|マナミ]]と入れ替わったかのような構成となっているのが特徴。
 
:彼女が主人公のデータをリンクすることにより登場。精神コマンドが[[マナミ・ハミル|マナミ]]と入れ替わったかのような構成となっているのが特徴。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
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:リアル系女主人公。リアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。セレインはゲリラゆえなのかかく乱を覚えるが、忘れてしまったほうがいい。
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:初登場作品。リアル系女主人公。リアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。セレインはゲリラゆえなのかかく乱を覚えるが、忘れてしまったほうがいい。
  
 
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『64』のリアル系主人公において、富野由悠季作品を意識していると言われる[[アークライト・ブルー]]に対して、セレインのキャラクターやシナリオは高橋良輔作品を意識していると言われている。しかし実際には高橋作品らしさを匂わせる要素は[[スヴァンヒルド|乗機]]のデザインぐらいであり、台詞回しなどに濃厚な富野作品テイストを見せていたアークと比較すると高橋作品テイストは薄い。
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*『64』のリアル系主人公において、富野由悠季作品を意識していると言われる[[アークライト・ブルー]]に対して、セレインのキャラクターやシナリオは高橋良輔作品を意識していると言われている。しかし、実際には高橋作品らしさを匂わせる要素は[[スヴァンヒルド|乗機]]のデザインぐらいであり、台詞回しなどに濃厚な富野作品テイストを見せていたアークと比較すると高橋作品テイストは薄い。
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*シナリオライターの鏡俊也氏本人と思われるショート・ショートがネット上に存在しており、そちらのほうで本編開始前、終了後の彼女の話を垣間見られるが、終了後の方はともかく開始前の話は彼女の境遇を更にどん底にたたき落とす悲惨なものである。
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**ただし、その内容の小説はあくまで裏設定(と思われる)の扱いである上、その作品自体が公式ではない二次創作物という可能性が高いと思われる。
  
 
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2022年1月1日 (土) 22:01時点における版

セレイン・メネス
外国語表記 Selain Meneth
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 河野さち子
SRWでの分類 パイロット
主人公
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 17歳
髪色
所属 ゲリラ→地球解放戦線機構→マーチウィンド
テンプレートを表示

セレイン・メネスは『スーパーロボット大戦64』のリアル系女主人公

概要

搭乗機はスヴァンヒルドラーズグリーズ

戦災で家族を失い、レジスタンスとなって帝国と戦い続ける少女。その戦闘能力、判断力から周辺のゲリラ達にも名を知られた存在だった。気丈な性格だが年齢に似合わないクールさ、シビアさを持ち合わせる。

元来は上述の通り帝国へのレジスタンス行為のみが自身の生きる意味となっており、それ以外のことを気にかける余裕を持っていなかったが、マーチウィンド隊で多くの仲間と触れ合う中で少しずつ余裕を取り戻していく。また、戦いの中で出会ったレジスタンスの少女・レラの生き急ぐ姿にかつての自分を重ね、気遣う一面も見せるようになる。しかし、レラについてはどう足掻いても救うことは出来ず、ルートと選択によっては悲しい結末を迎えることになる。

彼女自身が最初から戦士としてある程度成長しているということと、ライバルのリッシュのノリもあって、アークほど不幸には感じないが、おそらくスパロボシリーズではじめて作中に精神安定剤を投与された主人公だったり、過去に体に風穴を開けられていたり、戦う必要がなくなることを恐れたりと、割とヘビーな主人公である(これは後述のショート・ショートではなく本編中に語られる)。

彼女でプレイするとツンデレっぽい雰囲気を感じるかもしれないが、作中に置いては最後までデレることはなく、リッシュの愛情補正も最後まで一方通行である。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦リンクバトラー
彼女が主人公のデータをリンクすることにより登場。精神コマンドがマナミと入れ替わったかのような構成となっているのが特徴。
スーパーロボット大戦64
初登場作品。リアル系女主人公。リアル系三名は集中・ひらめき・加速・熱血・魂という隙のない精神コマンドを持ち、残り一枠が個別となっている。セレインはゲリラゆえなのかかく乱を覚えるが、忘れてしまったほうがいい。

パイロットステータス

能力値

リアル系主人公らしく射撃回避命中が高い。

精神コマンド

リンクバトラー
ひらめき気合熱血幸運必中
64
ひらめき加速熱血集中かく乱

特殊技能

64
ニュータイプL7、切り払いL6

パイロットBGM

「I'm Space Woman」
セレインの専用BGM。直訳すると「私は空虚な女」。

人間関係

リッシュ・グリスウェル
セレインに惚れこんでやたらとアプローチしてくる。セレインは特に気にせずあしらうだけなのだが、二人のやりとりは回を重ねるごとにノリが夫婦漫才に近くなってくる。ルートによって多少経緯は変わるが結局彼女で説得するとスペシャルズを抜けて味方になる。レラの死に取り乱すセレインを引っ叩いて正気に戻すなど、精神的に未熟な部分を抱えるセレインを支える。
ただし、システム上の恋愛補正が一方通行となっているため、本当に恋愛方面では相手にされていないモノと思われる。
レラ
カンザスで拾ったゲリラの少女。自分より年下のレラが生き急ぐ姿に、セレインは自分を重ねてしまう。
ハミルトン
ゲリラで共に戦っていた戦士。第1話のイベント戦闘ですぐに戦死してしまう。

版権作品との人間関係

クワトロ・バジーナ
上官。何かとセレインの世話を焼くことになる。シャアとなった後は戦闘前の会話イベントもある。
レイン・ミカムラ
中盤でレラの死に動揺してヤケになっていたところを彼女に平手打ちを受けて叱咤される(ただし、リッシュを仲間にした場合は彼がレインの代わりにセレインを叱咤する)。

