ズワァース
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ズワァース | |
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外国語表記 | Zwarth |
別表記 | ズワース |
登場作品 | 聖戦士ダンバイン |
デザイン | 出渕裕 |
分類 | |
生産形態 | 量産機 |
全高 |
7.9メット (約7.9 m) |
重量 |
7.6ルフトン (約7.6 t) |
動力 | オーラコンバーター |
エネルギー | オーラ力 |
最高速度 |
380リル (約1,540 km/h) |
巡航速度 |
300リル (約1,200 km/h) |
装甲材質 | 強獣の装甲 |
オーラ係数 | 1.2 |
必要オーラ力 | 10オーラ |
限界オーラ力 | 16オーラ |
開発者 | ショット・ウェポン |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット |
黒騎士 ミュージィ・ポー |
概要
アの国で開発されたオーラバトラー。人型オーラマシンの最終形態ともいえる機体。
レプラカーンの発展型で、重装甲かつ随所に火器を装備した重武装オーラバトラーでありながら、大型のオーラコンバーターにより、ビルバインとも互角以上の高速戦闘が可能な抜群の運動性を誇る。火器の配置はレプラカーンに類似しており、種類こそ減っているものの個々の砲身の数は逆に増大しているので、総火力は全く引けを取らない。
性能的には作中でも間違いなく最強のオーラバトラーだが、生産性が悪く高コストで、本格的な量産には至らなかった。また限界オーラ力が低めであり、ライネック等よりも低くビアレス等と同程度なのが欠点。同時に人型オーラマシンの限界を示した機体でもあったためにこれ以上の性能向上は望めず、以降、ショット・ウェポンは非人型オーラマシンの開発にコンセプトを切り替えていった。
黒騎士が乗った黒い機体、ミュージィ・ポーの白い機体、一般兵のピンクの機体が存在する。
劇中での様相
試作機に黒騎士が搭乗し、ショウ・ザマのビルバインと互角の勝負をしていた。
その後地上へと戦いの場を移しての戦闘ではビルバインに撃墜される。同型機に再び乗り込んでビルバインと対峙したが、敗退。黒騎士機は以後の戦闘では見かけなくなった。
登場作品と操縦者
SRWでは大半の作品で黒騎士が乗った黒いズワァースが登場する。また黒騎士ではなくバーン・バニングスの状態で搭乗することも多い。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初参戦作品。名前は「ズワース」表記。シュウの章ではバーンが仲間になった際に入手する。仲間になった時は通常のズワァースだが、直後のインターミッションでオーラキャノンが搭載されたズワァース改に改造される。人材不足のシュウの章ではオーラバトラーというだけで即戦力。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 本作から「ズワァース」と表記されるようになった。後半で有名パイロットの多くが乗る。
- スーパーロボット大戦F
- 地上に出てきてすぐバーンの機体がショウのダンバインと一騎打ちになる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 黒騎士ではなくアレン・ブレディ、フェイ・チェンカの乗機として登場。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 敵オーラバトラーの中では最強格。黒騎士以外にも一般兵が搭乗するが機体色は黒で統一。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 終盤に登場。高性能ではあるが、あまり相対はしない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第3部のみに登場。出番は少ないが、新規グラフィックになった。ネームドパイロットは乗らないものの、HPや装甲は雑魚オーラバトラーの中では上位。攻撃力も高いので、最大射程3という弱点を突いて早めに倒してしまおう。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 一般兵の機体も登場。自軍ユニットとしてはミュージィが落とすコンテナから拾える。初期値は高いのだが改造限界値が低く将来性はあまりない。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 同作ではバーンがガラン軍に属しているため、本機はAEUから「ガラン軍のエースキラー」として警戒されている。
- フラグが立てば隠しユニットとしてバーンと共に本機も入手可能(敵対時の左右反転ではなく、盾が左手になるよう書き換えられている)。ビルバインを防御寄りにしたような性能で、豊富な防御機能を備えた堅牢な機体であり、ビルバインとの合体攻撃もある。ビルバインに比べ全体的に武器の射程が長く、改造効率もいいため使いやすい。また、戦闘向けの高性能の隠しユニットでありながら、隠しユニットの中では比較的早い段階で加入するのも利点。
- 地味な問題としてフレイボムの適応が宇宙Bである。そう威力のある武器ではないのだが、ズワァースの最長射程武器であるため、使う機会は決して少なくない。宇宙適応ボーナスを持つデスティニー等なら射程が大体噛み合うので、組ませてみるのも悪くはない。
- スーパーロボット大戦BX
- ドレイク軍の戦力として黒騎士の黒、ミュージィの白、ゼット並びに一般兵用のピンクが登場する。
