「ノルス・レイ」の版間の差分

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=== ノルス・グラニア ===
 
=== ノルス・グラニア ===
従妹モニカの身を案じたシュウが3号機に大幅な改造を施した更なる改修機。全身の外装が操者モニカの容姿を象る細身の長身であるため、一見すると脆そうにみえるのだが、単騎戦に耐えうるだけの強化(装甲と火力)が為されているらしい。
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従妹モニカの身を案じたシュウが3号機に大幅な改造を施した更なる改修機。全身の外装が操者モニカの容姿を象る細身の長身であるため、一見すると脆そうにみえるのだが、単騎戦に耐えうるだけの強化(装甲と火力)が為されているらしい。……が、[[修理装置]]と[[補給装置]]を撤廃した事をセニアから非難される。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2014年9月20日 (土) 18:28時点における版

ノルス・レイ/ノルス・グラニア(Nols Rei/Nols Grania)

ノルス・レイ

女性型の水系魔装機ノルスの改修機。OGクルセイドのカード欄の説明は、「魔装機計画の第1号機ノルスにモニカとセニアが改修を施した機体。武装と修理機能が強化されている。なお、レイとはラングラン語で改の意味。」というもの。重量は増したが全高は改修前と比べて4 mほど低くなっている。改修された経緯は長らく詳細不明だったが、『DP』でついに判明した。

地上人召喚事件(EX/OG2nd/OGDP)~封印戦争(第4次大戦)

いずれの時期かは不明だが、モニカ専用機はレイ型への改修のためラングランの第8工廠に運び込まれていた。一時はラングランに侵攻してきたシュテドニアス連合軍特殊部隊の手によって鹵獲されかけるも、シュウの手で奪取((なお、セニアのノルス機もシュテドニアス連合軍に捕獲されていたのは周知の通り)。その後、「地上人召喚事件」終結後に生じた休息の時を利用してレイ型への改修が実行された。この際、OGシリーズでは地上人のパイロット達がパーソナルトルーパーに搭乗して作業を手伝った様が描写されている。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL 第二章

本作でセニアの愛機もレイ型への改修を完了させている。「レイ型への改修のためラングランの第8工廠に運び込まれていた」という経緯から、改修プラン自体はかなり以前から存在していたものと考えられる。その後、セニア専用機は『シュテドニアス南北戦争』で「広域修理装置」を搭載、IIIで新技「エヴァンジェリックセレニティ」を開発。妹の専用機を上回る汎用性を手に入れている。

スーパーロボット大戦α外伝

時系列自体は、『LOE』第二章以前であるが独自の物語進行形式で話が進むため、何の説明もなくセニアとモニカのノルス・レイが両立してしまっている。

ノルス・グラニア

従妹モニカの身を案じたシュウが3号機に大幅な改造を施した更なる改修機。全身の外装が操者モニカの容姿を象る細身の長身であるため、一見すると脆そうにみえるのだが、単騎戦に耐えうるだけの強化(装甲と火力)が為されているらしい。……が、修理装置補給装置を撤廃した事をセニアから非難される。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
シュウの連れとして登場。モニカのレベルが99である点は要注意だが、限界反応値が低いので当てやすく、耐久力も低いので敵ではない。『第4次S』ではレベルも下がってしまっているので、ますます存在意義は希薄化している。一応修理装置は使用可能であるため、放っておくと修理装置で敵機を回復させてくる場合がある。
特定の条件ではシュウと共闘するときに一緒に仲間になる。最終話直前に仲間になるものの、無改造でモニカのレベルも敵のときほど高くないので使うのなら趣味の範囲。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
修理装置」と「補給装置」持ち。第1章でもノルス・レイだが、容量の問題なので気にしてはいけない。HPも装甲も低く攻撃力もイマイチとハッキリ言って弱いが、フル改造ボーナスで能力が大きく上がり、スペックだけなら魔装機神とタメを張る能力になる(セニアの能力値の低さと武器の貧弱さから魔装機神と同等の戦闘力というのは無理だが)。攻撃力の不足は相手の側面や背面を取ること、意図的に相性の良い火属性にぶつけることでカバーできる。逆に大地属性には近づかないこと。