導入(64のOPで流れる個別のテロップ)

A.C.195年。地球……
1人の少女がいる。
地球連邦軍の軍人であった父の死をきっかけに、反帝国運動に身を投じ、過酷な3年間を生きてきた少女だ。
その年齢に似合わぬ強い意思の力と、高い戦闘能力によって、彼女はいつしか、その地域の中核のゲリラ戦士として、認知されていった。
次々と消えていく仲間たち。いつ終わるともしれぬ戦い。生と死の入り交じった戦場を駆け続ける日々の中で、彼女は生きる意味を見失っていく。
そして、その日…

彼女のこれからの運命を決定づける出来事が、待ち受けていた……

名台詞

「ぐうぅぅっ、これまでか……いや、まだだ!」
「火はいれたままのはず…よし!!」
「さぁ来い、まだ私は死んでいないぞっ! 1機でも多く道連れにしてやる!」
第1話「硝煙の中で」より。帝国軍の襲撃で仲間をほとんど失い、自身が乗っていたザクも大破して追い詰められた際、そばに置いてあったスヴァンヒルドに乗り換えて反撃を開始した。
「ああいう連中は自滅させたほうがよいと思いますが」
第6話「華麗なるル・カイン」より。グラドスの支配を受けている地域のレジスタンスの説得を失敗した後、ブライトに対して言った発言。
エイジ達の協力を拒むばかりか、説得にも耳を貸さずに単独でル・カインを討とうと考えたレジスタンスに辟易していたが、クワトロに却下されてしまう。
「ああ……私もそう思う」
第19話「オペレーション・デイブレイク」冒頭にて完全平和を弱者のたわごと、女の考えそうなことと吐き捨てた五飛に対して、他の女性陣と共に詰め寄る。あまり女性らしさを見せないセレインも女性として、彼の発言にカチンときたようである。
「ヤヌス……化け物ども……絶対に許さんぞ。スヴァンヒルド、出る!」
「貴様は……貴様だけは私が殺す! 絶対に逃さん!!」
OZルートにてレラが自分をかばい、重傷を負った直後の出激時の台詞。冷静なセレインが、怒りにまかせて戦いに赴く珍しいシーン。
「何をいっている。まだまだ戦いが続くといったのは、お前じゃないか。終わるまで一緒に戦って、それから……それから……」
「宇宙にいくんじゃなかったのか!? 星の海を見るんじゃなかったのか!?」
「なら、死ぬな! 私を……私を……置いていかないでくれ!」
「レラ……頼む……」
セレイン編・OZルートでのレラの死亡イベント。このイベントの前には、珍しく饒舌に自分の過去を語るセレインを、レラが心配するという見事な死亡フラグが……(立てたのはセレインであるが)。
セレイン「は?大尉、私はパイロットです」
クワトロ「しかしな、自分の言葉には責任を持つべきだとは思わんか?」
セレイン「……はい」
独立軍ルート「その名はエピオン」より。説得したリッシュが部隊にやってきたあと、彼の保護観察の管理を任されたときのセレインの台詞。生真面目なセレインにしては珍しくそこはかとなくマヌケっぽい雰囲気が漂う。ちなみにOZルートでも選択次第ではクワトロにリッシュの監視を任せられて嫌がるセレインがみられる。
「あの娘は……私なんだ!」
「あれは私の昔の姿だ。目に映るもの全てを憎悪して、たいした力もないのに銃を取り、そして……いつか自分が戦いの中で死んでいくと、それでもかまわないと……本気でそう思っていた頃の私なんだ!」
「その瞳に未来は映ることなく」より。(爆発まで時間が無かったとはいえ)自爆寸前の基地に閉じ込められたレラを救出しに単独出撃することを制止したブライトに対して。
「あいつには、私とは違う道を選ばせてやりたかった…。もっと他にも、生きる道はあるのだと教えてやりたかった。私と同じようにはなってほしくなかったんだ…」
「あいつはこんなところで死んじゃいけなかった。あいつを殺したのは私だ。私がレラを殺したんだ!」
上の場面でレラが死亡した後にレラを助けられなかった自分を責めていたところをレイン又はリッシュに平手打ちで叱咤される。
「あまり楽観する気にはなれないな。…でも、少しは信じてもいい気もするよ。あれほど不可能だと、生還できないと思ったことが幾度もあったのに、私はこうして生きている。それ以上に信じられないことなど、ありはしないからな」
(なあ…レラ。本当に生き残るべきだったのは、私などではなく…お前だったんだぞ。だけど…死に急ぎはしないよ。お前が生きろと言っているのが、聞こえるから…)
エンディングより。戦いが終わった後も暗い雰囲気が漂う64の世界観を考えると、希望が見える台詞ともいえる。

搭乗機体

スヴァンヒルド
ラーズグリーズ

余談

  • 『64』のリアル系主人公において、富野由悠季作品を意識していると言われるアークライト・ブルーに対して、セレインのキャラクターやシナリオは高橋良輔作品を意識していると言われている。しかし、実際には高橋作品らしさを匂わせる要素は乗機のデザインぐらいであり、台詞回しなどに濃厚な富野作品テイストを見せていたアークと比較すると高橋作品テイストは薄い。
  • シナリオライターの鏡俊也氏本人と思われるショート・ショートがネット上に存在しており、そちらのほうで本編開始前、終了後の彼女の話を垣間見られるが、終了後の方はともかく開始前の話は彼女の境遇を更にどん底にたたき落とす悲惨なものである。
    • ただし、その内容の小説はあくまで裏設定(と思われる)の扱いである上、その作品自体が公式ではない二次創作物という可能性が高いと思われる。