ウィーゾル改
2013年6月10日 (月) 23:52時点におけるMuguRianjie (トーク | 投稿記録)による版
ウィーゾル改(Wizoll Custom)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 分類:妖装機
- 全高:29.1 m
- 重量:62.2 t
- 開発:サフィーネ・グレイス
- 操者:サフィーネ・グレイス
- メカニックデザイン:藤井大誠
サフィーネが自分の趣味を全開にして、ウィーゾルを改造した機体である。右肩に「改」と書かれている。ウィーゾルに存在したギミックは本機にも引き継がれており、「掌中の眼」は両肩に移動。後頭部の「ローズカッター」は左腕と一体化している。
デザインは改修前の原形をほとんどとどめておらず、裸の女性に化け物がまとわりついたような凄いもの。ペルフェクティオの駆った生体兵器ファートゥムを、「結構素敵じゃない」と評したサフィーネのセンスが随所でふんだんに発揮されている(メカニックデザインを担当した御方はどちらも藤井大誠氏である。いうなれば、楽屋ネタの一種か)。
まあ、ある程度抑えてこそはいるが、戦闘映像の視覚表現にパイロットの裸体を挿入することもある近年のスパロバを知る若いプレイヤーに与える衝撃は、若干弱いかもしれない。なお、ラ・ギアスの言語で改良型を意味する「レイ」ではなく日本語の「改」なのは、サフィーネが日本人の血を引くシュウに合わせたためである。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- シュウの取り巻きとしてイベントでマップ上にいることがあるが、戦闘することになるのは最終話のみである。場合によってはエンディングまで全く戦闘することがなかったりする。最終話に一定ターン数以内に到達した場合、シュウのグランゾンやモニカのノルス・レイとともに仲間に加わる。が、もはや最終話の強力な敵相手にあまり活躍は見込めない。逆に最終話に一定ターン以上経過して到達した場合、シュウとともにゼゼーナンを追い詰めており、ゼゼーナンと戦う場合はそのままシュウとともに撤退し、シュウと戦う場合、敵として対峙することになる。フル改造で気力MAXではあるものの、他がヴァルシオンやネオ・グランゾンなためかなり倒しやすく感じられる。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 音声が付いた。今回は追加されたプレシアをカロッゾから救出するシナリオでスポット参戦する。この時は機体はフル改造されているが武器は無改造。そして最終面で加入すると、機体も無改造に戻っている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 後半のストーリーでシュウとともにNPCとして出てきたのち次のマップから味方ユニットとして使える。最初からフル改造でパイロットのサフィーネが2回行動も可能な状態で入手できるものの、宇宙適応Bであり、同時期に加入するシュウのグランゾンのほうが非常に強く、すでに強力なニュータイプパイロットや強力な必殺技を撃てるスーパーロボットが育成されている時期なのでレギュラーとしては少し見劣りしてしまう。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 使用する武装のグラフィックが新たに作り込まれている。
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第1章はストーリー上ウィーゾルであるはずだが、容量などの都合で改が登場する。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 元作品に合わせたのか、SFC版『LOE』と同様第一章の段階からこの状態で登場している。PSP移植版では、方針変更に伴い第二章から登場する。イベントカットの内容も修正されているため、「モニカに手を伸ばしたときのウィーゾル改」のCGと、「モニカに手を伸ばしたときのウィーゾル」のCGを見比べてみるのも楽しいだろう。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 本作限定版のIでは、第一章では本機の代わりにウィ―ゾルが登場するようになった。本編ではアンティラス隊とシュウ一行の関係に応じて敵にも味方にもなる。ヤンロンルートではシュウ一行の中では一足早く自軍入りする。気力制限なし、移動後攻撃可能で有射程のダークネスボンテージが味方の時には頼りになり、敵の時には厄介。ただ、一部ルートだけに限定された自軍参入が災いしたのかランクアップ武器はなし。武装欄の兵器も3個のみと開発費抑制の対象にされてしまっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- ローズカッター
- 刃状にしなる左腕を使用した攻撃。
- ドライシュトラール / ノインシュトラール
- 光学兵器。『α外伝』以降、視覚表現を両肩の眼球部分から2条の光線を発射する描写で固定している。
- ノインシュトラール:「ドライシュトラール」のランクアップ。黒色の破壊光線を両肩の『眼』から放射する。『ROE』では使用不可。
必殺技
- エレメンタルフュージョン
- 「各種元素を融合させて新たな力を生み出す」魔術兵器。四つの赤い光弾を撃ち込んで目標を破壊する。『α外伝』で「コスモノヴァ」の視覚表現の流用を止めて映像描写を一新。内容は、五芒星魔方陣から召喚した光の竜に襲わせるというもの。
- LOE:DSリメイクから魔装機神本編でも専用の視覚表現が用意された。反転した六芒星魔方陣から4色(赤・青・黄・緑)の光線を放射する。魔方陣の六角には各種元素の象徴が配置されているが、反転しているため元素の並びはサイバスターのものと異なっている(月・水・風・太陽・大地・炎の順)。ここまで凝っておきながら、続編の『ROE』では使用不可という…。
- アストラルバスター
- 五つの炎を相手の上空に飛ばして形成した五芒星魔方陣から魔術攻撃を行う。サフィーネ曰く、「アカシックバスター」と同じ原理で敵機を攻撃しているとのこと。
- LOE:展開する魔方陣が邪神系のものに変更された。
- ROE:使用不可。
- ダークネスボンテージ
- LOE第二章でヤンロンの修行に影響されて編み出した新技。女性の型をしたエネルギー体を放出して攻撃。DSリメイクでは黒い布のような物で相手を包み込み、「ローズカッター」で突き刺しえぐるというペルゼイン・リヒカイトのマブイエグリを思わせる演出となっている。なお技名の「ボンテージ」だが、特殊な性癖において相手を拘束する行為、又はその際に使用される衣服を意味する単語は「bondage」であり、日本語の発音では通常「ボンデージ」となる。
特殊能力
- 剣装備
- 斬り返しを発動。
- HP回復(中)
- 魔装機神シリーズのみ。
- MG回復(中)
- 魔装機神シリーズのみ。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- HP+3000、移動力+2、装甲+200、HP回復+30%
- 魔装機神シリーズのボーナス。「ROE」では若干仕様が異なり、「HP+2000、移動力+2、装甲+200」となっている。HP回復(大)が消えてしまったが、元々高い自己修復能力(HP回復20%)を備えているため痛手にはならない。
機体BGM
- 「終わりなき戦い」
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