コロス
コロス | |
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登場作品 | 無敵鋼人ダイターン3 |
声優 |
信沢三恵子 松井菜桜子(SRW代役) |
デザイン | 小国一和 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(メガノイド) |
性別 | 女 |
所属 | メガノイド |
役職 | 側近 |
メガボーグ形態 | メガボーグ・コロス(オリジナル) |
コロスは『無敵鋼人ダイターン3』の登場人物。
概要
全人類のメガノイド化を目論み、ダイターン3を駆る破嵐万丈と幾度も対立する事になる。
人物
機械的に無機質な美貌と赤い長髪が特徴。自らメガボーグ化することはないが、片手でビューティーを軽々振り回す怪力(本人曰く、片手で人間の頭蓋骨を握り潰せる)や至近距離からのマシンガンの連射を避けるほどのスピードを持ち、簾型のレーザー・エッジを自在に操って戦う等、メガノイドだけあって戦闘力は高い。
基本的に冷淡な性格の持ち主で、極端なまでに合理的な完璧主義者。人類全体を「卑劣で残酷な動物」と見下し、メガノイドによって管理され導かなければ何の役にも立てないと信じて疑わない。また、コマンダー達と異なって感情に流されて暴走する様な描写は見られず、最初に万丈と対決した際は、彼からも「コマンダーと違う存在」として強く警戒されている。
ドンを愛しているが、その愛情は何処か盲目的であるとも言え、まるで「ドン・ザウサーの全てに疑念を抱かず肯定する」と言うプログラムに従って行動しているかの様は、万丈からも「ドンを愛する事しか考えられないメガノイドになっている」と指摘されてしまっている。ドンの意思を感じ取れる唯一の人物とされているが、それが本当にドンの意思なのかコロスの独断なのかは実の所不明。また、自分の意に少しでも沿う事の出来ない部下に対しても容赦無く処分を検討しようとする等、ドン以外の他者に対しての思いやりに欠けているエゴイスティックな面も目立つ為、彼女に疑問や叛意、嫉妬の感情を隠さないコマンダーも少なくない。メガノイド全体を見ても、指導力が行き渡っているとは言い難く、メガノイドの在り方に疑問を抱いてしまったコマンダーには必ず裏切られているが、これに関してもメガノイド達だけに問題があるとは言えず、ドン・ザウサー以外の者に対して冷淡過ぎるコロス自身の態度や行動にも少なからず問題がある。プロフェッサー・ミナモトが生み出してしまった、実質的な失敗作も同然という、感情の無いロボット同然のコマンダー・スペシャル1号(SRW未登場)を「理想的なメガノイド」とし量産化を望んでいた点からも、内心ではコマンダーやソルジャー達に対しても「自分以外のメガノイド達に感情や意思などは不要で自分に黙って従っていれば良い」としか見なしていなかった節があったと言える。
万丈とは互いに因縁の間柄であるのだが、何故か彼に対してはドンとは異なる方向性での執着心を見せており、同胞であるはずのメガノイド達を容赦無く討ち取っていく万丈を憎むどころかメガノイド側へと引き入れようとしている。が、万丈の抱いている彼の父・破嵐創造やメガノイド達への憎しみ、そして仲間達との絆の強さに関しては何一つ理解を示さず、ただ一方的に自分の価値観や主張を押し付けるだけであったので、彼からは「人間を超えた存在と称するメガノイドの傲慢さを象徴した存在」と見なされ、最後の最後まで拒絶される形で終わっている。
劇中の様相
物語の序盤よりドン・ザウサーと共に登場し、「全人類のメガノイド化」と言う計画を達成させる為の指示をコマンダー達に行う。だが、コマンダー達の実行した作戦は万丈や彼の駆るダイターン3によって悉く失敗に終わるばかりか、一部のコマンダー達には自身どころかメガノイドそのものへの反感を抱かれて離反されてしまったり、メガノイド開発の第一人者であったミナモトにも脱走までされてしまう等、メガノイド化計画は思うように進まない一方となる。