- 無条件で加入するリムルが黒騎士機を持ってくる(しかも黒騎士自ら指し向けている)ため、機体のみなら自動で手に入る(グラフィックは『UX』同様。なおリムルはその後ボチューンへ乗り換えるので空席になる)。ダンバインより高性能なので、合体攻撃を捨てる形でマーベル・フローズンを乗せても十分に役立つ。実は隠し要素でバーンを仲間にしてしまえばショウ搭乗のビルバインと合体攻撃が出来る。が、バーンが居る=ズワウスがある=ズワウスの入手条件であるサーバインも入手しているという意味であり、この二機の単機でも十二分な性能を取るか、全適応Sである合体攻撃での一撃の重さを取るかはプレイヤー次第だろう。
- また、『UX』に続いてフレイボムが宇宙B。しかも今度は似たような性能で宇宙Aのミサイルを持っているライネックも入手可能なので微妙に立つ瀬がない。宇宙適応ボーナス持ちで武装傾向が近しい機体も少ない(バルキリーだと遠距離で水が空く)ので、思い切って忘れて近距離型の機体と組むのも手(「狙撃」持ちも何人かいる)。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- バーンが地上に初登場した際に搭乗している。その後は一般兵が搭乗するが機体色は黒で統一。ミュージィ機のみ白。
- ミュージィ機は運動性が少し低いことを除き黒いズワァースと素のステータスは同じ。実際に登場するときは黒より改造段階が高いので、運動性が黒と同じで他は少し高くなっている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年3月のイベント「生命を守る剣」の報酬ユニット。R・SR・SSRシューター。
- 2018年3月のイベント「復讐が覆う宇宙」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
関連作品
- バトルロボット烈伝
- バーン機のみが登場。黒騎士の姿は1度目の戦闘時限定。中盤まではウルロフ将軍の指揮下で何度か戦うが、彼の死後出番があるのは月面での最終決戦時のみ。
- リアルロボット戦線
- バーン機・ミュージィ機が出演。前者の名称表記は「ズワース 黒」。ポセイダル・シロッコルートでのみ、スポット参戦の味方として操作できる。
- 後者の名称表記は「ズワース 白」。黒い機体とは違い、操作できる機会のない完全な敵機。
装備・機能
武装・必殺武器
武器
- オーラバルカン
- 頭部に内蔵した機関砲。
- 連装フレイボム
- 左右のオーラ・コンバーター部に内蔵したナパーム・ランチャー。
- 任天堂携帯機シリーズではズワァースの最長射程武器なのだが、宇宙B。
- オーラキャノン
- 股間に2門内蔵した大砲。股間の突起部の側面に付いている球状のパーツから生えている。
- オーラソード
- 曲刀状の形をした実体剣。
- 盾
- 左腕に装備した武装を内蔵した盾。オーラソードの鞘の役割も持つ。
- 3連装オーラショット
- 盾に内蔵した射撃武器。
- ワイヤークロー
- 盾に内蔵した射出式のワイヤー付き鉤爪。
必殺攻撃
- オーラ斬り
- オーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。
- ハイパーオーラ斬り
- 強大なオーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。
合体攻撃
- ツインオーラアタック
- 『UX』で実装されたビルバインとの合体攻撃。対の位置から全く同じタイミングで攻撃を仕掛けるなど、極めて息のあったコンビネーションを見せる。攻撃時の掛け合いも必見。パターンに関しても、バーンがビルバイン搭乗時やマーベルが相方の時などはそれぞれ別に掛け合いが用意されているという、本作の合体攻撃の中でも驚異の凝り様を誇る。
- 『BX』ではビルバインにショウを、ズワァースに隠し要素を満たす事で仲間になるバーンを乗せた組み合わせでしか使用できなくなった。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- S
機体ボーナス
- UX・BX
-
- 初期段階:CRT補正+10 装甲値+100
- 第二段階:CRT補正+15 装甲値+125 EN+50
- 第三段階:CRT補正+20 装甲値+150 EN+75
- 最終段階:CRT補正+30 装甲値+200 EN+100 スペック低下無効
- 堅牢な機体性能に見合って防御面やENが伸びるボーナス。回避が伸びないのはネックだが、そこはビルバインのような運動性が伸びるユニットと組ませるといい。
- BX。キャンペーンマップ「悪の華」
-
- 格闘武器+100、照準値+5、運動性+5、移動力+1
- ミュージィ機。
機体BGM
- 「ダンバインとぶ」
スパロボシリーズの名場面
- 殺される『怨念』
- 『UX』第31話「Final Count」にて、ショウとの最後の一騎打ちを仕掛けるバーン。そこには怨念など関係なく、一人の騎士としての姿があった。そして、一騎打ちは…またしても、ショウには一歩及ばなかった。
- 「フ、フフ…またしても…敗れたか…だが、悔いはない…誰でもない…自らが選んだ道なのだから…」しかし、バーンの言葉はどこか晴れやかであった。前の宇宙からの『怨念』はこの一騎打ちで完全に殺されたのだ。従容として死を受け入れようとするバーン。それを遮ったのは、ショウと、この宇宙で自分の主君となったガランであった。「心のままに自分の戦場を目指すがいい」―そう主君に諭され、バーンは感謝の言葉と共に「生きる」と言う新たな道を選び、バーンとズワァースはアルティメット・クロスの新たな力となった。
- これまで様々な世界で『死』が待っていた彼の運命。その運命が好敵手と主君をはじめとする多くの可能性の集結により、変わった瞬間であった。
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