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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2018年7月16日 (月) 04:51時点における版
マジンエンペラーG | |
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外国語表記 | Mazin Emperor G |
登場作品 | ダイナミック企画オリジナル機体 |
デザイン | ダイナミック企画 |
分類 | マジンガー |
パイロット | 剣鉄也 |
概要
『スーパーロボット大戦V』で初登場した新たなマジンガー。マジンガーの系譜だが、マジンカイザーと同じくマジンガーの名詞ではなく上を行く「皇帝」の名前を冠している。ゲーム中でも『偉大なる魔神皇帝』、『魔神皇帝』と呼ばれる場合がある。下記の通り、武装名の一部もカイザーを意識したものになっている。
『スーパーロボット大戦V』における設定
グレートマジンガーをベースにして設計されており、早乙女研究所から提供されたゲッター線をはじめとする技術の粋を注ぎ込んで開発された。背部にマント状の翼を持つ飛行ユニット「エンペラーオレオール」を装着し、「グレートスマッシャーパンチ」や「エンペラーブレード」、「グレートブラスター」などの武器を装備している。またマジンガーZERO同様に黒目がある。
元々『V』におけるグレートはマジンガーZがZEROに変貌するのを食い止める抑止力としての役目を与えられており、マジンエンペラーGはそれが果たせなかった場合の緊急事態用に開発された機体である。その一環として、装甲材質も超合金Zの系譜ではなく「ゲッター合金」というゲッター系譜の金属が使われている。
機体自体はZEROに変貌する前に完成しているが、その起動が出来無かったために抑止力として機能することが出来無かった。しかし同時に改修を行っていた真ドラゴンのゲッター線を照射することで起動に成功、グレートマジンガーを自爆させたことで乗機を失った鉄也に届けられている。
誕生経緯
寺田プロデューサー曰く、「マジンガー系のストーリーで何か新しいことをやりたい」という話を以前からしており、ダイナミック企画と相談。グレートマジンガーの後継機として新しいマジンガーを作り出す話を進めていく中で、マジンエンペラーGの具体的な企画が始動し、ダイナミック企画監修の元にデザインされた。
デザインは過去のマジンガー系列機が意匠に含まれており、耳部から二本ずつ伸びる角は1988年にアメリカで発表された『MAZINGER』から、エンペラーオレオールは『マジン・サーガ』のマジンガーZのマントから、口部のスリットは『マジンカイザーSKL』のマジンカイザーSKLの物がモデルになっている。モチーフのデザインは非常に禍々しいものの、上手く噛み合って止揚したことで雄々しさを兼ね備えたデザインとなった。
『V』への参戦と同時に、スーパーロボット超合金としての商品化も発表され、2017年3月17日に発売された。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。参戦は第39話。改造はグレートマジンガーから引き継がれる。登場作品は「ダイナミック企画オリジナル機体」名義となっている。
- 概要にもある通り今回はゲッター線も開発素材に使用されており、マジンカイザーの初期設定を思わせるものとなっている。戦闘シーンにもOVA版マジンカイザーを思わせる物がある。
- ちなみにグレートマジンカイザーではない理由は、マジンガーZEROの持つ因果律兵器対策(同機はZEROにとって既知の存在であり、因果律兵器の性質上、全く歯が立たない事になる)の為。同様に装甲も同機の超合金ニューZαでは無く、未知の可能性の産物であるゲッター線を利用した装甲「ゲッター合金」が使用されている。
- DLC『魔神激突、再び』でケドラに操られている時は、「ルストタイフーン」、「グレートスマッシャーパンチ」、「グレートブラスター」の3つだけになっており、搭乗者である鉄也の技量による剣撃並びに「サンダーボルトブレーカー」は外れている(鉄也のカットインが入るため)。ただし、接近して「グレートブラスター」を繰り出すパターンなので、他の武器を見る機会がない。
- スーパーロボット大戦X
- 第28話「闇と光」で登場。
- 本作ではマジンガーZEROによって虚無に追いやられた甲児と鉄也の前にゼウスが現れ、彼の導きにより「最強のマジンガー」を呼んだ結果、「可能性の世界」から到来したという設定。その為、詳しい出自は不明となっている(ロボット図鑑で示唆される程度に留まっている)。
- 単騎での性能は『V』同様だが、新最強武器である「オレオールブースターG」とマジンカイザーとの合体攻撃「魔神双皇撃」が追加された。またグレートスマッシャーパンチのみ演出自体はそのままにアニメーションを変更されている。
- エンディングでは、マジンカイザーと共に並行世界に返された。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』名義で登場。
装備・機能
武装・必殺武器
- エンペラーオレオール
