「レイズナーMk-II」の版間の差分
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− | * 「V-MAXIMUM」の名称は、『新』に参戦する際に寺田貴信氏が考案したことが2024年3月の「生スパロボチャンネル」にて語られている。V-MAXから変化していることを表すために提案したそうだが、版権元からはあまり良い反応をされず、V- | + | * 「V-MAXIMUM」の名称は、『新』に参戦する際に寺田貴信氏が考案したことが2024年3月の「生スパロボチャンネル」にて語られている。V-MAXから変化していることを表すために提案したそうだが、版権元からはあまり良い反応をされず、V-MAXIMUMの名称を聞いた際には「MAXとMAXIMUMは同じ意味だよ」と苦笑されたとのこと。 |
** なお、当時はゲームオリジナルの設定が公式に輸入されると言ったことはほぼなく、後々の設定資料や玩具などでV-MAXIMUMの名称が使われていることに寺田氏は驚いていた。 | ** なお、当時はゲームオリジナルの設定が公式に輸入されると言ったことはほぼなく、後々の設定資料や玩具などでV-MAXIMUMの名称が使われていることに寺田氏は驚いていた。 | ||
+ | ** 前述の通りグレネードランチャーの装備も原作にないスパロボオリジナル設定であり、こちらもバンダイが展開する食玩シリーズ「SMP」にてキット化の際に採用されている。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年9月7日 (土) 08:28時点における最新版
レイズナーMk-II | |
---|---|
登場作品 | 蒼き流星SPTレイズナー(本編未登場) |
デザイン |
宮尾岳(原案[1]) 大河原邦男(リデザイン) |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 地球製MF |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | E-MF-LZ-00X-2 |
全高 | 9.98 m |
重量 | 15.61 t |
OS |
レイ フォロン |
パイロット | アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ |
レイズナーMk-IIは『蒼き流星SPTレイズナー』の本編未登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
『レイズナー』終盤に登場する予定であったレイズナーの後継機。当時のアニメ雑誌等で公表[1][2]されていたが、番組打ち切りに伴いお蔵入りとなり、『新スーパーロボット大戦』において初めて日の目を見る事となった。
レイズナーの後継機ではあるが分類上はSPTではなく、マルチフォーム(MF)となっている。
戦闘機形態[編集 | ソースを編集]
最大の特徴としては戦闘機形態への変形機能がある。
監督である高橋良輔氏の構想では「地球側の技術でV-MAXの再現が無理であり、その分の機動性を補うため」との事。一部資料によるとV-MAXには段階によるモード遷移があり、その最高段階のモードIIIとして「V-MAXIMUM」が存在すると記されている。
代わりにレイズナーおよび強化型に備わっていたオプション装備の換装機能は失われている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
隠し機体としてニューレイズナーとの2択となっている場合が多い。前述の高橋氏の構想とは異なり、スパロボではV-MAXの単純上位互換の特殊能力として「V-MAXIMUM」が装備されている。なお下位のV-MAXは実装されていない。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦J
- 「レイズナーMk2」表記。中盤で強化型との選択で手に入る。能力は全体的に強化型を上回り、特に移動力は素で7、V-MAXIMUM発動中に変形すると11にまで上昇する。またレイズナー時に3あった強化パーツスロットが1に減ったため、バグを利用して強化パーツ2個分能力値の底上げができる。強化型に劣る点としては長射程のカーフミサイルを失ったために射程が短くなったことくらい(強化パーツバグで高性能レーダー系にして射程の低下を失くす事で一応カバー出来る)。
- しかしエイジが必中を覚えないため、終盤のグランチャーやフューリーには苦戦させられる。
- なお、強化型との選択があるルートは、反則的に強いグレートゼオライマーを入手するのに不可欠なフラグがあるルートとは別ルートとなる。そちらのルートを通った場合は必ず強化型になるため、グレートゼオライマーとは両立できない。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。武装にレーザー砲があるのは今作のみ。
- 強化型とは択一式で、大空魔竜をV-MAXで救出するイベントを起こさないとこちらが手に入るが、強化型同様レイズナーから改造は引き継がれない。
