「無敵ロボ トライダーG7」の版間の差分

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:Switch版は『GC』以来14年ぶりの任天堂製プラットフォーム参戦となる。今作で[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]の合体攻撃が実装された。主人公機[[ティラネード]]と支援機キャリアクスの連携運用思想は、[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]を参考にしている事が[[エイミス・アーネスト]]に明かされているほか、特務三課の目指すアットホームなチームワークの到達点が、竹尾ゼネラルカンパニーである事が[[ヒロスケ・アマサキ]]によって語られている。
 
:Switch版は『GC』以来14年ぶりの任天堂製プラットフォーム参戦となる。今作で[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]の合体攻撃が実装された。主人公機[[ティラネード]]と支援機キャリアクスの連携運用思想は、[[トライダーG7]]と[[トライダー・シャトル]]を参考にしている事が[[エイミス・アーネスト]]に明かされているほか、特務三課の目指すアットホームなチームワークの到達点が、竹尾ゼネラルカンパニーである事が[[ヒロスケ・アマサキ]]によって語られている。
:本作では[[勇者シリーズ]]作品である『[[勇者特急マイトガイン]]』『[[勇者王ガオガイガー]]』とのクロスオーバーが多い。
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:本作ではガバール帝国は全く登場せず、[[勇者シリーズ]]作品である『[[勇者特急マイトガイン]]』『[[勇者王ガオガイガー]]』とのクロスオーバーが多い。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===

2020年8月14日 (金) 10:52時点における版

無敵ロボ トライダーG7
監督 佐々木勝利
キャラクターデザイン 佐々門信芳
メカニックデザイン 大河原邦男
出渕裕
音楽 茅蔵人
制作 日本サンライズ
放送局 名古屋テレビ系
放送期間 1980年2月2日 -
1981年1月24日
話数 全50話
シリーズ 無敵シリーズ
初登場SRW 新スーパーロボット大戦
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無敵ロボ トライダーG7』は日本サンライズ制作のテレビアニメ作品。

概要

無敵シリーズの第三作目。リアル系ロボットの礎を築いた『機動戦士ガンダム』の後番組。『ガンダム』の低年齢層の人気が振るわなかったため、子供向け番組に原点回帰したコメディ作品。無敵シリーズ3作のうち、本作だけ富野由悠季氏が関わっていない。

デザインと世界観自体は、リアルロボットのガンダムと違ってスーパーロボットらしいが、「ロボットはいち民間会社の所有物で、発進の際は付近の住民に迷惑をかけないようにアナウンスする」「ミサイルは高価なので撃つ度に経費計上する」「敵の襲撃による物資の損害の影響で物価が高騰する」等、別ベクトルでのリアリティを追求していた。主人公が「小学生社長」として勤務する主役組織の竹尾ゼネラルカンパニーは正義の為ではなく、あくまで自分達の生活の為に戦っており、敵対勢力と主人公がお互いの正体を最後まで知らずに最終回を迎えた異質な作品でもある。

この「地域密着型ロボットアニメ」とでもいうべき作風は、後の『機動警察パトレイバー』や『地球防衛企業ダイ・ガード』にも通じている。主人公の小学生が町を守って戦うという作風は、後の『エルドランシリーズ』に受け継がれている(洒落がかったタイトルや遊具からロボットが現れる部分は『元気爆発ガンバルガー』に近い)。

「戦闘行為もマネージメントが必須である」という要素は、前番組のガンダムによる「人間同士の争い」という要素に負けず劣らずロボットアニメ全体に影響を与えている。

ストーリー

人類が宇宙にまで進出した未来。ごく普通の小学六年生であった竹尾ワッ太は、零細企業の社長だった父が交通事故で亡くなったことから、「竹尾ゼネラルカンパニー」の社長業を継ぐことになった。

竹尾ゼネラルカンパニーは、スーパーロボット・トライダーG7を使って土木作業からゴミ運搬、地球を襲う謎の怪ロボットの撃退などあらゆる業務をこなす「宇宙の何でも屋」。わずか5人の会社だが、力をあわせて会社の金庫を、いや、地球の平和を守るために彼らは戦い続ける。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

竹尾ゼネラルカンパニー

竹尾ワッ太
柿小路梅麻呂
砂原郁絵
木下藤八郎
厚井鉄男

竹尾家

竹尾加代
竹尾サチ子
竹尾しげる

その他地球人

足立長官
滝かおる
鈴木三重子
大門

ガバール帝国

オンドロン
ジルバ
ザクロン

帝国脱走者

梅本(ナバロン)

