「ジェミニア」の版間の差分

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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ジェミニアとジェニオン・ガイが酷似した外見なのは「ふたご座」というキーワードに関連しているらしい。なお、顔の部分はジェニオン・ガイのようなツインアイではなく、[[ガーリオン]]よろしくゴーグル状のカメラアイの上からマスク上のパーツを被せることでツインアイに見せている。
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*ジェミニアとジェニオン・ガイが酷似した外見なのは「ふたご座」というキーワードに関連しているらしい。なお、顔の部分はジェニオン・ガイのようなツインアイではなく、[[ガーリオン]]よろしくゴーグル状のカメラアイの上からマスク状のパーツを被せることでツインアイに見せている。
 
*ジェミニアはディオスクを基にした強化機であり、ジェニオン・ガイと似た姿をしているが、その2機と比べてジェミニアのフォルムはメカの意匠が色濃いながらも、肩部のアーマーや腹部の銀灰色のフレーム部分、腕部を中心に生物を思わせる有機的な姿をしている。
 
*ジェミニアはディオスクを基にした強化機であり、ジェニオン・ガイと似た姿をしているが、その2機と比べてジェミニアのフォルムはメカの意匠が色濃いながらも、肩部のアーマーや腹部の銀灰色のフレーム部分、腕部を中心に生物を思わせる有機的な姿をしている。
 
*前述したとおりサイズは[[バンプレイオス]]とほぼ同等でありながら、重量はあちらと比べて半分以下となっている。必殺技使用時の高速機動はスフィアの補正があるとしても、本体をこれだけ高性能かつ軽量に仕上げた辺りにジェミナイの科学力の高さが伺える。
 
*前述したとおりサイズは[[バンプレイオス]]とほぼ同等でありながら、重量はあちらと比べて半分以下となっている。必殺技使用時の高速機動はスフィアの補正があるとしても、本体をこれだけ高性能かつ軽量に仕上げた辺りにジェミナイの科学力の高さが伺える。

2022年8月12日 (金) 23:26時点における最新版

ジェミニア
登場作品

バンプレストオリジナルZシリーズ

デザイン 岡本光晴
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 スフィア搭載機
生産形態 ガドライト・メオンサム専用機
全高 76.8m
重量 144.7t
動力 スフィア「いがみ合う双子」→人造スフィア
MMI 念動コントロール
所属 惑星ジェミナイジェミニス)→サイデリアルクロノ保守派出向→ガドライト個人所有
主なパイロット ガドライト・メオンサムアムブリエル→ガドライト・メオンサム
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ジェミニアは『第3次スーパーロボット大戦Z』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

スフィア「いがみ合う双子」が搭載された人型機動兵器。

惑星ジェミナイの最強パイロットであり、最高の念動力者でもあるガドライトのためだけに開発された機体。ディオスクの設計データをベースに改造を重ねる形で開発されているが、その設計思想は「高い汎用性を持つ最低限の武器」「高いレベルで平均化されている性能バランス」「パイロットの技術に対する高い追従性」「次元力による無限稼動時間」と、見事なまでにジェニオン・ガイの設計思想たる「究極の汎用機」そのものである。サイズに比してかなり軽量なのも特徴。

開発段階ではスフィア「いがみあう双子」は未解析であり、その性能は判明していなかったのだが、ガドライトがスフィア・リアクターとして覚醒した事により徐々に判明。解析が進むにつれ、スフィアから次元力を抽出する事にも成功した。

その力は主に機動性・運動性の向上と攻撃の効率強化に絞られており、武装も両腕に内蔵した「光粒子ブラスト」と光粒子から生成する「光破剣フォルメニア」のみで、大出力による攻撃を行う他のスフィア搭載機に比べると一見して地味な印象を受ける。しかし、それによって攻撃すべてが一撃必殺という神業を実現している。そして、完成したジェミニアは念動コントロールによる効果的な操作・スフィアから引き出される次元力・ガドライトの高い能力が合わさり、惑星ジェミナイの住人にとってジェミニアは希望とも言える存在になっていた。その性能の高さは惑星ジェミナイにおける「数多くの災厄との戦いで無敗を誇っていた」という事実からも実感出来る。それ故、ジェミニスの隊員はジェミニアと酷似したジェニオン・ガイに対しては激しい憎悪を抱いている。

アリエティス同様スフィアそのものを動力としているため、戦闘能力を搭乗者の精神状態に依存しており、スフィアの力を失えば一切の戦闘力を失ってしまうのが唯一にして最大の弱点。

