「絶対無敵ライジンオー」の版間の差分

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『[[エルドランシリーズ]]』の第1作目。授業中の小学校から巨大ロボが発進し、教室が司令室に変形するという大胆なシチュエーションは当時の視聴者の度肝を抜いた。「友情」や「友達」、「敵との和解」といったシリーズのプロットは、本作で概ね完成している。
 
『[[エルドランシリーズ]]』の第1作目。授業中の小学校から巨大ロボが発進し、教室が司令室に変形するという大胆なシチュエーションは当時の視聴者の度肝を抜いた。「友情」や「友達」、「敵との和解」といったシリーズのプロットは、本作で概ね完成している。
  
シリーズ第1作にして最大の人気作と言え、イベントが開催されたり続編OVAが製作されるなど、絶大な人気を誇った。他にも数多くのドラマCDやキャラクターソングCDが製作され、ノベライズも刊行されるなど、様々な展開を見せた。
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シリーズ第1作にして最大の人気作と言え、イベントが開催されたり[[続編]][[OVA]]が製作されるなど、絶大な人気を誇った。他にも数多くの[[ドラマCD]]やキャラクターソングCDが製作され、[[小説|ノベライズ]]も刊行されるなど、様々な展開を見せた。
  
 
== 登場人物 ==
 
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:;「ドリーム・シフト」
 
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::作詞:篠原仁志、作曲・編曲:和泉一弥、歌:SILK(大森絹子)
 
::作詞:篠原仁志、作曲・編曲:和泉一弥、歌:SILK(大森絹子)
::『GC』『NEO』『OE』で採用。
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::『[[GC]]』『[[NEO]]』『[[OE]]』で採用。
 
;エンディングテーマ
 
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::作詞:園田英樹、作曲:田中公平、編曲:藤原いくろう、歌:地球防衛合唱隊
 
::作詞:園田英樹、作曲:田中公平、編曲:藤原いくろう、歌:地球防衛合唱隊
::地球防衛合唱隊とは、[[地球防衛組]]の担当声優のこと。ジャーク帝国版の替え歌が存在しており、そちらはベルゼブ・タイダーが歌っている。
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::地球防衛合唱隊とは、[[地球防衛組]]の担当声優のこと。[[ジャーク帝国]]版の[[歌|替え歌]]が存在しており、そちらは[[ベルゼブ]]・[[タイダー]]が歌っている。
 
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:2Dスパロボとしては初参戦となる。本作ではライジンオー単独参戦。
 
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:既に地球防衛組の存在は一般的に認知されており、[[勇者王ガオガイガー]]や[[機動戦士ガンダムAGE]]とのクロスオーバーも成されている(特殊援護台詞もある)。
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:既に[[地球防衛組]]の存在は一般的に認知されており、[[勇者王ガオガイガー]]や[[機動戦士ガンダムAGE]]とのクロスオーバーも成されている(特殊援護台詞もある)。
:なお「地球防衛組の本拠地は陽昇学園の教室」という問題は、'''エルドランの手で[[ディーヴァ]]内に教室を司令室ごと移植する'''と言う斜め上の手法で解決している。
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:気になっていた「地球防衛組の本拠地は陽昇学園の教室」という問題は、'''[[エルドラン]]の手で[[ディーヴァ]]内に教室を司令室ごと移植する'''と言う斜め上の手法で解決している。
:原作には無かった仲間との死別や、自分勝手な理屈で他者を攻撃する汚い大人達との戦いを何度も経験する事になった為、部隊の年長者達から精神面を心配される事が多い。
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:本作では、原作には無かった仲間との死別や、自分勝手な理屈で他者を攻撃する汚い大人達との戦いを何度も経験する事になった為、[[ブライティクス|部隊]]の年長者達から精神面を心配される事が多い。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]
 
;[[スーパーロボット大戦GC]]
:初参戦作品。序盤スポット参戦した後、主人公やワッ太同様[[ホワイトベース隊]]への参加要請があったようなのだが、PTAの圧力のため[[日本]]に居残り(戦争に参加しようというのだから無理もない話ではある)。正式加入は[[ガンドール]]が[[地球]]に帰ってくる中盤以降になる。
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:初参戦作品。序盤スポット参戦した後、主人公や[[竹尾ワッ太|ワッ太]]同様[[ホワイトベース隊]]への参加要請があったようなのだが、'''PTAの圧力のため[[日本]]に居残り'''<ref>「軍属ではない[[民間人]]の子供が戦争に参加する」という状況はロボットアニメの御約束であり、視聴者も別に気にも止めないことである。しかし、'''現実世界では子供を戦力に投入する事は、あってはならない異常事態である'''。その意味において、PTAによる反対運動は至極真っ当なものであり、[[リアルロボット]]よりもリアルな反応であると言えよう。</ref>。正式加入は[[ガンドール]]が[[地球]]に帰ってくる中盤以降になる。
 