20話では業を煮やした結果、自ら陣頭指揮を執る形で蜘蛛型巨大メカであるデス・スパイダーを利用した万丈捕獲作戦に乗り出す。宇宙に存在する人工衛星を破壊し、内通者に占拠させていた宇宙基地を介して万丈達が宇宙にまで来るよう仕向け、自らが待ち受ける拠点の存在する異次元空間内へと引き込み、そこで万丈と初対面する事になる(万丈も「ドン・ザウサーに仕える存在」としてコロスの存在を噂等で知っていた)。ダイターンから降りる事を拒否した万丈に対し、ビューティフル・タチバナを使って三条レイカを射殺させようと脅しをかけ、更には「既に彼女達をソルジャーに改造した」と揺さぶりまでかけようとするも、服装の違いから二人がソルジャーの化けた偽者である事実を見抜いていた万丈は一蹴。更に本物のビューティとレイカの二人が現れて万丈のアシストを行い、一瞬の隙を突く形で捕らえたビューティを盾にしようとするも、抵抗を諦めないばかりか自分を見捨てるよう言い放つ彼女の芯の強さに衝撃を受け、更にはビューティの想いに応えようと彼女ごと自身を容赦無く討とうとした万丈の気迫に恐れをなした結果、逃走する。
その後も、デス・スパイダーを撃破した万丈が捕らえたレイカの存在を意に介する事無くダイターンで攻撃を仕掛けて来た際は、レイカ自身が「私がいるからこそ攻撃に励みが出るもの。今私が死ぬ事は、コロス、あなたを倒せる事ですからね」とまで言い放ち死を覚悟していた事で、彼女を人質にする事自体が自らの危険に繋がると判断。レイカをカプセルに入れて放棄し撤退している。その後、ギャリソン時田はコロスが本気でビューティやレイカを殺そうとしていた訳では無く万丈達に会う事自体が目的だったのではないかと推測し、万丈自身も助け出されたレイカからコロスが「寂しそうなメガノイドだった」と評していた事を語っており、何処か哀しげな様子を見せていた。
最終話では火星に巨大なブースターを付けて地球に激突させようとするが、火星での最終決戦にて万丈との直接対決で重傷を負い敗北。自らの必死の思念を感じ取ったドン・ザウサーを一時的に覚醒させる事に成功したが、殆どコロスへの情念だけで暴走しているに等しいだけで終わり、最後はドン・ザウサーがダイターン3に倒されるのを目の当たりにし、絶望と共にその機能を停止させ、火星移動作戦も阻止された。
登場作品と役柄
作品によっては、原作で見せなかったメガボーグ形態をとる事もある。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。DC軍を復活させて実権を掌握し、バーム軍を引き入れてゲストの支援を受ける等暗躍、古参のあしゅら男爵などは、彼女が気に入らないらしく不平を述べていた。火星での決戦時にはゲストの指揮官用メカのライグ=ゲイオスに乗って登場。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回は究極戦車ニーベルゲンやブッターギルンに乗って登場。メガノイドの宇宙進出のための力としてビムラーやオルファンを狙う。強力なレアパーツを落とす事が多い。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 原作最終回と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』がクロスオーバーし、アクシズを奪い地球にぶつける作戦を敢行(本作のシャアは逆襲しない)。本人も最終ステージ手前で強化されたアイアイに乗って出てくる。正直それほど怖い相手ではない。最後はアクシズのブースターも破壊され、地球の危機は去る。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 第1部からザ・ブーム軍などと手を組み暗躍を重ね、第3部にて火星でプレイヤー部隊と戦う。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声初収録。声は代役の松井菜桜子氏。