時獄戦役終盤でガドライトが「いがみ合う双子」を制御できなくなった結果ジェニオンにスフィアを奪われ、撃破される。その後、残骸をサイデリアルが回収しており、アムブリエルが離反してきた際に彼女が「いがみ合う双子」を奪い取るための機体として修復。人造スフィアを搭載してジェミニオン・レイと激突を繰り広げることになった(奇しくも、この点で時獄戦役とは立場が逆になった形)。なお、人造スフィアを動力としたことでバリアや再生能力は失われているが、基本性能は据え置き、かつ搭乗者の精神状態に左右されなくなった。そのため純粋な兵器としては、安定性を手に入れたことでパワーアップしている。

インダストリアル7での戦いでスズネがZ-BLUEに帰還した際、テレポートでジェミニオン・レイに乗り込んだためそのまま放棄され漂流していたが、戦場近くにいたガドライトがこれを発見して回収、再び彼の搭乗機として戦場に降り立つことになった。

最終的にはラース・バビロン覚醒したヴィルダークに倒され、今度こそ完全に破壊された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。第35話「災厄の襲来」で登場。
上記の設定通り、高い性能を持つ凶悪なボスユニット。攻撃力面では広範囲のMAP兵器全体攻撃・高威力の単体攻撃の3種類を全て所持し、あらゆる状況で致命傷となる一撃を繰り出してくる。防御力面でも58話での装甲値は本作1位の2840、瀕死になるとガドライトの底力L8の効果で装甲値5112というぶっ飛んだ数値を持ってしまい、を併用した攻撃ですら10000程度のダメージが限界になってしまう。この状態になると並の攻撃ではD・フォルトも破れなくなってしまい「詰む」という事も起こりうる。さらに、念動力+天才補正により、ユニットによってはそもそも当てられなくなることもある。逆に言えばこのジェミニアを倒す事が出来るなら、時獄篇で倒せない敵はいないと思ってもいいだろう。
唯一の欠点としてオールキャンセラーを持っていないのだが、決戦では特殊効果を無効化する強化パーツ「GEMアーマー」を装備しているため、脱力攻勢の後に「覚醒」を絡めたバサラの歌で一気に気力を低下させたり、エースボーナスを獲得したボン太くんによる援護攻撃が有効。追い込んだ後ではリアル系などのダメージはまず当てにならなくなるので、底力発動前に攻撃しておくといい。
「ラスト・デイ」では味方機として使用可能。負ける要素は一切ないため、存分に暴れる事ができる。「アルティメット・バトル」ではHPが40000しかないため、スーパー系の波状攻撃で一気に片付けたい。
第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
第14話「時の牢獄で」にてガドライト共々登場。さすがに時獄篇ほど無茶苦茶ではなく、HP38000、装甲1800、回復およびスフィア・アクトなしと落ち着いている。2回行動で真っ先に突っ込んでくるため、援護攻撃とマキシマムブレイクを駆使して落としたい。セツコが狙われると危険なので防御役を貼り付けること。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
第30話「闇の中の真実」でアムブリエルが修復された機体に搭乗(レプリカではなく、ガドライトが乗っていた機体)。スフィアの代わりにサイデリアルで開発された模造スフィアを装備している。
ステータス自体は時獄篇と変わらないがHPが20000ほど下がり、特殊能力がすべて消えた上、アムブリエルの能力がガドライトほど高くなく、味方の攻撃力が全体的に高いためそれほど強くはない(他の敵がもっと強いだけとも言うが)。面倒なのは第45話「宿命を越えて」で、ここでのSRポイントの条件が「敵機を20機撃墜」「タクティカルコンボMAX達成」「ジェミニアを撃墜」の3つを、3ターン以内の同じターンで達成すること。気力上げと位置取りを調整しつつ、取り巻きを落としながら1ターン目は動かないジェミニアを狙わなければならないため、うっかりしているとジェミニアに気を取られてザコの数が足りない、ということになりかねない。事実上チャンスが3ターン目しかないので、準備は念入りに。
第46話でスズネが復帰すると、入れ代わりにガドライトが搭乗し、そのステージと第48話でスポット参戦する。さすがに「ラスト・デイ」のような暴れ方は出来ない上、敗北条件に含まれているので無理はさせないこと。とはいえ、乗っているガドライトが強いのでバサラの歌でドーピングしておけば雑魚相手は余裕。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