- 背部のブースター、尾翼とウイングで構成された、スクランブルダッシュの強化型。通常時のウイングはマントのようにはためいているが、高速機動時は外側にスライドする形で変形、翼となる。また、サンダーボルトブレーカーの使用時には帯電する。
- オレオールブースターG
- オレオールを翼に変形させ、超高速で飛行。しかる後に切り離して敵機に突撃させる。グレートのグレートブースターにあたる技(ただし攻撃開始時に雷雲を呼び雷を受けているためサンダーブースターにも繋がっている)。戦闘台詞から加速中は鉄也にものすごいGがかかっている様子がうかがえる。
- また、ブースターの射出直後に一瞬だがスクランブルダッシュを展開しているのを確認できる。トドメ演出では爆発の背景にオレオールが離脱する様子が見れ、直後のエンペラー背部にはオレオールがはためいており、再合体している模様。
- 『X』で追加された新たな最強武装だが、追加されるのが第48話の闇の帝王戦の途中からと遅く、終盤の数話しか使えないのがネックか。
- ルストタイフーン
- 口から突風を起こす。グレートタイフーンと違い酸を含んでいる為、トドメ演出で敵が風化により崩壊する。
- グレートスマッシャーパンチ
- 腕部から鋭利な刃をせり出した上で高速回転させて放たれるロケットパンチ。両腕部を連続で射出し、一瞬で相手を装甲ごと粉砕する威力を誇る。
- エンペラーブレード
- グレートマジンガーのマジンガーブレードに当たる二刀の両刃の剣。使用時にダブルエンペラーブレードと発する時もある。
- 使用状態になるとグレート同様に大腿部から射出される(射出される際に一瞬だけ光る描写が有る)。格納時は柄のみになっており使用時には刀身部が蛇腹状に展開する。接続してツインブレードとして扱う事も可能で、回転させながら敵を切り刻む。
- グレートブラスター
- 胸の放射板から放たれる熱線。使用時に放射板の前面が下り、後方部分は更に放射板が伸びて延長される。
- 立ち位置としてはグレートのブレストバーンだが、名称や性能はカイザーのファイヤーブラスターに近い。グレートマジンカイザーにも同名の武装が存在する。
- サンダーボルトブレーカー
- グレートのサンダーブレークの系譜に当たる電撃光線。名称はSKLのトールハンマーブレーカーに近い。
- 撃ちっ放しではなく鞭の要領である程度制御することも可能。単純にダメージを与えるのみならず、電撃で相手を拘束し遠隔圧縮で相手を粉砕する事も可能。
- エンペラーソード
- マジンエンペラーG最強の必殺大剣。柄の部分はマジンエンペラーGの頭部がモチーフになっている。マジンエンペラーGが胸の前で拳を重ね合わせて電撃を発すると頭上から飛んできて地面に突き刺さるが、本体に内蔵されているのかどこからか召喚しているのかは不明。恐らく別空間から呼び出していると思われる。
- 手に持った直後、高速で敵の前に移動後一閃、直後圧倒的質量による斬撃を繰り出し斬り刻んだ後空中に斬り上げ、マジンエンペラーGのスピードを活かし相手を「魔刃一閃」する。
- 空中に斬り上げた際に背中のエンペラーオレオールのウイングが翼状に変形、真ゲッターの如き超高速で相手に肉薄する。
- 最初の一太刀で敵断面からエンペラーのアップが覗くカットはOVA版ファイナルカイザーブレードの演出が元。
合体攻撃
- 魔神双皇撃(まじんそうこうげき)
- 『X』で追加されたマジンカイザーとの合体攻撃。光子力ビームとサンダーボルトブレイカーの同時攻撃。命名はダイナミックプロ。
- 演出は漫画「真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍」の最終決戦でZEROに向けてグレートマジンガーとマジンガーZが放った場面の再現と思われる。通常は終盤での追加だが、シークレットシナリオを通過した場合、早期に追加される。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 装甲値+300、最大EN+50。
- 『V』で採用。長所を順当に伸ばす優秀なボーナス。
- 装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。
- 『X』で採用。装甲強化が若干弱体化し、継戦力を伸ばす方向へシフト。
機体BGM
- 「守護神-the guardian」
- 『真マジンガー 衝撃! Z編』後期OP曲。『V』第二弾PVではマジンガーZEROの戦闘アニメではイントロから流していたのに対し、マジンエンペラーGの戦闘アニメではサビから流していたのが印象的。
- 「マジンカイザー」
- 『X』で採用。
関連機体
- グレートマジンガー
- 元になった機体。
- マジンカイザー、マジンカイザーSKL、グレートマジンカイザー
- 別世界の『魔神皇帝』達。特に「ゲッター線を用いた新たなマジンガー」という意味では、真の意味でマジンカイザーの兄弟機にして後継機と言える。
- マジンガーZERO
- この機体へのカウンターとして開発された。
- 真ドラゴン
- 開発の際にゲッター線等の技術を参考にされた。
商品情報
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