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異なる次元を行き来する人物が押される負の刻印(烙印)。共通するのは帰る場所のない放浪者であること。 | 異なる次元を行き来する人物が押される負の刻印(烙印)。共通するのは帰る場所のない放浪者であること。 | ||
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この用語が登場したのは『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』から。第35話「THE GUN OF DIS」のシナリオにおいて、[[クォヴレー・ゴードン]](アイン・バルシェム)の身体調査をした[[エイス・ゴッツォ]]が、[[イングラム・プリスケン]]から受け継がれた「オリジネイターとしての刻印」を確認している(以下は第35話のエイスの発言)。 | この用語が登場したのは『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』から。第35話「THE GUN OF DIS」のシナリオにおいて、[[クォヴレー・ゴードン]](アイン・バルシェム)の身体調査をした[[エイス・ゴッツォ]]が、[[イングラム・プリスケン]]から受け継がれた「オリジネイターとしての刻印」を確認している(以下は第35話のエイスの発言)。 | ||
− | '''「[[ユーゼス・ゴッツォ]]が調整した[[バルシェム]]1号体…すなわち、オリジネイターの刻印だ…」< | + | '''「[[ユーゼス・ゴッツォ]]が調整した[[バルシェム]]1号体…すなわち、オリジネイターの刻印だ…」<br>「アインを調整すれば…ユーゼスによって失われたデータを補完することが…出来るかも知れぬ…」<br>「今のアインは…バルシェムの中で最もオリジネイターに近い存在…その内なる存在を覚醒させれば…[[鍵]]が手に入るやも知れぬ…ユーゼス・ゴッツォが手に入れられなかった…鍵を…」''' |
[[シヴァー・ゴッツォ]]はクォヴレーを調査することで、αシリーズの世界における[[ユーゼス・ゴッツォ]]が手に入れなかった異世界の技術(『[[スーパーヒーロー作戦]]』の「虚構の世界」における技術)を手にすることが目的だったと思われ、その技術を得るべく[[ベルグバウ]]を[[ディス・アストラナガン]]に強化改造して[[ディス・レヴ]]を与えた。 | [[シヴァー・ゴッツォ]]はクォヴレーを調査することで、αシリーズの世界における[[ユーゼス・ゴッツォ]]が手に入れなかった異世界の技術(『[[スーパーヒーロー作戦]]』の「虚構の世界」における技術)を手にすることが目的だったと思われ、その技術を得るべく[[ベルグバウ]]を[[ディス・アストラナガン]]に強化改造して[[ディス・レヴ]]を与えた。 | ||
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Zシリーズでは「烙印」という名で呼ばれている。主に[[ZEUTH]]及び[[ZEXIS]]、[[Z-BLUE]]が該当する。 | Zシリーズでは「烙印」という名で呼ばれている。主に[[ZEUTH]]及び[[ZEXIS]]、[[Z-BLUE]]が該当する。 | ||
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また、アサキムは再世篇終盤で「ZEXISのメンバー全てが烙印を受けている」と述べているが、この時点のメンバーには明らかにどちらにも居合わせていない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]や[[ボス]]、[[金田正太郎|正太郎]]がいるため、明確な条件は謎に包まれている。 | また、アサキムは再世篇終盤で「ZEXISのメンバー全てが烙印を受けている」と述べているが、この時点のメンバーには明らかにどちらにも居合わせていない[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]や[[ボス]]、[[金田正太郎|正太郎]]がいるため、明確な条件は謎に包まれている。 | ||
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Zシリーズにおいては[[堕天翅族]]も同様の存在であり、彼らは生命の樹を用いて自分達の世界を作ろうとしたことで[[太極]]の怒りに触れ、無限獄に囚われたらしい。 | Zシリーズにおいては[[堕天翅族]]も同様の存在であり、彼らは生命の樹を用いて自分達の世界を作ろうとしたことで[[太極]]の怒りに触れ、無限獄に囚われたらしい。 | ||
− | この状態から解放されるには全ての[[スフィア]] | + | この状態から解放されるには全ての[[スフィア]]を手に入れて太極に成り代わる必要があるとされている。さらに烙印と関係があるとされている「御使い」に関して、その正体は時獄篇までの時点では不明であったが、太極あるいは[[ガイオウ]]の言う所の「神」に関連する存在だと予想されていた。また、[[アイム・ライアード]]はアサキムが放浪者となった際「[[スパイラルネメシス]]と共に訪れるという『彼ら』にその魂を囚われた」という趣旨の発言をしている。 |
− | + | 天獄篇で明らかになった真相は、烙印の正体は「彼ら」=「[[御使い]]」の一人である[[哀しみのサクリファイ]]によって与えられた、[[真化]]の可能性を持った存在を守るためのマークポイントで、最終的にはこの烙印を与えられた者達が、[[新世時空震動]]によって誕生した[[エタニティ・フラット|時の牢獄]]たる[[蒼の地球]]に集められる事になった。 | |
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+ | さらに[[アドヴェント|喜びのアドヴェント]]による「血塗られた目」の発眼のトリガーにも繋がっており、[[カオス・コスモス]]に潜入した[[Z-BLUE]]を「畏怖」させて無力化一歩手前まで追い詰めた。 | ||