光粒子ブラスト
「光粒子メーザー」の発展型。両手から光粒子を集束して発射する。全体攻撃
光粒子ブラスト・ワイド
前方広範囲に光粒子を乱射するMAP兵器。範囲はハート型で、射程10まで届く場所がある。味方時にも使用可能。
光破剣フォルメニア
「光粒子ブレード」の発展型。光粒子を集束して剣を生成しつつ、「いがみ合う双子」の次元力を刀身にチャージして攻撃力を高め、切り裂く。バリア貫通の効果。切り払い時には刀身から次元力を放って防ぐ。逆に切り払うこともできるので、その時のモーションも見てみるといい。
念動力のイメージで光粒子を「実体剣」として生成しているので、念動フィールドの応用による剣「T-LINKブレードナックル」と同種の技だろう。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ブラスター・アーツ・ノヴァ
ジェミニスの戦技にスフィアの力を合わせた連続攻撃パターン。スフィアの力で光粒子を全開にした後それを吸収、一気にブーストをかけて突っ込んだ後フォルメニアを二本召喚、敵機の回りを乱舞しつつ切り刻む。しかる後、柄頭で連結してダブルソードとしたフォルメニアでさらなる乱舞を見舞い、最後にそのフォルメニアを投擲して縫いとめたところにゼロ距離から光粒子ブラストを叩き込んで〆。バリア貫通・サイズ差補正無視の効果。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

これらの特殊能力はスフィアに依存しているのか、模造品で動いている天獄篇では全て消滅している。

D・フォルト
1200以下のダメージを無効にする。ENを10消費。ジェミニアの高い防御能力と合わせて中々に厄介なバリア。
HP回復(小)
ターン開始時に最大値の10%だけHPを回復。
HP回復(中)
ターン開始時に最大値の20%だけHPを回復。「ラスト・デイ」「アルティメット・バトル」ではこちらに差し替えられている。
EN回復(大)
ターン開始時に最大値の30%だけENを回復。
スフィア・アクト
最終決戦で追加される特殊能力。「いがみ合う双子」の力を行使し、気力140以上でターン開始時に全敵対勢力のパイロットの気力を-3する効果を持つ。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

1L
実はかなり大型で、他作品でいうとガンダム試作3号機、オリジナルだとバンプレイオスとほぼ同サイズの巨大ロボットである。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「LOST SOLDIERS」
ジェミニス専用BGM。意訳するならば「亡国の戦士達」と言ったところか。ジェニミス共通の曲だが、彼の場合は優先度が高い。まるで主人公機のような曲調で、勇ましい。
「Rebellion~反逆の戦士達~」
『時獄篇』の主題歌。決戦時、アドヴェント登場後はこちらに変更される。『第2次OG』の大ボスと同じく原曲を使用しているため、ライブラリには収録されない。一度BGMがこれに変わると常にこれが流れ続けるので注意。ただし、バサラが攻撃すると彼の歌が、回避・防御の場合は「LOST SOLDIERS」が流れる。
「禁忌という名の希望」
アムブリエル搭乗時に設定されている。MAP兵器を使わせると確認可能。

対決[編集 | ソースを編集]

ジェニオン・ガイ
「誇りを汚すイミテーション」との対決。性能と乗り手、双方の差もあって終始圧倒していたが、最後の最後でガドライトのミスが命取りとなり、「いがみ合う双子」を奪われた挙句、乗り手ごと木っ端微塵に粉砕される。あらゆる意味での完全敗北を喫するという散々な結末を迎えることになった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ジェニオン / ジェニオン・ガイ
「いがみ合う双子」を奪うために開発された模倣機。G.A.I.モードはジェミニアの外見を模している。ガドライトはこの機体を散々に酷評していたが、最後はスフィアを奪われることに。
サイズと重量は倍近く違うが、外見のみならず乗り手の戦技をトレースする機構や、遠近双方に対応する武装(ジェニオン・ガイはビルレスト一つで対応)など、至るところが酷似している。ただし、ジェミニアの方がややデザインとしては有機的。
ディオスク
ベース機。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ジェミニアとジェニオン・ガイが酷似した外見なのは「ふたご座」というキーワードに関連しているらしい。なお、顔の部分はジェニオン・ガイのようなツインアイではなく、ガーリオンよろしくゴーグル状のカメラアイの上からマスク状のパーツを被せることでツインアイに見せている。
  • ジェミニアはディオスクを基にした強化機であり、ジェニオン・ガイと似た姿をしているが、その2機と比べてジェミニアのフォルムはメカの意匠が色濃いながらも、肩部のアーマーや腹部の銀灰色のフレーム部分、腕部を中心に生物を思わせる有機的な姿をしている。
  • 前述したとおりサイズはバンプレイオスとほぼ同等でありながら、重量はあちらと比べて半分以下となっている。必殺技使用時の高速機動はスフィアの補正があるとしても、本体をこれだけ高性能かつ軽量に仕上げた辺りにジェミナイの科学力の高さが伺える。