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2015年8月18日 (火) 21:02時点における版
ガディソード(Gadisword)
『スーパーロボット大戦GC』とその移植作『スーパーロボット大戦XO』に登場する敵勢力。
エドン星系やペンタゴナワールドが存在する外宇宙に存在する惑星の名前であったが、太古より伝わる「C.U.B.E」(XOの場合は「X.E.N.O.N」)の研究施設が暴走したことで本星が消滅。現在は、生き残って異次元に逃げ込んだガディソード人達および彼らの組織を指す言葉となっている。
ムゲ・ゾルバドス帝国、ジャーク帝国と『異次元同盟』を結んでおり、グラドス軍、ザール星間帝国、ポセイダル軍からなる『星間連合』とは対立状態にある。
彼らはC.U.B.E(X.E.N.O.N)の研究者ヘルルーガ・イズベルガを首領とし再興を目指しているが、ヘルルーガの意志はまた別のところにあり、終盤でその邪悪かつ壮大な野望が明らかになる。
壊滅した惑星の生き残りということもあり、軍の台所事情はお世辞にもいいとは言えず、少年少女であったジーク・アルトリートやサリー・エーミル達もガディソード再興の名のもとに働いており、戦力も同盟先の邪悪獣を出してくることがあるなど充実しているとは言い難い。しかし、終盤に立ち上げられた複製軍団によって一気に解決、壮絶な物量戦を持ち込んでくる。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 序盤から中盤までは表立って動くことはなく、シナリオによっては共同戦線を張ることもある。複製軍団登場以降の攻勢はすさまじく、第58話サブ『恐怖の複製軍団』はスパロボの中でも異端中の異端シナリオになっている。最終話では地球上空で壮絶な戦いを繰り広げる。
- スーパーロボット大戦XO
- C.U.B.EがX.E.N.O.Nに名称変更されていること以外は特に大きな変更点はない。
人物
- ヘルルーガ・イズベルガ
- C.U.B.Eの研究者にしてガディソード首領。祖国再興の名のもとに生き残った民をまとめ上げ導くが、すべてはC.U.B.Eの大いなる力を利用し、全宇宙の頂点に立つためであった。
- レジアーネ・ヨゼフィーヌ
- ガディソード親衛隊のリーダーにしてヘルルーガの腹心。ヘルルーガの意のもと、各地で暗躍を続けている。
- ヴォート・ニコラウス
- ガディソードの研究者にしてエースパイロット。恋人フェアリと共にC.U.B.Eを利用したロボットの研究を行っていたが、ヘルルーガの真意を知り反旗を翻す。その後はフェアリを逃がすべく出撃、レジアーネとの戦いで命を落としたかに見えたが…?
- フェアリ・ファイアフライ
- 元ガディソードの研究者。ヴォートからヘルルーガの真意を知らされた彼女はヴォートの意志に従い、C.U.B.E搭載の試作型ロボットと共に脱走、地球へと流れ着く。
- ジーク・アルトリート
- ガディソード親衛隊の一人で、地球やペンタゴナ・ワールドを中心に諜報任務に就いていた。レジアーネの突然の裏切り行為からヘルルーガの真意を察し、ホワイトベース隊とともに戦う道を選ぶ。
- サリー・エーミル
- ガディソード親衛隊の一人。祖国に対する想いは誰よりも強い。兄妹同然で育ったジークと共に諜報任務に就いていた。レジアーネの裏切りは彼女個人の暴走とし、ヘルルーガに地球との和平を持ちかけるべくガディソードの要塞に戻るが、待ち受けていたのは彼の邪悪な意志であった。
関連する用語
- C.U.B.E
- ガディソード星に古来より伝わっていたオーパーツとでも呼ぶべき代物。無尽蔵にエネルギーを産み出しており、ガディソードでは軍事目的での研究が進められている。この研究は超巨大機動兵器アラウンザーと複製兵器の製造プラントおよび、フェアリが地球に持参したC.U.B.E搭載ロボットの完全制御という形で完成を見る。地球のグラドスの刻印もこれにあたるとされ、またカーメン・カーメンが計画のためにC.U.B.Eを利用していた。
- CISバリエーション
- ガディソードの技術で造られた『CISエンジン』を用いた機動兵器。クラウドハーケン、クロイツ・ヴァールハイト、ガーディアル・ブラッド、オーダイ等が存在し、ハイレベルの機動性と攻撃力を両立している。
- 複製軍団
- 他勢力より鹵獲した兵器とパイロットを母体にして、C.U.B.Eの力を応用したプラントで製造された『複製』による部隊。複製したパイロットは指揮官の命令に忠実に従うよう調整されており、無尽蔵に生み出すことができる。有人機の他ジャークライジンオーやガラダブラMk01等の無人機も作り出していた。
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