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:『BX』同様ユニットとしては常にビッグボルフォッグのため、ボルフォッグとしてはNPC(ボイスもない)。 | :『BX』同様ユニットとしては常にビッグボルフォッグのため、ボルフォッグとしてはNPC(ボイスもない)。 |
2019年11月29日 (金) 21:57時点における版
ボルフォッグ | |
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外国語表記 | Volfogg |
登場作品 | |
声優 | 小西克幸 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
---|---|
分類 | AI搭載型ビークルロボット |
型式番号 | GBR-4 |
全高 | 10.7m |
乾燥重量 | 9.5t |
全備重量 | 13.5t |
動力 | GSライド |
最大出力 | 100000kw |
最高速度 | 250km/h |
合体形態 | ビッグボルフォッグ |
開発者 | GGG |
所属 |
|
ボルフォッグは『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場メカ。
概要
GGG諜報部に所属するビークルロボ。勇者シリーズ恒例の忍者がモチーフのロボである。
ビークル形態はフェラーリF50タイプのパトロールカーになる。情報収集、追跡、潜入、ならびに天海護の身辺警護を主な任務とする。その任務の為に氷竜や炎竜と比べてサイズと出力は半分程度であるが、運動性や機動性は高い。
サポートメカのガンマシンと合体することで戦闘形態ビッグボルフォッグとなる機能を備える他、多次元リンクシステムによってあらゆるコンピューターにアクセス可能な能力をもち、多次元諜報潜水艦や百式司令部多次元艦「スサノオ」の運用権限も所持しているため、その総合戦力は極めて高い。
AIの人格はGGGに所属することが決まっていたが暗殺されてしまった内閣調査室所属の犬神霧雄をベースにしている。彼の記憶は封印されているが沈着冷静な性格はモデル譲り。
本編では至って真面目なのだが、外伝・番外編などでは妙な弄られ方をすることが多い。
37.5話『最低勇者ロボ軍団』では、実は機動部隊の面々から嫌われていることを知り落ち込むが、護の護衛時間になると一瞬で立ち直っていた。PSゲーム『勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS』では護や卯都木命を盗撮していたことが判明。さらに、ドラマCD『五月探偵リオン』ではプロジェクションビームでルネ・カーディフ・獅子王をコスプレさせ(これ自体は任務だが)、その写真をGGG職員相手に売り捌いたりしていた(そして間もなく当人に露見し、追い回される羽目になる)。これらは全て公式エピソードである。
『FINAL』では要人護衛用キットである遠隔プロジェクションビーム『ウツセミ』を新たに装備していた。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 担当声優の小西克幸氏は今作でスパロボ初参加。「かく乱」を破格のSP40で使えるのが大きい。この形態では小隊コスト以外に使い手がないので、ビッグボルフォッグになることを薦めるが、最終面クリア時にビッグボルフォッグ状態であると、次周回にPPが引き継がれないというバグがある為、ボルフォッグにしなければ損をする。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『第2次α』と同じ扱い。今回からトモロ0117が登場して、友情が描かれているのだが、控えめ。「かく乱」の消費ポイントは前作と同様。
- ジャミング機能がついたため、小隊員に入れておくだけで部隊全員のフォローが可能。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- メルティングサイレンがバリアを無効にするため、バリア持ちの敵ユニット相手に活躍する。
- SP的に厳しいが「かく乱」を全キャラ中最も早い(2周目以降のカズマを除く)Lv15で覚える(他のパイロットはLv30以上にならないと覚えない)のが特徴。また、αシリーズでは使えなかった「勇気」を覚えるようになった。
- その反動か「集中」を覚えなくなっているので、運動性をしっかり強化しないと気力が上がりきるまでひらめきで耐え凌ぐハメになる。 合体後も含めて射程が短めで飛行不能なので、強引に囮&削り役をさせるよりも特殊武器と援護攻撃を活かした用法(特に支援要請役として)のほうが効果的。
- スーパーロボット大戦BX
- 本作ではビッグボルフォッグとしての運用になるため、ボルフォッグとしてはNPC(第46話において精神コマンド要員として参戦)。中盤の分岐で日本ルートに行くと、護を護衛している時のビークルモードの顔グラが見られる(運転席のモニターが映っている)。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 『BX』同様ユニットとしては常にビッグボルフォッグのため、ボルフォッグとしてはNPC(ボイスもない)。