- 何度か登場するが制限HPが非常に高い為、撤退させずに撃破するのは非常に困難。シナリオ的には『ナデシコ』の参戦により、地球侵攻時の戦略に活かすべくボソンジャンプ技術の掌握を狙う、という展開が追加された。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 原作通り火星移動作戦に着手。最初はアイアイに搭乗し、撃墜するとメガボーグ形態になる。かなり能力が高く、アイアイの時ですらリアルロボットなら一撃で落としてくる。さらに問題なのはこれでドン・ザウサーの前座にすぎないということである。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- ドン・ザウサーの大幅強化にともない、彼女もパワーアップ。余力を十分残しておかないとドンにはまず勝てないが、彼女も高レベルのHPと底力を有しており消耗戦は避けられない。ただしEN切れを誘発すれば射程1の攻撃しか使えなくなるという点では、ドンよりは楽といえる。
- スーパーロボット大戦R
- 最初は『A』と同じくアイアイに乗る。決着シナリオである「銀河に消えた男」で撃墜するとメガボーグ形態で復活するのも『A』と同じ。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 第20話「アマテラス攻防戦」の冒頭デモで万丈の見た夢に登場。既に破壊されたと思われていたが後に生存が判明。ドンの最期の夢を叶えるためウォルフガングに接触する。
- 全ての準備を終えると万丈に夢を託し、爆発する惑星フェルディナに残りドンの後を追う。コロスの死後、万丈からドンの夢が西暦世界の戦乱の黒幕を倒す事であったことが明かされる。そのため、今回はNPCで敵対しない。
- 今作では西暦世界→宇宙世紀世界→新正暦世界と全ての平行世界に移動しているが、どうやって移動しているのかは明かされない。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 本作ではメガボーグ形態ではなく、等身大の生身ユニットとして登場。
- 敵専用ユニットを経て、2020年11月のイベント「病める時も健やかなる時も」からはプレイアブルユニットとして実装。SRおよび大器型SSRシューター。
装備・機能
武装・必殺武器
- 精神波ビーム
- 『X-Ω』での通常攻撃。
- レーザー・エッジ
- 両手で作り出した光の帯を敵に向けて放つ。
- 『X-Ω』での必殺スキル。
移動タイプ
サイズ
- SS
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- 底力L8、援護攻撃L2、援護防御L3、連携攻撃、指揮官L4、気力+(ダメージ)
- IMPACT
- 援護攻撃L4、援護防御L4、カウンターL9
- A(PORTABLE)
- 底力L8
- R
- 底力L8、援護攻撃L1、指揮L2
小隊長能力
- 自軍フェイズでの攻撃力+20%
- 『第2次α』で採用。
サポートアビリティ
- ドン・ザウサーへの愛
- SR。セットしたシューターの攻撃力、命中率アップ。
人間関係
- ドン・ザウサー
- 主君ではあるが、人知れず「あなた」と愛しげに接する。コロスの行動原理の全て。
- 破嵐万丈
- 宿敵。当初は「火星から逃げ出した弱虫坊や」としか見なしていなかった様だが、同時に互いに相容れない者同士である事を自覚しているのと同時に、その存在について奇妙な拘りをも抱いている。
- ビューティフル・タチバナ
- 20話で捕らえた際、彼女が決して屈しようとせず命乞いも見せない芯の強さを見せたばかりか、万丈に自分を見捨てるよう言い放った事にかなりの衝撃を受けていた。
- 三条レイカ
- 20話で捕らえた際、万丈が巻き添えも厭わない形で攻撃を仕掛けてくる非情さに対し、自身を倒す事が出来るなら本望とまで言い切った彼女の意志の強さに恐れをなしたのか、カプセルに入れる形で解放している。
- ギャリソン時田
- 20話での一件の終わった後、目的が万丈達を殺すのではなく彼等自身に会う事だったのではないかと推測している。