;;[[スーパーロボット大戦XO]]
 
;;[[スーパーロボット大戦XO]]
 
::『GC』の移植である為基本的に『GC』と同じだが、[[巨大からくり雷神王]]が登場しなくなっている。
 
::『GC』の移植である為基本的に『GC』と同じだが、[[巨大からくり雷神王]]が登場しなくなっている。
 
;[[スーパーロボット大戦NEO]]
 
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:二度目の参戦。他のエルドランシリーズとの競演を果たし、シリーズ全作そろい踏みとなった。<br />やはりシリーズ全作が揃うだけに、他のエルドランシリーズとの絡みやクロスオーバーが多い。<br />隠し要素としてベルゼブらを仲間にできるので、原作ではOVA3巻のラストでしか見られなかったライジンオーとジャークサタンの共闘を、心行くまで堪能できる。
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:二度目の参戦。他の[[エルドランシリーズ]]との競演を果たし、シリーズ全作そろい踏みとなった。やはりシリーズ全作が揃うだけに、他のエルドランシリーズとの絡みやクロスオーバーが多い。
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;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
 
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:原作終了後なので最初からゴッドライジンオーが使用できる。比較的早い段階でスポット参戦し、他のエルドラン組に先駆けて正式参入する。
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== 余談 ==
 
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*ノベライズあとがきによれば、本作の企画時、園田英樹氏は『ライジンオー伝説化計画』という案を提示したという(詳細は本編中に記載されたものとほぼ同じとのこと)。実際のTVシリーズのストーリーには採用されなかったものの、後に同じエルドランシリーズとして製作された『[[熱血最強ゴウザウラー]]』のストーリー展開は、その『ライジンオー伝説化計画』が下敷きとなっている可能性が高い。
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*[[小説|ノベライズ]]あとがきによれば、本作の企画時、園田英樹氏は『ライジンオー伝説化計画』という案を提示したという(詳細は本編中に記載されたものとほぼ同じとのこと)。
*内田健二プロデューサーは後年のインタビューで、ライジンオー制作にあたり、かつて自身が制作進行として参加した『[[無敵ロボ トライダーG7]]』の精神を継承した作品を作りたかったと語っている。しかし「絶対無敵」という肩タイトルは、「無敵ロボ」を意識して付けた訳ではないらしい。ちなみにそのトライダーG7とは、初参戦の[[スーパーロボット大戦GC|GC]]にて共演している。
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**実際のTVシリーズのストーリーには採用されなかったものの、後に同じエルドランシリーズとして製作された『[[熱血最強ゴウザウラー]]』のストーリー展開は、その『ライジンオー伝説化計画』が下敷きとなっている可能性が高い。
*ジャーク帝国の面々は仁達の世界(=作中の現実世界)を三次元と呼ぶが、本来は間違いである(現実世界は空間3次元+時間1次元の4次元時空間とされている)。
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*内田健二プロデューサーは後年のインタビューで、ライジンオー制作にあたり、かつて自身が制作進行として参加した『[[無敵ロボ トライダーG7]]』の精神を継承した作品を作りたかったと語っている。
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:しかし、「絶対無敵」という肩タイトルは「[[無敵シリーズ|無敵ロボ]]」を意識して付けた訳ではないらしい。ちなみにそのトライダーG7とは、初参戦の[[スーパーロボット大戦GC|GC]]にて共演している。
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*[[ジャーク帝国]]の面々は[[日向仁|仁]]達の世界(=作中の現実世界)を「三次元」と呼ぶが、本来は間違いである。
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**ちなみに、我々が存在している現実世界は「空間3次元+時間1次元から成る4次元時空間」とされている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2015年9月10日 (木) 19:22時点における版

概要

地球の守護神エルドランからスーパーロボットライジンオー」を与えられた少年少女が地球防衛組を結成。地球侵略を開始したジャーク帝国に立ち向かう。英語表記は「MATCHLESS RAIJIN-OH

エルドランシリーズ』の第1作目。授業中の小学校から巨大ロボが発進し、教室が司令室に変形するという大胆なシチュエーションは当時の視聴者の度肝を抜いた。「友情」や「友達」、「敵との和解」といったシリーズのプロットは、本作で概ね完成している。

シリーズ第1作にして最大の人気作と言え、イベントが開催されたり続編OVAが製作されるなど、絶大な人気を誇った。他にも数多くのドラマCDやキャラクターソングCDが製作され、ノベライズも刊行されるなど、様々な展開を見せた。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

地球防衛組、およびその協力者

防衛隊の長官。本作の時点では、まだ「武田」という苗字は設定されていなかった。

エルドラン

ジャーク帝国

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

地球防衛組

ジャーク帝国

邪悪獣

その他

OVA『陽昇城カラクリ夢日記』に登場

用語

地球防衛組
ライジンオーを託された5年3組の子供達が、自分達につけたチーム名。
陽昇学園
地球防衛組の子供達が通っている小学校。その校舎および敷地は、エルドランによって密かにライジンオーの基地へと改造されている。
ジャーク帝国
5次元からきた敵勢力。
邪悪獣
ジャーク帝国の尖兵。
アークダーマ
邪悪獣を生み出す究極兵器。