- 本作ではエースパイロットインタビュー(非戦闘時なのでインタビューはボルフォッグで受けることになる)において上記の盗撮設定を拾われインタビュアーのメリルにエース認定授与のお礼として護の盗撮データを進呈(もちろん本人に無断で)するというエピソードがあるのだがもはや完全に犯罪行為である。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- UC・Rのアタッカー。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part2から登場するNPC。イベントでユニットアイコンのみ登場する。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- シルバーブーメラン
- くの字ブーメラン型の手裏剣。
- シルバームーン
- シルバーブーメランにミラーコーティングを施し敵を切る。
- αシリーズでは投げつけて使用する小隊武器。
- シルバークロス
- 二刀のシルバームーンを組み合わせた巨大十字手裏剣。
- αシリーズでは無消費移動後有射程武器になっており、同属性の武器がないビッグボルフォッグ形態に対し数少ない利点となっている。『BX』では超分身殺法の演出として分離時に使用。
- ジェットワッパー
- ワイヤー付きの手錠。ビッグボルフォッグ時に使用することが多い。ロケットワッパーという改良型(宇宙用?)も存在する。
- メルティングサイレン
- メルティングウェーブの発振によってゾンダーバリアを無効化する。
- スパロボではバリアや特殊装甲まで無効化できる。
- ホログラフィックカモフラージュ
- 煙幕『フォッグガス』に立体映像を映し、幻惑する。
- 『第3次α』では分身を交えた連続攻撃となっており命中ダウンの特殊効果あり。
召喚攻撃
- ガンマシンアタック
- ガングルー、ガンドーベルとの連携攻撃。『W』では命中率ダウンの特殊効果あり。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- S
パイロットステータス
能力値
各能力が高く、特に命中・回避に優れる。ビッグボルフォッグになってもサイズにより能力が大きく変わることはない。
精神コマンド
- 第2次α
- 偵察、集中、加速、かく乱、熱血、ひらめき
- 第3次α
- 偵察、集中、加速、かく乱、熱血、直感
- W
- 偵察、ひらめき、必中、かく乱、熱血、勇気
- BX
- 偵察、直感、直撃、かく乱、勇気
- 第46話「心」におけるスターガオガイガーのサブパイロットとしてのもの。
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「ディバイディングドライバー」
- なぜか『第2次α』では勇者ロボ軍団中、彼だけパイロットBGMがこれであった。スタッフの中にこの曲のファンでもいたのだろうか…?確かに彼に似合ったかっこいいBGMではあるが関連性はあまり無い。
- 「発進!」
- 『W』では他の面子共々この曲。
人間関係
- 獅子王凱
- GGG機動部隊の隊長で、命を投げ出す覚悟を秘めている。
- 氷竜・炎竜
- 双子の兄弟で、彼らが先輩。
- ゴルディーマーグ
- 同じ同僚で、性格は正反対。
- 風龍・雷龍
- 勇者として互いに尊重している。
- マイク・サウンダース13世
- 同僚であり、同じ心を共にする仲間。
- 光竜・闇竜
- 妹分として見守っている。
- トモロ0117
- かつての強敵ペンチノンの元の姿。今は親友の間柄。
- 天海護
- 彼を守ることがボルフォッグの至上任務であるが、ややそれを逸脱した執着を見せることも。
- 猿頭寺耕助
- 上司。
- 犬神霧雄
- AIの人格モデル。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- 共に潜入捜査を行ったことがあるが、元々あまり好かれていなかった上に、盗撮がバレて銃撃される羽目に。彼女の相棒ポルコートとも面識がある。
- ポルコート
- シャッセール所属の諜報用ビークルロボ。より潜入捜査に特化しているほか、匂いを感知するイオンセンサーを備えている。彼と面識があるほか、「獅子の女王」文庫版では、ボルフォッグのAI元である犬神とポルコートのAI元であるエリック・フォーラーも、過去に交流があったらしいことが示唆されている。
他作品との人間関係
- 流竜馬
- 『第2次α』では武蔵の遺品であるヘルメットを発見し、彼の元に届ける。
- エキセドル・フォルモ
- 『第3次α』ではトモロ0117も交えて、彼と機界昇華に関するディスカッションを行う。
- チーフ
- 『第3次α』では彼にデータ提供をしている。
名台詞
- 「貴方達の敗因は戦力計算の甘さにあるようです!」
- Number.14より。霧の中にて待ち受けていた戦車の軍団を目の前にするが、ボルフォッグは動じることなく、ビッグボルフォッグに合体する。ゲームでは回避台詞にも採用されている。
- 護「絶対無茶しないでよ、約束だよ、ボルフォッグ」
「了解、約束しました」 - Number.15より。護からの約束に優しげな表情を見せ、答える。ここだけ見ると主役ロボ並の立ち位置である。番外編のエピソードから好意的に捉えるとボルフォッグにとって護からの激励は力の源と言えるのかも知れない。
- 「貴方を倒せるのなら本望です!」