他作品との人間関係
スーパー系
- リヒテル
- 『第4次』では彼に接触してバーム軍をDCに引き入れる。
- イルボラ・サロ
- 『IMPACT』ではガンドール隊殲滅の為にテレポートマシンを欲する彼の願いを了承するが、ジョウに対する私怨で計画を推し進めている事も見透かしていた模様。
- ハザード・パシャ
- 『IMPACT』では彼によって復活を遂げる。当初から彼の野心を見抜いており、メガノイドの戦力が整うまで協力体制を取っていたが、ロンド・ベル隊討伐に本腰を入れる気配の無い彼を最終的には見限った。
- パスダー
- 『第2次α』でルートによってはαナンバーズに敗北した彼と接触し、ゾンダーの力を手に入れる。
- ウォルフガング
- 『V』では搭乗機回収の為に火星を訪れた彼に接触。その技術力を見込んで、ドン・ザウサーが「世界の裏に潜む巨悪」打倒の為に用意していた「遺産」を、万丈を通して託した。
リアル系
- ミスマル・ユリカ
- 『A』で占拠した火星の極冠遺跡での総力戦で、搭乗していたアイアイを撃破されメカボーグ化した際に披露したスタイルの良さから、自らのボディに自信があった筈の彼女に(コロス本人は無自覚ながら)敗北感を覚えさせた。
- ハルカ・ミナト
- 同じく『A』でメカボーグ化したコロスを目の当たりにした際、同じくナデシコのクルーの中では一番スタイルが良い彼女からスリーサイズを聞かれていた。
バンプレストオリジナル
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 『第4次』では彼と会見して技術提供を受ける事になるが、ゼゼーナンの振る舞いを腹黒いと評した。
名台詞
- 「ば、万丈……なぜドンの心を分かってくれないのですか!?」
- 最終回より。万丈に捕らえられた際に咄嗟に発した問い。しかし、万丈から返ってきたのは父とメガノイドへの憎しみの言葉だった。
- 「人類が宇宙に飛び立つ時代には、ドンのお考えは正しいのです!」
- 万丈の返答を受けての言葉。万丈の返答も踏まえると、ドン・ザウサー=破嵐創造という事を暗示しているとも取れる。
- 「あの人を愛することが…私の命なのですから…」
- 万丈から「ドンを愛することしか考えられないメガノイドになっている」と指摘されての言葉。
- 「ド、ドン……あ、あなた……助けて……!」
- 万丈に銃を突き付けられながら、愛するドンへ助けを求める。コロスの危機に、ついにドン・ザウサーが目覚める。
スパロボシリーズの名台詞
- 「貴方との関係はこれまで、と言いました。人間とはいえ、役に立つかと思っておりましたが…」
「メガノイドは人類の上に立つもの。人間の中でも無能な者とは関わりを持ちません」 - 『IMPACT』第3部銀河決戦篇シーン3C「ムーン」編開始時のシナリオデモより。ロンド・ベル殲滅に動く気配の無いハザードとの関係を打ち切り、彼を「無能」と蔑む。この台詞に、直前までメガノイドを復活させた恩義を強調していたハザードも本性を現し、激昂するが…。
- 「我らメガノイドの目的はひとつ。全人類のメガノイド化だということはご存じでしょう? ハザード=パシャ。以後は私腹を肥やすなり、地球に逃げるなり好きにしなさい」
「もっともすぐに地球もドンの支配のもとになるでしょうが…。では、ごきげんよう」 - 同上。ハザードの怒りを意に介さず、彼との通信を終える。
- 「…私はお芝居が下手なようですね…しかし万丈、あなたたちが私の罠にかかった事に変わりはないのですよ。せめて安らかに死になさい」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦編第15話「命持たぬ者たち」より。自ら囮となり、イミテーションのメガノイド基地にロンド・ベル隊を誘い込もうと画策するも、万丈にあっさりと看破された事で漏らした自嘲。
