木下藤八郎

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木下藤八郎(Tohatiro Kinoshita)

竹尾ゼネラルカンパニー」勤務の会社員で、営業職を担当。
お調子者のスチャラカ社員だが、根は生真面目な熱血漢。社内のムードメーカー的存在でもある。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初の音声付きでシャトルサブパイロット要員として戦闘にも参加するが、他の社員と同じく顔グラのバリエーションは無い。
シェリル・ノームの熱狂的ファンという役どころだが、彼女の人気に陰りが見え始めるとランカ・リーに乗り換えるという、或る意味リアルなファン心理を担当した。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
同作発売の2ヶ月前になる2012年2月に担当声優の正司トキオ氏が亡くなっており、結果的にライブラリ出演となった。
結局「推しは変えるモノではなくて増やすモノ」という結論に至ったらしく、ランカとシェリル両方のファンとして周囲からも認められているようだ。バジュラ本星での決戦では、まさかの号令を上げたりもする。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
相変わらず優秀な脱力使い。本作ではSPは最大値の半分で開始する仕様になったため、低消費で使用できることは大きな利点。会話でも目立っている。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初登場作品。地上編にて大空魔竜戦隊に同行。初登場の際、軽い挨拶から地球防衛軍極東支部と長期契約を成功させる。
スーパーロボット大戦GCXO
社員の中で唯一音声なし。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第2次Z
脱力不屈てかげんかく乱
「てかげん」以外はいずれも強力かつ重要なコマンド。特に破格のSP消費30で使用可能な「脱力」は、終盤の強敵との戦いの際に猛威を振るう。

人間関係

竹尾ワッ太
会社社長
柿小路梅麻呂
専務。
厚井鉄男
常務兼メカニック。
砂原郁絵
経理主任。

他作品との人間関係

スーパー系

破嵐万丈
第2次Z破界篇EDでは何と彼を部下に据え、営業活動を行なう。
ニア・テッペリン
第2次Z破界篇ではダイグレンの食堂内で尋問中の彼女に自己紹介したり、「くろがね屋」の宴会で背中を流すよう頼み込んだりと、何かと粉を掛けていた。

リアル系

シェリル・ノーム
第2次Z破界篇では彼女の熱狂的なファン。木下曰く「彼女のファンクラブに即日入会した」との事で、会員番号二桁をゲットしたのが自慢。
ランカ・リー
第2次Z破界篇の後半では彼女にもなびいた事で、その節操の無さを周囲から呆れられていた。
早乙女アルト
第2次Z破界篇ではシェリルに会いたい一心で、彼女と親しいアルトに何かと媚を売る。
オズマ・リー
第2次Z破界篇ではランカに会いたい一心で彼にも「お兄様」と擦り寄るが、当然の如く一喝される。

名台詞

「パーッとやりましょう、パーッと!」
木下の軽さを象徴する口癖。

スパロボシリーズの名台詞

木下の調子の良さは、スパロボでも健在。

Zシリーズ

「そうですぞ、クロウさん! 千里の道も一歩から。節約、倹約あるのみです!」
第2次Z破界篇序盤で、借金返済という茨の道を歩む事に愚痴を漏らすクロウへ送った激励
「赤木さん…あなた達の事は忘れません。後の事は我々竹尾ゼネラルカンパニーに任せて下さい」
城田の命令に逆らった事で、ダイ・ガードパイロット解任の危機に晒された赤木へ送った餞別の言葉だが、当人からは「縁起でもない」と拒絶される。
「いや~専属契約って素敵ですなあ! 実働が無くても、料金が発生しますから!」
バトルキャンプでの待機中、暇な一時を満喫するあまり口にした発言だが、あまりのスチャラカぶりに谷川からドン引きされていた。
「わ、私は営業中に公園で昼寝するような事は滅多にしませんよ!」
破界篇でいぶきが発した「ダメな大人」という言葉に過敏に反応しての一言。
「すごい! 常務が口から光線を吐いて、巨大化していく…ような雰囲気!」
破界篇にてニア料理を食べた厚井鉄男の反応に対しての台詞。元ネタはアニメ版『ミスター味っ子』での味皇のリアクション(声優ネタ)。
「ア、アルト君…何か飲みますか? 私、おごりますよ!」
破界篇でアルトに発した露骨な媚。
「それも過去の話です。最近の彼女…体調がイマイチらしくライブも不完全燃焼ですしね」
「時代はランカ・リーエイーダ・ロッサの二大アイドル時代に突入しています」
破界篇後半でランカのファンクラブにも入会済みであると自慢した際、周囲からシェリル派だった事を突っ込まれるも、上述の台詞で彼女に見切りをつけた事を語る。しかし…。
「ふ、二股と言う訳ではありませんよ! あまりにもシェリル様もランカちゃんも魅力的で選べないだけですって!」
破界篇後半でランカに乗り換えておきながら、再度シェリルになびこうとする無節操さをワッ太勝平から突っ込まれての反論。
「いいなぁ…21世紀警備保障さんはボーナスが出るんですか」
ガイオウとの最終決戦を制した後、ボーナスに執着する赤木の発言を受け羨んだ一言。零細企業の悲哀が滲み出ている。
「はい…。パーッと行き過ぎたかも知れません」
第2次Z 再世篇第12話にてテロリストを装った連邦軍撃退後の台詞。さすがの木下も連邦軍に喧嘩を売ってしまったのには気が引けてしまったようだ。
「だったら、無理せずに正太郎君に頼んで答えを見せてもらいましょう」
再世篇中盤で、ワッ太が宿題に難儀しているものと思い込んで口にした提案。破界篇で「ダメな大人」扱いされたのも無理からぬ発言である。
「皆さん! シェリル様とランカちゃんのためにもパーッと行きましょう、パーッと!」
再世篇終盤でのバジュラ本星での決戦での台詞。
「ああ!常務が光輝き、巨大化しながら味を語っている!…ような雰囲気!」

単独作品

「えー、私、営業の木下ともうします。このさい、パーッと私どもと長期契約など、いかがでございましょうか」
における第一声。専務に注意されるも、大文字博士も丁度依頼しようと思っていたため、長期契約を結ぶことに。

搭乗機体・関連機体

トライダー・シャトル
竹尾ゼネラルカンパニーが所有するシャトル。木下は攻撃を担当。