- 性能は強化型を上回るが、こちらの入手を目指そうとするとレイズナーがV-MAXなしでの運用を強いられる上、本機の参入自体も最終盤であるのも難点。また、体当たりの攻撃力は強化型より上だが、カーフミサイルを失った関係でフル改造時の最大火力そのものは僅かに強化型の方が上となる(というより、実は乗り替え前のレイズナーにも負ける)。とはいえレーザードライフルの火力が強化型よりも上がった関係でカーフミサイルとの攻撃力差は100しかないのとカーフミサイルの弾数は2しかないことを考えれば劣っているとも言い難い。
- 残り数話しかないが、V-MAXを使えなかったこれまでの鬱憤を晴らすように、V-MAXIMUMを堪能しよう。
- なお、2022年11月18日配信の「生スパロボチャンネル」にて、寺田貴信氏は「(寺田氏が)Mk-IIを出したかったのでレイズナーをスパロボに参戦させた」という経緯を明している。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦GC
- 中盤でエイジの撃墜数を20以上にすると強化型と選択できる。飛行形態の運動性が非常に高く、V-MAXIMUM込みでは他に追随を許す機体がいないほど。カーフミサイルに変わる長射程武器がないので射程では強化型に劣るが、他の面ではほぼすべて上回っている。フル改造時の攻撃力が強化前に劣るのは同じだが、一応こちらの方が下がり幅は少ない。なお、初登場のシナリオ中では本機を選んでもエイジは「ニューレイズナー」と呼ぶ。
- スーパーロボット大戦XO
- エイジの初期撃墜数が85になっているので、条件が撃墜数105以上に(実際の手間は一緒)。攻撃力の逆転現象はなくなったので単体での攻撃力は最も高くなるが、グライムカイザルとの合体攻撃は不可。また命中率0%になると敵に狙われなくなるアルゴリズムの兼ね合いもあり、こちらを選択するメリットがやや薄い。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- ナックルショット
- 両拳のナックルガード。一部資料では強化型と記されている。
- 連続で殴りつける。『J』ではノーマルのものにフィニッシュの一撃が加わる。
- 可動式レーザード・ガン
- 前腕部に内蔵されたレーザー銃。戦闘機形態では固定機銃として使用する。
- レーザード・ライフル
- SPT用のレーザー銃。レイズナー時代からの主武装。
- 『J』では2発撃った後変形して3発目を撃つ。
その他[編集 | ソースを編集]
- バックパックオプション
- レイズナー用にデザインされたものであり、上記の通り本来は装着できない。SRWでは『新』でのみ実装。
- レーザー砲
- 『新』のみ使用可能。人型形態では胸部付近から、戦闘機形態ではレーザードライフル付近から細いレーザーを発射する。設定に存在しない武装。同作には可動式レーザード・ガンが非採用のため、そちらと混同された可能性もある。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- V-MAXIMUM(体当たり)
- バリアとオーバーブーストを発動して体当たりをしかける。
- V-MAX同様作品によってはMAP兵器版があることも。『J』ではバリアを発生させて錐揉み飛行後、敵に連続体当たりを仕掛ける演出になっており、トドメの一撃前にはリアルカットインが入る。『GC』では通常攻撃版なら戦闘機形態でも使用可能。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- レイズナーフォーメーション
- ベイブル、バルディとの合体攻撃。『J』で実装。
- メテオ・ストライク
- ザカールとの合体攻撃。『スーパーロボット対戦』で実装。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 変形
- 戦闘機形態に変形する。
- V-MAXIMUM
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。『J』で実装。
- ビームコート
- V-MAXIMUM発動時のみ。
- 分身
- V-MAXIMUM発動時のみ。『GC』のみ実装されない。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
機体BGM[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 「V-MAXIMUM」の名称は、『新』に参戦する際に寺田貴信氏が考案したことが2024年3月の「生スパロボチャンネル」にて語られている。V-MAXから変化していることを表すために提案したそうだが、版権元からはあまり良い反応をされず、V-MAXIMUMの名称を聞いた際には「MAXとMAXIMUMは同じ意味だよ」と苦笑されたとのこと。
- なお、当時はゲームオリジナルの設定が公式に輸入されると言ったことはほぼなく、後々の設定資料や玩具などでV-MAXIMUMの名称が使われていることに寺田氏は驚いていた。
- 前述の通りグレネードランチャーの装備も原作にないスパロボオリジナル設定であり、こちらもバンダイが展開する食玩シリーズ「SMP」にてキット化の際に採用されている。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 1.0 1.1 当時アニメーターとして活動していた、イラストレーター・漫画家の宮尾岳氏にバンダイが依頼したラフデザイン。現在のデザインは大河原邦男氏が宮尾版をもとにリデザインしたもの。
- ↑ 2016年9月14日のツイート 2023年6月22日閲覧。
商品情報[編集 | ソースを編集]