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
容量の問題は解決しているはずだが、第一章からノルス・レイとして登場している。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
初回限定版の『魔装機神I』では設定に従い、第一章でのセニアの乗機はノルスに変更(修正)。登場は『LOE』第二章および『ROE』。基本的に戦闘能力は低く、サポートに徹するのが吉……なのだが、『ROE』においてセニアには名有り敵パイロットとの会話が非常に多く用意されており、積極的に前線に出ることも想定される。その場合は機体改造に加え、「イビルアイ」を改造して「チャームアイ」にランクアップさせておくと、そこそこ戦えるようになる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
フルカスタム費用265000とブローウェルガディフォールらと同値。強化パーツの最大セット数も5個。レイ化した今でも設定上の扱いはやはりCクラス魔装機に近いようだ。相変わらず戦闘能力は低いが、今作は敵の一撃が重いため、「広域修理装置」の重要性が非常に高い。また前作より攻撃力が下がっているものの、「チャームアイ」の存在も非常に重要である。機体性能の十分な改造が前提だが、今作ではセニアが隠し専用スキル「損傷還元」(敵に与えたダメージの半分で自機を回復する)を習得するため、エネミーフェイズで攻撃を喰らっても直後に反撃することで結果的に損害を少なく抑えることも可能。射程内限定であるが、パーツや改造で攻撃力と装甲を強化してやれば落とすことは困難と言えるレベルになる。さらに条件を満たすことで新必殺技「エヴァンジェリックセレニティ」が使用可能になる。本作では炎属性がかなり多く登場するため、水属性の本機はスペック以上の活躍ができる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
新たな改良型「グラニア」が序盤から参戦。操者はモニカ。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
セニア用とモニカ用の両機が登場。もちろん修理装置所持。初期能力は低めだが、改造を施せば一軍として最終話までお世話になれる。パイロットのセニアが修理のお陰でレベルが上昇しやすく、豊富な精神コマンド、高いSPと高レベルの援護を所持しているので、強敵との戦いにもってこいな機体である。終盤に登場するモニカ機はセニア機より強い。全能力と武器の攻撃力が底上げされ、「エンジェルウィスパー」が格闘属性の武器に変更されている。敵ユニットにしては珍しく修理装置が消えずに残っているが、使用してこないので意味は無い。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
終盤の宇宙ルートでシュウらとともに合流する。全体攻撃こそ持たないものの、「エンジェルウィスパー」の射程が1~9で攻撃力ダウンLv.2な上、終盤に参戦するため5段階改造されているので下手な無改造ユニットより攻撃力が高くなっている。改造できないEXハードでも案外お世話になる。モニカの能力が低いために無双などは不可能だが、遠距離から比較的安全に攻撃力を下げられるのは便利。修理も有射程なので、回復役としても行ける。
同じく最強武器の射程が9で「SP回復」持ちのギリアムと組ませれば、開幕「大激励」を3、4回やっても惜しくない上にバランスもいい。
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
20話「ダークプリズン」クリア時に改造される。能力は『第2次OG』と同様。今作のツインの相方はテリウスのガディフォールがいいだろう。ボス格の攻撃力と装甲を下げて後続の安全を確保するのだ。ただし、モニカがエースボーナスを取得している場合は毎ターン幸運が付くので話が変わってくる。

