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+ | 主にメギロートを始めとする無人兵器だけでは対処出来ない文明との戦闘に遭遇した時に戦線に投入される事になっており、その際には[[ハバクク]]も同時投入され、機動力に優れた本機が「前衛」を担うのに対し、砲撃戦仕様であるハバククは「後衛」を担う運用が前提となっている。また、基本的にはバルマー軍の一般兵士が搭乗した有人兵器として運用されるものの、生産数に余裕がある為なのか、[[人工知能|AI]]による無人制御で運用される事も少なくない模様。搭乗する兵士達からの信頼性は高い様で、帝国内においても実に200年間<ref>年代を計算すると、地球では21世紀の初頭あたりの時期に本機が開発されていた事になる。</ref>の長きに渡り使用されており、現行のゼカリアは改良を重ねた19番目の機種となっている。また、「人間が操縦して運用する事を前提とした人型機動兵器」である点、剣や銃の形状をした携行武器を扱う点等からも、[[地球]]とバルマーの文化形態や個人の感性が極めて酷似している事実を明確にした生き証人とも言える。 | ||
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+ | [[バルマー戦役]]([[L5戦役]])における地球での戦いでは、最初こそ有利に進んでいた様だが、その長期に渡る信頼性や実績は次第に殆ど通用しなくなってしまい、地球側の機動兵器である[[パーソナルトルーパー]]や[[アーマードモジュール]]、[[スーパーロボット|特機型機動兵器]]等を相手に押されていく一方となっていく。そして、地球側が人型機動兵器の数を十分に揃えた決戦時においては、メギロートやハバクク等と共にもはや脅威にさえならない烏合の衆と化してしまっており、戦後にはゼ・バルマリィの文明や技術を調査する為のサンプルとして回収・鹵獲されてしまった機体も少なくない模様。 | ||
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+ | それから[[銀河大戦]]にまで至った時には、所謂「数の暴力」で攻めてくるのが当然となっている[[バッフ・クラン|異星文明]]や[[宇宙怪獣|人外生命体]]、[[ゾヴォーグ|AI搭載の無人兵器]][[キャンベル星人|を主力としている]][[ボアザン帝国|星間連合]]等を相手に散々な結果しか残せなかったらしく、バルマーの「軍事」を司るゴッツォ家は、人型機動兵器の大幅な機種転換計画に移行。長らく活躍した本機もまたその対象となり、そのコンセプトを継承した後継機として[[エスリム]]が開発される事になった。 | ||
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:ゼ・バルマリィ帝国が運用する、砲撃戦に特化した機動兵器。ゼカリアとの連携を前提として設計されている。 | :ゼ・バルマリィ帝国が運用する、砲撃戦に特化した機動兵器。ゼカリアとの連携を前提として設計されている。 | ||
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2022年10月28日 (金) 19:51時点における版
ゼカリア | |
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外国語表記 | Zechariah |
登場作品 | |
デザイン | 杉浦俊朗 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 汎用人型機動兵器 |
生産形態 | 量産機 |
コード |
|
全高 | 20.6 m |
重量 | 30.1 t |
所属 | ゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター) |
ゼカリアは『バンプレストオリジナル』の登場メカ。
概要
鎧を身に纏った兵士を想起させる外見から、地球側では「ソルジャー」のコードネームで呼称される。
機体概要
ゼ・バルマリィ帝国本国で運用されている有人式の量産型機動兵器の一つであり、汎用性を重視した機体として開発された。機体色は緑。