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

竹尾ゼネラルカンパニー

トライダーG7
トライダー・コスミック」、「トライダー・ビーグル」に変形する。
原作ではこの他にも4つの変形形態があるが、SRWには未登場。
トライダー・シャトル
『第2次Z』では「シャトル」名義で登場。

ガバール帝国

ズドール
クイーンアテナス

用語

ガバール帝国
本作の敵勢力で「ロボット帝国」とも。ガバール星に本拠地を置く。ガバール星にはヒューマ・ロボ(人間型ロボット)が住んでおり、巨大コンピューター・帝王ジグマによって支配されている。
新金属ガバールニウム
トライダーに使用されている地球上に存在しない特殊な金属。
竹尾ゼネラルカンパニー
物資の運搬から地球の防衛まで、様々な業務をこなす零細企業。先代の竹尾道太郎の死後は、息子のワッ太が後を継いで社長となった。株式会社なのか有限会社なのか、はたまたそれ以外の会社形態なのかは不明。
メカロボット
ガバール帝国が用いる戦闘用ロボット。

楽曲

オープニングテーマ
「トライダーG7のテーマ」
作詞:伊藤アキラ、作曲・編曲:茅蔵人、歌:たいらいさお
「わが社の金庫を守る為(いや)地球の幸せ守るため」など、思わず洩れた自分達の本音を建前でごまかすために時々使われる「いや」というフレーズが印象的な曲。
『新』『GC』『第2次Z』『第3次Z』『T』で採用。『T』限定版には原曲も収録。
エンディングテーマ
「俺は社長だ」
作詞:伊藤アキラ、作曲・編曲:茅蔵人、歌:たいらいさお

登場作と扱われ方

同じ企業を題材とした作品や小学生をパイロットにした作品とのクロスオーバーが多く見られている。反面、ガバール帝国との絡みが非常に薄い点が災いしたのか、ガバール帝国は出てこない事が多く、原作再現には恵まれていない。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
Zシリーズ初参加。『新』と同様でガバール帝国は登場しない。今作で遂にザンボット3トライダーG7ダイターン3作品間の垣根を越えた無敵シリーズ同士の合体攻撃が実装された。また新たに柿小路ら社員達が乗る移動用シャトルが味方ユニットとして登場。シナリオでは『地球防衛企業ダイ・ガード』との絡みが多い。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
無敵シリーズ同士の合体攻撃がさらに1つ増えた他、トライダーとザンボエースとの間で意外な繋がりが出来た。この他、後半ではシャトルも強化されてパワーアップする。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
『ザンボット』と『ダイターン』が不参戦の為、無敵シリーズ唯一の続投となった。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
『ザンボット』と『ダイターン』が『再世篇』から復帰の為、無敵シリーズ再集結となった。

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
Switch版は『GC』以来14年ぶりの任天堂製プラットフォーム参戦となる。今作でトライダーG7トライダー・シャトルの合体攻撃が実装された。主人公機ティラネードと支援機キャリアクスの連携運用思想は、トライダーG7トライダー・シャトルを参考にしている事がエイミス・アーネストに明かされているほか、特務三課の目指すアットホームなチームワークの到達点が、竹尾ゼネラルカンパニーである事がヒロスケ・アマサキによって語られている。
本作ではガバール帝国は全く登場せず、勇者シリーズ作品である『勇者特急マイトガイン』『勇者王ガオガイガー』とのクロスオーバーが多い。

単独作品

新スーパーロボット大戦
初参戦作品。発進デモが用意されている。竹尾ワッ太砂原郁絵の声は代役で、敵が出ない。ボイスにミスがあったりで没になったらしく、スペシャルディスクカラオケモードではガバール帝国の機体が登場している。
スーパーロボット大戦GCXO
8年振りの参戦。ワッ太と郁絵の声が原作通りになった。リメイク作の『XO』も含め、原作の敵であるガバール帝国が登場する唯一の作品。

商品情報

余談

  • 劇中劇かつ玩具として『ザンボット3』『ダイターン3』『ガンダム』がカメオ出演している。
  • 本作のOPテーマ曲は日本ハムファイターズのヒットファンファーレに使われている。