装備・機能

武装・必殺技

ノルス・レイ

プラズマソード
異空間からソードを取り出し敵を切り裂く。OGおよび魔装機神シリーズでは腰部に柄を収納している。『α外伝』ではノルスの武器の中で攻撃力が最も低くあまり出番は無いが、唯一武器の地形適応が空・陸がAのため、強化パーツの揃わない中盤辺りまではそれなりに使用頻度がある。『第4次』では未登場。
ディフェンスダガー
改修時に追加された武装のひとつ。刃渡りの短い2本の光剣を「ジャマダハル」のように振るう。『魔装機神II』では「プラズマソード」の代わりにこちらが装備されている。光剣の発生源は両腕の手首を飾る護手型の装身具(ナックルガード)。なお、この装身具は本来「ブラス・ナックル」発射時に拳を保護する目的で付けられたものであるらしく、前身機ノルスにはなかった細工物。つまるところ、これひとつで「プラズマソード」と「ブラス・ナックル」の代替を兼ねているのである。
ブラス・ナックル
拳を撃ち出す。シリーズ通して射程がある移動後に使える武器。魔装機神シリーズではII以降使用不可。代替兵器として「ディフェンスダガー」が登場している。
  • LOE:光に覆われた拳を撃ち出す(SFCでは光弾を放っているようにしか見えないが)。DSリメイクで演出を細部まで鮮明にしている。その実態は、装身具(ナックルガード)で防御を固めた拳を敵機目掛けて撃ち出すというもの。
  • α外伝:拳を撃ち出す。無消費系でありながら、P属性に加えて射程1~4を誇る強力な武器のため、これを主軸に戦っていこう。攻撃力が低いので改造は必須。また、空の地形適応がBなので、A-アダプターミノフスキークラフトで補強してあげると安定感が増す。
  • ROE:使用不可。代わりに下記の「チャームアイ」が攻撃力以外の面でほぼ同性能。
  • OG2nd:両腕を撃ち出す。発射時には左右の拳を保護する装身具(ナックルガード)を光が覆う。この演出は上述したSFC版『LOE』のものが土台にある。
イビルアイ / チャームアイ
眼光による射撃。射程と威力がそこそこあるので、戦闘の必要が出たときにはこれを使っていくことになる。
『α外伝』と『OG2nd』では使用不可。
チャームアイ
「イビルアイ」のランクアップ武器。魅了の咒法を応用した魔術兵器で改修に伴い追加された射撃武装。射程据え置きのままP武器になるので使いやすい(むしろイビルアイを使う理由がない)。キラッ☆
エンジェルウィスパー
自身の掌中で編み上げた無数の光輪(ブライトリング)を射出し、敵機を打ち払う必殺技(OGクルセイド)。リメイクで描写をより洗練とさせた上に、乳揺れカットインまで挿入された。戦闘に向かずサポート役として使われがちな本機を戦闘にも使用させるための、製作者側の動機付けなのかもしれない。
  • α外伝:射程が1-8と結構長く、中々の攻撃力を誇る武器。EN消費が30とやや高めなので、ソーラーパネルかHPHGCPで補っておきたい。援護を活用してアウルゲルミルネオ・グランゾンに少しでもダメージを与えてやろう。なお、エフェクトは羽吹雪を浴びせるバージョンとなっている。
  • ROE:2段カットイン有り。当然、乳揺れカットインも含まれている。このシリーズではP属性・短射程がデフォルト。
  • OG:射程1-9と歴代最長。特殊効果はレベル2の攻撃力ダウン。4枚の光輪が幾重にも相手を切り刻む。
エヴァンジェリックセレニティ
『魔装機神III』でセニアが編み出した新技。ノルス・レイのもつ「静謐さ」を強く意識した攻撃だという。振りぬいた左右の手刀から放たれた水気の刃を防げなかった敵機は水系魔法陣に拘束される。身動きのとれない目標に対し、セニア機が背部に展開した金色の翼から光輝く羽毛の弾丸が雨のように降り注ぐ。『α外伝』の「エンジェルウィスパー」を彷彿とさせる。移動後に使えず射程は5とやや物足りないが魔装機の必殺技レベルの威力はあり、損傷還元と合わせると容赦ない性能となる。PN消費が激しいので注意。
広域修理装置
『ROE』において、特定シナリオ到達までに「エンジェルウィスパー」を5回以上使用すると追加される。着弾指定型のMAP兵器の扱いで、複数の味方(最大5名)を修理できる。無改造状態で最大HPの30%、フル改造状態では損傷を100%回復させてしまう強力な兵器。軽いプラーナ消費のみで使えるので、非常に便利である。難点は習得条件の都合上、ギドの特殊スキル「隠密行動」との2択になってしまうため、どちらかの習得が2周目以降になってしまうこと。新紀元社のムックによれば、散布する有機ナノマシンは「エンジェルウィスパー」使用時に展開される光の羽根の技術を応用したものとある。
『POJ』では、前述のとおり非常に重要な役割を持っている他、トロフィー条件にもなっている。

ノルス・グラニア

トゥインクルサイン
金色に輝く☆型(幸運の印)の光戦を発射。ウルトラマンエースのスター光線を彷彿とさせる。

特殊能力

剣装備
斬り返し」発動可。
修理装置
これのお陰でレベル不足に悩む心配が無い。OGシリーズでは最大有効射程3と優秀。
補給装置
魔装機神シリーズでのみ搭載。『LOE』では唯一の補給要員。
MG回復(小)
『魔装機神III』の特殊能力。

移動タイプ

空適応はBランク。

カスタムボーナス

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
移動力+2、HP+3000、装甲+300、HP回復+30%
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
「装甲+200、HP+2000、HP回復+30%」に弱体化。
第2次スーパーロボット大戦OG
HP回復(中)
魔装機神シリーズのカスタムボーナスと比較するとやや控えめ。

サイズ

M

機体BGM

「熱風!疾風!サイバスター」
第4次(S)での魔装機神系汎用BGM。
「終わりなき戦い」
魔装機神LOE・α外伝の汎用BGM。αシリーズからLOEに入った人には専らノルス・レイのBGMとしてのイメージが強いかもしれない。
「情熱のプリンセス」
IIから用意されたセニア専用BGM。
「フラッパー・ガール」
α外伝におけるノルス・レイのモニカ機のデフォルトBGM。何故か終わりなき戦いではなく、こちらが設定されている。ゲーム中ではBGMの優先度は低く確認できない。

余談

  • スパロボプレイ時は真っ先に自分の役の乗機を改造することで有名な緑川光氏が、次点として改造したと明言している機体である(エンジェルウィスパーがお気に入りなのだとか)。