楽曲

オープニングテーマ
「ドリーム・シフト」
作詞:篠原仁志、作曲・編曲:和泉一弥、歌:SILK(大森絹子)
GC』『NEO』『OE』で採用。
エンディングテーマ
「地球防衛組応援歌」
作詞:園田英樹、作曲:田中公平、編曲:藤原いくろう、歌:地球防衛合唱隊
地球防衛合唱隊とは、地球防衛組の担当声優のこと。ジャーク帝国版の替え歌が存在しており、そちらはベルゼブタイダーが歌っている。
劇中BGM
「ボク達の闘志」
ライジンオーのコアロボ発進~ライジンオー合体バンクシーンのBGM。
『GC』で必殺技BGMとして採用。
「ライジンオー見参!」
『NEO』『OE』でライジンオーの必殺技BGMとして採用。
「ゴッド・ライジンオー超無敵合体&必殺技」
曲名の通り、前半部がゴッドライジンオーへの合体バンクシーン、後半部が必殺技使用時のBGMである。
『NEO』『OE』ではゴッドライジンオーの必殺技・合体攻撃BGMとして採用。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
2Dスパロボとしては初参戦となる。本作ではライジンオー単独参戦。
既に地球防衛組の存在は一般的に認知されており、勇者王ガオガイガー機動戦士ガンダムAGEとのクロスオーバーも成されている(特殊援護台詞もある)。
気になっていた「地球防衛組の本拠地は陽昇学園の教室」という問題は、エルドランの手でディーヴァ内に教室を司令室ごと移植すると言う斜め上の手法で解決している。
本作では、原作には無かった仲間との死別や、自分勝手な理屈で他者を攻撃する汚い大人達との戦いを何度も経験する事になった為、部隊の年長者達から精神面を心配される事が多い。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
初参戦作品。序盤スポット参戦した後、主人公やワッ太同様ホワイトベース隊への参加要請があったようなのだが、PTAの圧力のため日本に居残り[1]。正式加入はガンドール地球に帰ってくる中盤以降になる。
スーパーロボット大戦XO
『GC』の移植である為基本的に『GC』と同じだが、巨大からくり雷神王が登場しなくなっている。
スーパーロボット大戦NEO
二度目の参戦。他のエルドランシリーズとの競演を果たし、シリーズ全作そろい踏みとなった。やはりシリーズ全作が揃うだけに、他のエルドランシリーズとの絡みやクロスオーバーが多い。
また、隠し要素としてベルゼブらを仲間にできるので、原作ではOVA第3巻のラストでしか見られなかったライジンオージャークサタンの共闘を、心行くまで堪能できる。
スーパーロボット大戦OperationExtend
原作終了後なので、最初からゴッドライジンオーが使用できる。比較的早い段階でスポット参戦し、他のエルドラン組に先駆けて正式参入する。

主要スタッフ

制作
サンライズ(第5スタジオ)
監督
川瀬敏文
シリーズ構成
園田英樹
キャラクターデザイン
武内啓
メカニックデザイン
やまだたかひろ
音楽
田中公平

脚注

  1. 「軍属ではない民間人の子供が戦争に参加する」という状況はロボットアニメの御約束であり、視聴者も別に気にも止めないことである。しかし、現実世界では子供を戦力に投入する事は、あってはならない異常事態である。その意味において、PTAによる反対運動は至極真っ当なものであり、リアルロボットよりもリアルな反応であると言えよう。

余談

  • ノベライズあとがきによれば、本作の企画時、園田英樹氏は『ライジンオー伝説化計画』という案を提示したという(詳細は本編中に記載されたものとほぼ同じとのこと)。
    • 実際のTVシリーズのストーリーには採用されなかったものの、後に同じエルドランシリーズとして製作された『熱血最強ゴウザウラー』のストーリー展開は、その『ライジンオー伝説化計画』が下敷きとなっている可能性が高い。
  • 内田健二プロデューサーは後年のインタビューで、ライジンオー制作にあたり、かつて自身が制作進行として参加した『無敵ロボ トライダーG7』の精神を継承した作品を作りたかったと語っている。
しかし、「絶対無敵」という肩タイトルは「無敵ロボ」を意識して付けた訳ではないらしい。ちなみにそのトライダーG7とは、初参戦のGCにて共演している。
  • ジャーク帝国の面々は達の世界(=作中の現実世界)を「三次元」と呼ぶが、本来は間違いである。
    • ちなみに、我々が存在している現実世界は「空間3次元+時間1次元から成る4次元時空間」とされている。

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