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2022年9月26日 (月) 14:12時点における最新版
異なる次元を行き来する人物が押される負の刻印(烙印)。共通するのは帰る場所のない放浪者であること。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
この用語が登場したのは『第3次スーパーロボット大戦α』から。第35話「THE GUN OF DIS」のシナリオにおいて、クォヴレー・ゴードン(アイン・バルシェム)の身体調査をしたエイス・ゴッツォが、イングラム・プリスケンから受け継がれた「オリジネイターとしての刻印」を確認している(以下は第35話のエイスの発言)。
「ユーゼス・ゴッツォが調整したバルシェム1号体…すなわち、オリジネイターの刻印だ…」
「アインを調整すれば…ユーゼスによって失われたデータを補完することが…出来るかも知れぬ…」
「今のアインは…バルシェムの中で最もオリジネイターに近い存在…その内なる存在を覚醒させれば…鍵が手に入るやも知れぬ…ユーゼス・ゴッツォが手に入れられなかった…鍵を…」
シヴァー・ゴッツォはクォヴレーを調査することで、αシリーズの世界におけるユーゼス・ゴッツォが手に入れなかった異世界の技術(『スーパーヒーロー作戦』の「虚構の世界」における技術)を手にすることが目的だったと思われ、その技術を得るべくベルグバウをディス・アストラナガンに強化改造してディス・レヴを与えた。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
Zシリーズでは「烙印」という名で呼ばれている。主にZEUTH及びZEXIS、Z-BLUEが該当する。
関連して「呪われし放浪者」は「烙印(スティグマ)」が刻まれているという。これには強弱が存在するらしく、桂木桂のそれはとても強いとアサキムに評されている。この「烙印」を受けた状態で次元の壁を超える事で、初めて「放浪者」と呼ばれる。
「烙印」を受ける条件に関しては、ZEUTHメンバーにも刻まれていること、その中でも桂のものが特に強いことを鑑みると「時空崩壊、あるいは修復など大規模な次元変動の場に居合わせた」ことが推測される。桂の場合を見ると、その中心点に近ければ近いほど「烙印」は強くなると思われる。
この点から、Zシリーズにおける「特異点」と同義であると見られているが、ZEUTHメンバーの全てが転移してきているわけではないため、今のところ詳細は不明。
また、アサキムは再世篇終盤で「ZEXISのメンバー全てが烙印を受けている」と述べているが、この時点のメンバーには明らかにどちらにも居合わせていないライルやボス、正太郎がいるため、明確な条件は謎に包まれている。
「御使い」と烙印[編集 | ソースを編集]
Zシリーズにおいては堕天翅族も同様の存在であり、彼らは生命の樹を用いて自分達の世界を作ろうとしたことで太極の怒りに触れ、無限獄に囚われたらしい。
この状態から解放されるには全てのスフィアを手に入れて太極に成り代わる必要があるとされている。さらに烙印と関係があるとされている「御使い」に関して、その正体は時獄篇までの時点では不明であったが、太極あるいはガイオウの言う所の「神」に関連する存在だと予想されていた。また、アイム・ライアードはアサキムが放浪者となった際「スパイラルネメシスと共に訪れるという『彼ら』にその魂を囚われた」という趣旨の発言をしている。
天獄篇で明らかになった真相は、烙印の正体は「彼ら」=「御使い」の一人である哀しみのサクリファイによって与えられた、真化の可能性を持った存在を守るためのマークポイントで、最終的にはこの烙印を与えられた者達が、新世時空震動によって誕生した時の牢獄たる蒼の地球に集められる事になった。
さらに喜びのアドヴェントによる「血塗られた目」の発眼のトリガーにも繋がっており、カオス・コスモスに潜入したZ-BLUEを「畏怖」させて無力化一歩手前まで追い詰めた。
関連人物[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- イングラム・プリスケン
- 虚構の世界の崩壊により、帰るべき場所を失った魂だけの存在。現状「刻印(烙印)」の影響を強く受けた人物であるといえる。
- ユーゼス・ゴッツォ
- 虚構の世界(スーパーヒーロー作戦)で、自分の分身であるイングラムを産み出し運命共同体となった人物。次元を操作する「クロスゲート・パラダイム・システム」により別世界のユーゼスと記憶や知識を共有している。「刻印(烙印)」の影響はないにしろ、運命に翻弄されるイングラムとは同じ存在でもある。
- クォヴレー・ゴードン
- 『第3次スーパーロボット大戦α』において、イングラムの魂が乗り移った「アイン・バルシェム」が生まれ変わった存在。イングラムが持つ「刻印(烙印)」を引き継いで入るものの、帰るべき場所(第3次スーパーロボット大戦αにおけるαナンバーズ)はあるので、刻印の強さはイングラムほどではない。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
以下の5名は烙印の影響を強く受けている。
- 桂木桂
- 『スーパーロボット大戦Z』において「時空振動弾」の直接的影響により多元世界の特異点となった。烙印の影響が最も強く、大特異点の修復にも関わった。
- オルソン・D・ヴェルヌ
- 「時空振動弾」の直接的影響により多元世界の特異点となり、大特異点の修復にも関わった。桂と共に、セカンド・ブレイクにも立ち会った「二重の特異点」である。
- セツコ・オハラ
- 「時空振動弾」の直接的影響により特異点の一部となり、大特異点の修復にも関わった。
- アサキム・ドーウィン、ツィーネ・エスピオ
- 「時空振動弾」の直接的影響により特異点の一部となった。特異点化の影響はツィーネのほうが大きく、「放浪者」のアサキムにはさしたる影響は確認されていない。
その他[編集 | ソースを編集]
- 哀しみのサクリファイ
- Zシリーズにおいて、烙印を刻んでいた張本人。
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