「ゼブリーズ・フルシュワ」の版間の差分
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2014年4月21日 (月) 16:42時点における版
ゼブリーズ・フルシュワ(Zebris Furszeuwa)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:大林隆介(旧名、大林隆之介、F・F完結編)、チョー(第2次OG)
- 種族:異星人
- 性別:男
- 年齢:20歳代
- 所属:ゲスト
- 役職:ゲスト混成部隊機動第3軍攻撃隊長
- 主な搭乗機:ライグ・ゲイオス→オーグバリュー
通称は「ゼブ」。ロフ・セティと共にゲスト部隊の指揮を執る「三将軍」の一人。
先代の指揮官の戦死に伴い、司令官代理から正式に司令官に昇進した人物。戦闘司令官としての能力は高く、仕事と公務をしっかりと分けている。ところが細面の顔に、飄々とした外見。性格は「C調(『調子のいい』を意味する俗語)」で、楽天家。戦闘に敗れても全く気にしない。言葉使いも妙で言葉を伸ばす口調で喋り、旧友のメキボスを「メキちゃん」と呼ぶ。ノリのいい地球側の楽天家キャラと意気投合しそうだが、彼の搭乗するライグ・ゲイオス、オーグバリューはいずれも隙の無い性能の為、三将軍では最強とも言われる。
その独特の性格や口調は大林隆介氏の代表キャラクターである『パトレイバーシリーズ』の後藤隊長こと特車二課の「後藤喜一」を彷彿とさせる。というか、実際ゼブのモデルは彼である。
そんな彼だが、根は義理堅く律儀。戦いは好きでないが、第4次ではロフの敵討ちのため率先して出陣したりと仲間想いでもある。また、命令系統の逸脱を許さないものの上司であるゼゼーナンの醜態には嫌気がさしていたようで、第4次最終話で彼とセティを倒さずに放置しておくと、ゼゼーナンのHPが半分以下になった際に撤退する。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- ゲイオス・グルード、ライグ・ゲイオスに乗り、三将軍の中では最も多くロンド・ベルと戦うことになる。最終面では倒さないままゼゼーナンに一定のダメージを与えると、彼を見限って撤退する。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 基本的には第4次と同じだが、マップ「アクシズに散る」と最終面のイベントが変更されており、条件次第では撤退させることもできる。
- スーパーロボット大戦F
- 今回から声が入り、専用機オーグバリューも用意された。精神コマンドに脱力があるのは当然か。洒落にならないほど強敵だが、セリフ回しのおかげか「憤怒」や「絶望」すら通り過ぎてしまう。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 「ポセイダルルート」だと敵として登場するが「DCルート」ではゼゼーナンを見限りロンド・ベルに協力することもある。ただし、同ルートでメキボスを殺す選択をした場合、ゲストとの全面戦争に発展するバッドエンドになってしまう。また、ゲストとの決戦シナリオで他の2将軍どちらかを撃墜すると普段C調な彼が唯一本気を見せて真剣な口調になり、精神コマンドを使用して全力で戦いを挑んでくる。
戦闘デモではグレースと対決している。お互いの間の抜けた台詞回しは必見。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 第24話「地球を護る剣」でライグ・ゲイオスに搭乗し鋼龍戦隊と交戦。第56話「オペレーション・レコンキスタ」ではオーグバリューに搭乗。CVがチョー氏に変更され、同氏も当作品がスパロボ初参加となった。
- 声優変更により「後藤隊長じゃない…」と落胆する旧作からのファンもいるが、近年の状況でさすがに声までそのまんまなのはまずかったのだろうか。良くも悪くもチョー氏の演技は楽天家な彼らしさをしっかりと表現しており、本性を表すシーンも健在(味方を憎むことは無く、ロフを暗殺しようとしたゼゼーナンに対しては憎しみを顕わとする)。ゼゼーナンとの特殊戦闘台詞もあり、必聴である。
パイロットステータスの傾向
ゲスト三将軍であるロフ、セティともに高水準の能力値だが、彼の場合は搭乗機の強さもあってか実力を遺憾なく発揮している。
精神コマンド
ほぼ、旧シリーズおよびOGシリーズ兼用。脱力があるのもお約束。第2次OGのスポット参戦時は分岐の関係でいないエクセレンの穴を見事に埋めてくれる。同時期にサフィーネが正式参戦するが、低コストなこっちを優先して使っていくのがいいだろう。なお合流不可なのでツインはお飾り。
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 気力140以上で、自軍フェイズ開始時に「集中」が掛かる