- Number.28より。地下下水道でのペンチノンとの決戦時において倒されそうになった際、ペンチノンに多次元諜報潜水艦を取り込ませた後、自爆させて倒そうとしたときにペンチノンが発した「なんということを!お前も共倒れだぞ!」という言葉に返した台詞。この後ボルフォッグの走馬灯らしき映像が流れ、GGGとの通信も途切れたために、誰もが死んだと思ったが、30話で生きていた事が判明する。
- 「護隊員! 護隊員、これまで立派にGGGの隊員として認められるだけのことをしてきたではありませんか」
護「ボルフォッグ…」
「闘いましょう、一緒に! 我々はまだあなたを必要としています」 - Number.35より。原種の前では自分は無力と立ち去ろうとする護を冷静な口調ながらも叱咤する。単なる護衛だけの役割ではない、彼の使命感が伺える。
- 「勝利はすぐそこです!」
- 最終話にて。ゾヌーダロボとの最後の大勝負におけるボルフォッグの激励。
- 「彼らを赦すつもりはありませんが、あなた方に恨みを持つプログラムも、ありません」
- ノベライズ「FINAL」にて、猿頭寺らに再起動させられた後、勇者ロボ全員を代弁しての台詞。彼らの意思を無視して強制シャットダウンしたことで、信頼を裏切ってしまったと涙ながらに謝罪する猿頭寺に対する返答。勇者ロボとGGGクルーの強い信頼関係がうかがえる。
- 「いつまでも・・・」
- FINALにて。地球に帰還する護にかけた最期の言葉。
迷台詞
- ルネ「ったく……なんだって捜査活動となると、いつもAIロボと組まなくちゃならないんだ……」
「私の推測では、99.74%の確率で、ルネ捜査官の強引で荒っぽい捜査活動に、人間のパートナーはついていくことができない……ぐおぉ! 弁慶の泣き所、直撃です!」 - ドラマCD『五月探偵リオン」にて。ルネの愚痴につい答えてしまったボルフォッグ。その通りではあるのだが、ルネの癪に障ってしまい、弁慶の泣き所に銃弾を食らってしまう。さらにこの後も余計なことを言ったり逆鱗に触れたりしたため、みぞおちに延髄、こめかみ、わきばら、へそ先三寸といった急所に銃弾を食らう羽目に……合掌。
- 「旦那、ちょいとそこを行きます研究部の旦那」
「はい。現在、諜報部特選生写真を発売中なのですが、いかがでしょうか?」 - ドラマCD『五月探偵リオン』のラスト。商売人のような口調になり、写真を売り捌く。機界31原種との戦いの後、復興のため予算が大幅に減らされGGG全体がやりくりに苦しんでいたようだが、この写真を売り捌くことにより諜報部だけは貧苦に喘ぐことはなかった(資金調達にしても、結局は社員の給料=元はGGGの予算を掠め取っているとも取れる)。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ガンエデン、この銀河に貴方の存在など必要ありません!」
- 『第3次α』にて、ゲベル・ガンエデンとの戦闘台詞。
- 「霊帝ケイサル・エフェス!その身に相応しい場所へ行っていただきます!」
- 上記と同じく、最終ボスケイサル・エフェスとの戦闘台詞。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「ちなみにシンパレートは極端に低下。この状態ではとてもドッキングは無理ですね」
- 『W』第2部第39話「鉄騎士再誕」より。氷竜ら四兄弟たちの兄弟喧嘩の締めに言ったセリフ。元々はカズマが「ザ・パワーの力を使えば、光竜や闇竜も交えた合体が出来るんじゃねえか?」という提案?から始まったもので、以降の兄弟喧嘩のシーンは爆笑ものであり、必見。ちなみに氷竜ら兄達と光竜ら妹達は規格が違うため合体は不可能である。
…それに、よしんば「勇気の力で」合体できたとしても、某男爵のような凄まじい代物が誕生しそうな気が…。ちなみにこの騒動は公式ドラマCD「白と黒」に収録されている。 - 「残念ながら、余りが一人、出てしまいましたね」
- 雷龍「わざわざ言うんじゃねえよ、この闇属性が!」
- 『T』ボーナスシナリオ「魔法騎士と聖戦士」より、炎竜、氷竜、風龍が光たち魔法騎士の相手をする中、一人相手がいない中での発言。黒い。
- 「いえ…。寂しさから幻聴を聞いたのでしょう」
- 同上。直後にモコナが雷龍にかまった事での発言。そんなんだから闇属性と言われるのだろうに…。
名場面
- 霧が呼ぶ渓谷
- 天海護の危険性を知ったピッツァはゾンダーではなく地球の兵器を利用することで、護の察知能力を無効化しGGGから孤立させることに成功する。万を持して現れたEI-14の前に、密かに護を護衛していたボルフォッグとガンマシンが颯爽と登場する。
余談
- 担当声優の小西克幸氏の声優としての初レギュラー役である(誤解されがちだが、デビューはこれよりも先)。
- 『フルメタル・パニック!』シリーズの作者・賀東招二氏は、Wプレイ時に自らが生み出したガウルンの強さに頭を抱えたが、ボルフォッグ(のメルティングサイレン)のおかげで倒せたという。
- ロボットの造形に関していわゆる二次元の嘘をボルフォッグ関連は使いまくっており、アニメ内では変形や合体の際にガンマシンともども各部の不自然な伸び縮みや消失が見られる。劇中通りの変形合体とスタイルを両立させたスーパーミニプラでは差し替えの結果、ビッグボルフォッグにボルフォッグのパーツを一切使わず成立するほどとなった。
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