ヒュッケバイン009

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RTX-009 ヒュッケバイン009(Huckebein 009)

3機が製造されたヒュッケバインのうち、動力炉にブラックホールエンジンではなく通常型のエンジンを搭載してロールアウトしたヒュッケバイン。

正式な機体の名称はブラックホールエンジン搭載機(RTX-008L/R)と同じ「ヒュッケバイン」であるが、形式番号のみ「RTX-009」と異なる。そのため、RTX-008L/Rと区別するためにヒュッケバイン009と呼称されるのが通例。

機体色はRTX-008L/Rのような濃紺系ではなく、緑色のカラーリングとなっている。余談だが、第4次のヒュッケバインのカラー選択に009と同じ配色のものがある。

αシリーズ

ヒュッケバイン3機のうち、核融合エンジン搭載機としてロールアウトした機体。

その後発生したヒュッケバイン008Rの起動実験失敗事故により、008Lと共に廃棄処分となるところを連邦軍極東支部のSRX計画に引き取られ、PTXチームによってデータ収集機として運用された。

OGシリーズ

ヒュッケバイン3機のうち、当初の計画通りプラズマ・ジェネレーター搭載機としてロールアウトした機体。ブラックホール・エンジン搭載機と区別するために、形式番号が「RTX-009」に変更されている。本機の運用データはSRX計画において、R-1開発に用いられている。

連邦軍極東支部のPTXチームによって運用され、DC戦争勃発後はかつてのパイロットであるイルムガルト・カザハラの搭乗機としてハガネに配備される。インスペクター事件修羅の乱では運用されなかったが、封印戦争においてこの機体は数奇な運命を辿る事になる。

ゲームでの展開は上記の通りだが、アニメ作品においては『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』にてデータ収集機としての役割を終えてエクスバインに改造されてヒュッケバインMk-IIIの代替機として運用されている。

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
設定のみ。ロボット大図鑑ヒュッケバインEXの項目にて、触れられている。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
同上。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
『α ORIGINAL STORY』と同様に、リュウセイ編でイルムの搭乗機として配備される。キョウスケ編ではルート合流時に、リョウトが搭乗している。
固定武装はショボいが、機体性能自体は充分。豊富なWゲージで換装武器を色々と装備すれば活躍が見込めるので、弄り甲斐のある機体と言える。隠し換装武器のグラビトン・ランチャーを装備すれば、ヒュッケバインMk-IIにも劣らぬ火力を発揮。
なお『ディバイン・ウォーズ』には、ヒュッケバイン問題の影響で登場しなかった。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
『OG1』シナリオに登場。扱われ方はGBA版と同じ。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
009としての姿は設定のみ。OGシリーズにおけるヒュッケバインEXであるエクスバインに改造されて登場した。

単独作品

スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY
本編初登場。イルムの搭乗機として登場する。後の『OG1』と異なりグルンガストが登場しないため、イルムはこの機体でアイドネウス島の戦闘に参加する。イルムが登場しなくなった後は同様に登場しない。

装備・機能

武装・必殺武器

固定武器

バルカン砲
60ミリバルカン砲。他の機体と同様に頭部に内蔵されていると思われるが、ヒュッケバインの頭部には発射口が描かれていないため詳細は不明。

換装武器

ロシュセイバー
刀身を重力波で形成する非実体剣。『無限のフロンティア』にも同名の武器が登場し、詳細が説明されてる。換装武器。
ブーステッド・ライフル
009をベースに開発されたR-1も装備しているレールガン。換装武器。
リープ・スラッシャー
空間跳躍ブーメラン。扇型のパーツを空中に射出して円盤を形成し射出する。ただしPS2版OGシリーズでは跳躍する描写がカットされている。換装武器。

特殊能力

分身

移動タイプ

宇宙
周囲に海が多い連邦軍極東支部で運用されていたため、同支部の量産型ゲシュペンストMk-IIと同様に、水中戦にも対応が可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

Wゲージ+50
『OG1』から『OGs』に移植されたことにより設定された。

対決・名場面

関連機体

ヒュッケバインシリーズ
ヒュッケバイン
エクスバイン
改造後。
アッシュ
エグゼクスバイン
R-1