聖インサラウム王国
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聖インサラウム王国(St.Insaraumu Kingdom)
『第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)』に登場する組織。
物語の開始時点で既に「次元獣」と「ガイオウ」によって滅ぼされており、現在では存在しない。
本来は別の「多元世界」を統一した絶対君主制国家として君臨。次元科学によってなっていた先史文明の遺産をもとに発展した国で、「聖王」なる絶対者によって支配されていた。また、「次元力」の研究に優れており、その研究中にガイオウと次元獣を召還したことで、この多元世界とインサラウム王国は滅亡。兵士たちや騎士たちは一部を除いてガイオウによりヴァイオレイションされ、次元獣と化してしまった。
だが、ここには知られざる事実があった。ガイオウの侵攻に際し、進退窮まったインサラウムは、当時科学長官だったアンブローンの提言で、禁忌とされていた次元科学を解放。ZONEを地脈に沿って建造し、抽出される次元力を兵器に転用しようとしていた。しかし、未熟な次元科学ではZONEを制御しきれず、結果としてZONEは暴走。大陸を消滅させ、全ての物質から次元力を抽出。結果、インサラウムは死の世界と化してしまった。
その後、残った5億の民は、次元の狭間に築いた間に合わせのコロニーで暮らし、第一皇子ユーサーを頂点とする上層部は「第2次Z」の世界へ侵攻。民たちに新たな大地を与えるために戦争を始めた。
関連人物
- ユーサー・インサラウム
- 第一皇子にて現統治者。弱気な性格だが、ある出来事をきっかけに奮起する。乗機は聖王機ジ・インサー。
- シュバル・レプテール
- アークセイバーのナンバー3を名乗る男性。乗機は「エメラルダン」。
- マルグリット・ピステール
- アークセイバーのナンバー7を名乗る女性。乗機は「パールネイル」。
- ジェラウド・ガルス・バンテール
- アークセイバーのナンバー1を名乗る男性で、「ナイトオブナイツ」の称号を持つ。乗機はディアムド。
- ウェイン・リブテール
- アークセイバーのナンバー4を名乗る男性。乗機はサフィアーダ。
- アンブローン・ジウス
- 女性宰相。次元科学を一手に扱う。
- マリリン・キャット
- 客将。
名前のみの人物
- シェーヌ・ピステール
- マルグリットの弟にして、準騎士。乗機はジェイドルーン。次元獣ライノダモンMDにされた。
- 聖王キング・インサラウム72世
- インサラウム王国の王。ガイオウとの戦いで戦死。
- ジェイミー・ランテール
- アークセイバーのナンバー6。次元獣にされた。
- マシュー・レステール
- アークセイバーのナンバー14。次元獣にされた。
- ナンバー17
- ユーサーによって存在が語られるのみ。名前すら登場しない。
- レイビット
- ガイオウが出現した次元震を観測した人物。レイビット卿と呼ばれてたのでアークセイバーと思われる。
- グレイン・フィードル
- アークセイバーの一員。アンブローンとマリリンによって粛清される。
- アーロニー・レノイン
- アークセイバーの一員。アンブローンとマリリンによって粛清される。
その他
- ケビン・マクラーレン
- アークセイバー団員を自称する男性。再世篇のとあるシナリオでZEXISの捕虜となり、釈放と引き換えに彼らに情報をもたらす。ZEXISにもある程度理解を示しており、一見「敵ながら話せる男」といった感じだが、その正体は…?
関連する用語
- アークセイバー
- インサラウムの精鋭騎士団。
- 新帝国インペリウム
- アークセイバーの2人が尖兵として使われている。
- 次元獣
- 正体はインサラウム王国の兵士とその兵器。インサラウムは次元科学により兵器として転用している。
- ZONE
- インサラウムが開発した次元力を引き出す装置。
話題まとめ
- Zのカイメラがあまりにもぶっ飛びすぎた為、彼らと比較して大分おとなしい性格になった。その分、アイム・ライアードがイロモノになった気がしないでもないが…。
- 「国が滅びたので新天地を目指す」、「目的を達成する為なら、いかなる手段を取る」、「次元の狭間に生き残った民衆がいる」という点が「宇宙戦士バルディオス」のアルデバロン軍と共通している事から、彼らがモチーフになったと思われる。
資料リンク
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