実写
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実写とは、実在する人物や風景を主として撮影された映像を指す言葉。しばしばアニメーションの対義語として用いられる。
概要
本来は「実際の景色や状況を表現すること」を指す言葉であり、文章や絵による表現も広い意味での実写だった。
アニメや小説などを実写に起こした作品は「実写化」「実写版」などと呼ばれる。
スパロボに登場する実写作品
- 宇宙刑事ギャバン/ガンヘッド/恐竜戦隊ジュウレンジャー/海賊戦隊ゴーカイジャー/機界戦隊ゼンカイジャー/牙狼〈GARO〉
- 実写作品はかつてスパロボ参戦が難しいとされていたが、アニメのキャラクターと並んでも違和感のないように人物のイラストが描き下ろされ参戦が実現した。
- いずれも出演俳優本人の顔は描かれないようにされており、寺田貴信氏も『ジュウレンジャー』について「変身前は実写だから出せない」と明言している[1]。逆に言えば、何らかの形で顔を隠せばクリアできないこともないのか、その例として『ガンヘッド』のブルックリンは常時サングラスをかけたグラフィックで登場している。
実写に関連する作品
- ゲッターロボG
- 第25話にて、神隼人と車弁慶のコイントスによる賭けの際に実写が挿入されている。
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- コン・バトラーVの代名詞である超電磁ヨーヨーは葵豹馬が見ていたテレビのヨーヨーチャンピオンの技を参考に開発されたが、このテレビの映像は実写が使用された。
- 超電磁マシーン ボルテスV
- フィリピンでは国民的アニメとして支持されおり、2023年に全80話の実写ドラマが放送された。
- 機動戦士ガンダム
- パソコンとプレイステーションで発売された実写ゲームが良くも悪くも非常に有名。
- 超時空要塞マクロス
- TV版のエンディングで実写映像が使用されている。
- マクロスダイナマイト7
- エンディングが実写映像+アニメーションとなっており、様々な場所で歌うバサラが描かれている。
- 獣神ライガー
- 新日本プロレスとのタイアップにより同名の覆面プロレスラーがデビュー。獣神サンダーライガー登場後はレスラー側もリングネームと衣装が変更され、原作アニメの終了後も選手として活動した。
- 機動警察パトレイバー the Movie
- 本作を監督した押井守氏による実写作品が後に作られた。世界観も本作や『2』と地続きという設定。
- エヴァンゲリオンシリーズ
- 登場人物の内面、あるいは登場人物のいる世界とは別の世界の表現として実写が多用された。
- サクラ大戦
- 担当声優本人が演じる『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版が存在し、シリーズに多大な影響を与えた。『歌謡ショウ』の映像を使用したスピンオフゲームも発売されている。また、横山智佐氏演じる真宮寺さくらと藤岡弘、氏演じるせがた三四郎が出演する『2』の実写CMが当時話題となり、『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』においてもこのCMが再現された。
- アイドルマスターシリーズ
- 担当声優によるライブがコンテンツの柱の1つとなっている。また、劇中劇の1つである『無尽合体キサラギ』は実写とCGを使用した特撮作品という設定。
- ゴジラ対エヴァンゲリオン
- 特撮実写映画「ゴジラシリーズ」と「エヴァンゲリオンシリーズ」のコラボレーション企画。ただし、本企画においては実写作品は作られていない。
- 『X-Ω』においては、本企画名義で『ゴジラ×メカゴジラ』の登場人物である家城茜が出演。その際は上述したブルックリン同様にヘルメットのシールドで顔を隠している。
- ポプテピピック
- OP映像を始めとして、アニメーションと実写が混在した構成が特徴となっている。
- 『X-Ω』においては、大張正己氏が「G-BARI」として実写画像で出演。
- SSSS.GRIDMAN
- 特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原典に据えている。最終回では新条アカネが本来いるべき世界が実写で描かれた。
- ULTRAMAN
- 『GRIDMAN』同様、特撮ドラマ『ウルトラマン』を原典としている。また、アクションシーンはアクターを起用したモーションキャプチャーによって構成されているため、写実的なものになっている。
関連用語
脚注
- ↑ 『スパロボ』×『恐竜戦隊ジュウレンジャー』参戦秘話をキーマンが語る!【『スパクロ』インタビュー】、ファミ通App(2017年4月25日)、2024年4月13日閲覧。