- 極めて強力なエースボーナス。敵味方時ともに効果が発揮される。これで底力と見切りが発動するともう手が付けられない。
パイロットBGM
- 「VIOLENT BATTLE」
- ゾヴォーク陣営に共通するボスBGM。
- 「ジェノサイドマシーン」
- 第2次スーパーロボット大戦OGではこちら。元々は第4次の基地マップの敵ターンの曲。
人間関係
- グロフィス・ラクレイン
- 堅物で一見反りが合わなさそうだが、互いに実力を認め合い、称え合っている。
- ジュスティヌ・シャフラワース
- 同僚の女性。少々理屈っぽいものの、ノリのよい面も持ち合わせている為か、共に行動する事が多い。ロフとの関係の進展を影ながら応援している。
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 直接の上司。しかし彼の偏向した思想は目に余る物があったらしく、彼を見限る展開もある。OGシリーズでは彼に対してかつてない程ブチ切れる。
- メキボス・ボルクェーデ
- 旧友であり「メキちゃん」と呼ぶ。F完結編では彼の生死がゼブの態度と運命を分ける。
他作品との人間関係
- 後藤喜一
- その独特の性格や口調は彼をモデルとしている。
名台詞
- ゼブ「おんや、なーつかしや、メキちゃんじゃないの」
メキボス「その呼び方はよせ、ゼブリーズ=フルシュワ」
ゼブ「なーんだよ、昔みたいに、『ゼブちゃん』って呼んでくーれてもいーじゃないか」 - 第4次第37話「ゲストとインスペクター」で、メキボスと再会した時の台詞。
- メキボス「くわしい話は後にして、まずは、軍を引け、ゼブ。これは、枢密院からの命令だ」
ゼブ「枢密院かーら!? 直接か? ゼゼーナン卿には、そーの事を伝えたのか?」
メキボス「いや、それはまだだ」
ゼブ「なら、わーるいが軍はひーけないね。オーレの直接の上司は、ゼゼーナン卿だ」
「ゼゼーナン卿の命令以外は聞ーけんよ。まーずはゼゼーナン卿に、話を通すんだな」 - 自分の立場を説明するという律儀なゼブの性格が出ている。
- 「い~いってこ~とよぉ。俺とロフのな~かじゃな~いのぉ」
- 本心では友情を大事にしている事がこの会話で分かる。
- 「…ロフのカタキ討ちのつーもりだったが…このおっさんにゃあ、もうついていけねえぜ。おりゃ、おーりた」
- 第4次最終話「火星の決戦」で撤退する際の台詞。
- 「地球人てぇ奴はなんてモンを造りやがるんだ!」
- F完結編でEVA初号機がゼルエルを捕食する様を目の当たりにして。さしもの彼もこれにはショックを隠しきれず、喋り方が素に戻っている。
なお、ルートによってはセティが初号機の暴走に遭遇し、全軍を撤退させている。さらに第2次OGではメキボスがAI1を見て同様の台詞を発言。 - 「グ~ルンと回って、ガスッと変形する奴ね」
「さ~て、グルンガストをさく~っと倒すか」 - グルンガストシリーズとの特殊戦闘台詞。
- 「派出なメカだね。誰が作ったんだか」
「バリってるねぇ、色々」 - コンパチブルカイザーとの特殊戦闘台詞。メタ発言である。
- 「お~お、バリッと来~たねえ」
「おおっ!バリバリだ~ね、そのマシン」 - コンパチブルカイザーからの被弾台詞。確かにいわゆる「バリメカ」だが、地味に「大張」もかかっている。
実は戦闘機会の都合上、終盤の分岐の宇宙ルートの「オペレーション・レコンキスタ」でしか聞くことができない(しかもゼブとの戦闘が必須というわけではない)。 - 「ヒュッケバインって、消~えたはずじゃなかったか?」
「あれも問題が多いからね。消してやるよ」 - エクスバイン・アッシュ・エグゼクスバインとの特殊戦闘台詞…だが、ストーリー内でこれらの機体がゼブと戦う機会が無いため、実質没台詞。
- 「ヒュッケバインが、あ~の世で泣いてるよ」
「こ~っちが消えるわけにはいかないんだよね」 - こちらは被弾台詞。やはり没台詞だが、これらの台詞はあの事件の事を指しているのかもしれない…
- ゼブ「あんたに言えることか、それが?」
「色々と大義名分を並べちゃいるが、本心は地球の利権を独占することだろうが」
ロフ「そして、俺達を欺き、利用し、挙句の果てに切り捨てようとした」
ゼブ「今までは命令だから従ってきたが……もうあんたの言うことを聞く理由も義理もないね」 - 第2次OG第57話「激震の白い大地」にて。自分のエゴの為にロフを亡き者にしようとしたゼゼーナンに対し怒りを爆発させ、普段の言葉遣いをかなぐり捨てた姿はマイを驚かせた。
- 「ゼゼーナン……落とし前をつける」
「もう、あんたにはついてけないね」
「お互い覚悟を決める時が来たな」 - ゼゼーナンとの特殊戦闘台詞。F完結編以来久々の本気モードであり、普段よりも低く抑えた声音は必聴。
搭乗機体
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