- 「ベンメルの持つコレクションの中でも、ひときわ高い攻撃力を持つロボットです。…人間が生んだ、呪われた兵器…核。我々の戦いにふさわしい余興と思いますが?」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第28話「マーズ・アタック」より。火星基地での最終決戦にて出現させたガンダム試作2号機を指して嘯く。「余興」扱いでGP-02を持ち出したコロスの戯れ事は、コウの怒りを招く事に。
- 「私達は、そのオルファンを使い、銀河を旅するのを望むだけです…」
万丈「…つまり、オルファンさえ手に入れれば、人類メガノイド化はあきらめるという事か…?」
「その通りです。その後、地球をどうするかについては残った人類に任せます」
万丈「………」
「どうです、αナンバーズ。地球に残る者と地球を去る者…、悪い取り引きではないと思いますが…」 - 『第2次α』第55話「機界仕掛けの世界-前編-」より。人類メガノイド化の中止をチラつかせてオルファンの明け渡しを要求した時の会話。
- 地球の侵略を諦める事を仄めかしているように思えるが、実は「オルファンを地球脱出の方舟に仕立て上げると同時にその乗船の条件として人々をメガノイドの道へと誘い込む」という策略に過ぎず、それらの真意を万丈に見抜かれてしまう。
- 「…万丈…。仮にお前の言う通りだとしてそれは私の罪なのでしょうか?」
「この星はもう終わりです。…人類は様々な災厄を自ら作り上げ、愚かの行為を繰り返します…私はその永遠に続く苦しみの環から逃れる術を与えるだけです…オルファンで地球を去る事、そして人間を捨てる事…その判断を人間に任せるだけなのです」
「破嵐万丈…。私の提案した取引を拒むのは…人間が自らメガノイドへの道を選ぶところを見たくないからではないのですか?」
「今度は私が問う番です。…認めなさい、破嵐万丈。その人間の弱さを克服するために破嵐創造が造ったメガノイド…我らメガノイドこそが未来に生きる人類なのです」
「さあ…認めなさい、破嵐万丈!」
「認めなさい、万丈。あなたは人間を信じられないからオルファンを渡したくないと…!」 - 同上。オルファンの明け渡しを拒否した万丈に対する反論。
- 結局万丈からは主張を全否定されたのだが、次作で人類は皮肉にもコロスの言葉通りに愚かの行為を繰り返し、様々な災厄を自ら作り上げる事となる…。
- 「そうです。だから私は…あの方の夢をあなたに託したいのです」
「私は、あなた達の…人間の戦いをずっと見てきました」
「人間は愚かで醜い…」
「だが、人間には誰かを愛する心がある…。それが奇跡を生む事を私は知りました」
「ドン・ザウサーの夢…。万丈…それをあなたに…」
「もう私にやるべき事は残ってはいません。ドン・ザウサーの思い出を胸にこの星と運命を共にします」
「万丈…。あなたとダイターン3が、あの方の夢を照らす暁の太陽となるのを願いながら…」 - 『V』第44話「チドリカナメの罪」にて、万丈と再会した時の台詞。
- ドン・ザウサーをこの手で倒した事を告げた万丈に全てを託していた。
搭乗機体
- アイアイ
- 最終回で搭乗する戦闘機。
スパロボでの搭乗機体
- ライグ=ゲイオス
- 『第4次』。
- 究極戦車ニーベルゲン
- 『第2次α』。
- ブッターギルン
- 『第2次α』。
余談
- 原作に「コロスは殺せない」というサブタイトルもある為に間違われ易いが、彼女の名前の由来は古代ギリシャ劇の合唱隊「コロス」(綴りはkoros。英語のchorus、いわゆるコーラスの語源)であって「殺す」ではない。
- 『無敵鋼人ダイターン3』では主人公をはじめとする味方サイドのキャラクターデザインを塩山紀生氏が、敵であるメガノイド側を小国一和(湖川友謙氏のPN)氏が、それぞれ分担して手掛けるという特異なシステムを採っている。
- 後の『伝説巨神イデオン』に於けるバッフ・クラン女性陣の雛形とも言うべき容姿を具えるコロスだが、デザイン段階で小国氏が眉毛を描き忘れるという痛恨のミスを犯してしまったにも関わらず、そのまま決定稿として採用されてしまったという有名な逸話も残している。
- 基本的にキャラクターへ愛着を抱く事の無い富野監督が、例外的に感情移入して(し過ぎて)演出を施した、極めて稀な存在でもある。