性能面は特別高いとまでは言えず、決定的な火力にも欠けているものの、バランス面には優れており、射撃戦も近接格闘もそつなくこなせる万能型の機体となっている。生産性にも優れている為に、単機での戦闘力はともかく、頭数を揃えた大集団を構成させられる本機の存在は、他文明の侵略を目的に軍事行動を行うバルマーにとっては、極めて重要である言える(メギロートを始めとする無人機動兵器は、あくまでも偵察や情報収集、殲滅戦等を目的に開発された物であり、破壊工作等といった細かな軍事行動や制圧戦には向いていない)。武装に関しては、両肩部に内蔵された機関砲である「フォトン・バルカン」や剣状にエネルギーを収束させた「レーザー・ブレード」、ビーム粒子を放つ「オプティカル・ライフル」といった、他のバルマーの機動兵器と比べると割とシンプルで生産性の高い物が揃っており、万一に携行武器を失った場合でもマニピュレーターに直接エネルギーを纏って徒手空拳による攻撃を行う「ギスト・ブロー」といった攻撃方法も存在している為、継戦能力も高い。
主にメギロートを始めとする無人兵器だけでは対処出来ない文明との戦闘に遭遇した時に戦線に投入される事になっており、その際にはハバククも同時投入され、機動力に優れた本機が「前衛」を担うのに対し、砲撃戦仕様であるハバククは「後衛」を担う運用が前提となっている。また、基本的にはバルマー軍の一般兵士が搭乗した有人兵器として運用されるものの、生産数に余裕がある為なのか、AIによる無人制御で運用される事も少なくない模様。搭乗する兵士達からの信頼性は高い様で、帝国内においても実に200年間[1]の長きに渡り使用されており、現行のゼカリアは改良を重ねた19番目の機種となっている。また、「人間が操縦して運用する事を前提とした人型機動兵器」である点、剣や銃の形状をした携行武器を扱う点等からも、地球とバルマーの文化形態や個人の感性が極めて酷似している事実を明確にした生き証人とも言える。
劇中の様相
バルマー戦役(L5戦役)における地球での戦いでは、最初こそ有利に進んでいた様だが、その長期に渡る信頼性や実績は次第に殆ど通用しなくなってしまい、地球側の機動兵器であるパーソナルトルーパーやアーマードモジュール、特機型機動兵器等を相手に押されていく一方となっていく。そして、地球側が人型機動兵器の数を十分に揃えた決戦時においては、メギロートやハバクク等と共にもはや脅威にさえならない烏合の衆と化してしまっており、戦後にはゼ・バルマリィの文明や技術を調査する為のサンプルとして回収・鹵獲されてしまった機体も少なくない模様。
それから銀河大戦にまで至った時には、所謂「数の暴力」で攻めてくるのが当然となっている異星文明や人外生命体、AI搭載の無人兵器を主力としている星間連合等を相手に散々な結果しか残せなかったらしく、バルマーの「軍事」を司るゴッツォ家は、人型機動兵器の大幅な機種転換計画に移行。長らく活躍した本機もまたその対象となり、そのコンセプトを継承した後継機としてエスリムが開発される事になった。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。いわゆる雑魚にしては機体性能は全体的にやや高く、序盤から終盤まで登場する。ハバクク程ではないが地上戦は得意ではないようで、対空性能と機体の陸適応が低い。
- 何故か修理費が異常に高く、それに反して獲得資金が妙に低い。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 攻撃力が多少上がっているが気にするまでもない相手。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ユニットとしては登場しないがバルマー戦役時、SDFの回収した機体がルナツーに運び込まれ解体処理中だった。没ユニットデータが存在。他の機体の例に漏れず全能力が低下している。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 全て無人機。武装の数も減っているので目立たない敵と化している。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 同上。
装備・機能
武装・必殺武器
『OGシリーズ』では、フォトン・バルカンとギスト・ブローが登場しない。
- フォトン・バルカン
- 両肩に1門ずつ設置されている機関砲。普段は収納されており発射時に砲台がせり上がる。ハバクク、エゼキエルと共通の装備。
- レーザー・ブレード
- 光の刃を発生させる格闘武器。
- ギスト・ブロー
- 光を集わせた拳をぶつける格闘武器。
- オプティカル・ライフル
- 直訳で光学小銃。ビームライフルのようなもの。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
余談
- 汎用性と生産性を重視した設計、緑の機体色からも、ガンダムシリーズの宇宙世紀シリーズに登場したザクIIがモチーフになったと思われ、その上位機種で指揮官用の機体となるエゼキエルもグフがモチーフと思われる。
|
- ↑ 年代を計算すると、地球では21世紀の初頭あたりの時期に本機が開発されていた事になる。